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『ドント・オープン』 「ドント」シリーズいつまで続く?

2024-02-14 00:54:22 | ホラー/オカルト

ドント・オープン
DON'T LET THEM IN(2020年イギリス)
 監督:マイク・ダンキン
 脚本:ダニエル・アルドロン
    マイク・ダンキン
 出演:ミシェル・ルーサー
    エイダン・オニール
    スコット・ブリットン
    アマンダ・ハント
    スコット・サター
 
 ■ストーリー■
 福祉事務所のケースワーカーのジェナとカールは2人でコンビで仕事をしているが、マジメに仕事に取り組むジェナに対して、カールは週末ということもあり仕事を早めに終わらせたがっていた、、。遅い時間にも関わらずジェナに促され、いやいやデヴィッドを訪ねる。デヴィッドは連続殺人鬼として刑務所に収監されていて刑期を終え出所してきたのだった。
 人里離れた住居へと向かう2人だったが、デヴィッドとの会話は要領を得ないものだった。帰ろうとするカールに「襲って来る者たちがいるから、扉を開けさせない」とデヴィッドは言う。デヴィッドの言葉通りに家の周りにマスクをかぶった集団が集まってくるのだった、、。


 ❑■❑ネタばれあり❑■❑
 今作は、ちょっとだけヒネリがあるので今回の記事も作品を観てから読んで下さい。
 ネタバレしてます、、。


 ■感想■
 『ドント・ブリーズ』以降、流行したタイトル「ドント◯△❑」の1作。
 いつまで、この「ドント◯△❑」のタイトル続くんでしょう??
 『ドント・スティール 強盗の果て』(2022年イタリア)の記事を書いたときに、そんなコト書いたら早速、『ドント・オープン』のタイトルの作品を見つけたので鑑賞!!
 
 なんで、最近は日本版のタイトルに、この”ドント◯△❑”が好きなんでしょう??
 と思ったら、原題も”DON'T LET THEM IN”でした!!
 す、す、すいません、、。
 
 ホームインベージョン系のスリラー映画だ!!って思って観ていたら、、全然違ってました、、。
 冒頭の仕事熱心なジェナの姿を描く必要なんかないのに、、と思っていたら、それもヒネリのための前ふりだったとはッ!!

 ヒロインと思っていたジェナですが、実質的な主人公はぐうたらケースワーカーのカールだったとは!!
 マスクをつけた狂信者と思っていた人物たちが、人智を越えたような連中だったとは、、。
 ホームインベージョン系のスリラー映画でなく、完全なオカルト映画!!

 だまされました、、、。

 ネタバレしちゃいますが、ジェナが悪魔を召喚するためにデヴィッドを狙っていたなんて気づくワケないですー。
 デヴィッドは罪を着せられ刑務所に入れられ、その後、刑期を終えて出所してきても追い続けるって、しつこすぎ、、、。

  低予算の作品としては、かなり見応えがあってホラー映画ファンが十分楽しめる作品に!!
 カールはデヴィッドと一緒に逃げるものの、事故でデヴィッドは退場!!
 「えー、こんな展開あり??」
 ジェナは、例のグループに目をやられて、、って、、想像とは次々と裏切られる展開ですごーく面白かったです!!
 
 カールを拾ってくれた運転手が片目なのも、、もしかして、、。
 まさか、この運転手も、、、。
 と思わせて終わりって、超怖い終わり方でないのに良かったです、、。

 ホームインベージョン系ホラー度  ★★
 ミステリー度           ★★★
 良く考えなくても解決してない度  ★★★★

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『呪われた老人の館』 家族のいうコトは信じてね!!

2024-01-29 00:12:23 | ホラー/オカルト

呪われた老人の館
THE MANOR(2021年アメリカ)
 監督:アクセル・キャロリン
 脚本:アクセル・キャロリン
 出演:バーバラ・ハーシー
    ブルース・デイヴィソン
    ニコラス・アレクサンンダー
    ジル・ラーソン
    フラン・ベネット

 ■ストーリー■
 脳卒中で倒れたジュディスは老人ホームに入居させられることに。老人ホームでは老人たちが連続して死亡することが起きていた。また、ある夜、暗闇で不審な人間を見かけるのだった、、。
 だが、老人ホームの院長から認知症が始まっているせいだと言われ娘も信用してくれず、仲の良い孫のジョッシュに助けを求めるのだが、、、。
 
 ■感想■
 Amazonプライム配信、ブラムハウス製作のアンソロジー”Welcome to the Blumhouse”の1本。
 今作で今回”Welcome to the Blumhouse”8本すべて鑑賞しました。

 個人的には、8作品の中では『悪魔のビンゴカード』と今作がホラー度が高くて面白かったです。

 今作は、バーバラ・ハーシー、ブルース・デイヴィソンと有名な俳優が出演しています。
 バーバラ・ハーシーは、1970年代の作品の映画ファンには『MR.ダイヤモンド』(1975年)、『大いなる決闘』(1976年)でお馴染み。
 1980年代は、『エンティティー 霊体』(1982年)、『ハンナとその姉妹』(1986年)のような一般映画や『ライティング・ブレッド』(2004年)、『インシディアス』(2010年)のようなホラー系に出演。2000年代以降はTVドラマ等に出演して、本当に多くの作品に出演しています。『エンティエティー 霊体』ではアボリアッツ・ファンタスティック映画祭(2013年)で主演女優賞を受賞しました。

 ブルース・デイヴィソンは自分的には『ウィラード』(1971年)の印象が強すぎて、つい「『ウィラード』のブルース・デイヴィソンだ、、」って思っちゃいます。
 ブルース・デイヴィソンも本当に多くの作品に出演してるので、そんな風に思われるのもどうかと思うのですが、、。『ブラス・ターゲット』(1978年)に出演しても、『美人女優 恐怖の罠』(VHS題:『クライムゲート 仕組まれた相続』)(1983年)に出演しても、『地獄の女アンドロイド』(1991年)に出演しても、「X-MEN」シリーズに出演してても、つい思っちゃいます、、。
 アカデミー賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞も受賞してるのに、、、。すいません、、。

 もう有名な(自分が知っている、、)俳優が出演しているだけで、豪華な作品に思えてきます。
 
 こういうホラー映画としては、主人公の言う超自然現象的なコト、老人ホームの院長たちが陰謀を企てているとか言っても信じてもらえないのは定番の展開ですが、、、今作のポイントは、主人公の年齢が少し高めの設定ということです。
 何か主張しても、”認知症だから”とか周りの人に言われたら、ただでさえ信じてもらえない話の内容なのに、より一層信じてもらえない!!

 それは、主人公が子どもでも一緒か??

 木の妖精のようなものも出てきますし、完全にホラー映画で楽しく観れました!!
 ”Welcome to the Blumhouse”の今回の8本ですが、ホラー映画というよりサスペンス映画系みたいな作品もありましたけど、少なくともメジャーな作品でない場合はホラー映画の方が自分は好きみたいです、、。
 
 ホラー映画定番の展開で進むのに、、最後はまさかの展開!!
 こういう展開になるとは思ってもみませんでした!!

 ちょっとびっくり!!

  自分としては、ホラー映画好きの映画ファンにこそ観て欲しいような作品です。
 
 最後は少しビックリ度    ★★★
 すぐにネタは割れちゃう度  ★★
  孫のジョシュの対応が早い度 ★★★

 

アボリアッツ・ファンタスティック映画祭主演女優賞『エンティティー 霊体』

シリーズでは1作目が1番好き『インシディアス』

マジメな作品です。

戦争中を舞台にしたサスペンス映画『ブラス・ターゲット』

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『悪魔のビンゴカード』 地獄のビンゴ

2024-01-28 22:17:57 | ホラー/オカルト

悪魔のビンゴカード
BINGO HELL(2021年アメリカ)
 監督:ジジ・ソウル・グレーロ
 脚本:シェーン・マッケンジー
    ジジ・ソウル・グレーロ
    ペリー・ブラックシアー
 出演:アドリアナ・バラーザ
    L・スコット・カルドウェル
    ジョシュア・ケイレブ・ジョンソン
    リチャード・ブレイク
    クレイトン・ランディー
    ジョナサン・メディナ

 ■ストーリー■
 町を出れると喜び、大金を抱えながらビンゴボールを食べマリオは死んでいくのだった。
 さびれた町オークスプリングに住む年輩の住人の楽しみの1つはマリオの経営するビンゴホールだった。ある日、マリオのビンゴホールがミスタービッグのビンゴホールに代わって新装オープンするというチラシが入る。
 オークランドの町を愛する年輩のルピタ、ドロレス、クラレンス、ヨランダ、モリスたちはビンゴ会場に様子を見に行くのだった。会場ではドロレスの義理の娘ラケルがやってきていて10,000ドルの高額配当が当選するのを目の当たりにする。翌日ラケルは子どもを置いて町を出るがモーテルでミスタービッグに殺されてしまうのだった。
 ビンゴホールにマリオが現れなかったので心配したルピタはマリオの家に向かい、死体を発見するのだった、、、。


 ■感想■
 ブラムハウスプロダクション製作のホラーアンソロジー”welcome to blumhouse”シリーズの1本。
 1本が長編なので、アンソロジーの1エピソードなのか、そうでないかはあんまり関係ないかもしれないですけど、ブラムハウスというだけで、少し安心できちゃうのは思い込みでしょうか??

 
 ストーリー的にはさびれた町にやってきて欲望をまみれた魂を奪っていく悪魔と、町に固執する年輩の女性ルピタが対決するというだけで特にヒネリがあるワケではないです。

 でも、なんとなく雰囲気がスティーヴン・キングの短編の映画化作品みたいでした。
 あくまでも個人的な印象ですが、、。

 スティーヴン・キングの映画化と思うとかなりハードルが下がって観ちゃいました、、。

 あれだけ多くの作品が映画化されているのに、面白い作品は10-15作品くらい??
 でも、映画化された作品でも未見の作品が20作品くらいあるので何とも言えないのですが、、。
 観ていない作品がすべて傑作かもしれないですからねー。

 ちなみに、自分が好きなスティーヴン・キングの映画化作品は
 『デッドゾーン』(1983年)、『ドリームキャッチャー』(2003年)、『ミスト』(2007年)、『キャリー』(1976年)、『死霊伝説』(1979年)、『スティーヴン・キング ナイトフライヤー』(1997年)、『IT イット”それ”が見えたら、終わり。』(2017年)、『IT イット THE END"それ"が見えたら、終わり。』(2019年)、『トラックス』(1977年)、『マングラー』(1995年)、、、などなど。 

 スティーヴン・キングの短編の映画化でなければ、「トワイライトゾーン」のエピソードみたいな感じといえば、わかりやすいでしょうか??

 それなりに楽しく観れたものの、ランニングタイム85分とあまり長くないのに、少しだけ長く感じてしまいました!!
 後、10分くらい短ければもう少しテンポが良くなったかも、、。

 犠牲者は大勢でるものの、ハッピーエンディングなのが良かったです。

今作は完全オリジナル作品なので関係ないのですが、自分が好きなスティーヴン・キング原作の映画作品をいくつか。
デヴィッド・クロネンバーグ監督『デッドゾーン』(1983年)

自分は大好きな作品『ドリームキャッチャー』(2003年)

原作と違うラストですけど、どちらも良いラスト(イヤーなラスト)『ミスト』(2007年)

日本では海外外用の劇場版をさらにカットした95分版が劇場公開されました。『死霊伝説』(1979年)

長編「IT」も映画化(2度目の映像化)され、傑作に、、。『IT イット”それ”が見えたら、終わり。』(2017年)

『IT イット THE END”それ”が見えたら、終わり。』(2019年)

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『ノクターン』 音楽学校ホラー

2024-01-26 23:56:58 | ホラー/オカルト

ノクターン
NOCTURNE(2020年アメリカ)
 監督:ズー・クアーク
 脚本:ズー・クアーク
 出演:シドニー・スウィーニー
    マディソン・アイズマン
    ジャック・コリモン
    アイヴァン・ショウ
    ジュリー・ベンツ

 ■ストーリー■
 双子の姉妹、ヴィヴィアンとジュリエットはピアニストを目指していたが姉のヴィヴィアンは大学へ進学が決まるものの妹のジュリエットは厳しい状況に、、。ある日、ジュリエットは死んだ同級生モイラのノートを発見する。そのノートには悪魔の力を使って願いをかなえる方法が書かれていた、、、。


 ■感想■
 Amazonプライム配信、ブラムハウス製作のアンソロジー”Welcome to the Blumhouse”の1本。
 音楽学校を舞台にした定番みたいなストーリーが展開していきます。

 
 ヒロインが悪魔の力を利用して、トントン拍子に成功するものの、最後は自滅していくホラー映画。
 悪魔の力なんだから、使ったら何か見返りに獲られるコト考えないと、、。
 後先考える力がなさすぎ、、。
 普段から、ホラー映画観て勉強しておかないと、、。
 小さな頃から、音楽ばかりやってきたから、ホラー映画とか観てる時間なかったんでしょうねぇ、、。
 悪魔が慈善事業みたく親切にしてくれるワケないでしょ、、。
 とりかえしがつかなくなってから、結局、魂が欲しいとか言ってきますから、、。
 
 主人公のジュリエットとヴィヴィアンが双子っていう設定なんですけど、似ていないのは二卵性双生児っていう設定でしょうか?
 そんな説明シーンありましたっけ??
 ぼけーとしていて、そんな説明シーン観てませんでした、、。

 良くありがちなホラー映画って言いましたけど、実はハッキリした悪魔が出てくるような描写がなので、実はモイラのノートに書かれたことって、ヒロインが勝手に信じちゃって思い込んでいるだけなのかもしれないです、、。
 思い込むコトで、実力以上の力を発揮しているだけかも??
 
 何事も自信は大切ですからね、、。

 そのあたりが、あやふやにしているところが今作の1番の魅力でしょうか??
 ホラー映画でなく、心理スリラー映画??と観れないこともないです。

  自分は、定番の展開のホラー映画として観ましたけど、、、。

 あと、自分は今作を観ながら、最初、音楽学校が舞台なんで、てっきり、バレエ学校を舞台にした『サスペリア』(1977年)みたいな作品かと想像しちゃいました。全然違ってました、、。
 まず、音楽学校とバレエ学校でずいぶん違います!ヒロインは双子の妹で、姉に嫉妬心メラメラみたいな、、。
 
 変なノートは手に入れなければ良かったのに、、。って死んだ友人のノート開いたら、思わず引いちゃうようなページの数々、、。すぐに捨てちゃいますよー、普通。

 ホラー映画としては、観やすいのであまりホラー映画が得意でない映画ファンも普通に楽しく観れるはず、。

 変なノート開いて真剣に読まない度 ★★★★★
 結局、自業自得度         ★★★
 スリラー映画としても観れる度   ★★★

 

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『シャッター』 前に観たコトありました、、。

2023-12-29 23:18:37 | ホラー/オカルト

シャッター
SHUTTER(2008年アメリカ、日本、タイ)
 監督:落合 正之
 脚本:ルーク・ドーソン
    パークプム・ウォンプム(ノンクレジット)
    バンジョン・ピサンタナクーン(ノンクレジット)
 出演:レイチェル・テイラー
    ジョシュア・ジャクソン
    ジェームズ・カイソン・リー
    ジョン・ヘンズリー
    マヤ・ヘイゼン
    奥菜 恵

 ■ストーリー■
 アメリカ人のカメラマン、ベンと恋人ジェーンは結婚し日本で生活を始める。ある夜、ジェーンは運転中に山道で突然現われた若い女性を轢いてしまう。車で気絶し気づいたときには被害者の女性が見当たらなかったので何事もなく生活を続けるのだが、その日からベンとジェーンが撮った写真には白いモヤが写るようになってしまうのだった。ジェーンはベンの同僚のセイコから心霊写真に詳しい編集者を紹介してもらうのだったが、、、。

 ■感想■
 タイのホラー映画『心霊写真』(2004年)のリメイク作品。
 監督は『パラサイト・イヴ』(1996年)、『催眠』(1999年)、『呪怨 ザ・ファイナル』(2015年)の落合正幸。

 最初は撮った写真に白いモヤが出るだけだったのが、地下鉄の窓に不気味な幻影が見えたり、現像液をかぶったり、顔が赤く塗られた状態で鏡に映ったりと、徐々に過激になっていきます、、。
 
 轢いた若い女性が原因ではと考えて心霊現象を信じるジェーンと、全然信じないベンはケンカに、、。

 2008年の作品ということで、Jホラーがブームだったころの作品で、監督は落合正幸、ロケも日本の東京と日本度が高い作品です。

 1990年後半から2010年までで有名なJホラー作品をあげると、
 中田秀夫監督の『リング』が1998年、『リング2』が2005年。
 清水崇監督の『呪怨2』が2003年、『THE JUON 呪怨』が2004年、『輪廻』が2005年。
 電話ホラー『着信アリ』(2004年)、『着信アリ2』(2005年)、『着信アリ Final』(2006年)。
 と、ヒットしたホラー映画がたくさんの作品が製作されました。

 で、配信が終了間近ということで観たんですが、、しばらく観てあることに気がつきました、、。

 「前に観たコトある!!」

 たまに、あるんですが、興味ある作品を観るとすでに以前観たことある作品だったみたいな、、。
 
 なぜ、忘れちゃう??
 年齢のせいと、あまりにも多くの映画を観すぎのせいではないかと、、、。

 同じ映画で、好きで好きで何回も観ちゃうのとは違って、気づかずに同じ作品観ちゃうのって、ちょっとショッキング!!
 『ソフィー・マルソーの刑事物語』(1984年)も、気づかずに3回も観ちゃいました。
 2回目は、ラスト10分くらいまで気づかず、3回目は中盤まで気づきませんでした、、。

 今作『シャッター』も、観始めてしまったので結局最後まで鑑賞しました、、。

 記事にしていなかったので、記事にします。
 以前、観たときは、ホラー度が低くて、ミステリー映画??みたいな印象を持ちましたが、今回は、それなりに楽しく観れました。
 当時もZ級の作品は観ていましたが、今ほど観ていなかったので、その影響では??普段観る映画がとてつもなくつまらないと、普通の作品を観るとすごーく面白く感じちゃいます。

 
 期待しないで観れば、普通に楽しく観れます!!
 これって、自分的には、かなりほめてるんですが、人によっては、けなしているみたいに感じられちゃう表現かもしれないですねー。

 ホラー度         ★★
 ミステリー度       ★★
 ベンと仲間たち自業自得度 ★★★★
 東京の街が観れる度    ★★★

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『ドクター・エクソシスト』 相手が悪すぎる、、。

2023-12-27 23:59:47 | ホラー/オカルト

ドクター・エクソシスト
INCARNATE(2016年アメリカ)
 監督:ブラッド・ベイトン
 脚本:ロニー・クリステンセン
 出演:アーロン・エッカート
    カリス・ファン・ハウテン
    カタリーナ・サンディノ・モレノ
    ダヴィード・マズーズ
    キーア・オドネル
    
 ■ストーリー■
 人間の深層心理に入り込み悪霊を追い払う仕事をしている科学者ドクターエンバー。ある日、エンバーの元に、11歳の少年キャメロンを助けて欲しいとバチカンからの使者カミラがやってくる。最初は依頼を断るが、キャメロンに憑りついているのが、エンバーの家族を襲った悪霊“マギー”であることを知り、、。

 □■□ネタバレあり□■
 少しオチに触れています触れています。
 観てから読んで下さい。

 ■感想■
 アーロン・エッカートが人間の深層心理に入り込む科学者を演じるオカルト映画。

 アメリカの映画としては製作費500万ドルのどちらかと言えば安めの製作費の作品です。
 日本映画でも製作費6億円だと、ちょっとした大作レベルなんで、、作れちゃう金額ですもんねー。

 人間の深層心理に入り込む主人公って、『記憶探偵と鍵のかかった少女』(2013年)のマーク・ストロングみたいです。2002年の『マインド・ゲート 監禁少女SOS』っていう作品もありました、、。

 今作のアーロン・エッカートは映画冒頭のシーンとかは、かなりカッコ良く出てくるものの、本編に入ってくると少年に憑りついた悪霊の力が強すぎて、全然歯が立たないまま終了しちゃいます、、。

 ランニングタイム86分なので、え、ここで終わり??みたいな感じであっという間に終わっちゃいます。少し短すぎでは??
 アーロン・エッカートが活躍する場面(違う悪霊に対して)とか、冒頭以外にもあった方が良かったのでは??

 えー、後味悪い、、。
 こんなB級ホラー映画風に終わると思っていませんでした。
 最後は、ウィリアム・フリードキン監督の『エクソシスト』(1973年)を意識した終わり方だー。
 と、思ったら続きがありました、、。
 バチカンの使者カミーラ、油断しすぎ、、。

 TVシリーズ化を目的としたTVムービーのパイロット版だったら、主人公が悪霊はらって終わりだったのに、、。
 深層心理に入れるだけで、『エクソシスト2』(1977年)のリーガンみたいに特殊な力とか持っているワケじゃないですからね、、。

  カミーラ油断しすぎ度    ★★★★
 ラストの展開定番すぎ度  ★★★
 主人公頑張ったのにー度  ★★★★ 
 

 ルー・ダイアモンド・フィリップス主演のオカルト映画『ペンタグラム 悪魔の烙印』(1990年)を飛び越えて、デンゼル・ワシントン主演の『悪魔を憐れむ歌』(1997年)なみのラストの展開、、。
 86分、頑張ってきたのに、、。実際はその他の描写もあるので、そんなに長い時間対決してませんけどー、、、。

 もっと、ファミリー向けの誰でも楽しめるような明るいホラー映画だと思っていたら、B級ノリのいつものオカルト映画でした、、、。
 監督も『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』(2012年)、『カリフォルニア・ダウン』(2015年)、『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018年)のブラッド・ペインなんで、もっと明るめの作品だと勝手に思い込んでました。

 勝手に思い込んでいた自分が悪いだけなんですが、、。

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『パニッシュメント 呪いの木』 長い、、、。

2023-12-24 00:18:22 | ホラー/オカルト

パニッシュメント 呪いの木
CURSE OF THE WITCHING TREE(2015年イギリス)
 監督:ジェームズ・クロウ
 脚本:ジェームズ・クロウ
 出演:サラ・ローズ・デントン
    ローレンス・ウェラー
    ルーシー・クラーヴィス
    ジョン・キャップリング
    キャロライン・ポールトン


 ■ストーリー■
 ペストが大流行した中世の時代、ペストの流行の原因と疑われた魔女イゾベルは体を9つに切断され木のそばに埋められたと言い伝えられてた。時は移り、現代、父親トニーがこん睡状態となった妻アンバーと子どもエマ、ジェイクの姉弟の家族が田舎の農場に引っ越してくる。ジェイクは学校でいじめに遭い、森の中に追い込まれ木に隠れるがその木こそ魔女が埋められた木だった、、。


 □■□少しネタばれあり□■□
 登場人物がどうなってしまうとか書いています。ネタバレしてます。観てから読んで下さい。
 あと、今作のコトあまりほめてないので、今作が傑作とか思っている方は記事読まないで下さい。

 ■感想■
 ジェームズ・クロウ監督の長編映画初監督作。
 初監督作だから、とてつもなく丁寧に作りたかったんでしょうけど、長い、、長すぎ。
 今までホラー映画を1度も観たことがない映画ファンでも、ちゃーんと理解できる丁寧さ!!

 登場人物的には、大麻をやって学校をやめたっていう設定のエマの彼氏マイクですが、かなり良いヤツで親身になって関わってくれますが、後半で退場。
 神父に相談して紹介してくれた霊能力者の姉妹も登場しますが、魔女の方が強すぎて、あっけなく利用されてしまったりと、けっこう登場人物も多く、見せ場もあって面白くみせようとしているのは分かるんですが、とにかく長い、、長い。
 
 歩くシーンとか要らないし、イジメのシーンももっと短くて良いので、テンポ良く展開してくれればけっこう面白く観れそうなのに。
 エマの彼氏マイクが戸棚に隠れるシーンとか、Hしようとしていたとか、このシーン必要??
 いじめられて森の中に逃げ込むシーンとかすっ飛ばして、ウイジャボードのシーンで良かったのでは??
 ウィジャボードのドッキリないし、、。

 とにかく、いろいろなシーン入れすぎて長い、、。
 
 撮影も、画面が暗くなったり、明るくなったり、、低予算なのでしょうがないですけど、、。
 これは自分のTVの問題かも??

 ランニングタイム102分の作品ですが、90分枠の放送枠で本編68分から75分くらいだったら、面白く観れたかも??

 70分くらいだったら良かったかも度  ★★★
 ある意味定番の終わり方で後味悪い度 ★★
 ジェイクはどうなっちゃうの度    ★★
 
 魔女が強すぎです。
 普通の人たちでは対抗できません、、。
 霊能力者の姉妹が活躍して、それなりに対決みたいになれば良かったんですが、、、利用されるだけ、、。


 ジェームズ・クロウ監督はホラーコメディ”Nightmare on 34th street”(2023年)で【リット・スケアーズ・国際映画フェスティバル】2023年優秀監督賞、編集賞、撮影賞受賞、長編映画賞 ノミネートされています。
 ”Nightmare on 34th street”はすごく観てみたいです、、。
 配信して欲しいです!!

 

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『Come Play カムプレイ』 ホラー度高くない、、誰向け??

2023-12-19 23:05:20 | ホラー/オカルト

Come Play カムプレイ』(別題:『ラリー スマホの中に棲むモノ』)
COME PLAY(2020年アメリカ)
 監督:ジェイコブ・チェイス
 脚本:ジェイコブ・チェイス
 出演:アジー・ロバートソン
    ジリアン・ジェイコブス
    ジョン・ギャラガー・Jr
    ウィンズロウ・フェグリー

 ■ストーリー■
 自閉症のオリヴァーはスマホを使って他人とコミュニケーションをとっていた。学校のクラスでは授業中にスマホを使っているオリヴァーのコトが気に入らないバイロンたちは、オリヴァーを罠にかけ放課後野原に呼び出すのだった。バイロンはオリヴァーのスマホを投げ無くしてしまうのだった。
 オリヴァーの父は、オリヴァーにタブレットを渡すのだが、いつのまにか謎のアプリ”Misunderstood Monsters”がダウンロードされていた、、。

 ■感想■
 デジタル機器を通して現れるモンスターを描くホラー映画。

 本作のソフト発売しているINTERFILMの公式サイトによると今作は”全米2,183館で公開され、公開初週末に311万ドルを稼ぎ出し、全米週末興行収入ランキング初登場第1位となった”とのコトです!!
 ヒット作ですが、日本ではDVDスルーでの公開になりました。
 
 いつのまにか自分のスマホやタブレットに、ダウンロードされていたアプリに怪物が、、、。

 と、すごーく面白くなりそうな設定ですが、、アンブリンの映画なので、あまり怖くないです!!
 怖くないので、ホラー映画が得意でない映画ファンも楽しめます!
 でも、熱心なホラー映画ファンには、物足りないかも、、。
 アンブリンのマークが画面に出た時点で、ホラー映画ファンはある程度、ハードルを下げて観てると思いますが、、。
 
 
 主人公オリヴァーをいじめていた(ように見える)バイロンもいつの間にか、モンスターを見た仲間同士ということで仲直りみたいになってます、、。
 ホラー映画でなく、まるでファミリー映画みたいな展開もあって、そういうのけっこう珍しいパターンで今作の魅力かも??

 でも、本当にホラー度が低いのか?と聞かれたら、そうでもないです。

 最後は、良くありがちなB級ホラーとは全然違う展開!!
 ハッピーエンディングではないものの、バッドエンディングでもない、、。

 対象は誰向けに作ったんでしょうか??
 アメリカでのレイティングはGなので、基本は小さな子どもも観てねってコトで良いんですよね、、。

 今作は、【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2021年優秀クリーチャーFX賞 ノミネートされています。
 クリーチャーとかは確かに良く出来ていました。このクリーチャー動かすシーンだけで、Z級の映画1本作れちゃうかも??(オーバーな表現です、すいません)
 
 アンブリン度            ★★★★★
 クリーチャー度           ★★★★
 もっとダークで怖い方が見たかった度 ★★★★

 怖くないホラー映画が観たい人は観ても良いかも、、。
 でも後味はそんなに良くないです、、。

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『クリントン・ロード 最も呪われた場所』 長い、、。

2023-12-02 00:29:51 | ホラー/オカルト

クリントン・ロード 最も呪われた場所
CLINTON ROAD(2019年アメリカ)
 監督:リチャード・グリエコ
    スティーヴ・スタヌリス
 脚本:デレク・ロス・マッケイ
 出演:エイス・ヤング
    コディ・カラフィオーレ
    ケイティ・モリソン
    ジェームズ・デベロ
    アイス・T

 ■ストーリー■
 アメリカで最も呪われた場所として有名なニュージャージー州のクリントン・ロード。 
 クリントン・ロードで妻が行方不明になったマイケルは、ガールフレンドのケイラ、義理の姉イザベラ、友人タイラー達と行方不明になった妻の霊と交信するため、霊能力者ビゴーリと森へとむかうのだが、、。

 ■感想■
 俳優のリチャード・グリエコが監督したオカルト作品。
  共同監督は、やはり俳優のスティーヴ・スタヌリス。
 
 実話にインスパイアされて作った映画とのコトです、、。
 クリントン・ロードは実際、ニュージャージー州のパサイク郡のウエストミルフォードにあるそうです、、。
 ネットで少し調べたら実際、都市伝説としてオカルト的な場所らしいです。
 本当にあるなんて、、。

 
 映画は、ホラー映画でお馴染みの森の中で主人公たちがひどい体験をすることに、、。
 
 とてつもなくZ級のオカルト映画ですが2019年【ガーデン・ステイト映画祭】で優秀ホラー長編映画賞、受賞しています!!
 【ガーデン・ステイト映画祭】がどんな映画祭かわかりませんが、、どういうコト??

  自分の見方が悪かったのか、そんな賞をあげるような作品には思えなかったんですが、、。

  ランニングタイム77分と、とても短くて観やすい長さなのに、、観続けるのがすごーくつらい。
 最後もいつものZ級の映画のように意味不明で、、(と言ってもとてつもないレベルの意味不明ではなんですが、、。)

 本編のストーリに絡まずバーで主人公たちが飲んでいるシーンが延々と続きます。バーではアイス・Tが体験談をちょっとだけ話してクリントン・ロードには行くなと忠告してくれますが、、、。聞くわけないですよね。忠告聞いて行かなかったら映画が終わりですからね。

 そのあと、一瞬ですが、エリック・ロバーツが本人役でカメオ出演しています、、。
 
 ンニングタイム20分くらいで良かったかも、、。
 それじゃ、短編映画になっちゃいますね、、。

 アイス・Tとエリック・ロバーツ、2人の出演料はいくらだったんでしょう??
 エリック・ロバーツは一瞬でしたが、アイス・Tはちゃんと主人公たちと絡んでセリフもちゃんとありましたから。


 その後、やっと本題に入っていきます。少女の霊や謎のサングラスのおっさんの霊(だと思います)が現れて皆、犠牲になって終了!!

 「えー、何?何?」

 ラストの展開が少し意味不明度   ★
 サングラスのおじさん暴れまくり度 ★★★
 こんな森に行きたくない度     ★★★★★

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『エクソシズム・ライジング』 混沌ホラー、、。

2023-11-29 00:05:44 | ホラー/オカルト

エクソシズム・ライジング
FORSAKEN(2016年アメリカ)
 監督:ジャスティン・プライス(トリスタン・プライス)
 脚本:ジャスティン・プライス(トリスタン・プライス)
 出演:デヴィッド・E・カザレス
    ミッシェル・ソーザ
    ニーサ・ナイトメア
    ミシール・カタラーノ
    ディアナ・グレイス・コンゴ
    トニー・ゴメス

 ■ストーリー■
 親交を捨てた元牧師ポールは、妻エリザベスが重度の脳腫瘍にかかったことを診断されたが治療不可能だったため悪魔に魂を渡し取引するのだった。エリザベスは回復し、事情を知らない医者も研究調査したいと言い出すのだった。そんなある日、娘のケンジーは興味本位でウィジャボードで霊を呼び出してしまうのだった。

 ■感想■
 ジャスティン・プライス監督が描くホラー映画。

 エクソシスト系のほとんど本編に関係ない回想シーンに、妻のリザベスを生贄にしてリリスを呼び出そうとする邪教教団のストーリーと、娘のケンジーがウィジャボードで、霊を呼び寄せてしまうストーリーがバラバラに絡まず、とっちらかったまま進んでいきます。

 この回想シーンとかは、いかにも予告編向きで良く出来ています!!
 普通にエクソシストのパクリ映画にすれば良かったのでは??
 ケンジーが呼び出す霊の件は、トレイラーにもほとんど無かったので時間調整で後から足したんでしょうか??全然不要だった気が、、。
 
 まるで3つのエピソードがあるオムニバス映画の編集を間違えて1本の作品にしちゃったようなすごい編集!!
 監督と脚本は同じだから、作っている方は混乱していないんでしょうが、観ている人置き去り状態です。

 『ブラック・ゴースト 異次元の扉』(2015年)『ドクターブラック 殺しのバイブル』(2015年)みたいな作品ではないのでガマンしていればそれなりに観れます。

 でも、それでも最後も観ていて意味が全然分からない、、。

 ポールは信仰心を取り戻し、自分を犠牲にしてリリスの復活を止めたってコトで合っているんでしょうか??
 自分はそう思ったんですが、、違うかも??
 観直せば良いのかもしれないですけど、そんな元気はないです、、。

 IMDbのトリビアによると、製作段階では2013年の『エクソシスト・キルズ』の続編”THE CLOTH2”で製作されたようです。
 ダニー・トレホがすぐに退場するエリック・ロバーツ出演のホラー映画『エクソシスト・キルズ』の続編にするより、1つの作品として製作して正解でしょう。でも、ストーリー的には、続編だった方が、中盤以降のベルゼブブの娘リリスを転生させようとしている邪教集団が出てきてもおかしくないんですけどねー。

 主人公ポールに目的を話した邪教集団の1人が口から泡吹いて死んじゃったのは、なぜ?どういう意味が?
 意味は無いでしょうけど、、。
 
 色んなコトやりたかったんでしょうけど、すべてが中途半端。
 
  娘のケンジーの件がどうなったのかも投げっぱなしだし、、。
 
 『エクソシト・キルズ』が普通の作品に思えてくるカオス状態。
 ランニングタイム89分が240分に感じられるくらいです。
 ケンジーが霊を呼び出してしまうシークエンスをばっさり切って、ランニングタイム75分くらいにして音楽と撮影をちゃんとしたスタッフにしたら普通に面白かったかも、、。
 改善したら面白くなる可能性がありそうなのでZ級度は意外に低いかも??

 うー、つらい。普通の映画が観たい、、、。
 ホラー映画ファン以外でもタイトルを知っているようなメジャーな作品を観たくなっちゃいます。

 とっちらかったままのカオス度 ★★★★
 予告向きの良いシーンもある度 ★★
 Z級度              ★★★

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『ミッシング 少女の叫び』 だらだらオカルト映画

2023-11-27 00:46:00 | ホラー/オカルト

ミッシング 少女の叫び
RESTORATION(2016年アメリカ)
 監督:ザック・ウォード
 脚本:ザック・ウォード
    ジェームズ・カレン・ブレザック
 出演:エミリー・オブライエン
    エイドリアン・ガレータ
    ザック・ウォード
    サラ・アン・シュルツ
    アンナ・ハー

 ■ストーリー■
 レベッカは夫トッドとともに田舎町に引っ越してくる。レベッカは研修医として町の病院に赴任する。隣人のハロルドとフランシーン夫妻はレベッカたちを歓迎してくれた。ある日、家にあったぬいぐるみの中に隠された日記を発見するが、その日記にはケイティという少女がつけた内容が書かれていた。その日から不思議な出来事が起こるようになるが、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 
 ■感想■
 田舎町に引っ越してきた夫婦が巻き込まれる恐怖を描くホラー映画。
 
 冒頭の5分だけ観て、イヤーな予感が!!
 観る前からZ級かも??とは思っていたんですが、またもや的中!!

 長い、、とにかく長い!
 と言ってもランニングタイム92分なんで、普通なんですが、展開がダラダラしていて観続けるのがつらい!!
 後半になって、少し動き出しますが、とにかく前半を観続けるのがツライ!!
  92分でなくて65分とか75分くらいなら、もう少しテンポが良くなって、もっと面白く観れたかも、、??

 後半の主人公夫婦とカルト邪教夫婦との戦いがそれなりに観れるシーンになっているだけに、惜しい感じがしちゃいます!!

 前半ダラダラ度     ★★★★★
 隣人ハロルド怪しい度  ★★★★★
 後半も盛り上がらない度 ★★★

 監督&脚本のサック・ウォードは隣人ハロルド役で出演していますが、もう出てきた瞬間から怪しい!!
 怪しすぎるし、映画のストーリーと関係ないんだろうなぁと思っていると、まさかの犯人!!
 サスペンス映画でなく、ホラー映画なので犯人っていう言い方もおかしいんですが、、。
 登場人物が少なすぎるので、他に怪しい人物もいないんですが、、。
 
 ザック・ウォードは、俳優メインで日本で公開された作品にも数多く出演しています。
 『フレディvsジェイソン』(2003年)『バイオハザードII アポカリプス』(2004年)『ロッジ LODGE』(2014年)『アクア・クリーチャーズ』(2014年)『ダークウォッチ 戦慄の館』(2014年)や、それこそ多くのTVドラマ「CSIニューヨーク」「シカゴファイア」「HAWAII FAIVE-O」「メンタリスト」にゲスト出演しているので、映画ファンや海外ドラマファンの中には見覚えのある方も多いのでは??
 『アクア・クリーチャーズ』の監督は今作で共同脚本のジェームズ・カレン・ブレザックです。こういうつながりが分かるから映画のスタッフ調べるのって楽しいんですよね。
 
 
 せっかくの盛り上がった邪教カルト夫婦との戦いのあとのラストは救いがなさすぎ!!
 オカルト映画としては、定番風の終わり方ですけど、どうせなら後味の良いラストが良かったのに、、。
 ところで、ケイティの幽霊は助けてくれなかったのに、なぜヒロイン夫婦の元に現れたんでしょう??『コナン・ザ・グレート』(1982年)のラストの対決シーンで、コナンの絶体絶命の時に現れたサンダール・バーグマンのように主人公を助けるために登場してくれたら良かったのに、、。

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『ブラック・ゴースト 異次元の扉』 スウェーデンのZ級

2023-11-25 00:17:23 | ホラー/オカルト

ブラック・ゴースト 異次元の扉
TRANS SOMNIUM(2015年スウェーデン)
 監督:アンドレアス・マラウェル
 脚本:アンドレアス・マラウェル
 出演:サンドラ・カリンスドッター
    カーリナ・リンドブラム

 ■ストーリー■ 
 恋人のルーシーを亡くしたマヤは林の中の山小屋でオカルトチックな儀式で甦らそうとするのだが、謎の黒い影のような存在が現れ、ルーシーが異次元で特別の存在だったことを告げるのだった、、。

 ■感想■
 スウェーデンの恋人を甦らそうとするヒロインを描いたオカルト映画(多分)。
 ストーリーも、すごいはしょってます。
 綺麗な自然の風景や思わせぶりなセリフやシーンも出てきますが、書く元気もなくなっちゃいました、、。

 あまり、面白そうでなかったし、いかにもZ級の雰囲気満々だったんですが、製作がスウェーデンというところにだけ興味があり鑑賞しました。
 でも、冒頭、3分で予感的中!Z級であることがわかりました、、。
 
 「観なければ良かった、、、」

 でも、観始めたし、しょうがない、、、、。
 自分は、けっこう映画を観ていますが、今まで観始めて最後まで観なかった作品は、20作品くらいしかないと思います。
 たくさん観たと言っても、短編映画とかTV放映作品とか入れてとかなので、そんなに多い本数ではないはず!!
 最近は地上波で初放映みたいな作品を観る機会が減っている映画ファンとは状況が違うんで自慢にはならない、、、。
 厳しい映画ファンから見たら、自分が観た作品の多くがTV放映版のカット版なんですよねー。多分、観た映画の30%くらいはTV放映版のはず、、、。
 劇場でも2番館、3番館に行ったら、観たい作品と一緒に全然観る気もなかった作品を観ることになってましたからね。
 昔は(関東では)、TVの地上波で3年くらい映画枠の作品を観れば、簡単に1,500本くらい観れちゃいましたからね。VHS動かしまくりですけど、、。ゴールデンタイムだけで1年間に350本くらい放映して、それ以外の深夜とお昼と午前中に(平日のお昼と午前中はTV東京だけかも??)放映してましたからね。
 それでも、2年以内くらいに同じ作品を何回も放映するので、2年目、3年目で新作観る機会が減っていくみたいな。。

 

 で、話を今作『ブラック・ゴースト 異次元の扉』の話題に戻すと、、。 
 
 「う、う、つらい、、」

 しかも今作、なんとランニングタイムが驚異の101分も、、、。
 今作の内容なら55分くらいで良いのでは??どちらかと言えば、55分でも長すぎな気も。
 最近観た作品では『ドクターブラック 殺しのバイブル』(2015年)と同じくらい観続けるのが辛かったです、、。
 2023年11月24日現在、IMDbの点数で4.9と異常に高い点数がついています。

 「なんでー??」

 96人が採点して4.9点って、、。これが採点しているのが10人とかだったら、今作のスタッフとキャストとその関係者かなーとか思って何とも思わないんですが、、。

 会話の意味不明度 ★★★★
 エンタメ度    ★
 ダラダラ展開度  ★★★★★

 スウェーデン映画が嫌いになっちゃうくらいインパクト強すぎ!!

 

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『ドミニオン』(2005年) ポール・シュレイダー版エクソシスト

2023-03-25 20:44:01 | ホラー/オカルト

ドミニオン
DOMINION:PREQUEL TO THE EXORCIST(2005年アメリカ)
 監督:ポール・シュレイダー
 脚本:ウィリアム・ウィッシャー
    カレブ・カー
 出演:ステラン・スカルスガルド
    ガブリエル・マン
    クララ・ベラール
    ビリー・クロフォード
    ラルフ・ブラウン

 ■ストーリー■
 元神父の考古学者ランカスター・メリンは、東アフリカで発掘された教会の遺跡の調査に向かうことに。キリスト教が、その地域に布教される前に建てられた教会だった。

 ■感想■
 監督が交代してレニー・ハーリン版が『エクソシスト ビギニング』(2004年)として公開された『エクソシスト』(1973年)前日談を描いたオカルト映画で、交代前のポール・シュレイダー監督版が『ドミニオン』のタイトルで配信されていました。
 海外では『エクソシスト ビギニング』が不評だったんで今作も2005年に公開されたみたいです。

 なんか、わかりずらい文章、、。すいません、、。

 
 海外版のブルーレイには今作が特典映像(作品?)としてついていたソフトもあったみたいですが、日本では海外版のブルーレイを買わないと観られないんだろうなぁ、、。と思っていたんでこの配信はすごーくうれしかったです!!

 ストーリーは、レニー・ハーリン版と大幅に違ってます。
   誰が悪魔に憑りつかれたのも違っています。
 
 でも、面白さで言えば同じような感じ。2005年という時代を考えてもCGのデキが悪いのが気になりますが、それ以外は、どっちもどっちって感じです。
 今作『ドミニオン』のCGをしっかりやれば、これで十分だったような気が、、、。
 いや、どちらかといえば「エクソシスト」の前日談としては、エンターテイメント作品としてのハデさはないこの『ドミニオン』の方が合っているかもしれない感じです。
 時代設定もありますが、悪魔よりナチスドイツの方が怖い印象を受けた気が。

 レニー・ハーリン版がとにかくハデでわかりやすい作品だったのに、今作は超地味。教会が発掘されたアフリカの村を舞台に色んなことが起きますが、とにかく地味。
 英国軍が地元の住民に危害を加えたり、村人がキリスト教が悪いとか言い出して子どもが犠牲になったりして、キリスト教が世界を救えないみたいな感じで全然エクソシストっぽくないですけど、宗教的なテーマは今作の方が強いです。

 エクソシスト度 ★★★★
 戦争映画度   ★★★★★
 CG完成度     ★
   
 「エクソシスト」シリーズが好きな映画ファンは必見かも??
 シリーズが好きな映画ファンから怒られそうですけど、自分は原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティがまるっきり認めていない2作目『エクソシスト2』(1977年)が最も好きな作品です。
 それも「エクソシスト」シリーズの中でなく、今まで観たオカルト映画全作品の中でもベスト100に入るくらい好きです!!

最も好きなオカルト映画『エクソシスト2』

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『ドリームキャッチャー 呪われた魔除け』 S・キング原作の傑作ではないです、。

2021-05-20 23:32:27 | ホラー/オカルト

ドリームキャッチャー 呪われた魔除け
DREAMKATCHER(2020年アメリカ)
 監督:ケリー・ハリス
 脚本:ダン・V・シア
 原案:ダン・V・シア
    ケリー・ハリス
 出演:ラダ・ミッチェル
    ヘンリー・トーマス
    ファンレイ・ウォジャック=イソング
    リン・シェイ
    ジュールス・ウィルコックス

 ■ストーリー■
 母親ベッキーが死んで以来、心を閉ざしがちなジョッシュを連れて、父親のルークは恋人のゲイルと山の別荘にやってくる。しかし、音楽プロデユーサーのルークは仕事が入り街へと帰ってしまいジョッシュはゲイルと2人で過ごすことになるのだった。
 ゲイルとジョッシュは散歩しているときに近所のルースの店でドリームキャッチャーに関心を持つのだった。ジョッシュはルースの店の小屋からドリームキャッチャーを1つ盗んでしまうのだった。その後、ゲイルは扉に頭をぶつけたり、釣り針が手にささったりと事故が相次ぐのだった。ジョッシュは夢遊病のようになってしまうのだった、、、。

 ■感想■
 ラダ・ミッチェル、ヘンリートーマス出演のオカルトホラー映画。
 共演は『ストーカー 3日目の逆襲』(2020年)のジュールス・ウィルコックスと、「インシディアス」シリーズ、『グレース 呪われた純潔』(2014年)、『呪い襲い殺す』(2014年)、『シグナル』(2014年)のリン・シェイ。
 ラダ・ミッチェルが製作総指揮も兼ねてますが、、、こういうホラー映画、好きなんでしょうか??

 
『ドリームキャッチャー 呪われた魔除け』で、タイトルに”呪われた魔除け”がついているから間違える映画ファンはあまりいないでしょうが、2003年のスティーヴン・キング原作、ローレンス・カスダン監督、トーマス・ジェーン、トム・サイズモア、モーガン・フリーマン出演の『ドリームキャッチャー』(2003年)とは全然関係ないです!!
 続編でもなければ、シリーズでもないです、、。当たり前ですけど。


 あの長い原作を135分にまとめて、かなりこじんまりした印象になってしまい自分的には、あと10分くらい長くても良かったのでは??とにかく、スティーヴン・キング原作の映画化作品では、最も好きな作品の1本です!!
 後半に向けての盛り上がりは最高です!!モーガン・フリーマン演じる大佐の切れっぷりも最高だし、。4人の青春物??始まって中盤のホラー映画、最後はSci-Fi映画になる最高の作品です!!
 ちなみに他にスティーヴン・キング原作の映画で最も好きな作品は、『キャリー』(1976年)、『死霊伝説』(1979年)、『デッドゾーン』(1983年)、『スティーヴン・キング/ナイトフライヤー』(1997年)、『ミスト』(2007年)でしょうか??

 映画化された作品がたくさんあるので観ていない作品も少なくないので、今後、好きな作品が増えるかもしれませんが、現在は今あげたような作品が好きな作品です!!

 TVムービーの『トラックス』(1997年)や、トビー・フーパー監督『マングラー』(1995年)あたりもけっこう好きな作品です。


 で、今作『ドリームキャッチャー 呪われた魔除け』ですが、良くある魔物がドリームキャッチャーに宿っていて大変なコトになるという作品です!!いつも通り、大人は誰も子どものいうコト信じないし、、まぁ、この状況では普通信じないですけどねー。
 近所で店をやっているリン・シェイが、ふつうの女性の役でした。ヘンリー・トーマス演じるお父さんからも、近づくなみたいに言われていたのに、本当に普通の人でした、、。

 オカルト映画としては、ごくごく普通の作品でした。ランニングタイム85分と短めなので、他に観る作品がないときだったら観てみても良いかもです、、。

 <日本語吹替キャスト>
 ゲイル :浅井 晴美
 ジョシュ:笹島かほる
 ルース :かとう 有花
 ベッキー:高橋 春香
 ルーク :萩原 秀樹
  水村 純大
  山城 一華
  岡田 夏海

スティーヴン・キング原作、大傑作。世間ではなぜかあまり評判が良くないみたいです。

 

 

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『ビハインド・ユー その「何か」は、鏡の中にいる』

2021-05-04 23:09:43 | ホラー/オカルト

ビハインド・ユー その「何か」は、鏡の中にいる
BEHIND YOU(2020年アメリカ)
 監督:アンドリュー・メシャム
    マシュー・ウェドン
 脚本:アンドリュー・メシャム
    マシュー・ウェドン
 出演:エリザベス・ビルクネル
    アッディ・ミラー
    ジャン・ブロバーグ
    フィリップ・ブローディ

 ■ストーリー■
 1979年、寝る前に洗面所に行ったアンジェラが鏡の中に連れていかれるのだった。
 40年後、母親を亡くしたオリヴィアとクレアの姉妹は、母親の姉の叔母のベスの家へ預けられることになる。ベスは最初、断るがやむを得ず、父親が海外にいて連絡がつかないこともあり預かることにするのだった。ベスは、姉妹に11時消灯したら朝まで部屋から出ないようにする、また、地下室には行かないといった家のルールを伝えるのだった。食事でベスの友人チャールズが作った食事でクレアはアレルギー反応を起こすのだった。隠し味にピーナッツバターを使っていたためだった。
 そんなとき、オリヴィアは壁の中に隠された鏡を発見し、のぞきこむく部屋の様子が映っている鏡に幽霊らしきものを見るのだった。また、クレアは、ぬいぐるみに誘われるように地下室に入ってしまうのだった。地下室では、母親のふりをした霊がクレアをそそのかして現れようとしていた。

 ■感想■
 ある家の鏡の中にいる邪悪な何かの恐怖を描くオカルト映画。

 叔母のベスは、オリヴィアに、この家には呪われているとか説明してましたけど、なんで住み続けてたんでしょうね、、。
 そうしないと、映画にならないですけど、、、。
 
 オリヴィアに「あれ」を打ち負かすために服役後、家に戻ってきたとか言ってますけど、、、。
 基本的には家に住んでいただけで何もしていなかったんですよねー、。

 霊能力者とかに協力してもらって何とかならなかったものかと、、。
 まるっきり違う方向の作品になっちゃいますねー。
 
 どうやら今作の邪悪な何かは家にとりついているみたいなんで、幽霊屋敷物ってコトですよね、、、。

 1979年になぜ突然現れたのか??
 
 それに、あの家って、郊外の普通の家なんですよね。森に中とかにある家でなく、普通の郊外の家、、、。
 そんなー、町中に幽霊屋敷??
 あれ、でも、『ヘルハウス』(1973年)のベラスコ邸も街中だし、ラッツ一家が住んでたアミティヴィルの家は郊外の普通の家、アルゼンチン映画の幽霊屋敷物『テリファイド』(2019年)の家も町の中の感じでした、、。すいません、、。
 幽霊屋敷は、森の中って、勝手に思い込んじゃってました、、、。


 幽霊屋敷物は傑作が多いから、こんな普通の特長ない作品だと、すぐに忘れちゃいそうです、、。

 「そんな家紹介しちゃダメだろー」と思わず不動産屋に突っ込みたくなる『怪奇!血のしたたる家』(1971年)、リチャード・マシスン原作の大傑作ホラー『ヘルハウス』、ダン・カーティス監督の『家』(1976年)、ロバート・ワイズ監督の『たたり』(1963年)のリメイク『ホーンティング』(1999年)、250分超えのスティーヴン・キングのミニシリーズ『スティーヴン・キングのローズレッド』(2002年)、等々、今までも色んな魅力を持った作品がたくさん作られているのに、なぜ、この地味地味な作品を作っちゃたんでしょうか??


 今まで幽霊屋敷物のホラー映画を、全然観たことがない映画ファンには、それなりに面白く観れるかもしれないですけど、、、。
 

 ■日本語吹替キャスト■
 オリヴィア、アンジェラ:浪瀬 麗子
 クレア        :林 良恵
 ベス         :大谷 理恵
 チャールズ      :大塚 智則
 カミラ        :観月 秦多
 若いベス       :川端 秦
 若いチャールズ    :林 勇希
 レイチェル      :津田 夏那

オムニバスのアミカスのホラー映画。

大傑作。リチャード・マシスン「地獄の家」の映画化。

アルゼンチンのホラー映画。

 



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