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『フェブラリィ 消えた少女の行方』

2021-04-30 00:48:08 | ホラー

フェブラリィ 消えた少女の行方
FEBRUARY(2015年カナダ)
 監督:オズグッド・パーキンス
 脚本:オズグッド・パーキンス
 出演:エマ・ロバーツ
    キーナン・シブカ
    ルーシー・ボーイントン
    ジェームズ・レマー
    ローレン・ホリー

 ■ストーリー■
 2月、全寮制の学校で休みに入ろうとしていたが、キャサリンとローズの2人の生徒は親が迎えに来ないため数日学校で過ごすことに。ローズは両親に冬休みの開始日を間違って伝えていたのだ。
 夜、バス亭で待つポーツミスまで行こうとしているジョアンという女性を親切な夫婦ビルとリンダが車でホテルまで送ってくれるのだった。ビルはジョアンに、9年前に亡くなった娘のローズに似ていたので声を掛けたというのだった。その話を聞いたジョアンはトイレに駆け込み個室で笑い出し、ジョアンの身分証を得るために殺した女性のことをフラッシュバックで思い浮かべるのだった、、。
 

 □■□ネタバレあり□■□
 今回、作品をほめてない上にネタバレしてます!!

 ■感想■
 オズグッド・パーキンス監督&脚本のホラー映画。
 オズグッド・パーキンスは、『サイコ』(1960年)、『北海ハイジャック』(1980年)、『グローリーボーイ』(1984年)のアンソニー・パーキンスの息子さんです。
 『グレーテル&ヘンゼル』(2018年)の記事を書く前に、オズグッド・パーキンス監督の今作の記事を書きます、、。
 
 すごーく単純なストーリーの作品を、時間軸をずらして、同じ役を違う俳優が演じて、わざと分かりにくくして何の得があるのか、、、??
 時間軸を9年前と現在にずらす以外にも、ちょこちょこずらしていて本当にわかりずらい、、、。
 すごーく単純なストーリーだから、分かりにくくして93分持たせたというコト??
 時間軸を普通にしたら、本当に記憶にも残らないくらい単純なストーリーの映画です、、。
 
 キャサリンとジョアンが同じというのがオチだけで、しっかり観ていたら、60分くらいでストーリーが分かっちゃう系、、。
 同じ役を違う俳優が演じるって、頭が良いと思ったんでしょうか??
 フランス映画のサスペンス映画『迷宮の女』(2003年)くらい凝ったストーリーと演出だったら良いですけどこんな単純なストーリーでこんな映画的トリックを使うなんて、、。

 なんで、いまどき、こんな作品撮っちゃったんでしょう??
 『エクソシスト』(1973年)がブームになったころならまだしも、、。

    施設に入院していたキャサリンが、看護師を殺して脱走して、ローズの両親も猟奇的に殺して終わりって、、、。ジョン・カーペンター監督の『ハロウィン』(1978年)の冒頭15分くらいの内容しかないのでは??
 今作を観るなら、もう1度『ハロウィン』を観た方が良かった!!
 
 バス亭でジョアンを送ってくれる夫婦の夫ビル役を演じているのが、ジェームズ・レマー。
 ジェームズ・レマーを見たのは、動物パニック系の『アンナチュラル』(2015年)以来でした、、。『アンナチュラル』でも良い役演じてました、、。
 奥さんのリンダ役を演じているのは『乱気流 タービュランス』(1997年)、『スクリーム・オブ・バンシー 殺戮の妖精』(2011年)のローレン・ホリー。最近はずーとTV中心で活躍しているみたいですね。

 エクソシスト系のシーン、ありますけど、ホラー映画でなくサスペンス映画で良いんですよね、、、。
 キャサリンの頭(精神)が不自由になったっていう理解で、、。9年前から、。
 観終わった後に、結局何が言いたかったのー??って思っちゃいました、、。
 

 分かりずらくしてる度 ★★★
 ホラー映画度     ★
 2度と観ない度    ★★★★★

 

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『デス・アプリ 死へのカウントダウン』

2021-04-29 00:12:00 | ホラー

デス・アプリ 死へのカウントダウン
YOU DIE SCARICHI L'APP. POI MUORI(2018年イタリア)
 監督:アレッサンドロ・アントナチ
    ダニエル・ラスカー
    ステファノ・マンダーラ
 脚本:アレッサンドロ・アントナチ
    ダニエル・ラスカー
    ステファノ・マンダーラ
 出演:キャロラ・クデモ
    シモーヌ・バレンチノ
    エリカ・ランドルフィ
    アリス・ピアノ
    ミコル・ダミアーノ

 ■ストーリー■
 エヴァはボーイフレンドから携帯を借りてトイレでアプリをダウンロードし、親から電話が来たから帰ると言って帰宅してしまうのだった。
 アージアは、ヴィオラとレオと家でホラー映画を観ることにしていたが、ポップコーンがなくヴィオラとスーパーマーケットに行く。スーパーで、ある若者から携帯電話が壊れているので貸して欲しいと言われ貸すのだった。その若者はエヴァのボーイフレンドだった。
 家でホラー映画を観る3人だったが、一休みしているときにレオがアージアのスマホを触って、アージアのスマホのカメラが起動していることに気づくのだった。そのアプリにはタイマーがついていて残り時間が23時間4分になっていた。そのアプリのカメラでは部屋にいるはずのない少女が映っているのだった。不気味なアプリですぐに削除しようとするが削除しても復活してしまうのだった。レオは、携帯に詳しいマルコにこの件を話し、アプリを調べてもらうのだが、、、。

 ■感想■
 入れたら最後、幽霊が見えるようになって、24時間後には幽霊に襲われてしまうスマホのアプリを描いたイタリアのホラー映画。
 今作もGEO先行レンタル作品です。最近、ずっとGEO先行レンタル作品の記事ばかりです。
 GEO先行レンタル作品、ノーチェックだったのですが、久しぶりに行ったら観なければいけない作品が多くありレンタルしてきたので、、、。
 アメリカのスマホの死亡予想時間を知らせるアプリを描いたティーンホラー映画『カウントダウン』(2019年)と、同じようなテーマの昨品です。
 でも、今作はイタリア製ということもあり、アメリカとヨーロッパの考えの違いがでたのか、まるっきり違う雰囲気の作品になりました!!

 『カウントダウン』は興味本位で自分でダウンロード、今作は知らない間に誰かがダウンロードと言った違いもあり、今作の方がほんの少し、登場人物たちが状況を理解するのに時間がかかります。と言っても、ランニングタイム94分の作品なので、ヒロインは、あっという間に自分の置かれている状況を理解しちゃいます。

 『カウントダウン』は、いかにもアメリカのティーンホラー映画という感じで想像通りの展開になりますが、、今作は、救いのない後味の悪い展開に、、、。

 イタリア映画度 ★★
 恐怖度     ★★
 女優が美人度  ★★★★(好みの問題ですね。。)

 今作の監督&脚本のアレッサンドロ・アントナチ、ダニエル・ラスカー、ステファノ・マンダーラの3人、今後も要チェックです!!日本で公開されたら見逃さないようにしないと、、。

 ホラー映画ファン必見の1本(だと思います、、。違ってても怒らないでネ)


 ■日本語吹替キャスト■
 アージア    :相馬 優    レオ    :佐々木 大地
 ヴィオラ    :月本 こうこ  クラウディア:一ノ瀬 香織
 フィリッポ   :岩崎 武    マルコ   :尾堂 智也
 マイク・バトラー:根津 拓未   エヴァ   :井原 春香

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『デーモンズ・ゲート 冥界への扉』

2021-04-27 22:54:37 | ホラー/オカルト

デーモンズ・ゲート 冥界への扉
ASTRAL(2018年イギリス)
 監督:クリス・マル
 脚本:クリス・マル
    メイケル・マル
 出演:フランク・ディレイン
    ヴァネッサ・グラッセ
    トレヴァー・ホワイト
    マーク・エイケン
    ダムソン・イドリス

 ■ストーリー■
 クレア・ハーマンは施設を退院するが、その後、自宅で自殺してしまうのだった。
 アレックス・ハーマンは大学の講義で、人間には見えない次元を幽体離脱することで知ることが出来るかもということを知り、自らを実験台にして幽体離脱を行おうとするのだった。
 youtubeやネットで調べて、自ら幽体離脱させることに成功!!死者と話すことが出来るということで死んだ母親と話ができるとと思ったものの、会話も出来ず、その日からアレックスの周りには黒い影が現れるようになってしまうのだった!!そのうち、アレックスの友人にも黒い影が見えるようになり、心配になたアレックスはネットで検索して専門家レフラーに会いに行くのだった。精神科医レフラーはアレックスがしていたペンダントに興味を持ち会ってくれたのだった。レフラーはアレックスの母親クレアの主治医で、退院させた医師だったのだ。罪ほろぼしで会って、退院させた医師が相談に乗るのかと怒るアレックスだったが、やがて、黒い影は、アレックスのガールフレンドのアリッサの前にも現れるのだった、、。

 ■感想■
 幽体離脱を描くホラー映画。
 今作もGEO先行レンタル(2021年2月10日)作品です。
 幽体離脱したら見えなかったものが見えるようになるとか、死者と会話ができるとか、、。
 映画の冒頭に、説明の文字が出てきて、”脚色はあるものの事実に基ずくもので、真似をしないように”と注意が出てきます!!
 事実に基ずいてるのに、アマイモンが出てきちゃいます、、、。
 「え、なんで??」

  やはり、映画の冒頭に、実話であるみたいな説明が出るホラー映画『人間まがい』(2013年)もあるから、全然OKですけど、今作を事実に基ずくとかって必要なんでしょうか??
 プラスになっていないような、、。

 アマイモンも最後の方にちょこっと登場するものの、何もせずにすぐにどっかに行っちゃいます、、。
 
 エクソシスト系の作品だと思って観はじめたら、イギリスのティーンホラーでした。
 ランニングタイム83分なので、すぐに観終わるので、ホラー映画ファンだったら観ても良いかも??みたいな作品です。
 
 ティーンホラー度  ★★★
 エクソシスト度   ★
 あっけないオチ度  ★★

 で、オチは最近の映画なので、ひねくれていて、子どものころから見えていたんじゃーん!!幽体離脱関係なかったのー??みたいなオチでした!!
 


 ■日本語吹替キャスト■
アレックス・ハーマン  :福原 かつみ
アリッサ・ホッジ    :引坂 理絵
ミッシェル・コリンズ  :水島 マミ
ガレス・パウエル教授  :岩崎 洋介
ジェームズ・レフラー  :松川 裕輝
ベン・ローレンス    :水野 駿太郎
ジョーダン・ナイト   :伊藤 聖将
カリーナ・リチャードソン:九里 柚貴 

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『デッド・フィッシュ』

2021-04-26 18:03:34 | サスペンス

デッド・フィッシュ
DEAD FISH(2004年イギリス、ドイツ)
 監督:チャーリー・スタドラー 
 脚本:アダム・クルートナー
    デイブ・ミッチェル
 原案:チャーリー・スタドラー
    トーマス・ガイガー
 出演:ゲイリー・オールドマン
    アンドリュー・リー=ポッツ
    エレナ・アナヤ
    ビリー・ゼイン
    テレンス・スタンプ
    ロバート・カーライル

 ■ストーリー■
 煮え切らない態度の恋人エイブに愛想をつかしたミミは、エイブから借りたケータイ電話を駅でひったくりに遭い、ひったくりを追いかける。ミミに追われたケータイ電話泥棒は、駅にいた殺し屋リンチになぎ倒されるのだった。リンチとミミが同じケータイを使っていたため、ケータイを取り違えてしまうのだった、、。

 ■感想■
 イギリスのコメディ調のサスペンス映画。
 2009年に観たのに、記事にしてませんでした、、、。観たのは2009年ですが、製作年度は2004年の作品です。5年間、公開(DVDスルーでも)されなかったのは、それなりだったから??
 でもゲイリー・オールドマンのファンは、すごく楽しめるかも??
 
 実は、ほとんど今作の記憶がない、、。タイトルくらいしか覚えていない、、。
 わずか11年前なのに、、。
  ほとんど笑えなかった気が、、。当時のノートと思い出しながら少し感想書きます、、。
 実は、ストーリーだけ下書きしていて、途中になっていたので記事にします。ストーリーや感想でおかしなところあったらすいません、、。

 殺し屋役のゲイリー・オールドマン、借金取りのロバート・カーライルとメジャーな俳優が出演していますが、主人公はアンドリュー・リー=ポッツ。
 いつものDVDのパッケージに騙されて借りて観ちゃいました、、。
 
  その他にはテレンス・スタンプ、ビリー・ゼインまで出演しています。2004年当時としてはこの出演者で劇場未公開なんで、絶対に何かあるはずと思わないと、、。

 ゲイリー・オールドマンが笑えないのに、歌うシーンがあったり、、。

 なんだかんだ色々あって、最後は一同集合してストーリーがつながるみたいな、当時流行したスタイルの作品です、、。

 アクション度 ★
 サスペンス度 ★
 コメディ度  ★★★(コメディ度高いですが笑えるって意味でないです) 

 

 

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『ハード・ナイト・フォーリング』

2021-04-24 23:30:56 | アクション/刑事・探偵

ハード・ナイト・フォーリング
HARD NIGHT FALLING(2019年イタリア、アメリカ)
 監督:ジョルジョ・ブルーノ
 脚本:アレッサンドロ・リッカルディ
    ジョルジョ・セラフィーニ
 原案:アレサンドロ・リッカルディ
 出演:ドルフ・ラングレン
    ナタリー・バーン
    ハル・ヤマノウチ
    マリオ・オピナート

 ■ストーリー■
 インターポールの捜査官、マイケルは武器密輸の捜査のあと、ロッシーニ邸で行われるパーティに参加する。久しぶりに会う妻メアリーと娘ダイアナも一緒に呼ばれていた。盛大なパーティの途中で武装集団が襲撃してくるのだった。メアリーとダイアナと逃げるマイケルだったが、途中でメアリーが人質として捕われてしまうのだった。マイケルはインターポールの仲間の捜査官に連絡、武装集団からメアリーや人質を救い出そうとするのだった、、、。

 ■感想■
 ドルフ・ラングレン主演のイタリアのアクション映画。
 奥さんを人質に取られながらも犯人グループに立ち向かうドルフ・ラングレンの活躍を描くはずなんですが、、、。
 全然盛り上がらず、ユルユル、、、ただアクションシーンが映っているだけ。
 最初の武器密売組織とのシーンも本編と関係なし、、。
 ランニングタイム、わずか85分の作品なのに。だれまくりで緊張感が異様に低い、、。アクション映画で、それなりにアクションシーンもあるのに全然盛り上がらない!!

 音楽と編集がもっとちゃんとしていればもう少し面白くなったかもしれないですけど、、。

 
 もちろん、ストーリーが、1番どうしようもないんですが、、。
 襲われるロッシーニの娘サラが、武装集団と組んでいたとか必要ないような無駄な設定が、、、。
 武装集団も武装してるのに、ドルフ・ラングレンや、ラングレンの仲間にやられまくり、、。
 それに、ドルフ・ラングレンもほとんど活躍せず、、。良いところは同僚(部下??)のエマ役のナタリー・バーンに持っていかれてるし、、。
 武装集団も、半分くらいはナタリー・バーンが倒してる??

 今作を観た映画ファンの多くは、ドルフ・ラングレンの活躍シーンが観たいと思っているはずなのに、それがあまりない!!それが、しっかりあればストーリーが少し穴だらけでも、全然きにならないのに、、(多分)

 こういったB級、C級系のアクション映画に言ってもしょうがないんですけど、なぜ、いまどきの作品なのに、インターポールの捜査官たちが主人公なんでしょう??
 インターポールって、現場に出て行って銃やナイフを振り回すような捜査官っているんでしたっけ??1970年代の情報があまりオープンでなかった時代の作品なら良いんですけど2010年代の作品で、この主人公たちの設定って??


 監督は、低予算のゾンビ映画『ラスト/ナイト』(2016年)のジョルジョ・ブルーノ。
 脚本の1人が『ゲーム・オブ・デス』(2010年)、『レイジング・コップス』(2013年)、『アウトレイジ・ギャング』(2013年)、『ジャスティス・ウォー 正義の代償』(2013年)、『追跡者の掟』(2019年)のジョルジョ・セラフィーニなんで、期待もしていなかったんですが、想像通りのデキの作品でした、、、。
 でも、ジョルジョ・セラフィーニって、ドルフ・ラングレンの作品でけっこう脚本書いているんですよねー。上記の『レイジング・コップス』、『アウトレイジ・ギャング』、『ジャスティス・ウォー 正義の代償』、『追跡者の掟』と今作と、ドルフ・ラングレン出演作を5本も、、。相性が良いんでしょうか??
 出演は、ドルフ・ラングレンより活躍しちゃっているナタリー・バーン。『マーメイド NYMPH』(2014年)、『アウェイクン 監禁島』(2015年)等に出演しています。


 ■日本語吹替キャスト■
 マイケル :綿貫 竜之介 ゴロー :頼 孝延  エマ  :後藤 唯  メアリー :大久保 藍子
 ロッシーニ:満仲 和樹  サラ  :古屋 綾香 ジュナ :清里 孝也 ダイアナ :知 愛
 マリアーニ:斎藤 響   スコット:小林 全  フランク:新井 啓能 ガブリエレ:岩見 聡文
 ビアンキ :渡部 康大  サルディ:松島 潤  ヤンコ :板垣 優稀

 

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『ランニング・デッド』

2021-04-21 23:34:54 | ホラー/ゾンビ

ランニング・デッド
THE CLEARING(2020年アメリカ)
 監督:デヴィッド・マタロン
 脚本:デヴィッド・マタロン
 出演:リアム・マッキンタイア
    アンドリー・スミス
    スティーヴン・スワドリング

 ■ストーリー■ 
 トムは、娘のミラとちょっとしたことが原因でケンカになってしまい、妻のアドバイスにしたがい修復のため2人の時間を作ることに。週末、キャンピングカーで2人でキャンプに、、、。
 最初はキャンプを嫌がっていたミラですが、徐々に父親のトムと打ち解け始めるのだが、突然、キャンピングカーにゾンビが襲い掛かるのだった。キャンピングカーの外にいたミラに逃げるよう指示をして、ゾンビを倒していくトム。
 ミラはキャンピングカーとは違う方向に逃げてしまい、トムはキャンピングカーに群がるゾンビと攻防戦を繰り広げるのだが、あるとき、ゾンビが向かってきた方向にミラの来ていたジャケットが転がっているのを発見するのだった。


 ■感想■
 GEO先行レンタル(2020年10月7日)のゾンビ映画。
 途中、レンジャーを助けるシーンがありますが、このレンジャー自体、どうしようもない奴で途中退場、、、。
 このレンジャー登場するシーン、ストーリーにからむワケではないので必要なかったのでは??

 ランニングタイム88分で実質本編79分の作品なんで、そのシークエンスをカットしたら本編65分くらいになっちゃいそうですけど、、。
 でも、『ベルリン・オブ・ザ・デッド』(2010年)みたいに、ランニングタイム63分でもしっかり面白いゾンビ映画もありますからねー。

 今作はゾンビ映画としては、普通の面白さの作品でした。
 Z級でもZZ級でもなく、傑作でもない、、。

 熱狂的なゾンビ映画ファンだけ楽しめるレベルの面白さ!

 『ゾンビ・リミット』(2013年)、『ゾンビサファリパーク』(2015年)、 『CURED キュアード』(2017年)のような、傑作とは比べられないですけど、すごくつまらないワケでもない、一般の映画ファンからすると、すごーく中途半端なホラー映画に、、、。

 主人公のトムはゾンビに襲われまくりですけど、娘のミラは森の中で安全??なぜ??

 トムが強すぎ!!
 チャック・ノリスか、ドルフ・ラングレンか、ジェイゾン・ステイサムのように強い!!
 最後の爆発シーンでも、ゾンビの集団のみやられて、自分は大丈夫みたいな、、。

 なぜか、キャンピングカーの周りにしかゾンビがいなかったようで、、、、なぜ?
 コメディ映画なら良いですけど、真剣なゾンビ映画でそれはないでしょ!!

  ところで、最後、山からどうやっておりるんでしょうか??山とか町にゾンビはいないの??
 ラジオの放送とかで、ゾンビは征圧したので、町は大丈夫みたいな音声が入れば良かったのに、、。
 それとも、どこかで説明してましたでしょうか??

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『DOOM ドゥーム アナイアレーション』

2021-04-20 22:36:15 | SF/モンスター・怪獣

DOOM ドゥーム アナイアレーション
DOOM ANNIHILATION(2019年アメリカ)
 監督:トニー・ジグリオ
 脚本:トニー・ジグリオ
 出演:エイミー・マンソン
    ドミニク・メイファム
    ルーク・アレン=ゲール
    ジェームズ・ウェバー・ブラウン
    クレイトン・アダムス
    ニーナ・バーグマン
    ルイス・マンディロア

 ■ストーリー■
 ユナイテッド社のネバダ州の秘密基地と火星の衛星フォボスの基地にて瞬間移動の実験が行われていた。古代に作られた”ゲート”と呼ばれる瞬間移動装置を改造し完成させたのだった。ネバダ州のバーンズ博士は、ゲートを通りフォボスの基地へと瞬間移動に成功するが、ゲートを通り抜けたバーンズ博士は爪が伸び外見が変わっていた。
 ジョーン・ダーク中尉が任務を失敗したため、警護の任務を与えられた海兵隊特殊部隊がフォボスへと向かっていた。フォボスの基地では、ベトルーガー博士が、バーンズ博士の実験の失敗を認めようとせず、自らゲートを通り、ネバダ州の基地へ瞬間移動しようとしていた。海兵隊がフォボスの基地へ着いたとき突然電気が止まり異常事態が発生する。海兵隊は、音声から基地内で停電以外の事態が起きていることを知り、武装し基地内に入って行くのだった。
 基地内では、恐ろしい姿になった研究所員たちが海兵隊員たちを襲ってくるのだった。

 ■感想■
 FPSのビデオゲーム”DOOM”を映画化したSci-Fiアクション映画。
 監督&脚本は『カオス』(2005年)、『プリズン・ダウン』(2013年)、『S.W.A.T. アンダーシージ』(2017年)のトニー・ジグリオ。
 カール・アーバン、ドゥエイン・ジョンソン出演で映画化された『DOOM ドゥーム』(2005年)はなかったことに、、。というより設定が変わって、原作のゲームに近づけるよう、今作では地獄の門が開いたことになっています。
 今作もGEO先行レンタル作品(2019年12月25日)ですが、こんな普通に面白い作品もGEO先行レンタルって、、、。
 家の近所にGEOが無かったら、大変です!!

 映画的には『エイリアン2』(1986年)か『エイリアンネーター』(1989年)か『バイオハザード』(2002年)かって感じで、どこかで観たコトあるような展開で安心して観ていられます(あれ、ほめてない??)
 
 前回の映画化が設定が変わっていたのと、製作年が2005年と15年も前なので、リブートってコトなんえしょうが、低予算のためか微妙な感じの作品に、、。前作は当時の金額で製作費6,000万ドルの大作でしたからね、。
 今作は製作費いくらなんでしょう??

 登場人物も、特に強そうなイメージの俳優でなく、リアルと言えばリアル。海兵隊員に見えるかは別として、、。あ、いました、強そうなイメージの俳優ルイス・マンディロア。だけどなぜか牧師役??

 ポップコーン映画度   ★★★
 どこかで観たことある度 ★★★
 続きが気になる度    ★★★
 
 
 前回の映画化作品『DOOM ドゥーム』と今作を足して2で割ったら面白い作品になったような気が、、。
 今回も製作費が6,000万ドルくらいあれば、、。
  
  ランニングタイム96分なんで、あっという間に終わっちゃいます。え、ここで終わりみたいな感じです。続き作る気100%みたいな、、。(そうでもないのかな??)
 原作のゲームのファンはわからないですけど、原作を知らない映画ファンは、けっこう楽しめる作品になっているはず!! 

 

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『DOOM ドゥーム』

2021-04-19 00:31:27 | SF

DOOM ドゥーム
DOOM(2005年アメリカ)
 監督:アンジェイ・バートコウィアク
 脚本:デヴィッド・キャラハム
    ウェズリー・ストリック
 原案:デヴィッド・キャラハム
 出演:カール・アーバン
    ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)
    ロザムンド・パイク
    ラズ・アドティ
    イアン・ヒューズ

 ■ストーリー■
 2026年、ネバダ州の砂漠で考古学者が火星の古代都市へと続く入り口を発見した。その入り口は“アーク”と名づけられた。しかし、20年経っても、なぜアークが作られたのか、火星の住人がどうなったのか解明されていなかった。
 火星にあるUACのオルドゥヴァイの秘密研究所から救助の依頼が来る。被験者が脱走、研究所を封鎖したとの通信のあとカーマック博士の研究所との連絡が途絶えてしまった。海兵隊の特殊部隊RRTSは、危険を排除し市民を保護しUACの財産を奪回するため火星へ飛ぶのだった、、、。

 ■感想■
 『DOOMドゥーム アナイアレーション』(2019年)の記事を書くので、かつての記事(2006年8月18日)を加筆修正しています!!かつての記事の修正版ですいません、、、。
 
 FPS(ファーストパーソンシューター)のビデオゲーム「DOOM3」の映画化作品。
 ドウェイン・ジョンソンが海兵隊の隊長役で出演してるんで、てっきり、ザ・ロックVSエイリアンみたいな作品だと勝手に想像していたんですけど、、、すこーし違ってました。
 
 ハリウッド作品も素直じゃないですネ!
 ちなみに、今作って、本国アメリカでも、ドゥエイン・ジョンソン主演って宣伝されたんでしょうか??
 もう、ドゥエイン・ジョンソン出演っていうだけで、勝手にアーノルド・シュワルツェネッガーが怪物と戦う『プレデター』(1987年)みたいな作品を想像しちゃいました。
 そう思っていたら『エグゼクティブ・デシジョン』(1996年)でした、、、。わかりにくいですか??
 
 ゲームの映画化作品だし、屈強なスーパーマンのドゥエイン・ジョンソンがモンスターをバンバン撃って退治していくのをポップコーンでも食べながら観るのにちょうど良い作品なんだろうなぁ~。とか思っていたのに!
 
 観ているうちに気づくことに、、。
 「あれ、主人公は、ザ・ロック演じる軍曹じゃなくて、カール・アーバン演じるリーパーだった、、、」
 
 ザ・ロックも後半の最後の方までは、一応、ヒーローっぽいんですが、、。

 ブルーレイのパッケージでもドゥエイン・ジョンソンがメインに、、。
 こういう観客をダマすようなミスディレクションって“好き”ですよ!

 でも、今作の敵って、エイリアンじゃないし後味悪いです!
   
 ザ・ロック率いる特殊部隊も非情だし、エンターテイメント映画なのに変にリアルで、、、。シューティングゲームの映画化作品なんだから、もう少しノーテンキなアクション映画だと思ってました。原作になったゲームの知識がなくて、すいません、、。
 Sci-Fiというよりホラーって感じなんですかね??原作のゲームでは地獄の門を開いてしまうのが、今作の場合は科学的に生み出された怪物が登場します!!
 
 あと、火星の研究所が舞台のせいか、画面が暗いです!暗すぎ!、何が起きてるのかわからないです!
 暗すぎ!暗すぎ!
 低予算のSF映画だったら誤魔化すために暗くしてもしょうがないですけど、制作費6,000万ドルの大作なんだから、もう少し明かるい画面で、やって欲しかったかも??

 ビデオゲームの映画化なので、ファンに気をつかったのか、クライマックスで1人称のシューティングシーンが用意されています。
 Sci-Fiアクション映画ファンなら、楽しく観れるはず!!

 

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『事件物件 呪縛の連鎖』

2021-04-18 23:10:38 | ホラー/オカルト

事件物件 呪縛の連鎖
THE WITCH IN THE WINDOW(2018年アメリカ)
 監督:アンディ・ミットン
 脚本:アンディ・ミットン
 出演:アレックス・ドレイパー
    チャーリー・タッカー
    アリヤ・バレイキス
    グレッグ・ノートン

 ■ストーリー■
 サイモンは12歳の息子フィンを連れてニューヨークからバーモント州の田舎の湖の湖畔にある家にやってきた。サイモンは古い家を転売目的で購入して、フィンと家を改装しようとしていたのだ。
 早速、家を改修しようとしたところ、近所に住むルイスから、この家の噂を耳にするのだった。以前、この家に住んでいたリディアという女性は周りから魔女と呼ばれいたが、あるとき事件が起きた。夫と息子が農機具に巻き込まれて死亡してしまった。そして、窓辺に座って外に向って座っていたが、ある夏全然動かなくなってしまい、もしやと思い周りの住民が家に行くと心臓麻痺で死んでいたという家だった。
 フィンは家の中からおかしな音がするのに気づくのだった。そして、ある日、2階の窓辺に老婆の姿を発見するのだった。

 ■感想■
 魔女と呼ばれていた女性が住んでいたと言われる家を購入した(転売目的ですが、、)男を描くオカルト映画。

 ランニングタイム77分と、超短めなので、あっという間に観れちゃいます。
 ストーリーは良く分からないですが、吹替えもついているし、77分だしギリギリ及第点って感じの作品でしょうか??

 タイトルは、某日本映画に便乗した感じですが、なぜ邦画のタイトルに便乗??
 間違えて借りられる確率は、異様に少ないはず。
 しかも、今作のようなホラー映画を観ようと思っている映画ファンが、逆に気づかず観ないような気が、、。
 今作もGEO先行レンタル(2021年2月10日)作品ですが、同じようにGEO先行レンタル作品で便乗タイトル作品でオランダのホラー映画『風鳴村』(2016年)がありましたが、、、。このタイトルは逆効果な気がしちゃうのは自分だけ??

 全然怖くないです。ジョージ・C・スコット主演、ピーター・メダック監督の『チェンジリング』(1979年)よりも怖くないオカルト映画です!!
 近所に住むルイスから、「この家は不動産屋から聞いたかもしれないけど、以前、魔女と呼ばれていた女性が住んでいた家だよ」って言われた時点で、想像がついちゃうような展開が待ち受けています。

 でも、音楽とかで怖がらせるようなシーンもなく、77分しかないのに、離婚して妻ビヴァリーに預けていた息子フィンとの交流を延々と描いていて、ホラー映画というより、ファミリー映画だったっけ??みたいな中だるみもおかげで、本当に怖くない作品になっちゃってます。
 家の改修シーンとか、そんなに必要??

 監督&脚本のアンディ・ミットンはそこまで考えていたのでしょうか??
 アンディ・ミットンは今作以外の作品も、『リクイッド・ウッズ 樹海』(2010年)、『WE GO ON 死霊の証明』(2018年)で日本で作品が公開されています。オムニバス映画『5 FEARS ファイブ・フィアーズ』は未見です。
 今までの作品の中では1番良かったかも??短いしストーリーも幽霊屋敷(魔女)物の定番的なストーリーでわかりやすくて、、。

 最後の方の展開で、どうやら以前住んでいたのはやはり魔女だったらしいコトが分かりますけど、結局なぜ家に閉じ込められていたのか??何をしたかったのか不明のまま終わっちゃいます、、。

 ニューヨークのような大都会に行きたかっただけ??

 ホラー映画度      ★★★
 魔女の行動の意味不明度 ★★
 タイトル便乗度     ★★★★★

 怖くないと言っても、一応ホラー映画としてって意味ですので、ホラー映画が苦手な方や、ホラーが怖いと思っている小さなお子さんは観ないように、、。

 なんか不思議な作品を観た印象を持ちました!!

 ■日本語吹替キャスト■
 サイモン :山下 大穀
 フィン  :北村 さちこ
 ルイス  :川端 快彰
 ビヴァリー:高橋 春香

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『デッドナイト』

2021-04-17 22:50:50 | ホラー

デッドナイト
DEAD NIGHT(2017年アメリカ)
 監督:ブラッドフォード・バル
 脚本:アーヴィング・ウォーカー
 原案:アーヴィング・ウォーカー
     ブラッドフォード・バル
 出演:ブレア・グラント
    AJ・ボーエン
    ソフィー・ダラー


 ■ストーリー■
 1961年6月12日、森の中でデートを楽しむカップルは謎の人物に襲われる。男は殺され、女性は女の子の子どもが生まれるのだった、、。
 2015年3月21日、オレゴンの雪山のロッジにポラック一家が家族旅行でやってくる。妻で看護師ケイシーは、夫のジェームズがガンのため、不思議な力を持つ岩があり、そのエネルギーで体を治療しようとしていたのだった。ロッジに着いて、ジェームズは薪を取りに森へ入っていくと雪の上にうつぶせで倒れている女性レズリー・バイソンを発見する。ケイシーはレズリーを病院へ連れていくため連絡できる場所まで車を走らせるのだが、、、。
 
 ■感想■
 低予算の意味不明ホラー映画。
 今作もGEO先行レンタル作品ですが、、、かなり外れでした。
 
 またまた観ちゃいました、、Z級映画。
 
 まず、映画の冒頭の1961年の件がどうストーリーと結びつかない、、。
 生まれた子どもがレズリーってことなんでしょうか??
 あと、メインのストーリーの2015年の件が、有名な事件となっている2018年??の再現フィルムがときどき入ってきますが、それが映画的にどんな効果があるのか全然分からない、、、。
 映画的にいうと、すでに過去の事件を描いているんですが、そこですでに母親のケイシーが家族を皆殺しにすると言っているので、ケイシー以外死んでいるのが分かっちゃってます、、、。
 ネタバレでストーリー進めるのはなぜ??
 盛り上がると思ったのか。それとも、画面で何が起きているのかの補足なのか、、??
 
 あと、雪の上に倒れている女性レズリーをロッジに連れて行ったあと救急隊を呼びに行くシーンがあるんですが、あれはケータイ電話の電波が届く場所まで行ったと判断して良いのでしょうか??

 あと、不思議な岩??のそばで再現フィルムを放送しているんですが、、どういうこと??2018年に放送されている番組を観ている??

 あの謎の化け物の正体は??すべてが謎のまま終了、、。

 盛り上がることもなく、本編は75分ほどで終わっちゃいました、、、。
 

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『フレディ/エディ』

2021-04-16 23:00:38 | サスペンス

フレディ/エディ
FREDDY/EDDY(2016年ドイツ)
 監督:ティニ・トゥルマン
 脚本:ティニ・トゥルマン
 出演:フェリックス・シェーファー
    ジェシカ・シュヴァルツ
    ブルクハルト・クラウスナー
    ロバート・スタッドローバー
    カタリーナ・シュットラー

 ■ストーリー■
 画家のフレディ・イェリクは妻の浮気現場を目撃し、浮気相手に暴力をふるって傷害罪で捕えられてしまう。賠償金で逮捕は免れるが、フレディにはその記憶がなかった。妻には離婚され、息子の親権は妻のものに。
 隣に越してきたパウラとミツイの親子と仲良くなり始めるが、そんなフレディの前に、子どものころの想像上の友人のエディが現れるのだった。フレディは、自分とうり二つのエディと打ち解けるのだが、フレディの身の回りでおかしなことが起き始めるのだった。クレジットカードが使えなくなっていて銀行に問い合わせると、フレディ自身が解約したというのだ。フレディはエディの話をするが、精神分析医や弟ダーヴィットはその存在を信じようとせず、二重人格で別の人格を作り出していると判断するのだった、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 ネタバレしたら全然面白くないので、観てから読んで下さい!
 また、今作を面白いと思った方も読まないで下さい。
 

 ■感想■
 GEO先行レンタルのドイツのサスペンス映画。
 BS放送のWOWOWでも、放送されたことがあるらしいです。

 ランニングタイム95分なのに、、、すごーく長く感じちゃいました。
 自分が嫌いな、いつもの双子ネタ、、、、。
 でも、もしかすると、主人公が勝手に別の人格を作りだしたのかも??と思わせてくれるものの、ストーリーの流れから見てどう考えても双子??

 実は主人公は死んでいた!
 実は夢(幻覚)だった!
 実は双子だった!
 
 このオチはやめてーッ!

 まぁ、今作の場合、双子か二重人格か、どちらかかってコトなんで、実は双子でしたのオチの作品ではないですが、、、。

 実は双子でした!のオチの作品を観たことがなければ、結構面白く観れるかも??

 今作の双子のエディですが、サイコ野郎ですが、フレディが精神分析医の面談している日にミツイに手を出して、すぐもう1人そっくりさんがいることが警察にすぐにばれちゃいます、、。ここまで完璧までに計画を実行してきたのに、、なぜ??
 ドイツの警察も優秀なのか、違うのか良く分からない??
 あと、研修医をしているフレディの弟のダーヴィットですが、なぜサイコチックな双子がいることが分かっているのに、電話で待ち合わせて家に行っちゃう??
 家にいるのがフレディか、エディか分からないのに、、、。まずは警察や弁護士に連絡するのが先なのでは??エディが家に帰って来るかも??という考えはなかったんでしょうか??
 ダーヴィットが、チャック・ノリスやドルフ・ラングレンだったら、無防備で家に行っても良いですけど、、。

 自分はダメダメでしょたけど、実は映画祭で受賞したりノミネートされたりしています。

【アクトン・ベルリン】2017年 ドイツ
 監督賞、製作賞 受賞
【オースティン映画祭】2017年 アメリカ
 長編作品賞、脚本賞 受賞
【ファンタスポア国際ファンタスティック映画祭】2017年 ブラジル
 作品賞、監督賞、主演男優賞(フェリックス・シェーファー)、主演女優賞(ジェシカ・シュヴァルツ) ノミネート
【キノフェスト・リューネン】2016年 ドイツ
 最優秀長編作品賞 受賞
【ホーフ国際映画祭】2016年
 監督デヴュー作品賞 受賞

 ドイツをはじめ、色んな国で賞を獲ってます、、。一般的には評価されてるんですねー。自分にとっては普通でしたが、、、。
 自分は、双子オチっていうだけで、評価がマイナス30点!なんで、、、。

 

 

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『CUB 戦慄のサマーキャンプ』

2021-04-14 23:49:51 | ホラー

CUB 戦慄のサマーキャンプ
WELP(2014年ベルギー)
 監督:ヨナス・フーファルツ
 脚本:ヨナス・フーファルツ
    ルール・モンデラールス
 出演:モーリス・ライテン
    エヴェリン・ボスマンス
    ギル・エルケラールト

 ■ストーリー■
 カブスカウトはキャンプ場へと向かうが、そのキャンプ場はカイという狼人間がいてつい先日もカップルが行方不明になった場所だった。予定していたキャンプ場に着くが、マルクとヴァンサンという若者2人組がゴーカートで遊んでいてどこうとせずやむなく奥へと進むことに。
 キャンプを設営していると、巡査フランジュがやってきて、この場所でキャンプは許可していないと言ってくるのだった。ゴーカートの若者がいてキャンプ予定地が使えないことを伝えると、この場所は、バス会社が倒産して以来使われていない土地で、バス会社に勤めていた人間が死んだ場所だが、それでも良ければと許可するのだった。
 一方、林の中でサムは木のマスクを被った少年に遭遇し、カイがいたと言うのだが、誰にも信じてもらえないのだった。その夜、キャンプに何者かが潜入し物色した形跡が残っていた。犬のゾルタンが吠えなかったので、カブスカウトの誰かが物色したのではないかと疑われるのだが、、、。

 ■感想■
 カブスカウトの少年たちが襲われるベルギーのホラー映画。
 実は、最近まで今作のコト全然知りませんでした、、、。
 
 ランニングタイム84分とすごく短めなので、あっという間に観れちゃいます。
 監督のヨナス・フーファルツは、今作のあと短編ビデオを撮っているみたいで長編映画は撮っていないみたいです。

 数多くの映画祭で、受賞やノミネートされました。
 
 【シッチェス・カタロニア国際映画祭】2014年
  監督賞、正式ファンタスティックセレクション作品賞 受賞
 【ナッシュヴィル映画祭】2015年
  グレイヴヤードシフトコンペティション賞 ノミネート
 【ブラッドガッツUKホラー・アワード】2015年
  最優秀外国語映画賞 ノミネート
 【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2016年
  最優秀外国語映画賞 ノミネート
 【ファンタスティック・シネマフェスティバル】2015年
  ポスターデザイン賞、編集賞、長編作品賞 受賞
 【オステンド映画祭】(2015年)ベルギー
  美術賞、メイクアップ賞 受賞
  助演男優賞、音楽賞、新人賞(モーリス・ライテン) ノミネート

 ホラー映画的には、ピタゴラスイッチが特長みたいな作品で、あとはスラッシャー映画的には普通の展開です!!
 少なくとも中盤までは!!
 
 しかし、中盤すぎて後半にかけて、ベルギー映画すごすぎな展開に!!(驚)
 子どもでも犬でも、容赦なく殺すベルギー映画、、。
 怖すぎです!!
 後味も悪いし、、。

 でも、突っ込みどころも!!
 まず、あの誰も来ないような林で何人も犠牲者がいるのはなんで??
 殺人鬼の親父は、ヤケドで死んじゃうはずなのに、ピンピンしてるし、、。ジェイソンや、マイケル・マイヤースじゃないんだから、あのヤケドだったら、すぐに病院に行かないと、、。
 ピタゴラスイッチも、来るか来ないか分からないのに、地道にいくつも林の中に作っていたんでしょうか??
 巡査が行方不明になっても警察は捜査とかしないんでしょうか??
 警官がいなくなったら、アメリカだったら、大騒ぎの事件になってるはず!!

 あと、サムの友達2人は??スカーフがあったので、メガネの少年は殺されたってことなんでしょうか??

 

 

 

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『バイドーン 真夜中の来訪者』

2021-04-13 22:17:43 | サスペンス

バイドーン 真夜中の来訪者
BY DAWN(2019年アメリカ)
 監督:セバスティアン・ベイジル
    マイケル・ガルヴァン
 脚本:セバスティアン・ベイジル
 出演:ジェイソン・カウフマン
    タラ・ウェストウッド
    ダナ・メラニー
    ダニエル・コルヴァン
    ナラダ・キャンベル

 ■ストーリー■
 ニューヨークに住む元海兵隊のケネス・ペックはイラクで敵に捕らわれて拷問をうけPTSDに陥っていた。帰国後は妻キャスリーンと3人の子どもと生活していた。長女のカイリーは彼氏ライアンを部屋に連れ込みイチャイチャ。
 翌朝、空に謎の黒い雲が大都市を覆っていた。TVのニュース番組では、NASAの専門家が、黒い雲は正体はDIDと呼ばれるエイリアンの乗り物で、明日までには対処するので、市民は戸締りをして家にいるようにと伝えるのだった。

 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■
 家の中だけで描かれる侵略Sci-Fi映画、、、。と思っていたら
 な、な、なんと、禁断の夢オチ!!
 夢ではなく幻覚ですが、、、。

 ランニングタイム81分と短めの作品だからと言って、幻覚オチなんて、、。
 許されないのでは??
 
 主人公の周りで奇妙なことが起きるけど、実は主人公は死んでましたオチ。
 主人公は身に覚えがないのに、みんながやったという双子だったオチ。
 実は夢でしたの夢オチ。
 
 もう、この3つ、本当にやめて!!
 やめてー。
 本当にやめてー。

 夢オチ系でも、ウンベルト・レンツィ監督のゾンビ映画『ナイトメア・シティ』(1980年)とか、ブライアン・デ・パルマ監督のサスペンス映画『ファムファタール』(2002年)くらい面白かったら全然OKですけど、中途半端な作品の夢オチ、、やめて、、。

 捕虜になったときのことでPTSDを抱える主人公が、娘が海兵隊に入ると言うことを反対する家族のドラマとか、丁寧に描いているのに、実は幻覚でした、、なんて。
   
 幻覚だから良いんですけど、エイリアンが家までやってきて、決戦だとか言ってショットガン数発撃ったらあきらめちゃうって、、、。
 当たったかどうかもわからない、、超低予算映画、、。
 制作費知りたいです。
 ロケは誰かの家としても、俳優のギャラがあるので、100万ドルはかかっているんでしょうか??

 81分なのに、すごーく疲れちゃいました、、。

 ■日本語吹替キャスト■
 ケネス    :木内 太郎    キャスリーン:木村 陽子
 カイリー   :末崎 文子    ライアン  :藤井 雄基
 ジマーマン博士:佐田 直啓    キース   :永井 太郎
 ケイティ   :結瀬 あやの   ケラン   :伊津美 志の

 

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『キョンシー外伝 月光殺人事件』

2021-04-12 00:11:06 | ドラマ

キョンシー外伝 月光殺人事件
新月魅影 MOONLIGHT(2011年中国)
 監督:ウォン・パッケイ
 脚本:ホ・ジン
 出演:チェン・ロン
    ジャン・ジアナン
    ホァン・ジュンチー

 ■ストーリー■
 警察官が首にキョンシーにつけられたような傷を残し殺される事件が発生する。事件はキョンシーの仕業ではないかとウワサの中、傅田の町に新しい町長がやって来る。町長の妹の傅紫雲(フー・ズーユン)は、死体安置室の看守歩一風(フー・イーフォン)と組んで、事件の調査を始めるのだが・・・。

 ■感想■
 2011年の中国のドラマ。
 キョンシーを題材にしているので、てっきりホラーと思いきや、日本の2時間サスペンスなみのドラマでした。
 それも1980年代のではなく、2000年代以降の日本の2時間サスペンスドラマのような感じといえば作品の雰囲気が伝わりやすいでしょうか??
 
 キョンシーがまるっきり出てこない!!日本タイトルも”キョンシー外伝”ですが、これは日本タイトルだから、まぁしょうがないですけど、、。
 現実にキョンシーなんていたら大騒ぎだから出てこなくて良いんですが、、、ミステリーとしても面白くない、、。

 アクション映画だと、DVDやVHSソフトのパッケージに、本編に出てこないような爆発シーンが描かれていることが多いですが、そういうのには馴れっこのはずでしたが、今作は騙されちゃいました、、、。
 タイトルと言い、絶対にホラー映画(コメディ調の)だと思い込んで観ちゃいました。

 こういう風に騙されるのも、未公開作品を観る楽しみでもあるんですけどね、、。

 もう少しコメディ調で楽しく観れたら良かったのに、、。
 ランニングタイム85分なのに、すごーく長く感じちゃいました、、、。

 2時間ドラマ度 ★★★★★
 キャンシー度  ★
 ミステリー度  ★

 実は、この作品、観たのは2015年くらいだったのですが、記事を書いていなかったので、今回記事にするんですが、観た直後に書かないと印象がうすくなって、記事の内容もうすく、、って、毎回記事の内容はうすいので同じかな??とも思って書いてます。

 キョンシー映画でなく(今作もキョンシー映画でないですが、、)、それこそ1980年代の台湾や香港の武侠映画とかをリリースしてくれたらすごーくウレシイのに、、。

 

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『ゴースト・ストーリー』

2021-04-11 16:29:16 | ホラー/オカルト

ゴースト・ストーリー
GHOST STORY(1981年アメリカ)
 監督:ジョン・アービン
 脚本:ローレンス・D・コーエン
 原作:ピーター・ストラウブ(「ゴーストストーリー」(ハヤカワ文庫))
 撮影:ジャック・カーディフ
 出演:フレッド・アステア
    メルビン・ダグラス
    ジョン・ハウスマン
    クレイグ・ワッソン
    ダグラス・フェアバンクス・jr
    パトリシア・ニール

 ■ストーリー■
 ドン・ワンダリーは、ニューヨークにいる兄がビルから落っこちて死んだことを知り故郷ニューイングランドのミルバーンの町へ帰ってくる。しかし、その矢先、父親のエドワードも橋から落っこちて死んでしまうのだった。父親の死に疑問を持ったドンは調査を始める。調査の中で、父親たち4名の老人たちのチャウダー会という集まりに何かがあるのではと疑うのだった。

 ■感想■
 ホラー作家のピーター・ストラウブ原作「ゴースト・ストーリー」(ハヤカワ文庫)を映画化したホラー映画。
 復刻シネマライブラリーでブルーレイとDVDが2021年3月26日に発売になったので記事にします。
 
 この記事は、2007年12月20日の記事の一部を修正、加筆して記事にしています。

 

 監督は『戦争の犬たち』(1980年)、『ゴリラ』(1986年)、『フォース・エンジェル』(2001年)のジョン・アービン。
 脚本は『キャリー』(1976年)、『IT』(1990年)のローレンス・D・コーエン。

 西洋では、(って言っても最近では日本でもですけど、)幽霊談がメジャーでないからなのか、今作のストーリーは、ホントに単純な幽霊物なだけです。でも、しっかりとした原作があるので、ちゃんとしたホラー作品になってます。
 ぐいぐいと引き込まれるような脚本と、ジョン・アービンの手堅い演出と、ディック・スミスの特殊メイクで、すごく楽しめる作品になってます。

 単純なストーリーの映画なのに、こんな面白いホラー映画になるなんて!
 
 ピーター・ストラウブの原作は、ハヤカワ文庫で上下巻ですごいヴォリュームなんですけど、未読なんで良くわからないですけど、かなりコンパクトにまとまってますね!
   
 原作を読んでないので、良くわからないですけど、なぜ50年も経ってから、エバって出てきたんでしょうか??
 老人たちの力が人間として弱くなってきたからなんですか??

 もっと前に出現しても良かったのでは??原作では、そのあたり詳しく書いてあるんでしょうか??
 
 それに、主人公のドンのお兄さんなんて、何にも知らなくて死んでるんですもんね!
 それって、復讐になってますか??
 周りの人間に恐怖は与えてますけど、、、。幽霊の考えることは分からないです!


 あと、ストーリー的にいって、主人公のクレイグ・ワッソンって、勘が良すぎ!事件が起きたらすぐに「幽霊の仕業だ!」なんて!

 いくらなんでも、この考えはおかしい!
 これって、なんでもかんでも、モンスターや吸血鬼や狼男のせいにしちゃう(←実際、モンスターのせいなんですが)TVシリーズ「事件記者コルチャック」の主人公コルチャックか!って感じ。

 

原作はハヤカワ文庫から出版されていました。上下巻のヴォリューム。

 

 

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