『シャッターラビリンス』
HIERRO(2009年スペイン)
監督 ガベ・イバニェス
脚本 ハビエル・グエン
出演 エレナ・アナヤ
マール・ソデューブ
ベア・セグラ
■ストーリー■
水族館で働くシングルマザーのマリアは息子ディエゴを連れ、イエロ島へ向かう。フェリーで居眠りをしている間に息子が失踪してしまうのだった。息子の行方が分からぬまま、6ヵ月後のある日、身元不明の遺体が上がったので身元を確認して欲しいと連絡がくるのだった。マリアはイエロ島へ行くが、その遺体はディエゴのものではなかった。
そんなとき、同じく、子どもの行方が分からぬ母親が島に住んでいることを知ったマリアは、独自に調査を始めるのだった。
■感想■
スペイン製のサスペンス映画。
DVDのパッケージと、あらすじの最初の方だけ観て、レンタルしてきたので、今作が、ホラー映画なのか?オカルト映画なのか?サスペンス映画なのか?はたまた、ミステリー映画なのか?終盤まで全然分からなかったので、それなりに面白く観ることができました!
最初から、「今作は、ミステリー映画ですよ」なんて紹介されて観たら、良くありがちなトリックに、そんなに楽しく観れなかったかも・・・。
あ、でも、この記事を読んじゃったら、「この作品はサスペンス映画なのね・・・」ってバレバレですね。すいませんです。
謎の島、同じく行方の分からない子どもの存在、怪しそうな島の住人、これって、絶対にオカルト映画に違いない!っていうキーワードですよね。親切な警官も、なんか怪しそうだし・・・。なぜ、そんなにヨソ者に親切なの??
いつも観る映画が、そんな作品ばかりだから、親切な登場人物が出てきても、悪いクセで、つい疑っちゃいます。
それなりに面白く観れましたけど、やはり、この内容でランニングタイム94分は、ちょっとだけ長すぎですね。あと、15分くらい短くて80分くらいだったら良かったのに。
今作のDVDは、松竹さんから発売されていますけど、なんと、スペイン映画の未公開作のこんな低予算な作品にも、日本語吹替え音声つきでの発売です!
日本語吹替え音声つき!
すごいですよね!!最近は不景気のせいなのか、日本語吹替え音声がつかないDVDも少なくない中で、うれしくなっちゃいます!!
でも、松竹さんの3月に発売する未公開作『装甲兵機メタルハンター』『スピーク』『CAGED監禁』とかは、日本語吹替え音声がつかないんですよね。どういう基準で吹替え音声をつけるか、つけないのか決めているんでしょうね??
3作品とも、観るか観ないか分からないですけど、自分的には日本語吹替え音声がついただけで、観なきゃって気になるんですけどね。
ところで、今作の教訓!小さな子からは目を離さないように!というより眠らないように!飛行機でも!フェリーでも! 20点
シャッターラビリンス [DVD] | |
エレナ・アナヤ,マール・ソデュープ,ベア・セグラ | |
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