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『チャック・ノリスin地獄の銃弾』チャック・ノリス!

2007-02-28 01:07:46 | アクション
チャック・ノリスin地獄の銃弾
THE CUTTER(2005年アメリカ)
 監督 ウィリアム・タネン
 出演 チャック・ノリス、ジョアンナ・パクラ、ダニエル・バーンハード、アーロン・ノリス

 ■ストーリー■
 シナイ砂漠の遺跡で考古学者が5名殺されイスラエルの神聖な宗教的遺物“裁きの胸当て”が遺跡現場から盗まれるのだった。犯人は指名手配中の国際的な犯罪者でいくつもの顔を持つことからミスターカメレオンと呼ばれていた。カメレオンはダイヤを加工するためワシントンへやってくるのだった。カメレオンはダイヤ加工技師アイザック・テラーを誘拐するのだった。アイザックはトルコフスキー・モディフィケーションという宝石のカット技術をもつ男だった。アイザックの姪エリザベスは、叔父の行方不明が事件にからんだものだと思い、元刑事で私立探偵のジョン・シェパードに助けを求めるのだった。
 
□■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 アクションアクター、チャック・ノリス主演のハードアクション最新作!
 久々の劇場映画作品です。ここ数年は、チャック・ノリスの主演作はTVムービーが、多かったですからネ。
 そのうえ、今回は、まさに主演です!『地獄のヒーロー グラウンド・ゼロ』(01年)では、主演というより司令官役で、ちょっと引いた役でしたけど、やっぱり、チャック・ノリスの映画は、彼が前面に出てこないとネ!!!ファンはチャック・ノリスの活躍を待ってるんですから!

 劇場作品だけあって、バイオレンス度も高いです。冒頭、シナイ砂漠の遺跡で、すぐに5名が殺されちゃいます!(うわ~、残酷)
 そのあと、チャック・ノリス演じる探偵ジョン・シェパードがキャラクター紹介のためのような誘拐された若い娘の救出劇が!怒りのあまり、犯人を殺しちゃいます!
 やっぱり、アクション映画はこうでないと!

 あと、何にでも出演するジョアンナ・パクラがヒロイン役で出演してます。彼女も出演作を選ばないというか、(イヤ、「選んでる」っていうのかな??)ホントにエンタメ系の作品に良く出ます!好きな女優さんの1人です。
 だって、ジョアンナ・パクラの出演してる作品の主なフィルモグラフィーをあげると、
 『ボディ・パズル』(92年)、『殺意の瞬間』(TV題:『狙われた女スパイ地獄の逃避行』)(92年)、『殺しの前に口づけを』(93年)、『トゥームストーン』(93年)、『捜査線上の女』(93年)、『ザ・ハルマゲドンワーロック リターンズ』(93年)、『超常殺人者』(95年)、『ヴァイラス』(95年)、『ザ・ヒット殺人依頼』(01年)と、1992年以降の『ボディ・パズル』以来、まぁ、メジャー映画からB級作品までエンターテイメント映画に出まくり状態!上にあげた作品以外にもたくさんの映画に出演してます。なんで、こういう作品に出まくるのかインタヴューして欲しいくらいです。
 やはり、どんなB級アクション映画にも出演した、ヘンリー・シルヴァは、「新しい服が着れて、食事が出来て、お金がもらえるからさ」みたいなことを言っていた気がするんですけど(記憶違いだったらすいません)、そういう雰囲気さえ感じさせます!そういってエンターテイメント映画に出演したヘンリー・シルヴァってカッコ良いです!(あれ、話題がヘンリー・シルヴァに変っちゃった!)
 

 今回、チャック・ノリスの敵はダニエル・バーンハードです!「モータル・コンバット」シリーズに出演してる俳優さんです。

 チャック・ノリスVSダニエル・バーンハード!

 スティーブン・セガールの映画じゃ無いので、主人公のチャック・ノリスは大苦戦!バスの中でのダニエル・バーンハードとの対決では、チャック・ノリスが劣勢ですもんネ!何が何でも、自分が1番のセガール作品じゃないので、マーシャルアーツ対決は見ごたえ十分!

 でも、結局、最後の決着がアレ!

 拳銃で、バ~ン!!   
(これって、ギャグのつもり??『インディアナジョーンズ魔宮の伝説』(84年)かと思っちゃいました。「え、マーシャルアーツで決めるんじゃなかったの??」と唖然としちゃいました。)

 と思ったら、犯人のダニエル・バーンハード、ちゃっかり防弾チョッキ着込んでました。やっぱり、ラストの対決はマーシャルアーツ対決じゃないとネ!
 チャック・ノリスの作品なんだから!でも、あの拳銃でバーン!で終わっても良かったかも。
 
 でも、あの刑事とか、思わせぶりに登場してくるくせに全然活躍しないし、悪いヤツもダニエル・バーンハード以外は魅力ないしネ~。

 チャック・ノリスの作品で監督やら製作総指揮などのスタッフで関わっているチャック・ノリスの弟アーロンが出演してます。ちょっとした役ですけどね。
 そういえば、ラストの方で、悪党たちに捕らえられたジョアンナ・パクラの顔が、スゴク“ブス”に映るシーンが数カットあるんですけど…。
 あんまり、気にしてないのか??気づいてないのか??知っててOK出したんなら、超大物です、ジョアンナ・パクラ!
 タレント俳優も見習って欲しい!映りなんか、気にしませんよ!って女優なのにすごすぎ。そう思うくらいブスになってました!人間だったら、1瞬、1瞬のシーンだから、表情によっては不細工に映ることもありますもんネ!
 
 チャック・ノリスに甘いので、3点オマケで68点
チャック・ノリス in 地獄の銃弾

アートポート

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『10億分の1の男』運をください。

2007-02-27 00:13:44 | サスペンス
10億分の1の男
INTACTO(2001年スペイン)
 監督 ファン・カルロス・フレスナディージョ
 出演 レオナルド・スパラグリア、ユーセビオ・ポンセラ、モニカ・ロペス、マックス・フォン・シドー

 ■ストーリー■
 フェデリコは幼い頃、大地震で生き埋めになったが、カジノの経営者サムに助けられ、他人の“運”を奪う能力を授けられたのだった。フェデリコは、サムのカジノで、勝ち続ける客から“運”を奪い取ってきた。しかし、サムの元を去ろうとした彼は、サムから能力を奪われてしまうのだった。7年後、銀行強盗の1人トマスは逃走中に飛行機の墜落事故に遭い1人だけ生き残るのだった。強運の持ち主を探し続けるフェデリコが、入院しているトマスの、前に現れるのだった。

 ■感想■
 “運”をテーマにしたスペイン製スリラー映画!今作のこと、勘違いしてました!てっきり、フランス映画だとばかり、勝手に思い込んでました!
 最初に、クレジットが出てくる段階で、「あれ、フランス語じゃない…、スペイン映画だ!」って。

 監督のファン・カルロス・フレスナディージョは、1997年第69回アカデミー短編賞部門にノミネートされた監督で、今作が長編の第1作目だそうです。今作は、スペインの2002年の第16回ゴヤ賞で、最優秀新人監督賞を受賞したそうです!
 ファン・カルロス・フレスナディージョはダニー・ボイル監督の『28日後…』(02年)の続編の監督に選ばれました!予習の意味も込めて、今回鑑賞しました。

 今作のテーマになってる「運を他人から奪うことができる」っていうのを、素直に認めないと、この映画のストーリーをメチャクチャな作品だと思っちゃいます。
 もう、運のやりとりだけの作品ですから「そんなバカな!」とか言ってると、ドンドンストーリーが進んで行っって終わっちゃいます!
 でも「運」を奪えるのね。もうそれだけでSFかホラーですね。
 主人公も、周りのみんなが期待するほど、そんなに「運」がないしね。いや、あるのかな??それは、自分で見て確めて下さい。
 
 ランニングタイム108分が少し長すぎかも。あと20分くらいカットして!それくらいがちょうど良い長さでしょ。運試しゲームがいくつか描かれますけど、ホントに運任せって言う感じであまり盛り上がらないです!「運」を奪えるっていう発想は面白いんですけどね!この発想で、もう1歩踏み込んで何か展開したら、もっと面白くなったのに!でも、今作を観た印象だと、脚本がしっかりしてさえいれば『28日後…』の続編は大丈夫そうですね。
 熱狂的なスペイン映画ファンなら見てもいいかも。50点
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『キリング・ミー・ソフトリー』キリング・ムービー・ソフトリー

2007-02-26 00:06:14 | サスペンス
キリング・ミー・ソフトリー
KILLING ME SOFTLY(2001年アメリカ)
 監督 チャン・カイコー
 原作 ニッキ・フレンチ
 出演 ヘザー・グレアム、ジョセフ・ファインズ、ナターシャ・マケルホーン

 ■ストーリー■
 ロンドンに住むアメリカ人アリスは、ある日、通勤途中で魅力的な男性に出会う。男性は著名な登山家のアダムだった。アリスは、アダムが忘れられなくなり、ある日、セックスをする。互いに惹かれあう2人は、付き合い始めるのだが。 
 
 ■感想■
 ニッキ・フレンチ「優しく殺して」(角川文庫)の映画化作品。監督は『PROMISE』(05年)のチャン・カイコー。『PROMISE』ほどぶっ飛んでなくてごくごく普通のサスペンス映画になってます。普通どころか、日本の2時間サスペンスなみの、どうしようもないサスペンス映画です。

 TVムービーだったらOKですけど、劇場映画で、このオチや、サスペンスはダメダメ!原作とも違う展開なんですけど、今作のテーマが映画っぽくないのかも。ニッキ・フレンチの作品って読んだことないんですけど、こういう恋愛系ミステリーって、けっこう独特ですもんね。自分がミステリーとして好きなのは、舞台劇系の、ドンデン返し系のミステリーが好きなんですよね!
 実は、今作も、観よう、観ようって思ってるうちに、あっという間に、ソフトが発売されてから4年間くらい経っちゃいました。TV東京の「バリシネ」(土曜深夜)で2月17日の深夜に放送されたんで観ました。でも、TV情報誌によると今作って、TV放映が初めてじゃなかったらしいですね。その放送も見逃してました。
 まぁ、エロチックなシーンが話題になったR-18の作品だから、深夜に放送したんでしょうけど、昼間に放送しても全然大丈夫です。最近、女性のハダカの規制が厳しくないですか??(自主規制なのかわかりませんけど)
 ハダカがメインの作品なんて観たくもないですけど、ハダカ以外でも、スプラッターシーンやゴアシーンとかに対するわけのわからない規制は止めて欲しいですよ!だって、ゴールデンタイムに放送される2時間サスペンスだって、昔は、意味の無いHなシーンが絶対入っていたのに、いまや、中学生向きドラマみたいな健全な作品ばっかりでしょ(観てないから想像ですけど)

 ところで、「バリシネ」で放送してくれてうれしかったんですけど、どうせ、放送してくれるんなら『殺人ブルドーザー』(74年)や『愛欲の魔神島 謎の全裸美女虐死体』(72年)や『影なき恐怖』(a.k.a.『殺人ドッグ姿なき連続襲撃の謎』この別タイトル止めて~!ネタバレです)(74年)の方が、500000000倍ウレシイのに!!!!!
 

 で、話題を今作に戻すと、観て思ったのは、アダムが犯人でも、犯人じゃなくてもどっちでも良いってコトです。全然盛り上がらないんですもんね。ミステリー映画で、そう思わせることができるんだから、ある意味スゴイかも!
 
 「犯人が誰??」

 ってことよりも、とにかくエロチックなシーンが描きたかったのね!まぁ、中国映画時代じゃ、エロチックなシーンはムリですもんね。
 でも、もし自分がプロデューサーだったら、サスペンス映画を撮ることが出来ない監督に、エンターテイメント映画を監督させないだろうな。もうエンターテイメントじゃなくて、これからも、芸術的な文化的な作品を監督してください。20点
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『ナイトホークス』スタローン刑事アクション

2007-02-25 00:13:36 | アクション

ナイトホークス
NIGHTHAWKS(1981年アメリカ)
 監督:ブルース・マルムース
    ゲイリー・ネルソン(アンクレジット)
 脚本:デヴィッド・シェイバー
 原案:デヴィッド・シェイバー
    ポール・シルバート
 出演:シルヴェスター・スタローン
    ルトガー・ハウアー
    パーシス・カンバータ
    ビリー・ディー・ウィリアムス
    リンゼイ・ワグナー
    ナイジェル・ダベンポート

 ■ストーリー■
 ニューヨーク市警の刑事ディーク・ダシルヴァは、変装を得意として囮捜査を行い事件を解決していた。ある日、ロンドンでテロリストによる爆破事件が起きる。首謀者のテロリストのウルフガーは、警察からの追っ手を振り切り、整形手術で顔を変え、ニューヨークへとやって来るのだった。
 ウルフガーを追う国際警察は対テロ組織ATACに、ニューヨーク市警のディークと相棒フォックスを編入させ、捜査を行うことにするのだった。

 
 □■□少ーしだけネタバレあり□■□
 ■感想■

 シルヴェスター・スタローンがランボーになる前、1981年の刑事アクション。
 1981年の作品をTV東京の午後のロードショーで放送してくれました!
 午後のロードショーだからもちろん日本語吹替えです!シルヴェスター・スタローンの声は、ささきいさおさんです。
 TV東京の午後のロードショーは、日ごろから1960年代の作品でも1970年代の作品でも、ちゃんと放送してくれてる(2007年現在)から特別驚くことじゃ無いんですけどね!
 でも、大好きな1980年代初頭のアクション映画を放送してくれたんで@KOBA的にはスゴクうれしかったです!

 
 自分は、今作を劇場に観に行ったんですが、劇場で当時流れた今作の予告編ですごーく期待した作品です!
 数あるアクション映画の中でも、冒頭のシーンをそのまま予告編で流したジェームズ・コバーン、ソフィア・ローレンの『リベンジャー』(1979年)と同じくらいに魅力に溢れた予告編でした!!
 
 確か、今作の当時の劇場用の予告では、「世界を震撼させる男」で爆破シーンか何かのあとでバーンって、ルトガー・ハウアーが紹介されて、その後「それを阻止できるただ1人の男」とかいってスタローンが紹介されるんですよね!
 もうこの予告だけでこの作品を観に行かなければ!って思っちゃいました!

「もうアメリカを始めとする世界を舞台にしたアクション巨編に違いないぞ!」って期待して観に行ったら、「アレレ??」ニューヨークを舞台にした、地味めの刑事アクションじゃないかー!って当時は、自分的にはかなり評価を下げた作品でした!
 

 ルトガー・ハウアー演じるウルフガーって世界を震撼させる男どころか、テロ組織からも浮いてる危ないヤツって感じ、、、。

 でも、でも、その後、じわじわとこの作品の面白さが分かってきて、自分の中でぐんぐん評価が上がってきたのが今作です。
 その理由は、今作を観たあと、3000本くらいつまらないアクション映画を観たのと、歳をとったからかな???

 当初、”フレンチコネクション3”として書かれたストーリーで、ジーン・ハックマンが出演しないことで企画が変わった作品ですが、今作のオリジナルカットは150分だったという話もありますが、絶対に観たかったです。
 スタローンのキャラクター設定とか、スタローンとリンゼイ・ワグナーとのシーン、ルトガー・ハウアーとパーシス・カンバータのシーンとか大幅にカットされちゃっているみたいです!!
 ユニバーサル。ピクチャーがテンポの良いアクション映画にしたかったみたいで大幅にカットってすごーくもったいない、、。しかも、ルトガー・ハウアーが目立ちすぎとのコトで、シルヴェスター・スタローンがカットさせたというコトもあるみたいで、、、。カットしまくりで完成版が99分って、、。

 今の時代だったら、ディレクターズカット版とかリリースさそうですけどねぇ、、。
 監督もゲイリー・ネルソンから、ブルース・マルムースに変わってしまいましたが、ゲイリー・ネルソンも、ディズニーの『ブラックホール』(1979年)やTV界中心の監督ですから、センスなかっただけというコトもあるかもしれないですねー。どうなんでしょうか??
 
 
 スタローンも、まだまだ、超人的なランボー役を演じる前なので、あくまでも人間的な普通の刑事役のヒーローを演じてます!
 アメリカのTVシリーズ「刑事バレッタ」みたいに変装して囮捜査を行ってます!この変装シーンは、キャラクターの性格つけっていうより、クライマックスの伏線になってます、、。


 出演者も超豪華!
 スタローンを始めとして、敵のテロリストにルトガー・ハウアー。
 パーシス・カンバータ、ビリー・ディー・ウィリアムス、リンゼイ・ワグナー、ナイジェル・ダベンポートと、内容に合わないくらい超豪華なキャスティング!

 
 と言っても、敵役のルトガー・ハウアーは『ブレードランナー』(19
82年)のレプリカント役でブレイクする前だったんですね!
 てっきり、『ブレードランナー』のレプリカント、ロイ・バッティ役が受けたので、悪役に配役されたのかとずっと勘違いしてました。記憶ってあやふやですね!


 自分的には、忘れられないシーンがあります!それは、ルトガー・ハウアーを追って地下鉄まで追いかけてきたスタローンとビリー・ディー・ウィリアムスが地下鉄に乗れなくて、1番最後の車両の正面の部分にしがみついて地下鉄に乗るシーンです!
 都会を舞台にしたアクション映画だったら、1度は撮ってみたいシーンです!(普通は、しがみつけないで落っこちると思いますけど)。
 ジャン=ジャック・ベネックス監督のフランス映画『ディーバ』(1981年)にも同じようなシーンがあるんですけど、どちらが早いのかは分からないんですよね!
 同じ製作年度なんで、偶然同じになったのかもしれないですね。


 あと、自分的に印象深いシーンは、インターポールのハートマン警部がエスカレーターを上っていくと、テロリストのパーシス・カンバータが拳銃を持って待ち構えてるシーンです!もうエスカレーターで上るときにトラウマになりました!

 でも今作最大の見せ場はラストのシーンです!こういうオチをもってくるとは思いませんでした。
 囮捜査の変装キャラの設定忘れてました!!!

 こういう地味な名作を日本語吹替えで放映してくれて、TV東京の午後のロードショーには感謝!

 と記事に書きましたが、キングレコードさんから発売のブルーレイは日本語吹替つきで発売に!!

 

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祝2周年!

2007-02-24 03:31:21 | ホントの日記
 「@KOBAのムービー!ムービー!」のブログを始めて、2周年!2月19日で2周年になりました!

 まぁ、2周年だから、どうこうってことないんですけどね!ちょっと、思うことを日記風に書いてみます。

 映画の感想の記事も、更新するときは毎日なのに、ちょっと怠けるとすぐに飛び飛びになっちゃいます。基本的に記事にするときは、前に観たことがある作品でも観なおしてから書こうと思ってるんでどうしても、更新が遅れがちに…。

 レンタルで借りてきた作品は、返却日もあって、すぐに観て記事にしてるんですけど、買ってきた作品は「いいや、どうせいつでも観れるから!」って、観ること自体が先送りに!
 あと、TVの映画劇場で放映された作品も記事にしようと思いつつ、観る時間がなくて、それも先送りに!昨年の夏に放映されたドラマやアニメ(実は、アニメって苦手なんですよね。1作品も感想書いてなかったりして)もビデオに録ったまま状態。

 そういった作品も、いづれ観て記事にしていこうと思ってるんですけどね!

 それにしても、DVDの発売でも、最近はビックリするような作品のリリースって、あまり無いですよね!

 ルチオ・フルチ監督の『幻想殺人』(71年)とかリリースされたら、かなりビッグニュースなのにね。どうせだったら『マッキラー』(72年)、『ルチオ・フルチのザ・サイキック』(77年)とかでBOXで発売してくれたら、それこそ超ビッグニュースなのに!

 あと、マウリツィオ・メルリ主演のポリス物BOXとかでも発売して欲しいなぁ。『ナポリ犯罪ルート』(76年)、『特攻警察』(76年)、『フェラーリの鷹』(76年)の3作でBOXなんて、もし発売されたらすごくないですか!全作品ともTVで放映されてるから日本語吹替え付きで発売して欲しいです。特に『ナポリ犯罪ルート』での、マウリツィオ・メルリ演じる主人公の刑事が警察を辞めようとしていたのを、車の中から被害者の少年を見たラストのセリフ「まだ辞めるわけにはいかん」は超カッコ良かった~!アクション映画ファンなら必見の刑事物です!

 DVDの低価格化なんて、あんまり関心がないんで、出来たら、昔の作品をDVD化して欲しいです!

 そういえば、先日(2007年2月22日)、TV東京の午後のロードショー(関東ローカルですいません)で、シルヴェスター・スタローンの『ナイトホークス』(81年)を放映してましたけど、すごすぎ!1981年の作品を放映してくれるなんて!
 DVDでも、日本語吹替えがついていない作品のTV放映!
 「すごくウレシイです!ありがとうTV東京!」
 ユニバーサルさんも吹替えつきで、発売してくれたらDVD、3980円でもすぐに買っちゃうのに!(『ナイトホークス』の感想はいつか記事にします)

 もうTV東京の午後のロードショー以外に、期待できるTVの映画劇場枠ってないですもんね!70年~80年代イタリアのアクション映画(警察物、マカロニウエスタン、マッドマックス物)をバンバン放映してくれないかなぁ!もしそうなったら、TV東京にも受信料を払いたいくらいですよ!

 夢みたいなこと言っちゃいましたけど、DVDも次世代ディスクなんかより、現行のDVDで、もっともっと驚くような作品を発売して欲しいですね!
コメント (6)
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『ハウス・オブ・ザ・デッド2』ゾンビアクション第2弾

2007-02-23 00:34:24 | ホラー
ハウス・オブ・ザ・デッド2
HOUSE OF THE DEAD 2(2005年アメリカ) 
 監督 マイケル・ハースト
 出演 エマニュエル・ヴォージア、エド・クイン、ヴィクトリア・プラット、ビル・ブラウン、シド・ヘイグ

 ■ストーリー■
 ケスタベル大学で、大学のキュリアン教授が、死者を甦らせる研究のため女子大生を殺害し実験を行うが、その女子大生はゾンビになり、教授を殺害してしまう。ゾンビに咬まれた人間は、やはりゾンビになり大学中に増えていった。そして29日後、大学にゾンビがあふれだした情報を得たアメリカ政府は、秘密組織AMSのエージェント、エリスとナイチンゲールと、特殊部隊を派遣するのだった。

 ■感想■
 セガの人気シューティングゲーム「ハウス・オブ・ザ・デッド」の映画化第2弾!
 面白いです!面白いです!ゾンビ映画として、十分面白いです。これくらい面白ければ、及第点ですよ!合格!
 と言っても、実は、@KOBAは、ゾンビ映画ファンたちからボロクソに言われているウーヴェ・ボル監督の第1作目『ハウス・オブ・ザ・デッド』(03年)も、自分は「かなり面白い!」って思ったんですよ。
 どこが、そんなに評判が悪いのか、自分にはわからないです。みんな、ゾンビ映画に何を期待してるんでしょう。自分は『ハウス・オブ・ザ・デッド』で大満足でした。(って、こんなにホメといても、点数は60点ですけど)

 第1作目の感想の記事でも書いたんですけど、ゾンビ映画と言えば、絶対に『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』(80年)や、『サンゲリア2』(88年)と比べてみて下さい。この2作品よりも、面白いかどうかが、自分の中では、ゾンビ映画の基準になってたりして。
 でも、ブルーノ・マッティ監督のゾンビ映画のファンだっているでしょうけど、自分的には、アメリカンなノーテンキなノリの今作の方が好みです。(ちなみに、ブルーノ・マッティ監督は『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』と『サンゲリア2』の監督です。『サンゲリア2』はルチオ・フルチ監督が途中降板して、撮り足したらしいです。ゾンビ映画ファンならみんな知ってましたね、すいません)

 でも、今作は、制作費が低予算のためか、大事件なのに、現場に派遣される特殊部隊の人数が少なすぎ!0世代目のゾンビを発見するという大きい目的があるのに、あの人数ですからね。それこそ80年代の低予算のイタリア映画なみの部隊の人数!
 そんな大事件なら30人くらいの特殊部隊で、行っても良いのにね。ゾンビに対して、考えが甘すぎ!(でも、それって、実は、けっこう現実的かも。お偉いさんは、こういう事件が起きても大したコトないと思ってそうだもんね)
 ビデオゲームに詳しく無いんで、良く分からないんですけど、秘密機関AMSって何なの??ゾンビ研究のための機関なんですか??まぁ、どうでも良いんですけど、ゾンビ専門の機関なら、無用心すぎです。エージェントを2名しか派遣しないなんて。もっと大勢で派遣すれば、計画が遂行しやすかったのに!あ、これも、映画の制作費の予算に関係かな??

 とにかく、“ゾンビ映画ファン”だったら、必見の1本です。(1作目『ハウス・オブ・ザ・デッド』で楽しめた人だったら、ゾンビ映画ファン以外でもOKですよ)60点
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『スリープウォーカー』ハリウッドでリメイク??

2007-02-22 00:10:00 | サスペンス
スリープウォーカー
SLEEPWALKER(2000年スウェーデン、ノルウェー)
 監督 ヨハネス・リューネボルグ
 出演 ラルフ・カールソン、ツヴァ・ノヴォトニー、エヴァ・カールソン

 ■ストーリー■
 ウーリック・ハンソンは、朝起きると、ベッドが血まみれになっていた。妻のモニカと子どもたちが行方不明になっていた。夢遊病になったことがあるウーリックは、自分が妻を殺してしまったのではないかと心配するのだった。ウーリックはビデオカメラを頭に取り付け眠りにつくのだが…。

 ■感想■
 スウェーデン製のミステリー映画。ハリウッドで一時、リチャード・ギア主演でリメイクなんて話もありましたけど、どうなったんでしょう??
 まぁ、なんでもかんでも、リメイク化権を取ってしまうハリウッドですから、しょうがないでしょ。一時、ハリウッドでのリメイクが立ち消えになった黒澤清監督の『回路』(00年)も、結局リメイクされましたし、リメイク作品の企画なんて、どうなるのかわかりませんからネ!でも、今作はリメイクされなさそう!

 いや~、でも、ホントに、わざわざ、リメイクするような作品ですかネ??
 ハリウッドのプロデューサーも、もっとちゃんとリメイクする作品を選んで欲しいです。まぁ、権利だけ買っておく気持ちもわからないこともないですけど。
 ランニングタイム92分が、ほんのちょっとだけ退屈な上に、あの最後の方の展開は何??
 
 「ダメダメ!」(ネタバレになるから、何が“ダメ”なのか書きませんけど…)

 もう、ほとんどギリギリ反則技状態!!劇場作品じゃなくて、TVムービーだったら、まだ許せますけど、劇場作品で、この展開はダメ!
 まぁ、日本では、スウェーデン、ノルウェー映画っていうこともあって、ビデオスルーの劇場未公開ですけど…。

 映画館で見たら、ちょっとガッカリかも。でも、

 朝、起きたら、血まみれのベッドの上で、奥さんが行方不明っていう設定は、けっこう面白いかも。ハリウッドでリメイクされるなら、この設定だけ活かして、まるっきり違う作品にして欲しいですネ!

 最後の、1ヒネリも必要だったのかどうかも、良く分からないですし。なんか、フジTVの「世にも奇妙な物語」の1エピソードみたいな内容です。
 
 でも、そうは言っても、ストーリーがスカスカで、すぐにネタが割れちゃう『-LESS[レス]』(03年)やら『マシニスト』(04年)、『パズラー2 リターン・オブ・マッドネス』(04年)なんかよりは、よっぽどマシですけど…。

 スウェーデン映画に、少し甘い@KOBAなのです。(あ、もちろんエンタメ系のジャンルの作品に対してのみですyo)
  
 東欧の雰囲気のサスペンス映画を見たければ、どうぞ!50点
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『スラッグス』ピケール・シモン②

2007-02-21 00:13:33 | ホラー
スラッグス
SLUGS THE MOVIE(1987年アメリカ、スペイン)
 監督 J・P・シモン(ピケール・シモン)
 脚本 ロン・ガンツマン 
 原作 ショーン・ハトソン 
 音楽 ティム・サウスター
 出演 マイケル・ガーフィールド、キム・テリー、フィリップ・マクヘイル、サンチャゴ・アルヴァレス

 ■ストーリー■
 アメリカの田舎町アシトンでは、謎の事件が発生していた。何者かに襲われ被害者が白骨死体になる事件が連続していた。衛生局に勤める検査官のマイクは、庭で見つけた巨大なナメクジが事件に関係あるとにらむのだが…。

 ■感想■
 ショーン・ハトソン原作「スラッグス」(ハヤカワ文庫)の映画化作品です。
監督は『怪獣島の秘密』(80年)、『スーパーソニックマン』(82年)のJ・P・シモン(ファン・ピケール・シモン)。
 でも、ピケール・シモン監督が、ホラー映画の間で1番有名な作品は、スプラッター映画『ブラッド・ピーセス悪魔のチェーンソー』(83年)でしょう!あ、これって、DVD出てるんですよネ!エプコットさんから『ホラー・ホスピタル』(73年)とのカップリングで。
 「う~ん、『ホラー・ホスピタル』は要らないのに…。『ブラッド・ピーセス悪魔のチェーンソー』だけで良いから安くして~」って感じです!

 ところで、今作ってストーリーが、おかしい、おかしい!おかしすぎ!何も事件が起きてなかったようなのどかな田舎町で、保安官助手じゃないですけど、10分に1人、人が死にまくりなのに、みんなヒトごと!もっと大騒ぎしなきゃヘンですヨ~。さすが80年代って感じです!
 主人公のマイクや、下水道局に勤めるダンや生物の教師くらいしか、この1連の事件を解決しようとしてない!水道からもナメクジが出てきてるのに!市長もショッピングセンター誘致しか頭にないし!こんな田舎町で、謎の連続怪死事件が起きたら、CNNやら全国ネットの放送局の報道番組が飛んできちゃいますヨ!全米中の話題のマトになってるって言うのッ!!

 けっこうユルユルの展開なんですけど、それを、あんまり感じさせません!それは、それこそ保安官助手のセリフどおりに10分くらいに1人、登場人物が死んでいくんでネ!あと、音楽がそれなりにストーリーを盛り上げてくれてます!
 映画にとって“音楽って大事!”ってことを良く分からせてくれます!定番ホラー映画のような音楽が、中身の無い映画を、B級くらいに引き上げてくれてます!ハロウィンパーティのシーンなんか、「今作って制作費いくらなのーッ??自主映画なの??」って感じですもんネ!でもBGMが、いかにもホラー映画だぞって感じでかなり良いので、それなりに観れるようになってます。
 
 ピケール・シモン監督って、ホラー映画がわかってる!さすが、スペイン映画の鬼才!(あれ、今回もほめすぎ!)ピケール・シモン監督って、けっこう好きなんですよネ!65点
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『新リバイアサン リフト』ピケール・シモン①

2007-02-20 04:23:09 | ホラー
新リバイアサン リフト
THE RIFT(1989年スペイン)
 監督 J・P・シモン(ピケール・シモン)
 出演 ジャック・スカリア、R・リー・アーメイ、レイ・ワイズ、デボラ・アデア、ジョン・トールズ=メイ

 ■ストーリー■
 ノルウェー沖の深海で原子力潜水艦セイレーン1号が遭難した。設計者のウィック・ヘイズは勝手に潜水艦を改造されたため軍をやめていたが、最後まで自分をかばってくれた同僚のマークがセイレーン1号に乗っていることを知りNATOの救助隊に入り救出に向かうのだった。

 ■感想■
 スペイン映画の鬼才(?)ピケール・シモン監督の深海ホラー!
 と言っても、日本では『H・P・ラヴクラフト新・悪魔の儀式』(91年)以降日本で作品が公開されていないんですけどね。本国スペインでは、監督&脚本家として1990年代後半までは映画の製作に携わっていたみたいですけどね。
 日本で公開された作品で(TV公開やビデオスルーでの公開ですけど)有名な作品は『地底巨大生物の島 驚異!!地底湖に棲む大恐竜大海亀キングゴリラの恐怖!』(a.k.a.『SF地底探検』)(76年)、『怪獣島の秘密』(80年)、『 ブラッド・ピーセス悪魔のチェーンソー』(83年)ですかね??ってピケール・シモン監督の作品って、今作『新リバイアサン リフト』しか劇場公開されてないです。
 ところで『地底巨大生物の島 驚異!!地底湖に棲む大恐竜大海亀キングゴリラの恐怖!』は、かつて年末(あれ、おおみそか??)にゴールデンタイムにTVで放映されたんですよね!良い時代でした。今なんて、お笑いか格闘技しかやってないですからね。年末のゴールデンタイムにアドヴェンチャー映画!昔の方がTVは絶対に良かった(映画ファンには!)
 
 『新リヴァイアサン リフト』は潜水艦を舞台にしてるんですけど、同じく潜水艦を舞台にした作品の中でも、軍事サスペンス、ジャックライアンシリーズ『レッド・オクトーバーを追え!』(90年)、アラン・スミシー名義になった救出モノ『サブダウン』(97年)(グレッグ・チャンピオン監督が撮ったらしいです)。デビッド・トゥーヒー監督のオカルト物『ビロウ』(02年)とかいった作品群の中でも最高の面白さ!(@KOBA的な意味で)
 潜水艦の救助物と思わせといて、途中から水中の秘密基地を舞台にしたモンスター映画になっちゃいます!で、また、最後は潜水艦物になります。1粒で2度おいしい!どころか3度おいしいです。(どっちつかずという話も…。
 ピケール・シモン監督作なんで、モンスター映画といても、やっぱり“THE B級モンスター映画”になってます。
 
 アメリカでの公開版“ENDLESS DESCENT”はランニングタイム79分です!外国映画に厳しいアメリカ!
 「エンターテイメントのモンスター映画なのに、なにもそこまでカットしなくても良さそうなものを!」って感じ。
 ところで、今作は、スペインのアカデミー賞にあたる賞をSPFXで取りました!今で言うVFXになるんですかね?

 まぁ、このオリジナル版でも、やたらテンポの良い作品なんで、アメリカ公開版の79分版って、けっこう気になっちゃいます!(別に、そんなに短いアメリカ公開版は見たくはないですけど…)ドンドン事件が起きて、ドンドン解決してラストなんでしょうね~。

 そういえば、ピケール・シモン監督の作品も公開されないですけど、見たいですネ!99年に“MANOA, LA CIUDAD DE ORO”(MANOA, THE CITY OF GOLD)、94年に“LA ISLA DEL DIABLO”を撮ってますよ~。
 
 ピケール・シモン監督ってまだ映画の現場にいるんですかね??ピケール・シモンにもホラー映画をこれからもどんどん作って欲しいですネ!でも、70歳を超えてるから引退でもしたんですかね。
 「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト」とか「マスターズ・オブ・ホラー」とかの監督の1人に選ばれても良いのに!あれ、ほめすぎかな??

 まぁ、今作は、THE B級以外の何物でもないんで、B級ホラーが好きな人は必見!(でも、決して“怖”系じゃないので、怖い映画好きな人は注意してネ)。でもDVDにはなってないから、旧作が豊富なビデオレンタル屋さんで探してね!60点
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2006年マイベスト10

2007-02-18 11:23:18 | 年度ベスト10
 2006年に自分が観た映画のベスト10です。あと最近観た作品も一応対象にしちゃいます。あ、「2005年マイベスト10」の記事にも書きましたけど、ベスト10と、それぞれの作品の感想の点数とは連動してないのでヨロシク。観終わったときの印象としばらくしてからの印象って変わる作品ってありますからネ。 
 

□第1位 『迷宮の女』   
 10年に1本、いや20年に1本の傑作サスペンス映画です。フランス映画の実力を見せてもらったって感じです。この映画でビックリしない人はいない(はず)。

□第2位 『デイジー』『デイジー アナザーバージョン
 韓国製の香港ノワール。スタッフに香港映画のスタッフが多くいるのでホントに香港映画風です。

□第3位 『ヒストリー・オブ・バイオレンス愛と暴力の対立
 デビッド・クローネンバーグ監督の描くサスペンス!アメリカ映画としては、この描写が限界かも。
 
□第4位 『JIGSAW ジグソー
 正統派イタリア製ジャッロ(正確にはイタリアとスペイン、イギリス合作です)なんで、もちろん4位。

□第5位 『サウンド・オブ・サンダー』 
 1度製作会社が倒産したりとかのゴタゴタがあったのを、ピーター・ハイアムズ監督は、良くここまで完成させました!そこを考慮して5位。

□第6位 『ブレイキング・ニュース
 ジョニー・トゥ監督の香港ノワール!アクション映画ファン必見。

□第7位 『セレニティー
 アメリカ本国で短命に終わったTVシリーズの劇場版。熱狂的なファンによって映画化されただけあって面白いです。それにTVシリーズを観ていない人にもちゃんとわかるように出来てます。

□第8位 『ダイエット・ラブ
 長らく未公開だった“痩身男女”。ジョニー・トゥ、ワイ・カーファ監督の描く香港コメディ。アンディ・ラウ、サミー・チェン主演。

□第9位 『ポゼッション
 スウィディッシュスリラー、ジャッロ風。ジャッロというより、ティーン向けの『スクリーム』系という話も。

□第10位 『幽霊刑事』 
 ハーマン・ヤオ監督の描くオカルトサスペンス!ラストは香港映画でしか出来ない(多分)展開。

 こんなところが2006年のマイベスト10です。あとは気になった作品は、ジョニー・トゥ監督の『柔道龍虎房』。未公開ですけどサスペンス映画の佳作『すべてはその朝始まった』。同じく未公開の佳作『パニックフライト』。

 以上のこういった作品は、もう10位とほとんど同じです。
 

 で、ワースト作品ですけど、ワーストっていうより“@KOBAのラズベリー賞”っていう意味です。
 別に、特につまらないっていうわけじゃないです。制作費が高かったり、豪華な出演者なのにムダな使い方してるとかって意味でのワーストです。

 で、“@KOBAラズベリー賞”は

□作品賞は2作品。映画的に面白いかつまらないかどうこうっていうより、ホントにラズベリー賞的にダメなのは、
 『ダ・ヴィンチ・コード
  大作で、すごく話題になりましたけど、ストーリーはジュヴナイルムービーなみ。
  この作品のどこが、難解なの??今作が難解だったら、優しい映画って何??
  難解だなんて、映画ファンをバカにしすぎ!
 『フライトプラン
  これは、ストーリーに穴がありすぎ。

□リメイク、続編賞
 『ザスーラ
 『オーメン
 以上、2作は、なんでリメイク(続編)作ったの??って感じ。
 オリジナル版で良いのに。

□その他
 『パズラー2 リターン・オブ・マッドネス
 『サイレンFORBIDDEN SIREN
 もう、こういうネタの作品はやめて欲しい。

 ちなみに2005年ベスト10は、

 □第1位 『カンフー・ハッスル』
 □第2位 『PTU』
 □第2位 『デッドポイント黒社会捜査線』
 □第4位 『インファナル・アフェアⅢ終局無間』
 □第5位 『ツインローズ』
 □第6位 『ムービングターゲット』
 □第7位 『ランド・オブ・ザ・デッド』
 □第8位 『キャビン・フィーバー』
 □第9位 『SHINOBI』

 でした。
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『新ドラキュラ悪魔の儀式』DVD!

2007-02-17 21:58:49 | 映画、DVDに関する雑記
 不定期の記事(まぁ、日々の映画の感想の記事も不定期ですけどね)の欲しいDVDの新情報!

 ハマープロのピーター・カッシング、クリストファー・リー主演のドラキュラ物『新ドラキュラ悪魔の儀式』(72年)がDVDで発売になりました!
 WHDジャパンさんから、2007年1月25日に発売になってました。なんと価格が1500円!近所に扱ってるお店がないときは、amazonでも買えます。
 
新ドラキュラ/悪魔の儀式

WHDジャパン

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 前年の『ドラキュラ’72』(71年)の続編で現代に甦ったドラキュラ伯爵と、ヴァン・ヘルシング教授との対決が描かれてます。発売されるときは、てっきりワーナーさんから出るんじゃないの??とか思ってたんですけど、WHDジャパンさんから発売されました。
 このDVDは、石田一さんがトータル監修してて、解説までついてます。これで1500円は超お買い得!本当は、3000円でもいいから、日曜洋画劇場で放映されたときの吹替え音声が付いてたら最高だったのに!でも、メジャーのワーナーさんから発売されてる『ドラキュラ’72』だって、吹替え音声付いてないから、厳しいんでしょうね!

 『ドラキュラ’72』も冒頭のドラキュラ伯爵とヴァン・ヘルシング教授との対決シーンを観るためだけでも、観る価値のある作品ですけど、今作は、ストーリーがぶっ飛びすぎ!
 “スパイ映画+ドラキュラ”って感じの最高に、面白い作品になってます。当時の、ホラー映画ファンからは、あんまり評判が良くなかったみたいですけど、自分は最高に好きな作品の1本です!もうホラー映画なんだか、スパイアクションなんだか、わからない展開にワクワクしちゃいます。
 昨年あたり、スカパーのホラーチャンネルで放送されましたけど、自分の家ではスカパーが映らないので、今回のDVD発売はすごくうれしかったです!

 WHDジャパンさんからは『フランケンシュタイン娘の復讐』(71年)も『レディ・フランケンシュタイン』として1500円でDVDが発売になってます!ランニングタイムは83分版みたいですけど。
 今後も、どんどんDVDを発売してください!
レディ・フランケンシュタイン

WHDジャパン

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『ブレイキング・ニュース』ジョニー・トゥ

2007-02-15 01:28:02 | 香港映画
ブレイキング・ニュース
大事件 BREAKING NEWS(2004年香港)
 監督 ジョニー・トゥ
 脚本 チャン・ヒンカイ、イップ・ティンシン
 出演 ケリー・チャン、リッチー・レン、ニック・チョン、ラム・シュー、サイモン・ヤム、ユウ・ヨン

 ■ストーリー■
 香港で武装強盗団5人と、彼らを追っていた警察の捜査課との銃撃戦が発生する。武装強盗団の1人は死亡するが残りの者が、関係ない警官を撃ち殺し逃走するのだった。その現場を、偶然、交通事故を取材していたTV局のカメラマンが撮影するのだった。その模様を見た市民から警察への非難が集中する中、組織犯罪課の警視レベッカはマスコミを利用して警察への信頼を回復しようとするのだった。

 ■感想■
 『PTU』(03年)、『柔道龍虎房』(04年)のジョニー・トゥ監督が描くハードアクション。
 
 脚本は『G4特工OPTION ZERO』(97年)、『BEAST COPS野獣刑察』(98年)、『恋するブラジャー大作戦(仮)』(01年)のチャン・ヒンカイと『柔道龍虎房』、『エレクション』(05年)のイップ・ティンシン。
 
 ジョニー・トゥ監督がお得意の警察物って期待して観ましたけど、期待に負けない面白さです!すごい!今まででも、いかにも、ありそうな犯罪物な作品なのに、こんな作品観た事が無いという緊張感あふれるアクション映画になってます。
 全然、作風は違いますけど、同じくジョニー・トゥ監督の『デッドポイント黒社会捜査線』(98年)の武装強盗団と刑事たちとの戦いのシーンだけをを90分間見せられているような緊張感にあふれた感じの作品です。それにしても、どんな作品でも90分くらいにしちゃう香港映画。今作も91分というコンパクトさ!短かすぎです!ハリウッドも見習って欲しいです。
 冒頭の銃撃戦から、最後の展開まで、恐るべき緊張感が張り詰めてます!さすがジョニー・トゥ監督!やっぱり、ジョニー・トゥ監督は、ノワール物や警察物が良いですね!

 その緊張感あふれる武装強盗団VS警察の戦いに、マスコミを利用しようとする美人警視がからんできます(劇中、「美人」ってみんなが言ってるんですよ)。ケリー・チャン演じるフォン警視って、何歳の設定なんですか??ずいぶん若い警視ですね!エリートってわけですね!もう警察の威信回復のためにマスコミを利用しようとすること自体、いかにもエリートが考えそうなコトです!まぁ、それでも現場をないがしろにしてる設定では無いんですけどね。そんな設定入れたら、とうてい90分じゃ収まらないですけどね。とにかく魅力あふれるキャラクターです。
 でも、武装強盗団を追い詰める捜査課のチュン警部補とフォン警視って仲が悪そう!まぁ、もともと所属部署が違うんだろうからしょうが無いですけど。字幕や吹替えではチュン警部補は、捜査課ってことになってますけど、DVDパッケージによるとCID(重犯罪特捜班)の所属みたいです。フォン警視は組織犯罪課なんで違うんでしょうね。良く分からなかったけど。

 それにしても、銃撃戦等の暴力シーンに容赦のない香港映画です!もうハリウッドの大作が裸足で逃げていくような銃撃戦がこれでもか、これでもかと観れます!
 
 キャラクター的には警察側は、ケリー・チャン演じるフォン警視以外に、武装強盗を執念で追い詰める捜査課のチュン警部補率いる捜査課がいます。
 一方、4名の武装強盗が逃げ込む集合住宅に偶然隠れていた殺し屋2名が武装強盗団にからんでいきます。また、人質になる部屋のタクシーの運転手と子ども2人も出てきます。そういった、それぞれのキャラクターが魅力的に描かれているんで、クライマックスに向かっての展開がより一層、盛り上がっていきます!

 でも、そうは言っても、誰にでも薦められる万人向けの超エンターテイメント作品なのか??と聞かれると、きっぱり“そうです”とは言えなのが少しツライかも。とにかく最初から最後まで、緊張感あふれる作品になってます。
 どちらかと言えば、ハリウッドのアクション物なんてあんまり面白くないなぁ~!結局火薬の量でしょ!とか思ってる、アクション映画のコアなファンにこそ観てもらいたい1本です。あ、もちろん、香港映画のアクション映画ファンにも観て欲しい作品です!(香港映画ファンは、そんなこと言われなくても観ますよね。)75点
ブレイキング・ニュース

タキコーポレーション

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『ウルトラヴァイオレット』ミラアクション!

2007-02-12 23:09:51 | SF
ウルトラヴァイオレット
ULTRAVIOLET(2006年アメリカ)
 監督    カート・ウィマー
 脚本    カート・ウィマー
 出演    ミラ・ジョヴォヴィッチ、キャメロン・ブライト
        ニック・チンランド、ウィリアム・フィクトナー

 ■ストーリー■
 アメリカで謎のウィルスが発生する。政府はウィルスの感染者をファージと呼び隔離した。隔離された感染者は2度と戻ってくることはなかった。逃げ延びたファージは、人類との抗争を始めるのだった。抗争が長引く中、人類を支配する枢機卿ダクサスは、ファージ絶滅の最終兵器の開発に成功するのだった。ファージはその兵器を奪うために殺し屋ヴァイオレットを送り込むのだった。

□■□ネタバレあり!□■□
 
 ■感想■
 傑作近未来アクション『リベリオン』(2002年)の脚本、監督のカート・ウィマーが描くSFアクション。
 
 なんでも、今作は、カート・ウィマー監督が『グロリア』(1980年)をコミックブック風のSFアクションに仕上げた作品だそうです!!
 「う~ん、『グロリア』が『ウルトラヴァイオレット』にッ??」
 
 『リベリオン』は、フランソワ・トリフォー監督の『華氏451』(1966年)をSFアクション風に仕上げた作品でしたから、カート・ウィマー監督は、何かを元にしたような作品が好きなんでしょうか??
  
 SFアクションの大傑作『リベリオン』のカート・ウィマーが今作でも脚本、監督してるんで、すごく期待して観たんですけど、何、何、何!
 SF好きな中学生が、想像するようなシーンの連続!!
 まさに、そういった世界を見事に映像化してます!スゴスギ!ス

 ストーリーより何より、美人の女性暗殺者の超絶アクションが描きたかったのね!
 
 「もう最高です!

 こんな映画を作ろうと思った監督や、ゴーサインをだしたプロデューサーにも、プラス10点あげちゃいます!
 『リベリオン』でも見れた“ガン=カタ”アクションを、これでもか!これでもか!と十分に観れます!ハードSFの雰囲気に溢れていた『リベリオン』と違って、今作は本当に、ジュブナイルSFアクション風味になってます!知能指数が下がってる気がしますけど、カッコ良いから気にしません!!

 ここ数年で観た作品の中でも突出した中学生レベルのSFアクションです!
 同じSF映画で強いヒロインが活躍する『イーオン・フラックス』(2005年)もこれくらい、突き抜けていてくれたら良かったのにッ!
 SF映画を作るときは、今作を1つの見本にして欲しいくらいです!なんでもかんでもSF映画が全部、こういうノリでも困っちゃいますけど、今作は本当に大傑作です!
 ミラ・ジョヴォヴィッチも「バイオ・ハザード」シリーズといい今作といい、こういうジャンルの映画に出演するの大好きなんですね!
 好きです!ミラ・ジョヴォヴィッチ!
 いつまでも映画のジャンルにこだわらずに出演して下さい!
 
 ところで、今作のロケは中国の上海で行われたらしいですけど、すごく未来都市風の街並みですね。まぁ、海外の人から見たら、日本の大都市の街並みも未来都市に見えるんでしょうけど。日本だって『シルバーホーク』(2004年)でロケ地になってましたもんね
 
 ハッキリ言って、ランニングタイム87分は短すぎです!
 DVDは94分版らしいですけど、どう違うんでしょう??
 94分版も観てみたい!
 もっと、ファージの背景の説明とかして欲しいです!ファージのコトが良く分からないです!ウィルスに感染してファージになると、超人間になるのって、映画の中で説明ありましたか??
 超人間になれるなら、みんなファージになりたがると思うんですけどね。そんな説明シーンを入れても良いから、あと15分くらい長くして、ちゃんと説明して欲しかったです!
 普段、映画は短い方が良いって言ってますけど、それはその映画がつまらないからです!
 面白い映画は長くて良いです!
 87分なんて、あまりにも短すぎ!なんで87分なの??

 それにしても、カート・ウィマー監督は、今後も要チェックの監督さんですね!『リベリオン』と今作で、もうSF映画史上には名前を残したでしょう!でも、もっともっとSF映画を撮って下さい! 85点 
ウルトラヴァイオレット デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
キャメロン・ブライト,ニック・チンランド,ミラ・ジョヴォヴィッチ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

リベリオン
<『華氏451』をSFアクション風に味付け!>
リベリオン -反逆者- [DVD]
カート・ウィマー,ヤン・デ・ボン
アミューズ・ビデオ
リベリオン-反逆者- [Blu-ray]
エミリー・ワトソン,クリスチャン・ベール,テイ・ディッグス,ショーン・ビーン
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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『神の左手 悪魔の右手』Jホラー佳作

2007-02-11 11:39:29 | 日本映画
神の左手 悪魔の右手
(2006年日本)
 監督 金子 修介
 原作 楳図 かずお
 出演 渋谷 飛鳥、小林 翼、前田 愛、田口 トモロヲ、小木 茂光、根岸 季衣

 ■ストーリー■
 「私の弟には力がある」人間の悪意を夢で予知するコトができる少年、山の辺ソウ。ある日、ソウは夢にうなされ首から大量に出血してしまう。ソウの姉イズミは以前、ソウから「自分は死んでしまう。だけどお姉ちゃんなら自分を助けることができる」と言っていたことを思い出すのだった。ソウが以前言っていた“赤い携帯電話”をヒントに助けようとするのだった。一方、ある地方都市では、病弱な娘をもつ父親は、娘に絵本を描いてやるために、殺人を繰り返していくのだった。
 
 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 日本のホラーコミックの代表的作家、楳図かずおの人気コミック「神の左手 悪魔の右手」の映画化作品です。原作のエピソードのうち「黒い絵本」を映画化してます。
 監督は『クロスファイア』(00年)、『あずみ2Death or Love』(04年)の金子修介。平成「ガメラ」シリーズや『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』(01年)といった怪獣映画では、才能を発揮してますが、怪獣映画以外では、@KOBA的には、全然期待していない監督の1人です。『クロスファイア』なんか北村龍平監督にでも、暴力超能力映画としてリメイクして欲しいくらいです。
 あ、でも金子修介監督のファンの方、怒らないでね!今、存命中の日本映画の監督の中では好きな方ですから!(あれ、これでも全然ホメてないかも)

 金子修介監督の作品ということで、全然期待してなかったのが良かったのか、普通に楽しめました!いや、普通どころか、かなり楽しめたかも!

 映画化するエピソードとしても、「黒い絵本」はけっこうインパクトがあって良いかも!でも、実は、原作とおり「錆びたナイフ」の方が紹介編として良かったんじゃないのかな??とも思うんですけど。
 これだけの作品を作れたんだから、続編、続々編も映画化して欲しいです!「錆びたナイフ」、「消えた消しゴム」、「女王蜘蛛の舌」、「影亡者」と映画化する原作があるんだから!1エピソードを85分くらいの感じで映画化してシリーズ化すれば良いのに!

 でも、超能力をもった少年ソウって、昏睡状態ですけど、原作でも、こんなストーリーでしたっけ??原作では、今エピソードでは、神の左手と悪魔の右手を持ったヌーメラウーメラに変身したりしてませんでしたっけ??
 実は原作を読んだのが、はるか昔で、ちょっと記憶があやふやだったりして。
 まぁ、「神の左手 悪魔の右手」のコミック自体が、事件を延々と描いて、最後、ソウが出てきて1発で事件解決って感じの印象が強いですからね。このエピソードは、ソウの姉イズミをヒロインだから映画的には、すごく良いのかもしれないですけど。

 でも、ランニングタイム95分は、やっぱり長すぎ!ヒロインが悪夢を見るシーンとか要らないでしょ。あと10分くらいカットすれば良かったのに!それでも、スプラッター描写とかは、かなり頑張ってるかも!日本映画としては!R-15ですけど、レイティングなんか気にしないでどんどんやってください!
 あと、「恐怖コミック」としてコミックではおかしくないコトが、映画として映像化されるとやっぱりオカシイかも。落ちてる人形を拾う少女や、勝手に他人の家に入り込んでケーキを食べる少女たち。俳優が実際に演じると、すごくオカシイかも!!

 でも、事件解決したあとなんですけど、ソウのお姉さんのイズミちゃん以外、帰って来なかったんですね!ケーキ屋さんの娘さんも、その他の被害者も、刑事さんも!そういうの好きですけどね!
 全員、無事で帰ってきたなんて、余りにもファミリー向けすぎだもんね!でも、刑事って1人で行動するんですか??刑事が行方不明だし、あの少女モモちゃんのあの後も気になるし。気になるといえば、事件が終わったあとのソウとイズミの服に付いていた血が、場面が切り替わったら、キレイさっぱり落ちてたのはダメダメ!
 なんか、金子修介監督って『あずみ2Death or Love』のときもそうだったけど、“血のり”が主人公たちにつくのが嫌いなの??なんか変なの!でも、エンターテイメント作品を撮れる監督って少ないから、しょうがないのかな??
 日本映画界のメジャー監督の中での数少ないエンターテイメント派の北村龍平監督もクライヴ・バーカーの「ミッドナイト・ミートトレイン」を撮る為にハリウッド行っちゃったしね!今から楽しみです!映画“MIDNIGHT TRAIN”!無事クランクアップして欲しいです。60点
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『迷い婚 すべての迷える女性たちへ』恋愛映画は苦手

2007-02-09 07:27:41 | ドラマ
迷い婚 すべての迷える女性たちへ
RUMOR HAS IT...(2005年アメリカ)
 監督 ロブ・ライナー
 出演 ジェニファー・アニストン、マーク・ラファロ、ケビン・コスナー、シャーリーン・マクレーン

 ■ストーリー■
 新聞社に勤めるサラは、恋人ジェフを伴い、妹アニーの結婚式に出席するため田舎のパサディナへ帰ってくる。ジェフからプロポーズされてるサラは、本当に結婚して良いのか迷っていた。そんなとき、サラは、自分の母親と祖母が、映画にもなった小説「卒業」のモデルでは無いのかと疑うようになるのだった。


 ■感想■
 “ダスティン・ホフマン、アン・バンクロフト、キャサリン・ロス出演で映画化もされた「卒業」のモデルが現実に存在したら??”というテーマの恋愛映画です。
 当ブログ「@KOBAのムービー!ムービー!」では、映画のジャンルをいくつかのカテゴリーに分けてるんですけど、なぜか「恋愛映画」というカテゴリーが無いです!だって、「恋愛映画」なんて見ないですからね!(自慢にならないですけど)。だから、今作は恋愛映画ですけど、「ドラマ」のカテゴリーに入れました。(でも、それくらい、恋愛映画は見た記憶がないです)多分、生まれてから、10本くらいしか見てないかも。あ、コメディ系は除いてね!

 ジェニファー・アニストン主演のドラマですけど、今作での彼女の役ところってイヤな女性です!自分はイヤ!(ジェニファー・アニストンじゃなくて、役ですよ)
 酔っ払った勢いで、母親や祖母とやっちゃってる男性とやっちゃって!別にシングルなら良いですけど、ボーイフレンドから、プロポーズされてるのに!

 「不安だったから」とかって、浮気に気づいたボーイフレンドのマーク・ラファロに言い訳してましたけど、“不安だった”なんて、言い訳になってない!なってない!なってない!
 だって、もし男性が、逆の立場で、「酔った勢いで!」とかいって浮気したら怒るでしょ??
 
 自分だったら、こんな女性とは、別れちゃうかも!

 映画『卒業』が、もしも現実の話だったらっていうテーマの作品だから、けっこうコメディ系なのかな??とか思ってたら、マジメな恋愛物なんだもんね!ガッカリです
 それでも面白かったら、まだ良いんですけど、普通の恋愛映画としても面白い方って言えないかも??(“言えないかも”って他の恋愛映画をあんまり見てないので比較できないです)
 でも、とにかく全然好みの映画じゃなかったです!まぁ、監督がロブ・ライナーですからね!期待した自分が悪いんです。コメディでなくマジメな作品だって見る前に気づくべきでした(期待した自分が悪いっていうのは“「@KOBAのムービー!ムービー!的には”って意味ですから、普通の恋愛映画を見る映画ファンは、十分楽しめる作品ですよ!)

 やっぱり、恋愛映画は苦手です!でも“「卒業」が現実のネタを元にしてたら??”という発想にプラス10点で40点 
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