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『ゾーン・オブ・ザ・デッド』ケン・フォーリーVSゾンビ

2010-02-28 23:34:12 | ホラー
ゾーン・オブ・ザ・デッド
ZONE OF THE DEAD(2009年イタリア、スペイン、セルビア)
 監督 ミラン・コニェヴィッチ
     ミラン・トドロヴィッチ
 脚本 ミラン・コニェヴィッチ
 出演 ケン・フォーリー、クリスティナ・ケルベ、エミリオ・ロソ、ミオドラグ・クロストヴィッチ

 ■ストーリー■
 1985年、ユーゴスロヴィアのパンチェボ工業地区で4体の白骨死体を発見する。トルコ人の墓場であったと思われる場所で発見された白骨体は疫病で死亡したものと思われた。不思議なことに白骨体の腐敗のスピードが異様に遅い状態だった。また、発見者の1人が骨でケガをしたのだが救急隊がきたときにはすでに死亡していた。死亡した発見者が起き上がり襲ってくるのだった。
 現代、セルビアのパンチェボでは軍事演習が行われようとしていた。演習場のそばの駅で、演習を抜け出した軍人たちと駅員がささいなことでケンカになり銃を発砲してしまうのだった。その発砲で駅に入ってきたタンクローリーに穴があき、中から謎のガスが噴出してしまうのだった。そのガスにより駅員や兵隊たちはゾンビと化してしまうのだった。
 一方、女性捜査官ミーナ・ミリアスの初仕事として、インターポールの伝説的な捜査官モーティマー・レイエスと一緒に囚人611号の護送することとなる。ミーナとレイエスが囚人をベオグラードまで運ぶ途中、パンチェボ地区を通ったとき、ゾンビと化した住民たちに襲われるのだった。ミーナたちは、近くの警察署に逃げ込むのだったが…。
 
 ■感想■
 ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』(78年)のケン・フォーリー出演のゾンビ映画。
 セルビア初の“ゾンビ映画”だそうです!!
 正確にはセルビア、スペイン、イタリア合作のようです!!

 “ゾンビ映画”はお手の物のイタリアが製作に関わっているおかげか、かなり面白い手堅いB級ゾンビ映画になっています。
 ゾンビが出現する原因等とかあまり良く語られないですけど、映画の冒頭のシーンで古い白骨体の腐敗が異様に遅いとかって説明してるから大丈夫でしょ!!ってあたりがいかにもB級映画っぽくて良いです!!

 ケン・フォーリーが出演しているのだけが特長の作品かと思いきや、見せ場、見せ場の連続で、ゾンビ映画としてかなり楽しく観れる作品になっています!!
 ケン・フォーリー、女性捜査官、護送されていた囚人と謎の軍人とかが拳銃や日本刀でゾンビをバッタバッタとブチ殺していくシーンは爽快感たっぷり!!

 でも、B級ゾンビ映画として突っ込みどころもちゃんと用意されています!!まぁ、わざと突っ込まれようとしているワケじゃないんでしょうけどね!!
 なぜ人間を“ゾンビ化”させてしまうような危険な毒ガスが演習場にやってくるのか??とか、警察署から逃げたくないといった大学教授の頭を突然拳銃でぶち抜くのかとか、警察署に逃げ込んだもののパニックにおちいってゾンビが襲ってくる方に逃げる女性とか、さすが、B級ゾンビ映画と思わせるシーンの連続!!
 中でも、「拳銃の弾が残り少なくて、あと3発しかない」とかいっているそばから、ゾンビの集団が現れたら、拳銃撃ちまくり状態には、思わず「なぜだ~ッ!!」って画面に突っ込んじゃいました!!
 一緒にいた捜査官をだますために、「3発しかない」って言ったの??なぜ??なぜ??なぜ??撮影したあと映画を編集している段階でおかしくなっちゃったんでしょうか??
 あんなに撃ちまくるんだったら、「弾が残り少ない」なんて言うシーン必要なかったんだから、いっそのことカットしちゃえば良かったのに…。

 でも、数多いリビングデッド系のゾンビ映画の中でも、かなり面白い作品です!!ゾンビ映画の多くは観終わったあとで後悔しないことの方が少なく無いですからね!!ハッキリ言って、メジャーな作品以外で、このデキなら十分でしょ!! 65点
 
ゾーン・オブ・ザ・デッド [DVD]

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『実験室KR-13』ゴルゴ13が実験に参加していたら…

2010-02-27 23:02:53 | サスペンス
実験室KR-13
THE KILLING ROOM(2008年アメリカ)
 監督 ジョナサン・リーベスマン
 脚本 アン・ピーコック
     ガス・クリーガー
 出演 クロエ・セヴィニー、ピーター・ストーメア、クレア・デュヴァル、ニック・キャノン、ティモシー・ハットン、シェー・ウィガム

 ■ストーリー■
 ケリー、トニー、クロフォード、ポールの4人は、アルバイトとしてある実験に参加する。広い実験室で「簡単な実験」であるコトを説明したあと、アルバイトの主催しているフィリップス博士は、拳銃で4人のうち1人を射殺してしまうのだった。動揺する残りの3人を実験室に残して、フィリップス博士が部屋を出た後、銃弾が1発だけ入った拳銃と新たな問題が提示されるのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 “かつてアメリカで実際に行われたマインドコントロールのための非人道的実験が今もまだ行われていたら??”というスリラー映画。
 
 9・11以降、テロに対抗するため非人道的な人体実験が再開されていたっていう設定が目新しいだけの単純明快、何のヒネリも無いスリラー映画にランニングタイム93分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!超長すぎです!!

 人気コミック「ゴルゴ13」やエンターテイメントのアクション映画だったら、今作で養成された“人間兵器”と主人公が対決するところがメインのストーリーになるのに、今作と言ったら、“人間兵器”を作ることの4段階の第1段階だけを描くだけなのに93分も使うなんて!!
 アクション映画だったら、サラリと描かれるシーンに“93分”だなんてッ!!
 
 内容が無いわりに、退屈せずに観れる作品になっているんで、監督に、それなりに演出力とかあるのは分かりましたから、こんなにランニングタイム使うのはフィルムと時間のムダ使いです!!
 あと15分くらい短かくて75分くらいの作品だったら、まだまだ観れる作品になっているんでしょうけど…。

 スリラー映画として、ヒネリが無さすぎ!!
 今作で養成しているであろう人間兵器って、博士たちの会話から察するに「自爆テロ」の人間ってことですよね!
 アメリカ人は中東に行ったら目立つから、あまり有効な手段とは思えないんですけどね。
 「自爆テロ」する人間を金をかけて作るんだったら、5000万ドルかけてでも、「ボーン・アイデンティティー」シリーズのジェイソン・ボーンみたいなエージェントを育成した方が良いと思うんですけどね。まぁ、でも事故をきっかけに突然、人間性に目覚めて組織を裏切られても困っちゃいますけどね。

 今作で人間兵器を作っている組織と「ゴルゴ13」のデューク東郷やジェイソン・ボーンが戦うストーリーとかの方が、自分的にはよっぽど観てみたいです!!でもアルバイト募集のチェックの段階でデューク東郷もジェイソン・ボーンも落ちちゃいますよね!
 デューク東郷なら30分くらい息止められそうだし、催眠ガスが出てきても全然大丈夫だろうし、あの実験室から、いとも簡単に脱出して組織の人間を皆殺しにしちゃうんでしょうねぇ。 

 エンターテイメント作品をあまり観ていない映画ファンには、それなりに楽しめる作品になっているんでしょうけど、アクション映画ファンとかにはオススメ出来ない感じです!! 30点

実験室KR-13 [DVD]

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『エコーズ2』3作目は無しにして!

2010-02-26 22:18:43 | ホラー

エコーズ2
STIR OF ECHOES THE HOMECOMING(2007年アメリカ、カナダ)
 監督          アーニー・バーバラッシュ
 脚本          アーニー・バーバラッシュ
 出演          ロブ・ロウ
              マーニー・マクフェイル

 ■ストーリー■
 イラクでの出兵中、アメリカ軍を攻撃する罠のために暴走したワゴン車を破壊する指示を出したテッドは負傷し、母国アメリカに戻ってくる。ワゴン車に乗っていたのが民間人であったため幻覚を見るようになるのだった。幻覚に悩まされるようになったテッドはどんどん精神的に追いつめられていくのだった。また、幻覚に悩まされるテッドは妻モリーや息子マックスとの関係も悪化していくのだった。


 ■感想■
 リチャード・マシスン原作、ケヴィン・ベーコン主演のスリラー映画『エコーズ』(⒚99年)の続編。
 前作は、偶然かかった催眠術から霊が見えるようになった一般人の体験する恐怖を描いていましたけど、今作は、完全に「幽霊物」になっています!
 
 続編といっても、前作とつながりが無いのでタイトル便乗系ってことでしょうねぇ。
 脚本にリチャード・マシスンが関わっているとか、前作の主人公が今作の主人公だとかそういうつながりも無いのに、“霊”ならぬ“幻覚”を見るから続編にしちゃえ!!っていうのは大胆すぎ!!
 

 全然盛り上がらない“駄作のオカルト映画”っていう印象しか残らない作品でした!
 
 主人公が故郷に帰ってきてから、やたらと幻覚を見るんで、これは、まさか「夢オチ」と同じく禁断の     
“主人公は最初に死んでいました!!”系オチ??って心配しながら、観ましたけど、そこまではひどい作品では無かったです!!

 でも、本当に盛り上がらない作品でした!!

 ミステリー的な意味で捉えれば今作は、ごく普通な感じなラストの展開を迎えるんですけどね。オカルト映画としては、なんで主人公の設定が、イラクに出兵して誤って民間人を殺した設定にしたのかが、大げさすぎです!
 

 オカルト映画としても20年以上前の作品といってもおかしくないくらい古い設定!
 ミステリー映画としても、ごく普通!
 続編としては、前作とまるっきり関係ない作品!
 
 まぁ、監督が『CUBE ZERO』(2004年)を監督したり、『CUBE 2』(2002年)の脚本家のアーニー・バーバラッシュですから期待した方が悪いんですけどね!!アーニー・バーバラッシュ監督はサスペンス映画はあまり向いてないのでは??
 
 今作も、死体などを見せるゴアシーンだけ、やたらていねいに描写してますけど、もう少しストーリーを練って欲しかったです!主人公が幻覚を見る設定が無くても単なるミステリー映画として作るくらいの意気込みが欲しかったです。ムリなんでしょうけど・・・。

 “どんなオカルト映画でも観るぞ!!”っていう映画ファン向けです! 10点

エコーズ2 [DVD]
ロブ・ロウ,マーニー・マクフェィル,ヴィク・サハイ,カティア・ガードナー
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今作を観るまえに前作を!(今作と関係ないですけど)

エコーズ デラックス版 [DVD]ジェネオン エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る

 

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『サバイバル・フィールド』最も危険なサバイバルゲーム

2010-02-25 07:50:03 | ホラー
サバイバル・フィールド
PAINTBALL(2008年スペイン)
 監督 ダニエル・ベンマヨール
 脚本 マリオ・ショーンドルフ
 出演 ブレンダン・マッキー、ジェニファー・マター、パトリック・レジス、イオイオーネ・ペレス、ニール・マルケス

 ■ストーリー■
 サバイバルゲームに参加した若者たちが、目隠しをされ競技場へと連れてこられるのだった。初めて出会うメンバーは“グリーンチーム”としてゲームに参加し、6つのフラッグを目指して、“オレンジチーム”と競いあうことになるのだった。
 1つ目のフラッグがある廃車置場でオレンジチームからの攻撃を受けながらグリーンチームは1つ目の目的のものを手に入れるのだった。しかし、そのとき、実弾がメンバーを狙いメンバーの1人、クローディアが殺されてしまうのだった。

 ■感想■
 サバイバルゲームに参加した若者たちが体験する恐怖を描くスペイン製ホラー。
 
 サバイバルゲームに遊びで参加した若者が何者かに狙われるという誰でも思いつきそうなアイデアのホラー映画ですけど、それなりに楽しく見れる作品になっています。
 でもランニングタイム90分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!
 あと15分くらい短かかったら、もっとすごく面白く見れたのに…。退屈もしないし、殺人鬼の正体は何??っていう興味も手伝って1時間くらいまでは楽しく見れるんで、本当にこの90分という長さはもったいないです!!

 完全武装したハンターが武器を持たない若者たちを狙うっていうのは、かなり不利な条件なんで、主人公たちは、どんどん死にまくり!オレンジチームが殺されるシーンとかも描いて時間かせぎをすれば、もっと楽しく見れたのに…。

 このゲームにゴルゴ13が参加していれば、ハンターなんて一瞬で返り討ちにしちゃったのに。まぁ、ゴルゴ13ことデューク東郷はもともと、仕事の依頼ででもなければ、こんなサバイバルゲームに参加自体しないですけどね。
 このゲームに以前参加した若者の遺族が殺し屋に依頼して、組織に復讐するためゲームに参加するみたいなキャラクターでも1人参加していたらもっと面白くなったのに。でも、それじゃ、本当にゴルゴ13になっちゃいますね。ホラー映画じゃなくて、アクション映画になっちゃいますしね!!

 そういえば、人間狩りのハンティングを楽しむグループの凶行を描きながら、最後は逆に追いつめられていく1974年のスリラー映画『ダーティハンター』もDVD化されないですね!
 TVで放映されたときの日本語吹替え音声つきでDVD化して欲しいですね。

 2009年の今作は、謎の組織が人間が殺されるシーンをカメラに収めて楽しんでいるっていう最近ブームな『ホステル』系な感じの作品で、いかにも今風な作品になっています。自分は、加害者が、謎のハンターに追いつめられ被害者に転じていく『ダーティハンター』の方がヒネリがあって好きですね!!
 2009年の作品より1974年の作品の方がヒネリがあるなんて!!

 まぁ、ヒネリがない単なるホラー映画でも、75分くらいだったらそれでOKなんですけど、90分は長すぎです!! 45点
サバイバル・フィールド [DVD]

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『サルベージ 都市封鎖』バイオ・モンスター襲来!

2010-02-22 20:25:14 | ホラー
サルベージ 都市封鎖
SALVAGE(2008年イギリス)
 監督 ローレンス・ガウ
 脚本 ローレンス・ガウ
 出演 ネーヴ・マクリントッシュ、リンゼイ・コッカー、ディーン・アンドリュース
 
 ■ストーリー■
 祖母が退院することになり、ジョディは父親と離婚して遠くの町で暮らす母親ベスのもとでクリスマス明けまで過ごすことになる。祖母の退院が早まり、数時間早くベスの家にやってくると母親は見知らぬ男とセックスの最中だった。ショックのあまりジョディは友達のリアンの家へと逃げ込むのだった。慌ててジョディのあとを追うベスだったが門前払いを受けてしまう。ちょうどそのとき、SASの部隊が現れ住民は家の中に入り鍵をしめて閉じこもるよう指示をするのだった。と、そこへナイフを持った町の医師のシャーマが家から出てきてSASに射殺されてしまうのだった。

 □■□ネタばれあり!!□■□
 ■感想■
 イギリス製の低予算ホラー。

 戒厳令が突然ひかれた田舎町の恐怖を描いた作品です。
 ウィルスによるパニックが描いているのかと思いきや、良く見るとSASの部隊がガスマスクをつけていないので、違うコトがわかりますが、では何??
 
 なんと、新兵器の実験で生み出されたモンスターだということが中盤で判明します!!
 それも大して強くないモンスターです! 
 SASの部隊が次々と殺されていきますが、あんなモンスターに殺されていくなんて、SASをバカにしすぎ!!
 
 世界最強の特殊部隊と言われるSASがあんな弱いモンスターに殺されていくはずが無い!!町の警察とかなら分かりますけど、SASがあんな火かき棒を突き刺しただけで殺されるモンスターにやられるわけがないでしょ!!
 あんな弱いモンスター相手だったら、SASが登場して10分で事件解決のはず!途中、モンスターにやられて重症を追ったSASの隊員が、ベスに「娘を連れて町から逃げろ!」っていうから、どんなスゴイ怪物が出てくるのかと思ったら、なんと「13日の金曜日」のジェイソンよりも弱い怪物でした!!

 モンスターに噛まれた人間がまたゾンビになって襲ってくるとかなら、数が増殖して倒すのが大変っていうのも分かりますけど、そんな設定も無いし、たった1人のモンスターに苦戦するはずがないでしょ!!

 あとSASの部隊も町の人間もどんどん殺しすぎ!!あれじゃ、町の人間まで動揺して町に飛び出して暴れちゃうでしょう。モンスターが増殖するわけでもないのに、町の人間を殺すのは意味不明すぎ!!SASだったら敵を見つけたら即座に撃つだろうけど、民間人を殺す指令を受けていなければあそこまで住民を殺すはずがないです!!
 ジョディが逃げ込んだ友人リアンをわざわざ殺す意味も分からない!!

 低予算のホラー映画としては、80分というランニングタイムの短さもあって、それなりに見れる作品になっています。あと5分くらい短くても良かったのかな??とも思いますけど、こんなもんですかね??
 これが100分とかだったら、評価も少し下がっちゃいますけど、この短さは評価できます!! 50点
サルベージ ‐都市封鎖‐ [DVD]

タキ・コーポレーション

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祝5周年!

2010-02-21 01:17:20 | ホントの日記
 「@KOBAのムービー!ムービー!」のブログを始めてから5周年になりました!!

 4周年のときは「祝4周年!」の記事も書いていなかったような気が!
 昨年は映画も全然観ていなかったですし、観ても記事にしていなかったりと更新ができませんでした!
 今年は昨年よりは、記事の更新をしていこうかな??と思っています!!

 これからもよろしくお願いします!!

 ちなみに「祝!3周年!」の記事のときにDVD化して欲しい作品であげた作品で2年間でされたのは若山富三郎主演の「子連れ狼」くらいという結果に!

 またDVD化して欲しい作品をあげておきます!
まず「3周年」のときにして欲しいと思った作品から

①『探偵マイク・ハマー俺が掟だ!』(82年)
 アクション映画のベスト!ベスト・オブ・ベスト!
 アーマンド・アサンテかっこ良すぎ!
 ビル・コンティのテーマ音楽も最高!
 “ボカシ”無し&日本語吹替え音声つきでDVD化して下さい!

②『愛しきは女ラ・バランス』(83年)
 フランスの刑事アクションの傑作!
 なぜDVD化されない!!

③『ザ・アマチュア』(81年)
 ロバート・リテル原作のアクション映画風のエスピオナージュ物。
 日本語吹替え音声つきで、ぜひDVD化を!!

④『ナポリ犯罪ルート』(76年)
 これもフジTVで放送されたときの日本語吹替え音声つきでDVD化を!

⑤『D(デッド)スナイパーEC爆破指令を阻止せよ!』(93年)
 ステラン・スカルスガルドが元CIAのエージェント、カールハミルトンを演じたハードアクション。
 ハリウッドの映画が子ども向けにしか見えなくなっちゃいます!

⑥『悪魔の狂暴パニック』(76年)
 今年、DVD化されるということですけど、どうなんでしょう??
 昨年はされるということでしたが、されませんでしたからね。

⑦『空飛ぶ十字剣』(77年)
 台湾武侠映画の大傑作!
 TV東京で放送したときの日本語吹替え音声つきでDVD化して下さい!

⑧『吸血鬼ブラキュラ』(72年)
 現代(といっても1970年代ですけど)に甦った吸血鬼の恐怖を描くホラー。
 日曜洋画劇場で放映したときの日本語吹替え音声つきでDVD化して下さい。

⑨『邪拳迫る!死守せよ少林寺秘伝』(80年)
 武侠映画の傑作!
 TBS深夜に放送されたときの日本語吹替え音声つきでお願いします!!

⑩『悪魔が最後にやって来る!』(77年)
 当時ブームだったオカルト映画の大傑作!
 なぜか日本では未ソフト化のまま。
 DVD化するときは、日本で公開された爆破シーンで終わるバージョンでお願いします!!
 イタリア公開版の106分版なんでしょうか??(日本版は102分)

⑪『ニューヨーク2019』(84年)
 『ニューヨーク1997』+『マッドマックス2』のイタリア映画。
 TV放映時の日本語吹替え音声つきでぜひDVD化を!!

 といった作品を「3周年」のときに記事にしたんですけど、そのとき記事にしなかった作品もDVD化されるとうれしい作品をいくつかあげます!!

⑫『プロフェッショナル』(81年)
 ジョルジュ・ロートネル監督
 ジャン=ポール・ベルモンド主演のハードアクション。
 BSで放送されただけで未ソフト化作品!ぜひDVD化お願いします!!

⑬『脱獄の報酬』(76年)
 ジャン・ジロー監督
 ジャン・ギャバン主演の犯罪・コメディ。
 本格的な犯罪物というよりコメディタッチで楽しい作品。
 「木曜洋画劇場」で放映したときの日本語吹替え音声つきでDVD化して下さい。

⑭『4匹の蝿』(71年) 
 ダリオ・アルジェント監督のジャッロ。
 権利問題で大変そうですね。

⑮『美人ダンサー襲撃』(77年)
 アントニオ・ピド監督のジャロ。
 日本語吹替え音声つきで!!

⑯『マッキラー』(72年)
 ルチオ・フルチ監督のジャッロ。

⑰その他多くのイタリアのミステリー
ザ・サイキック』(77年)
幻想殺人』(71年)
 ルチオ・フルチ監督。

ドレスの下はからっぽ』(85年)
 日本語音声つきでお願いします。 

オペラ座血の喝采』(87年)
 ダリオ・アルジェント監督。
 イタリア公開版でのDVD化を!!

 こういった作品が好きなんですが、DVD化はされるんでしょうか??
 どこかのメーカーさん、お願いします!!
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『ウルヴァリン X-MEN ZERO』1作目に続け!

2010-02-21 00:01:58 | SF
ウルヴァリン X-MEN ZERO
X-MEN ORIGINS:WOLVERINE(2009年アメリカ)
 監督 ギャビン・フッド
 脚本 デヴィッド・ベニオフ
     スキップ・ウッズ
 出演 ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュライバー、リン・コリンズ、ダニー・ヒューストン、テイラー・キッチュ、ライアン・レイノルズ

 ■ストーリー■
 1845年カナダ北西部ノースウェスト準州で育ったジェームズは育ての親を殺した実の父親を殺してしまうのだった。兄のヴィクターとともにジェームズには治癒能力と鋭いツメを手から出す能力を持っていた。ミュータントの兄弟は南北戦争、第1次世界大戦、第2次世界大戦、ベトナム戦争と戦士として戦ってきた。2人はある日、戦場で上官を殺した罪で罰せられ銃殺の刑に処されるが、死ぬことは出来なかった。そんな2人の前に謎の軍人ストライカー少佐が現れ2人の特殊能力を活かさないかと提案してくるのだった。
 
 ■感想■
 「X-MEN」シリーズのウルヴァリンを主人公にしたスピンオフ映画。
 ウルヴァリンを演じたヒュー・ジャックマンが製作で関わっています。
 映画「X-MEN」シリーズで描かれなかったウルヴァリンの過去が今作で明らかになります。
 『スターウォーズ』(77年)につなげるための、壮大なつじつま合わせのようなエピソード1~3より、はるかに面白いです! 
 まぁ、今作は原作のコミックがあるので、単純には「スターウォーズ」エピソード1~3とは比べられないですけどね。

 でも、ローガンの兄のヴィクターが『X-メン』(00年)のセイヴァートゥースだとするとまるっきりつじつまが合わないとうコトに!!ヴィクターがセイヴァートゥースだっていう設定にしなければ良かったのに!!
 それに『X-メン』のセイヴァートゥースには、不死身な治癒能力は無かったような気が!!『X-メン』につながらない!!セイヴァートゥースもローガンに何も言って無かったし…。
 「まぁ、そこは気にしないで楽しめ!!」 
 ってコトなんでしょうけどね!!

 あと、ストライカーも、今作のあと無事、軍隊に復帰できたんでしょうね。そうじゃないと『X-MEN2』の展開にならないですからね。あと『X-MEN2』には、アダマンチウム合金を注入した女性のミュータントが出てきましたから、またまた治癒能力の高いミュータントも見つけれたんでしょうね。

 今作の監督は『ツォツィ』(05年)のデヴィッド・フッド。
 「X-MEN」の1作目、2作目の監督ブライアン・シンガーで無くて本当に良かったです!
 最もエンターテイメント映画を監督して欲しくないメジャーな監督の1人です!!

 ブライアン・シンガーは、本当にエンターテイメント作品の世界からいなくなって文化映画でも撮ってればと思ってしまう監督の1人です!!

 アメコミに興味が無いのに、『X-メン』、『X-MEN2』(04年)の監督を引き受けたんですから!!それでもコミック作品の映画化作品を撮る才能にあふれているなら全然OKですけど、まるで才能なし!!
 いくらでも面白くなりそうな「X-MEN」の映画化作品を、ごく普通の作品にしちゃったんですから!!シリーズ3作『X-MENファイナルディシジョン』(06年)は監督がブレット・ラトナーに代わったおかげで大傑作になりましたからね!!
 今作も監督がブライアン・シンガーじゃ無かったんで期待していたら、期待どおりの面白さ!!

 特殊能力を持ったミュータントが暴れまくるなんて、本当においしいテーマだから、いくらでも面白く映画化できちゃいますよね!!コミック映画ファン必見!!
 ハリウッドのメジャー作品なんでシリーズ3作品を観ておかなくても、それなりに楽しめる作品になっていますけど、出来たら今作を観る前に「X-MEN」シリーズ3作品は観ておいた方がより一層楽しく観れるはず!! 70点
ウルヴァリン:X-MEN ZERO <2枚組特別編>〔初回生産限定:デジタル・コピー付〕 [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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『ライヤーゲームLIAR GAME』ジャン・レノをだませ!

2010-02-20 19:08:08 | 犯罪/ノワール
ライヤーゲームLIAR GAME
CA$H(2008年フランス) 
 監督   エリック・ベスナール
 脚本   エリック・ベスナール 
 出演   ジャン・デュジャルダン、ジャン・レノ、ヴァレリア・ゴリノ
       アリス・タリオーニ、フランソワ・ベルランド、キャロリン・プルースト  

 ■ストーリー■
 スリやニセ札の原版でサギをはたらくケチなキャッシュは、ギャランスという女性と知り合いデートに誘う。キャッシュは、ギャランスをカモにしようとしていたが、本気で好きになってしまう。
 一方、詐欺師キャッシュに目をつけたフランス警察のジュリア・モリナ警部は、キャッシュの監視を続けるのだった。そんなとき、詐欺が元でアフリカの傭兵に追われたキャッシュを、偶然助けたコトがきっかけでジュリアとキャッシュは手を組むことになるのだった。 
 そんなとき、ギャランスを通して、フランスの警察中が追う大物の詐欺師マキシムのチームと関わることになったキャッシュは、リビエラで行われるダイアモンドの取引で、ダイアモンド強奪計画に参加することになるのだった。  

 ■感想■  
 ジャン・デュジャルダン、ジャン・レノ主演のフランス映画の犯罪物。

 冒頭、本編と関連がないような殺しのシーンが出てくるので、てっきり暗い犯罪物??って思いそうですが、その後の展開は、ケチな詐欺師キャッシュを中心にストーリーが展開していき、だんだんと軽いタッチのライトコメディ的な犯罪物の感じになっていきます!!
  
 本当に“いかにもフランス映画的なオシャレな犯罪物”になってます!!  
 
 ストーリー的に言うと、危険そうな連中に追われているからって、今まで監視していた主人公キャッシュのことをかくまってしまう女性警部補ジュリアって何??って思っちゃいます!      
 その後、大物詐欺師ジャン・レノを捕らえるためとはいえ、警部補がキャッシュと手を組んじゃうのもオカシいでしょ!!でも、まぁ、ジャン・レノを逮捕できれば出世できますもんね!!   

 まぁ、本当のコトを言っちゃうと、ストーリーが進んでいくにつれて、そのあたりの疑問も少しづつ解決していって、最後はまさに“驚きのラスト”になるんですけどね!!
  大物詐欺師のジャン・レノのグループと、主人公キャッシュたちのグループのだまし合いに女性警部補が絡んできて、最後はどうなるの?? 

 ストーリーが進んでいくと、面白くなっていってどんどん画面に引き込まれていきます!! もうキャッシュは絶体絶命!って感じになって、最後は思わず拍手!!みたいな感じで後味も最高の作品です!!
 軽いタッチの犯罪物の強奪モノとしてはメジャー作品『オーシャンズ11』(2001年)の100000倍は面白いですから!!
 『オーシャンズ12』(2004年)の1000000000000倍は面白いです!!
 
  未公開作品で、こういう面白いフランス映画に出会えるとウレシクなっちゃいます!!   

 本当はこういうこじんまりした傑作映画こそ劇場で観れると映画ファンも増えると思うんですけどね!!とにかく1人でも多くの映画ファンに観て欲しい犯罪モノです!!70点   

<声の出演> 
ジャン・デュジャルダン(キャッシュ) 阿部 晋一 
ジャン・レノ(マキシム)         野村 達也 
ヴァレリア・ゴリノ(モリナ)       大垣 理香 
アリス・タリオーニ(ギャランス)    吉崎 藍 
フランソワ・ベルランド(フランソワ)  加藤 優季 
キャロリン・プルースト(レナ)     鳥飼 愛美 
サミール・ゲスミ(フレッド)       田中 光陽
ライヤーゲーム [DVD]
ジャン・レノ
Happinet(SB)(D)

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『センチネル』DVD予約開始!

2010-02-19 23:08:57 | DVD新譜の記事
 株式会社スティングレイさんから2010年3月発売予定の『センチネル』(77年)のDVDの予約が始まりました。正式な発売日は3月19日のようです!!

 TBSの金曜深夜の「金曜ロードショー」で放送したときの日本語吹替え音声つきでの発売です!!「金曜ロードショー」は90分枠の映画枠でしたけど、異様に本編が長く75分くらいは放送していたはず!!
 すごくうれしいです!もう日本語吹替え音声つきというだけで、特典度★★★★★ですけど、その他にも豪華な特典が!!

 HDマスター、日本語吹替え音声以外にも、アメリカでテレビ放映されたバージョンを元にしたアナザーバージョンまで収録の「特別編」として豪華仕様での発売です!!
 すごすぎ!!

 詳しくはallcinema SELECTIONのサイトで見て下さい!
 
 『センチネル』はジェフリー・コンヴィッツの「悪魔の見張り」の映画化作品で1970年代後半のオカルト映画の代表的な作品なのに、今まで未ソフト化だった作品です。 
 監督はマイケル・ウィナー。
 脚本は原作者のジェフリー・コンヴィッツと監督のマイケル・ウィナー。
 キャスティングもヒロインにクリスチナ・レインズ、クリス・サランドン、デボラ・ラフィン、イーライ・ウォーラック、バージェス・メレディス、エヴァ・ガードナー、クリストファー・ウォーケン、アーサー・ケネディ、ジョン・キャラダイン等々、やたらと豪華なな作品です!!

 とにかく、この発売はウレシイです!!今から楽しみです!
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00年代(2000~2009)ベスト10

2010-02-17 22:01:24 | 年度ベスト10
 今日は2000年から2009年まで観た映画の中でのベスト10を記事に!! 
 まぁ、ベスト10と言っても、アンケートを取ったワケでもなく、自分勝手に決めているだけなんですけどね。 それでも、毎年の年ごとの“年度ベスト10”とは違う結果になってしまいそうです。
 10年経っても面白いと思える作品ということを基準に選んでみました。  それにしても1990年代の作品は1980年代と比べて、なんか比べるのが楽な感じって印象でしたけど、2000年代はもっと、楽になった気が!! 
 というより2000年代はいつにもまして香港映画!!香港映画!!香港映画!!って印象です。
  10位までの“14作品+その他好きな8作品”のうち5作品が香港映画が占めちゃいました。  正直に言うと「ベスト10」なのに、14作品選んでいるのは10作品に絞れなかったからです!あんまり作品がなかった00年代なのに10本に絞れないなんて!!  
 
 ではベスト10とその他好きな作品を!!

■第1位『インファナル・アフェア』(2002年)

 香港ノワールの大傑作。 ムダなところが一切ない!! まさにエンターテイメント作品!!
インファナル・アフェア 3部作スペシャルパック【初回生産限定】 [DVD]

ポニーキャニオン

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■第2位『少林サッカー』  

 あまりのバカバカしさに笑いっぱなし!! 
 香港映画の実力を見せつけられたって感じです!!
少林サッカー デラックス版 [DVD]

ジェネオン エンタテインメント

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■第3位『カンフーハッスル』(2004年)   

少林サッカー』に引き続きチャウ・シンチー監督、主演のコメディ!
カンフーハッスル コレクターズ・エディション [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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■第4位『28週後...』  

 登場人物たちが、他人のために良かれと思ってやったことがすべて裏目に! 
 ゾンビ映画ファンも必見!
 ここ10年で最高のホラー映画です!!
28週後...(特別編) [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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■第5位『レインディア・ゲーム』(2000年)  

 ジョン・フランケンハイマー監督の傑作スリラー。 
 『隣人は静かに笑う』(1998年)の脚本家、アーレン・クルーガーの脚本も最高です。
 まさにドンデン返しのためのドンデン返しって言った感じ!!
レインディア・ゲーム [DVD]

松竹ホームビデオ

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■第6位『ジェヴォーダンの獣』(2001年)

  『クライングフリーマン』(1996年)のクリストフ・ガンズ監督した史劇ファンタジー。
  アクションあり、動物パニックあり、陰謀あり、色んな映画の要素をうまくミックスさせて新しいジャンルの作品を作り上げました。
 日本未公開のディレクターズカット版の152分版も日本語吹替えつきでDVD化お願いします!!


■第7位『フレイルティー妄執』(2001年)   

 監督は主演のビル・パクストン。 
 B級ホラー映画大好きのスティーブン・キングも絶賛の心理サスペンス。 
 ビル・パクストンも、今作以降、ホラー映画のジャンルに行くのかと思いきや今作のみで寂しい限りです。

■第8位『リベリオン』(2002年) 

 カート・ウィマー監督の、感情が否定された世界を描く近未来SF。 
 『華氏451』(1966年)のSFアクション版!

 
■第9位『ザ・シューター極大射程』  

 スティーヴン・ハンター原作「極大射程」の映画化作品。 
 原作もすごく好きな作品ですけど、映画化作品の今作もかなり好きです。 
 シリーズとして続編もどんどん映画化して欲しいです!


■第10位『デッドポイント黒社会捜査線』(1998年) 

 長らく日本未公開でしたけど2005年11月にリリースされました。 
 刑事ドラマとしても最高の作品!!特にラスト必見!
デッドポイント [DVD]

タキコーポレーション

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■第10位『ドラキュリア』(2000年)  

 ウェス・クレイヴン製作総指揮の吸血鬼アクション。 
 ドラキュラの正体についての画期的なアイデアはさすが!


 ■第10位『トゥモロー・ワールド』(2006年)  

 アルフォンソ・キュアロン監督の傑作。 
 P・D・ジェイムズ「人類の子共たち」の映画化。 
 終末SFとして、ここ数年、最高の作品!!


■第10位『ザ・ミッション非情の掟』(1999年) 

日本公開は2001年なので、00年代ベスト10の対象作品。 
ジョニー・トー監督!! 

 ■第10位『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)  

1970年代の人気TVシリーズを映画化! こういう映画化なら、どんどん昔のTVドラマを映画化して!


  その他で好きな作品をあげると

 ■『ゴースト・オブ・マーズ』(2001年) 

 ジョン・カーペンター監督、脚本の傑作SFスリラー。

■『ファム・ファタール』(2002年)

 このオチをやっていいのはブライアン・デ・パルマ監督くらい!! 

 ■『ミスト』(2007年)  

 スティーブン・キング原作のホラー。 
 映画版のラストが良いか??原作のラストが良いか?? 
 好みの問題ですけど、 自分は映画版の方が好きかも。

 ■『ランド・オブ・ザ・デッド』  

ジョージ・A・ロメロ監督のメジャー系ゾンビ映画。
 『死霊のえじき』を思い通りに撮って欲しかったです。

 ■『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)  

 『ゾンビ』(1978年)のリメイク。  走るゾンビといえば今作が代表作。
 イタリア映画のゾンビ映画『ナイトメア・シティ』の方が古いですけどね。 

 ■『28日後...』(2002年)  

 『28週後...』の前作。 『死霊のえじき』、『デイ・オブ・ザ・トリフィド』(1981年)、あと数多くのゾンビ映画のパッチワークみたいな作品ですけど、かなり好きな作品です。  

 ■『スパイダーマン2』(2004年)  

 マーベルコミックの「スパイダーマン」の映画化作品。 
 前作『スパイダーマン』(2002年)も十分面白かったですけど、この続編は最高です!   

 ■『S.W.A.T.』(2003年)  
 
 往年のTVシリーズ「特別狙撃隊S.W.A.T.」の映画化。 
 主人公たちが、テーブルを囲みながらTVシリーズのテーマ曲を口ずさんでいるシーンでは思わずニンマリ!! 
 
 ■『あるいは裏切りという名の犬』(2004年)  

 本場フランスのノワール作品は雰囲気が違います!!



 いつか“1980年代べスト10”や“1990年代ベスト10”も記事にしてみます!! 1980年代は、すごい作品ばかりだったから、10作品を選ぶのが厳しそうですけどね!! 
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20世紀フォックスリクエストライブラリー第2弾!「オスロ国際空港ダブル・ハイジャック」DVD化!

2010-02-17 00:08:05 | DVD新譜の記事
 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンさんの名作ライブラリー“リクエストライブラリー”第2弾のうち、気になった作品をピックアップします!!
 
 2010年4月23日に
オスロ国際空港ダブル・ハイジャック
マシンガン・パニック笑う警官
ゼロの決死圏』のDVDが発売になります!!

 『オスロ国際空港ダブル・ハイジャック』と『マシンガン・パニック笑う警官』は日本語吹替え音声つきでの発売!!
 今から発売が楽しみです!!

 『オスロ国際空港ダブル・ハイジャック』は、20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンさんのホームページの情報によるとランニングタイム89分版のようですね。
 イギリス版の97分版を観たかったんですけどね!

 イギリス映画のスパイ物が好きな人にとっては“いつもの展開”なんですけど、好きな作品なんですよね!!

  吹替え音声は
 ショーン・コネリー  近藤 洋介
 イアン・マクシェーン 関根 信昭
 ジョン・クエンティン 森川 公也
オスロ国際空港/ダブル・ハイジャック [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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 『マシンガン・パニック笑う警官』は、マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー原作の「マルティンベック」シリーズをアメリカを舞台にして映画化。
 以前はTVの映画劇場でこれでもか!」って感じで放映されていたのに、最近は全然放送されなくなってました。3年くらい前に、TV東京の「午後のロードショー」で放映されたときは喜びのあまり思わず、叫んじゃいました。
 吹替え音声は
 ウォルター・マッソー 佐藤 英夫
 ブルース・ダーン   山田 康雄
 ルイス・ゴセット   内海 賢二
マシンガン・パニック/笑う警官 [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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 『ゼロの決死圏』は、ここ十数年、地上波では放映されていないはず!!
ゼロの決死圏 [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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ディック・フランシス氏死去

2010-02-16 23:58:48 | 映画以外の日記
 今朝、フジTVの朝のワイドショー「とくダネ!」を見ていたら、オープニングトークで先日亡くなったディック・フランシスの話題に!
 
 “競馬物”を書くイギリスのミステリー作家ディック・フランシスさんが2010年2月14日に亡くなったコトしりませんでした。
  
 小倉智明が自慢げに笠井信輔アナと中野美奈子アナに知らないでしょ!!って勢い良く言ってました。2人のアナウンサーは「知りませんでした」って。どういうこと??
 そう言えって打ち合わせてるのかもしれませんけど、ちょっと“知らない”なんて普通は言えないでしょ!!
 笠井アナも映画に詳しいとかいってるくせに、ここは『配当』(89年)『追い込』(89年)のTVムービーがビデオ化されていますよね!くらい答えて欲しかったです。もし本当に知らないなら、そんなことも知らない人間がアナウンサーなのかと思っちゃいました。

 日本でもファンが多いミステリー作家なのに、こんな扱いはひどいと思っちゃいました。

 ディック・フランシスさんのご冥福をお祈りします。

 作品をいくつか
 
興奮 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-1))
ディック・フランシス
早川書房

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利腕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12‐18))
ディック・フランシス
早川書房

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敵手 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ディック フランシス
早川書房

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烈風 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ディック・フランシス
早川書房

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勝利 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ディック フランシス
早川書房

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再起 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-41)
ディック フランシス
早川書房

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祝宴―競馬シリーズ (ハヤカワ・ノヴェルズ)
ディック フランシス,フェリックス フランシス
早川書房

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審判 (ハヤカワ・ノヴェルズ)
ディック フランシス,フェリックス フランシス
早川書房

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拮抗 (ハヤカワ・ノヴェルズ)
ディック フランシス,フェリックス フランシス
早川書房

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2009年度ベスト10②

2010-02-15 20:57:43 | 年度ベスト10

 “2009年度自分が観た映画ベスト10”の記事を書きましたけど、ついウッカリワースト作品を記事にするの忘れていました。
 
 でも、ワーストといっても、本当にどうしようも無い“観る気も起きないような”
観る前からつまらないと分かっているような作品
 は選ばれないので、勘違いしないで下さい!!

 だから日本映画の数多くはワースト映画の選出基準にも入らないですからね。

■昨年のワースト映画作品賞は

 “@KOBAラジー賞”は
 
 『ダイアナの選択』です!!

 本当は鳥インフルエンザがゾンビを生むドイツ映画の『ダーク・オブ・ザ・デッド』にしたかったんですけど、低予算のゾンビ映画をワーストにするなんてコトはできないですからね!
 「ゾンビ映画だから観る!!」って決めて観てるのに、そこには“面白い”とか“つまらない”とかいうことを言っちゃぁいけないですからね。

 『ダイアナの選択』はエンターテイメント作品の脚本を書く人間だったら100人中、100人は思いつくアイデアを映像化しただけの内容なんでワースト作品にしました!
 原作がある作品なんで、映画の脚本家や監督が悪いワケじゃないんですけどね。

■ワースト演出賞は

 『パニッシュメント人格破壊

 珍しいトルコのスリラー映画!
 良く考えたら、けっこう面白いのに、そう思えてくるのが最後のタネ明かしのころなんですから。どれまでがダラダラで・・・。
 まぁ、このネタ自体も、思いつくといえばエアンターテイメント作品の脚本家だったら思いついちゃうネタなんですけどね。

■ワースト吹替え賞

 『ウォンテッド』のDAIGO!

■ワーストリメイク賞

 『血のエイプリルフール

 リメイクするならオリジナルにもっと愛情を感じさせるようなリメイク作品を作って欲しいです。作品自体は、可も無く不可も無くって感じなんですけど。


 こんな感じが“ワースト作品”ってところですかね??昨年は観た映画の数が少ないので、ワースト作品を選ぶのも大変でした!


 あと、ベスト作品ですけど1月以降にリリースされた『クロス・ファイヤー』、『特捜刑事スパルタン』は2010年度ベスト10の対象にします。
 同じくワースト候補ですけど、『トランスポーター3』も2010年度作品の対象にします。

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2009年度ベスト10

2010-02-15 00:03:52 | 年度ベスト10

 毎年、恒例の“自分の観た映画ベスト10”の記事です。
 昨年同様、あんまり2009年もあんまり映画を観ていないのでけっこう傑作とかを観逃しているかも…。
 昨年は『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』や『ランボー最後の戦場』とか劇場公開された目玉の作品がありましたけど、今年はあんまり映画を観ていないのでこんな結果になりました!!

■第1位『ドゥームズデイ』(2008年)

 『ドッグ・ソルジャー』(2002年)、『ディセント』(2005年)のニール・マーシャル監督の描く近未来SF。
 『マッドマックス2』+『ニューヨーク1997』の世界観が最高!!
 ニール・マーシャル監督は、エンターテイメント映画的に言うと、いまやイギリスを代表する映画監督になりました!!

ドゥームズデイ アンレイテッド・ヴァージョン [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル

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■第2位『ミラノ・コネクション』(07年)

 劇場未公開のイタリアの警察物。
 DVDスルーでの公開ですけど、日本語吹替えつきでの発売でうれしくなっちゃいました!!
 監督はクラウディア・フラガッソ。
 あまりにも、普通のアクション映画として成り立っているので、その演出力に驚いちゃいました。Z級系のホラー映画を撮っていたころは、製作費が不足していただけなんでしょうかね??
 今作は、1995年の“Parlermo Milano solo andata”の続編です。前作の“Parlermo Milano solo andata”もぜひDVD化して下さい!!

ミラノ・コネクション [DVD]

アット エンタテインメント

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■第3位『インストーラー』(2007年) 

 フランス製の近未来SF。
 アクション映画としても十分面白いです!!
 監督のジュリアン・ルクレルクは、今後要チェックか!!でもフランス映画、イタリア映画ってあんまり公開されないんですよね。

インストーラー スペシャル・エディション [DVD]

角川エンタテインメント

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■第4位『ダニエル悪魔の赤ちゃん』(2008年)

 ラリー・コーエン監督の『悪魔の赤ちゃん』(1973年)のリメイク。
 ラリー・コーエンがリメイクの今作でも脚本で参加しています。
 ラリー・コーエンには甘いので第4位に!!

ダニエル 悪魔の赤ちゃん [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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■第5位『いずれ絶望という名の闇』(2009年) 

 ジェラール・ドパルデュー、アーシア・アルジェント主演の2009年のフレンチノワール。

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タキ・コーポレーション

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■第6位『サスペリア・テルザ最後の魔女』(2007年)

 ダリオ・アルジェント監督の“魔女3部作”の完結編。
 “魔女3部作”の中では、1番ぶっ飛んでいる『インフェルノ』(1980年)が好きなんですけどね。
 今作は、かなりホラー映画として普通のデキなので、ダリオ・アルジェント監督のファンには物足りないのかも??
 ただし、涙の魔女とヒロイン、アーシア・アルジェントの最後の対決は、驚きのシーンになっています!!

サスペリア・テルザ 最後の魔女 [DVD]

ABSORD MUSIC JAPAN(K)(D)

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■第7位『フェイク・シティ ある男のルール』(2008年)

 ジェームズ・エルロイ原案、脚本(カート・ウィマー、ジェイミー・モスとの共同脚本)のノワール・アクション。
 主演のキアヌ・リーブスは、あんまり好きでないですけど、今作ではけっこう良かったです!!
 ただ、キャスティングを見ただけで、ストーリーが分かってしまうのが難点ですかね??

■第8位『スリ』(08年)

 ジョニー・トー監督の香港映画。
 3年以上の製作期間をかけて作り上げたオシャレなノワール。
 香港の風景を楽しみながら観るのが正解なんでしょうか??

 

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ビデオメーカー


■第9位『ローグアサシン』(2007年)
 
 今作のみ、本当は2008年度ベスト10”にノミネートされるべき作品なんですけど、観ていなかったので今年の対象にしました。
 ヘタなミステリーよりも驚きの展開!!ジェイソン・ステイサムVSジェット・リーにだけ意識がいっていたので、驚き度が100倍でした!!

■第10位『デス・スパイダー』(2008年) 

 イタリア製のジャッロがDVDスルーで公開に。
 日本語吹替えつきで発売して欲しかったです。
 ストーリーは、それなりですが、好きなイタリア製のミステリー映画なんで10位に!!

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タキ・コーポレーション

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■第10位『アパルーサの決闘』(2008年)

 主演のエド・ハリスが監督、製作したウエスタン。
 原作はロバート・B・パーカー。
 ランニングタイム113分が一瞬に感じられる面白さ!!ヒロインのレニー・ゼルウィガーのキャスティングさえ許せるなら最高の1本です。当初のキャスティングだったダイアン・レインで観たかったです!!
 ウエスタン好きには、たまらない作品です!!

 といったところが2009年のベスト10です。
 2009年はここ数年でも特に大型作品の面白い作品が少なかった気がしますけど、それは気のせいでしょうか??

 あと気になった作品をいくつかあげると
 クライヴ・オーウェン主演の犯罪・スリラー『ザ・バンク堕ちた虚像』(2009年)は10位にしても良いくらい面白かったです!!
 ただし、ラストは結局、他人だのみみたいな感じで少しマイナスだったかも??
 それんしひても、クライヴ・オーウェンはカッコ良すぎ!!自分的にはダニエル・クレイグよりクライヴ・オーウェンがジェームズ・ボンド役をやって欲しかったですね。 
 期待度が高かった『3時10分、決断のとき』(07年)は、マカロニウエスタン的なノリの作品と思っていたら、けっこう正統派のウエスタンだったので、ちょっと評価が低くなりました!!自分的には、マカロニ度が高い方が良いです!! 
 1980年代のスラッシャー映画のリメイクの『13日の金曜日』(2009年)や『ブラッディ・バレンタイン3D』(2009年)もそれなりに面白かったですけど、5年後、10年後も語られる作品かって聞かれたら、答えに困ってしまうくらいの作品でした!!

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『クロス・ファイヤー』異動の刑事アサルト・サンメリウー

2010-02-14 12:05:56 | アクション
クロス・ファイヤー
LES INSOUMIS(2008年フランス)
 監督 クロード=ミッシェル・ローム
 脚本 オリヴィエ・ダザ
     クロード=ミシェル・ローム
 出演 リシャール・ベリ、パスカル・エルベ、ザブー・ブライトマン、エーサ・マイガ、ベルナルド・ブランカン、ムッサ・マスリ、ジャン=ルイ・ロカ、ジェラール・ラローシュ

 ■ストーリー■
 元外人部隊で爆薬と金庫破りの専門の犯罪者ヴァルガスが、警察の護送中に仲間の襲撃があり逃走するのだった。護衛の警官たちは、その襲撃で惨殺されてしまうのだった。
 一方、特殊部隊にいたエリート、ヴァンサン・ドリュー警視が田舎のサン・メリウーの警察署に異動でやてくる。3ヶ月後の閉鎖することが決まっておりサン・メリウーの警察署は署長以下刑事たちは、やる気の無い様子だった。そんな時、サン・メリウーでは高級車が乗り捨てられ放置される事件が起きるのだった。何の事件性も感じない刑事たちだったが、ヴァンサン警視だけは真剣に捜査を始めるのだった。また、地元の大物ファルジュが経営するクラブで麻薬からみの犯罪が行われていると感じたヴァンサン警視は捜査を進めるのだった。
 最初はやる気を見せなかったサン・メリウー警察の刑事たちだったが、ヴァンサンの捜査に対する真摯な態度をみて徐々に態度を変えていくのだった。

 ■感想■
 リシャール・ベリ主演のフレンチアクション。
 監督、脚本のクロード=ミッシェル・ロームはTVを中心に活躍をしている監督らしいです。

 日本版タイトルの“クロスファイヤー”ってセンス、どうなんでしょう??って思ったら今作の国際的な英語タイトル自体“CROSS FIRE”でした。すいません…。

 今作もDVDのパッケージがB級、C級のアメリカかドイツあたりのアクション映画かと思わせるような感じだったんで観逃すところでした。
 
 今作主演のリシャール・ベリと言えば、ビデオスルーを含め日本公開された犯罪・アクション系の作品が『愛しきは女 ラ・バランス』(83年)、『フレンチ・ポリス殺しのムーブメント』(84年)、『エンジェル』(01年)と傑作、佳作が数多くあるので、今作も観る前から期待しちゃいました。
 
 期待通りの面白さ!!


 やっぱり、ノワール映画の本場、フランス映画は雰囲気が最高です。
 正確に言うと、今作はノワール映画というよりは、刑事アクション映画なんですけどね。
 
 主人公の設定や、やる気の無い田舎の警察署の刑事たちの設定なんかは、ハリウッド映画では、なかなか出せない感じです。ハリウッドだったら、刑事物でも悪徳刑事は描けても、やる気の無い刑事たちの集団なんてあんまり出てこないですもんね。ハリウッドだったら、やる気の無い刑事たちを登場する設定だったら、ヘタしたらコメディ映画になっちゃいますもんね。
 
 人種の違う居住区の風景とかも、まさにフランス映画的。刑事でも殺されそうな町並みも迫力十分です。 
 1人で危険地帯に深追いして、絶体絶命の危機から、リシャール・ベリが脱出してきた方法も、迫力ありすぎ!!それも、その脱出してきたシーンをその場で見せるのでなく、映画が進んだあとで、見ていた子どものチンピラに語らせて、リシャール・ベリを快く思っていなかった刑事の心を揺さぶらせる要素の1つのするという上手い設定。

 この田舎の警察署ですけど、悪徳刑事がいるのかと思いきや、やる気が無いだけで、みんな善良な刑事なんで、そこも驚き!!大きい事件は他の警察署にまわしてしまうような警察署なんで、自然とやる気を無くしちゃったってコトでしょうね。
 
 何回かある銃撃戦のシーンも、暴力的で、香港映画真っ青のシーンの連続でビックリです!!銃撃戦も、途中の見せ場として用意されているのでなく、ちゃんとクライマックスにも用意されていて、アクション映画派も大満足の作品になっています。
 悪党たちが、仲間を助けるためとはいえ警察署に襲ってくるのは、ちょっとやりすぎな感じもしますけど、良く考えたらこのギャングたち、冒頭のシーンで警察の特殊部隊殺しまくりでしたもんね。こういうところも、香港映画的で最高です。

 それにしても、リシャール・ベリが警察を辞職することが唐突に語られるのでビックリしちゃいます。あそこまで周りを巻き込んでおいて、「辞めます」って、ちょっとひど過ぎかも??ジャン・パ警部でなくとも怒るでしょう!!

 こういう傑作がDVDスルーになってしまうのは、少し悲しいです。でも観れただけで満足しないといけないですね!!どんどん、こういう犯罪・アクション系のフランス映画をDVDスルーでOKなんで公開して下さい!!90点

 
クロス・ファイヤー [DVD]

角川エンタテインメント

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