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『チアガールVSテキサスコップ』チアリーディング・コップ

2006-05-31 08:32:55 | コメデイ
チアガールVSテキサスコップ
MAN OF THE HOUSE(2005年アメリカ)
 監督 スティーブン・エレク
 脚本 ロバート・ラムゼイ
    マシュー・ストーン
 出演 トミー・リー・ジョーンズ、クリスティナ・ミリアン、ポーラ・ガーセス、アン・アーチャー

 ■ストーリー■
 チアリ-ダーの5人組は裁判の重要参考人が殺される現場を目撃してしまう。テキサスレンジャーのローランド・シャープは、彼女たちを保護するためチアリーダーのコーチとして学園に潜入するのだが。

 ■感想■
 主演のトミー・リー・ジョーンズが製作総指揮も兼ねたアクションコメディです。
 トミー・リー・ジョーンズが主演ですけど、今作は日本劇場未公開のDVDスルーになっちゃいました。
 こういうアメリカンなコメディは、出演者が豪華でも、もう未公開のビデオスルーになっちゃうんですネ!
 アメリカではヒットした『エルフサンタの国からやってきた』(03年)とか『ペナルティ・パパ』(05年)とかも劇場未公開でDVDスルーでしたもんネ。
 
 日本では、コメディ映画は受けないっていうのが、映画界のルールみたいになっちゃってますもんネ。

 で、今作なんですけど、ストーリー的には、犯罪現場の目撃者のチアリーダーを守る為に、強面の警官のトミー・リー・ジョーンズがコーチになるっていうギャップが生みだす、良くありがちな設定のコメディです。
 ざっと思いつくだけでも、『キンダーガートン・コップ』(90年)、『キャプテン・ウルフ』(05年)とかが同じような笑いをネタにした感じですかネ?
 
 違う世界の人間たちが出会うことによって起きるギャップが生み出す面白みを出した映画といえば、コメディじゃないですけど、『影なき男』(87年)もありました。 そういえば『影なき男』もDVD化されてないですネ!なぜ??傑作アクション映画なのに!
 でも、DVD化されるときは、絶対に日本語吹替えをつけて下さいネ!でもTV放映音源でなくて新録が良いな!だってランニングタイム110分だから、TV音源使うとどうしても20分はオリジナル原語になっちゃいますもんネ!

 で、今作なんですけど、アクション20%、お笑い80%って感じです。ほとんどアクションシーンがないです。ホントにコメディですからネ。もう途中で、犯人もわかっちゃうし。
 ところで、見ているときは気付かなかったんですけど、テキサスレンジャーの女性隊員とかって、どうなっちゃったんですか??まぁ、ストーリーの本筋には関係ないですけど、ちょっと気になりました!

 まぁ、ハッピーエンディングのコメディだから、ケガをしたテキサスレンジャーの彼女の描写があっったとしても。元気に出てきておしまいなんでしょうけど。でも映画的には、そんな描写があっても良かったかも!
 
 でもテキサスレンジャーってお金があるのね。エアコン取り付けたりして。映画とはいえ。
 トミー・リー・ジョーンズのファンは見て下さい。58点

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『チャウ・シンチーサンダードラゴン』香港女性アクション

2006-05-30 00:15:21 | 香港映画
チャウ・シンチーサンダードラゴン』Thunder Cops 2 雄雌双辨(89年香港)
 監督 ジェフ・ラウ
 出演 サンドラ・ン、チャウ・シンチー、アン・ブリッジウォーター、シン・フィオウ

 ■ストーリー■
 新米警官のころ、捜査現場で犯人の人質になったため父親の刑事をころされてしまったラムは、犯人のパンサーを追っていた。ラムは、麻薬中毒の女性チャンを情報屋として使いパンサーが取引に来ることを知るのだった。ラムは捜査から外されるが、命令を無視し、勝手に取引現場に現われるのだった。

 ■感想■
 チャウ・シンチー出演の旧作がDVDリリースされました。89年の香港アクションムービーです。チャウ・シンチーが出てるからって、こんな旧作まで発売されちゃいました。
 昨年から、チャウ・シンチーの出演作をたくさん出しているブロードウェイさんから発売されました。
 監督は『チャイニーズ・オデッセイ』(95年)のジェフ・ラウ。『黒薔薇VS黒薔薇』(92年)や『大英雄』(93年)などを撮ってる監督なんで、てっきりコメディに強いのかな??と思っていたら、『アンディ・ラウのスター伝説』(93年)なんていうマジメな恋愛系ドラマも撮ってました。
 まぁ、なんでも撮る香港映画界ですからネ。でも、一般的にはウォン・カーワァイ監督の『恋する惑星』(94年)、『天使の涙』(95年)の製作をしているって言った方がわかりやすいですネ。
 
 で、今作『サンダードラゴン』なんですけど、暗いアクション映画です!特に前半部分が真っ暗です!自分のせいで父親が死んでしまったというトラウマを抱えた女刑事が主人公ですからネ。ストーリー的にも、サンドラ・ンとコンビ組んでる若い女刑事や情報屋の扱いとかも、暗すぎます!!

 後半、悪役のセブンの弟役でチャウ・シンチーが出てきて、少しだけ画面が明るくなりますけど、逆に、チャウ・シンチーの出演場面が全体から浮いてるという話も…。

 大体、サンドラ・ンも上司の命令を無視しすぎです!罠にかける上司たちも、モチロン大問題ですけど、サンドラ・ンも問題児です。ハリー・キャラハンみたいに、自分で解決出来るなら良いですけどネ。
 麻薬常習犯に、麻薬を与えて情報を得るなんて、どこかオカシイです!コメディでもないのに!アクション映画好きな@KOBAでも、サンドラ・ンには少しついていけないです!やたら怒りっぽいし。

 ところで、今作は、主人公は、あくまでもサンドラ・ン演じる女刑事ラムですヨ。チャウ・シンチーはあくまでも脇役です。89年といえば、まだまだ香港アクション映画は、こういう女性が主人公にした刑事アクション作品が多かったんですかネ?
 ミッシェル・ヨーの『皇家戦士』(86年)、『レディ・ハード香港大走査線』(87年)とか『天使行動3』(89年)とか女性刑事物が多いですもんネ。自分は未見ですけど、ジェフ・ラウ監督も『機動女戦士ハリケーン・コップ』を本作の前年の88年にアクション物を撮ってます。

 今作を、チャウ。シンチーが出てるコメディ系作品だと思って見たら少しヒキます!!チャウ・シンチーのコメディ色は、ほとんど無いですから。でも、DVDには、日本語吹替えがついてるんで、軽い気持ちで楽しめますけど。
 熱心な香港アクション映画ファン向けですかね??45点
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『トランスポーター』ベッソン!

2006-05-29 00:20:36 | アクション
トランスポーター』THE TRANSPORTER(02年)フランス
 監督 ルイ・レテリエ
 出演 ジェイソン・ステイサム、スー・チー、マット・シュルツ、フランソワ・ベルレアン

 ■ストーリー■
 南フランス、プロの運び屋フランクは自分に厳しい掟を課していた。しかし、商品を輸送中、タイヤがパンクしてしまい、タイヤを交換するときに、商品を見ないというルールを破ってトランクの中の商品の中を見てしまう。その商品とは若い女性だった。

 ■感想■
 リュック・ベッソン製作、脚本のアクション映画です。
 続編の『トランスポーター2』(05年)が公開されるんで、正編の今作も「見ておかないといけないな」なんて思ってるうちに、日曜洋画劇場で放映してくれました!
 でも、今作もTV初放映じゃ、ないんですネ。まぁ、日本公開されてから、3年も経ってるんで当たり前と言えば、当たり前ですけど。今作って、以前にTVで放映されたときも、TV朝日だったんですか??
 なんか、TV東京向きの面白さですけどネ!
ハッキリ言って、これは、超ほめすぎ!こういうおバカアクション映画は好きなんですよネ。

 思ってたような作品ではなかったです!ストーリーのメインは運び屋の仕事じゃなくて、スー・チーからみがメインなんですネ!
 ジェイソン・ステイサムが強すぎです!不死身すぎ!007なみの不死身さです。普通なら100回くらい死んでます!
 さすがリュック・ベッソン、コミックみたいです。あれ、ほめて無いなぁ。

 TVの映画劇場で見る分には、ちょうど良い長さだし、肩のこらない面白さだし、ホントにTVの映画劇場向きの映画ですネ。

 同じ、リュック・ベッソンが製作、脚本の『キス・オブ・ザ・ドラゴン』(01年)といい、今作といい、コミックみたいなスーパーヒーローが登場して暴れまくる映画が好きなんですネ。

 でも、自分は、そんなリュック・ベッソンが好きですよ!こんなメジャーになって、フランス映画界でも、もうかなり古くから映画作ってるのに、未だに、製作、脚本が『キス・オブ・ザ・ドラゴン』、『トランスポーター』なんですからネ。

 多分、『トランスポーター2』も、同じような作品なんでしょうネ。でも、『トランスポーター2』も、女殺し屋との戦いとかもかなり面白そう!さっき、TVの映画劇場向きって書きましたけど、映画館に行っちゃおうかな??って思わせるだけの魅力があります!

 でも、今作も予告とかだと、メチャクチャ、おしゃれでスタイリッシュなアクション映画なのかな??とか思ってたんですけど、実際見たら、ゲロ吐いたり、油まみれになっての肉弾戦があったり、ホントにコミックみたいな作品だったんで、続編の『トランスポーター2』も、予告だけじゃ、良くわからないですけどネ。65点
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『ダ・ヴィンチ・コード』ジュヴナイル??

2006-05-28 12:30:47 | ミステリー
ダ・ヴィンチ・コード
THE DA VINCI CODE(2006年アメリカ)
 監督   ロン・ハワード
 脚本   アキヴァ・ゴールズマン  
 原作   ダン・ブラウン
 出演   トム・ハンクス、オードレイ・トトゥ、イアン・マッケラン
       ジャン・レノ、ユルゲン・プロフノウ、ポール・ベタニー

 ■ストーリー■
 ルーブル美術館で館長ジャック・ソニエールが殺され、そのダイイングメッセージから、パリにいたハーバード大学の教授ロバート・ラングドンが協力を求められる。しかし、フランス警察は、ジャックと会う約束をしていたロバートを疑っていた。そこへ、フランス警察の暗号解読官ソフィー・ヌヴーが現われ、ロバートが疑われていることを彼に告げ、事件解決のため逃亡し、真犯人を探すため行動を共にするのだった。

□■□ネタバレあり!□■□
 
 ■感想■
 ダン・ブラウンの同名ベストセラーを映画化したミステリー映画。
 「まぁ、キリスト教が中心の国々で話題になった作品だし、観ておこうかナ??」
 ということで、鑑賞。
 
 モチロン、今回もなるべく事前情報は得ないようにして観に行きました!
 とは言っても、今作は、世間的にも話題の作品ということもあり、イヤがおうでも、ある程度情報が入ってきます。
 
 どんな情報かと言うと
 「原作を読んでないとわかりずらい!
 「原作をなぞっているだけで、ストーリー展開が速すぎる!
 「原作を読まないまでも、“ダ・ヴィンチコード”のガイドブックを読んでから、映画を見ないとチンプンカンプン!

 ハッキリ言って、すべて“嘘です”
 原作を売りたいから、そんな宣伝をしたのかーッ!!
 「なぜ??なぜ??」
 「どこがむずかしい??」

 「分かりやすい!分かりやすすぎ!

 “余り分かりやすすぎて、バカにされてるのかーッ!!って思っちゃいました!
 
 本当に中学生レベルのミステリーですよ!ジュヴナイル作品が原作なの??って思っちゃいました!中学生レベルっていうより、小学生レベルのジュヴナイル的な内容!!
 はっきり言って知能指数マイナス30って感じ!!

 まぁ、原作もヒドイんでしょうけど、監督ロン・ハワードだから、分かりやすい映画しか撮れない監督ですもんね。
 ロン・ハワード監督といえば、『スプラッシュ』(1984年)、『コクーン』(1985年)、『バックドラフト』(1991年)、『身代金』(1996年)と“分かりやすさだけが取り柄”みたいなエンターテイメント派ですもんネ。
 ハッキリ言って最も苦手なメジャー監督の1人です。
 
 ロン・ハワード監督の作品に
 “分かりやすい!”
 なんて文句言っちゃいけませんよね!!スティーブン・セガールの作品を観て「なんで、セガールは不死身なんだ!」って文句を言うのと同じですから!ロン・ハワード監督の作品なんだから期待しちゃいけなかったです!
 
 出演はトム・ハンクス。他には『アメリ』(2001年)、『愛してる、愛してない...』(2002年)、『ロング・エンゲージメント』(2004年)のオードレイ・トトゥ。またまた刑事役のジャン・レノ。『X-メン』シリーズのイアン・マッケラン。ユルゲン・プロフノウも出演してます。

 キャラクター的に言うと、この映画版を観る限りトム・ハンクス演じるラングドンって「バカ??」て感じに思えちゃいます。
 オードレイ・トトゥの正体なんてみんな最初の方で分かっちゃうでしょ!!
 思わず突っ込んじゃいました!!
 「テンプル教会の建物行くまで気づかなかったのか!!!
 気づくのが遅すぎ!こんなバカが主人公と思うだけで悲しくなってきちゃいます。原作と映画版って同じストーリーなんですか??トム・ハンクスはなんで、こんな役を引き受けちゃったんでしょう???

 敵の手先のシラスも魅力が全然感じられないです!なんか映画的には小物って感じだし。ポール・ベタニーは熱演してるのに、なんかもったいない感じです。
 映画的なキャラクターで言うと、007映画に出てくるような殺し屋みたいなのが出てきても良かったんじゃないんでしょうかね??
 これが、3人も4人も殺し屋が出てくるんなら良いですけど、1人しかいないのに、ポール・ベタニー演じるシラスだとキャラクターとして魅力が薄いかも。

 キャラクターだけじゃなく、ストーリーも、謎解きの要素が無さすぎ!ダ・ヴィンチの絵に“隠された謎”って、トム・ハンクスがすぐ解いてます!!その他の謎だって、イアン・マッケランが、ほとんど中盤で解いちゃってるじゃない!こんな作品で「分かりづらい!」ってどういうこと??エンタメ映画ファンをバカにしてるの??

 なんでルーヴル美術館の館長は、銃で撃たれて瀕死の状態なのに、裸になって孫にメッセージを残すの??????そんな時間があるなら病院に電話する時間があるでしょ!!すぐ救急車がくれば命が助かったかも??瀕死の状態なのに、裸になって、メッセージをいくつも残すって、Z級の映画でしかありえない状態です!!

 『ダ・ヴィンチ・コード』が難しいだなんてどういうこと??ハッキリ言って、『悪魔が最後にやってくる!』(77年)や、『エクソシスト2』(77年)の方が、1000000000倍難しいですよ!
 あ、でも『悪魔が最後にやってくる!』や、『エクソシスト2』の方が、面白さも100000000000倍ですけどネ。

 それにしても、今作のランニングタイム149分なんて、どういうこと!!ミステリー要素が薄くて、観光映画なだけなんだから!!
 長すぎ!!長すぎ!!超長すぎ!あと70分以上カットした方が良いですよ、この内容ならッ!!
 
 でも、映画的には、メチャクチャに脚色したら、いくらでも面白くなりそうな題材なのに、惜しいです!!
 原作を無視して、スティーブン・セガール主演、アンドリュー・デイビス監督でアクション風の映画にしたらけっこう面白かったかも。そのときは制作費50分の1かもしれないですけどネ。
 でもセガールも映画の内容に口を出してうるさそうだから、マーク・ダカスコス主演でアクション風のオカルト映画として映画化して!
 砂漠の原子力発電所を爆破しようとする反キリストとか、キリストの遺伝子を持ったクローンとか出てきたら、すごく面白そうですけど、それってもう『ダ・ヴィンチ・コード』じゃ無いですよね。  0点

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『ファイナル・ゲーム』ボワロ&ナルスジャック原作

2006-05-27 09:12:40 | ミステリー
ファイナル・ゲーム』ENTANGLED(92年カナダ、フランス)
 監督 マックス・フィッシャー 
 出演 ジャド・ネルソン、ローレンス・トレイル、ピアース・ブロスナン

 ■ストーリー■
 作家のデビッド・マーキンは、カフェでモデルのアナベルと出会い恋に落ちる。美人モデルのことが気になるデビッドだったが、ある日、友人のカメラマンが古城でアナベルが男友達マークといるのを目撃してしまい、浮気していると確信するのだった。逆上したデビッドは、マークと言い争ううちに誤って事故でマークは死んでしまうのだった。そんなとき発表した小説「アンナとの日々」が大ヒットしてしまうのだった。マークの死亡現場にいたデビッドのモンタージュが新聞に載ってしまい、作者だと公表できなくなってしまうのだった。

 ■感想■
 ピエール・ボワロー、トーマ・ナルスジャック原作のミステリー映画です。
 ボワロー&ナルスジャックといえば、フランスの超有名なミステリー作家ですネ。
 ボワロー&ナルスジャック原作の映画と言えば、1番有名な1作目『悪魔のような女』(55年)があります。96年にシャロン・ストーン、イザベル・アジャーニ、キャシー・ベイツ主演でリメイクされました。あまりの評判の悪さに未見なんですよネ。今度いつか見てみます。
 その他にボワロー&ナルスジャック原作の映画と言えば、
 ヒッチコックの『めまい』(58年)。
 イギリス、フランス製ミステリー『ミステリー牝狼(めろう)』(85年)。
 エリック・レッド監督のホラー『ボディ・パーツ』(91年)とかがありますネ。移植系ホラーの『ボディ・パーツ』がボワロー&ナルスジャック原作だったなんて知りませんでした!みなさん知ってました??

 
 もうボワロ&ナルスジャックの作品なんで、

「最後の方に何かあるんじゃないの??」って、疑いながら思って見てたんですけど、ごくごく普通のミステリー映画の展開でした。

 最後の展開を見るまでは!

 「うわ~、そう来たか!!」って感じでした。油断しちゃいけません!見ている間に、「なんだ、普通のミステリーかぁ…」って思わされちゃいました。
 でも、今作って、そのサプライズを取っちゃうと、ごくごく普通の映画になっちゃうんですよネ。
 主人公のキャラクターに、魅力が無さすぎかな??主人公のジャド・ネルソンが悪い!って感じ。まぁ、ボワロ&ナルスジャック原作の作品だから、登場人物のキャラクターの魅力を見せるんじゃなくて、登場人物は見てる観客を驚かせるために存在しているようなものだから、これはこれでいいでしょ。

 いや~、それにしても、今作のビデオパッケージって、ピアース・ブロスナン主演のアクション映画風のサスペンスみたいなパッケージですけど、ちょっと、それこそ1番のダマシです!
 もっとボワロ&ナルスジャック原作を、大きくうたって下さい。前面に大きく出せ!とまでは言いませんけど、今まで、今作の存在知りませんでした。
 
 レンタルビデオ屋で「借りるもの無いなぁ」とか思いながら、ビデオを手にとって、パッケージ読んでたら
 
 「えー、ボワロ&ナルスジャックじゃないかー!」
 
 って速攻で借りました!

 まぁ、ミステリー映画ファンは、1度は見てもいいかもネ!でも、ランニングタイムが90分ですけど、少し長いかも。テンポを考えると、あと10分くらいカットした方が良いかもネ。50点
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『デッドロック』ジェフ・マーフィSF

2006-05-26 01:29:11 | SF
デッドロック』RACE AGAINST TIME(00年アメリカ)
 監督 ジェフ・マーフィ
 出演 エリック・ロバーツ、ケーリー・エルウィス、クリス・サランドン、サラ・ウィンター

 ■ストーリー■
 2008年、自殺が合法的に認められていた。ジェームス・ガブリエルは息子が絶滅したはずのラルフウィルスに感染してしまい、治療のため高価な薬を手に入れるため、ライフコア社に30万ドルで自分の体を売ってしまうのだった。しかし、努力のかいもなく、息子は死んでしまうのだった。ガブリエルは契約の破棄を求めるのだが、ライフコア社はそれを認めずガブリエルの体を捕獲しようとするのだった。ガブリエルは賞金稼ぎのアレックスの助けを借りながら逃走を図るのだが。

 ネタバレあり!
 ■感想■
 エリック・ロバーツ主演、ジェフ・マーフィ監督の近未来SF映画。監督のジェフ・マーフィといえば、ロバート・シェークリィのSF作品を映画化した『フリージャック』(92年)や、エリック・レッド脚本のマカロニ風西部劇『ラストアウトロー』(93年)や、スティーブン・セガール主演の大傑作『暴走特急』(95年)を監督したんで、少しだけ気になってたんですけど、今まで見てませんでした。
 
 あれ、今作って、TVムービーだったんですネ。ランニングタイム91分も、TVムービーっぽいそんな長さだし。
 今作の宣伝コピーでも、“スティーヴン・セガール主演の大ヒット“沈黙”シリーズの、最高傑作である「暴走特急」のジェフ・マーフィー監督が放つ近未来アクション作品!”ってあったんで期待して見ちゃいましたヨ。

 期待度が高かったせいか、今1でした。

 TVムービーだし、こんなもんですかネ??予算の無いTVムービーな割りには未来都市とかの描写もけっこう良い方だし。
 
 ところで、ストーリーに一言!ライフコア社の捕獲請負人のバークって、ジェームズを追ってるときに、ジェームズの友人のジョニーを殺してます!
 殺しのライセンスを持ってる007じゃないんだから、殺しちゃダメでしょ!

 「あなた、殺人犯です!」

 荒唐無稽なSFアクション映画ですけど、それくらいのリアリズムが無いと、見てて白けちゃいますヨ~
 その件で、警察が動いている様子も描かれていないしネ。

 賞金稼ぎのアレックスがジェームズに協力するのも、ちょっと不思議だしネ。助けられても、あそこまで協力しないでしょ、普通。エリック・ロバーツが良い男だったから??
 あと、途中で、捕獲請負人バークにとどめをさせるチャンスがあったのに、見逃しちゃって…
 でも、結局、ラストは殺しちゃうんでしょ。

 ジェームズの体を研究したいんなら、素直に頼んで協力をお願いしなさい!って感じです。

 あんまりストーリーに突っ込まない@KOBAですけど、今作のストーリーは突っ込み所がいっぱいです!
 まぁ、91分のTVムービーだからネ、じゃ済まされないでしょ。
 でも、この内容じゃ、91分でも長いです!あと15分くらいカットしたら、テンポが良くなって、もう少し面白くなったのに!

 『暴走特急』が面白かったのは、脚本が良かったのかな??
 ジェフ・マーフィ監督は、クリストファー・ランバート主演の『フォートレス2』(99年)も監督してましたから、もしかするとSci-Fiが好きなジャンルなんですかネ??
 
 今作は、エリック・ロバーツファンとか、よっぽどSF映画好きなら見ても良いかもネ。40点
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『スカイ・ハイ』ヒーロー育成高校

2006-05-24 00:05:28 | コメデイ
スカイ・ハイ』SKY HIGH(05年アメリカ)
 監督 マイク・ミッチェル
 出演 マイケル・アンガラノ、カート・ラッセル、ケリー・プレストン、ダニエル・パナベイカー、ケビン・ヘファーナン、ブルース・キャンベル、リンダ・カーター

 ■ストーリー■
 超能力をもった子どもたちが通う空中に浮かぶ高校“スカイ・ハイ”。ここで教育を受けた子どもたちはスーパーヒーローとして巣立っていくのだ。父親が怪力の持ち主“ザ・コマンダー”母親が音速で空を飛ぶジェットストリームという両親揃ってスーパーヒーローというエリートのウィルは、スカイハイに入学するのだが、彼にはまだ超能力がなかった。
 スカイハイでは、将来スーパーヒーローになるヒーロークラスと、ヒーローを助けるサイドキックスになるクラス分けが行われていた。超能力の無いウィルは、サイドキックスになってしまうのだった。

□■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 ディズニーのスーパーヒーローをテーマにしたティーン向けコメディです。「スカイ・ハイ」っていってもジミー・ウォング、ジョージ・レーゼンビーのアクション映画じゃないですからネ。
 TV東京「SHOWBIZ COUNTDOWN」(日曜深夜24:00~)で見たときから「面白そうだなぁ」とか思ってたんですけど、面白かったです!
 2005年夏に全米で、初登場第3位。その後、4週連続でトップ10入りした大ヒット作です。いかにもアメリカ人が喜びそうなノーテンキティーンコメディです!
 
 カート・ラッセルが主人公ウィルの父親役ザ・コマンダー役で出演してます。ディズニーの『テニス靴をはいたコンピューター』(69年)、『そら見えたぞ見えないぞ!』(72年)で主演していたカート・ラッセルが父親役です。 あとは「ワンダーウーマン」リンダ・カーターが校長役、ブルース・キャンベルが体育教師役で出演してます。

 アメリカンコミックの世界では、スーパーヒーローが同じ世界にいるっていう設定だから、スーパーヒーロー育成するこんな高校があってもおかしくないですよネ。
 DCコミックだと、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、グリーンランタンとかが同じ世界にいますもんネ。
 一方、マーベルコミックには、スパイダーマン、パニッシャー、デアデビル、ハルク、キャプテン・アメリカがいますもんネ。

 でも映画の世界だとどうしてもヒーローが2人いると、キャラクターの魅力が分散されちゃうんで1人で登場することが多いですけどネ。
 大体、マジメな映画で、ヒーローが2人も3人も登場しちゃったら、事件がすぐ解決しちゃいますからネ。

 でも、今作はコメディなんで大丈夫です。でも、コメディとはいえ、こんなに超能力を持ったヒーローが大勢いても、世界が平和にならないなんて!
 コミック的な世界征服を狙うような敵も多いみたいですけどネ。なんか巨大なロボットも出てきますし。

 主人公のウィルに超能力が無いので、てっきりこのまま、サイドキックスでがんばって活躍するストーリーなのかな??とか思ってたんですけど、すぐに超能力が発生しちゃいます。
 結局、両親がスーパーヒーローの子どもはエリートなのね…。

 なんかそういう展開は好きじゃないんですけど、今作は、かなり面白いから困っちゃいます!ディズニーの思惑とおりに、見てて十分面白かったです。

 なんの役にも立たないような超能力を持ったサイドキックスの同級生たちが活躍する場面も、ちゃんと用意されてて感動させてくれます。
  
 「う~、うまい展開」

 自分は、あんまりディズニー、ディズニーした映画は見ないんですけど、今作は十分面白かったです。65点
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『迷宮の女』フランス製超傑作ミステリー!

2006-05-21 00:57:58 | ミステリー
迷宮の女
DEDALES(2003年フランス)
 監督 ルネ・マンゾール
 出演 シルヴィー・テステュー、ランベール・ウィルソン、フレデリック・デフェンタール、ミッシェル・デュショーソワ

 ■ストーリー■
 フランス、パリ、銃砲店で若い小柄な女性がショットガンで店主を殺害し逃走した。その後も銃砲店から奪った銃で殺人を繰り返した。犯人としてクロードという女性が逮捕されるが、多重人格の疑いがあるため精神鑑定にかけられることになるのだった。心理カウンセラーのブレナックは、精神鑑定をしている親友のカールからクロードの精神分析をたのまれるのだった。一方、時間はさかのぼり、警察のプロファイリラー、マチアスが、この事件を解決するため連続殺人犯クロードを追いつめていくのだった。

□■□ネタバレあり!勘の鋭い人は読まないように!□■□
 ■感想■
 ヴァネッサ・パラディの『奥サマは魔女』(97年)のルネ・マンゾール監督が描くサイコスリラー映画です。
 出演はシルヴィー・テステュー、『タイムライン』(03年)のランベール・ウィルソン、『TAXi』シリーズのフレデリック・ディフェンタール。
               
 今作は、ミステリーですけど、犯人当てではなく、シルヴィー・テステューが演じる連続殺人犯クロードは、映画が始まってすでに逮捕されちゃいます。
 ストーリーのメインは、「犯人が誰か?」ではないってコトですネ。逮捕されたあと、彼女が“精神が不自由かどうか”を精神鑑定をする心理学者ブレナックの治療篇と、時間軸が戻って逮捕される前のクロードを追う警察のプロファイラー、マチアスの捜査篇が平行して描かれていきます。
 主人公は、2人!精神科医のブレナックと、刑事のマチアス。2人の捜査が平行しながら、時間軸が行ったり来たりして映画が進んでいきます!
 最近のこういう作品の流行な感じの時間軸が行ったり来たりする構成になってます。
 「時間軸が行ったり来たりするの、面倒だなぁ~!」とか思って観ちゃいました!

 ブレナック編とマチアス編が平行して描かれていますけど、犯人のクロードを追うマチアスの捜査編が、かなり面白いので、もう1人の主人公ブレナックの治療編が無くても良いのかな??って思うくらいです!
  
 今作の警察のプロファイラーのマチアスって、スゴイです!!犯罪現場に現われたとたん、周りの刑事たちから
 
 「ノストラダムスの登場だ!水晶で見てもらおう!!

 とか言われて、まわりの刑事たちから茶化されてますから。でも、そんな風に茶化されるマチアスも、銃砲店の店主の死体の運び方、カーペットの跡からわかっちゃうんですから、ホントにスゴイです!!あんた、スゴスギ!刑事コロンボよりすごい??

 でも、「こんなに捜査編が面白いのに、なんで治療編があるの~??」って思って見てました。

 まぁ、100歩譲って「治療編があっても良いけど、時間軸行ったり来たりしなくても良いのに!!」って。
 

 今作は、フランス製のサイコサスペンス映画ですけど、ホントに良く出来てます!!!
  
 「やられちゃいました!!」
 
 そうです!気がつきませんでした!!
 
   
 ギリシャ神話のテセウス、アドリアナ、ミノタウロスの名前を、クロードの多重人格の違う人格の名前に使って、ストーリー的にも、ギリシャ神話のミノタウロスのエピソードのエッセンスを入れて、まるで、ギリシャ神話のミノタウロスの話が謎解きのキーのように見せてますけど、それも、観てる人へのミスディレクションだったんですネ!!

 イヤ~、ホントにやられちゃいました!!全然気がつきませんでした!

 そう思ってから、思い返してみると、いくつものヒントが映画の最初から、たくさんちりばめられてました!!!ヒントが山ほどあるのに、観ている間は全然気がつかない! 
 確かに、途中から少しオカシイなぁ、このシーン!な~んて思うシーンもあったんですけど、全然気にしてませんでした!!

 ショック!こういう作品のネタはすぐわかっちゃう方なのに!!もうフランスのスリラー映画の力を見せつけられちゃいました!!

 でも、今作を観てて、ネタがわかっちゃった人っているんですか??いたらスゴイです!香港映画『ベルベット・レイン』(04年)のときよりもビックリしました!本当です!!

もう、今年度、自分が見た映画マイベスト10入りです!ホントに面白かったです!ミステリー映画ファン必見です! 90点
迷宮の女

ハピネット・ピクチャーズ

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『ナルニア国物語第1章ライオンと魔女』家族みんなでどうぞ。

2006-05-20 19:41:09 | ファンタジー
ナルニア国物語第1章ライオンと魔女』THE CHRONICLES OF NARNIA  THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE(05年アメリカ)
 監督 アンドリュー・アダムソン
 出演 ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル、スキャンダー・ケインズ、ジョージー・ヘンリー、ティルダ・スィントン

 ■ストーリー■
 第二次世界大戦中のイギリス、ペベンシー家の4人の子どもたちは、ロンドンを逃れて、カーク教授のもとに預けられる。ある日、屋敷でかくれんぼをしている最中、末っ子ルーシーは、空き部屋にある大きな衣装ダンスの中に隠れる。ルーシーが衣装ダンスの中に奥深く入っていくと、雪に覆われた不思議な世界にたどりつくのだった。そこは白い魔女によって支配されたナルニアの国だった。

 ■感想■
 C・S・ルイスの有名な作品を映画化した作品です。同じファンタジー系からなのか「指輪物語」と並ぶ作品とかとも宣伝されてました。
 でも「指輪物語」とは系統が違う気がするんですけどネ。
 
 今作は、もともとが子ども向けの童話な上に、ディズニー映画なんで、いかにも家族全員で楽しめる映画になってます。童話じゃなくて、児童向けの小説なのかな??
 原作は第7巻までありますけど、続編、続々編とラストの第7作まで製作されるんですかネ??

 第1作目の今作がヒットしたんで、とりあえず続編は製作されそうですけどネ。

 見る前からわかっていたんですけど、“FOR FAMILY”とか“FOR KIDS”って感じの作品なんで、自分の苦手分野なんだろうなって。
 
 でも、やっぱり、ダメでした。自分的には、ファンタジー映画でいうと「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの方が、断然好きですネ。
 まぁ、全然タイプの違う作品だから、比べられても、「ナルニア国物語」も困るだろうけど…。
 @KOBA的のは、家族向けとか、子ども向けの作品だと、あまり盛り上がれないんです。
 
 それよりも、自分はファンタジー映画って、あんまり好きじゃないのかもネ。だって、ファンタジー映画って言って、真っ先に思いつくのが
 ジョン・ミリアス監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の、ロバート・E・ハワードの“剣と魔法”物の『コナン・ザ・グレート』(82年)ですからネ。
 『コナン・ザ・グレート』は、もうダークで、血まみれの剣と魔法物でしたもんネ。
 
 でも、今作に話題を戻すと、ディズニー映画だけあって、何にも考えずに、楽しく見るには十分に面白いですヨ。残酷なシーンもないですしネ。家族向けムービーや子ども向けムービーをあんまり見ない@KOBAが見ても、それなりには楽しめたんで、まぁ、良いんじゃないですかネ。

 小さなお子さんに一緒に行くんなら十分の作品です。でも、小さなお子さんにとって、ランニングタイム140分が大丈夫かどうかはわからないですけどネ。65点
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『SAW、ZERO』恐怖の村

2006-05-19 00:26:57 | サスペンス
SAW、ZERO』SAINTS-MARTYRS-DES-DAMNES(05年カナダ)
 監督 ロビン・オウベール
 出演 フランソワ・シュニエ、イザベル・ブレ

 ■ストーリー■
 三流タブロイド紙の記者フラヴィアンは、失踪者の続発する「神隠しの村」を取材するよう編集長に言われる。早速、カメラマンのアルマンを連れ、その村に向かうのだった。しかし、散歩に出かけたアルマンは行く不明になり、探しに出たフラヴィアンがホテルに帰ってくると、ホテルのフロントにいた女性の経営者が消え、見知らぬ男がいて、フラヴィアンたちのことは知らないと言うのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 “『ソウ』×『CUBE』×『マルホランド・ドライブ』不条理スリラーの決定版!!”がうたい文句の日本未公開のミステリーです! 宣伝コピーによるとトロント国際映画祭、シッチェス国際映画祭、ニュー・モントリオール映画祭で上映されたようです。

 見終わって1番、素直な感想は
 
 「う~ん、感想が表現しずらい作品でした!
 
 ってコトです。

 ミステリー映画と思わせておいて、ホラー映画なのかな??って展開になって、SF映画みたいになっちゃいます!!
 それも、はっきりとしたホラーとかSFとかでなくて、

「まぁ、そうなのかな??」ってレベルなんです!

 一瞬、不気味なモンスターも出てきます!「何なんだ!」って!
 別に確かめたくも無いけど…。それにしても、ランニングタイム117分は長すぎ!色んなもの詰め込みすぎで消化しきれてません!あと30分カットして!90分弱で映画を作った方が良いんじゃないのかな??
 
 不気味な村、謎の村長、行方不明になった親友のカメラマン、ヒロインとの恋愛、自分そっくりの男、マスクをつけた男、幽霊等々、ホントに色んな要素が入ってて、まるでTVシリーズのパイロット版なの??って感じです!
 でも、すべての要素が、途中でほったらかし!って感じ。

 主人公が幽霊が見える理由が“霊感が強い”だけなの??そんなのアリ??って感じです。
 最初、主人公の親友のカメラマンが行方不明になっちゃうのに、ホテルの男が彼らを知らないっていう展開になるんで、リチャード・マシスン脚本のTVムービー『恐怖のレストラン』(73年)みたいなミステリーなのかな??って思ったんですけど、ストーリーがドンドン違う方向に行くんでビックリしちゃいました。

まぁ、『恐怖のレストラン』のアイディアをふくらませて、サスペンス映画の大傑作に仕上げたジョナサン・モストウ監督の『ブレーキ・ダウン』(97年)っていうのがありましたけど…。

 っていうより、主人公が村に着く前に幽霊が出てきたんで、

「あれ??オカルトだったの??」って不安もあったんですけどネ。

 それにしても、ハッキリしないジャンルの映画ですネ。オカルトにしたいのか、SFチックな映画にしたかったのか良くわからないです。
 それより何よりストーリーがメチャクチャ!大体、最初のカメラマンが行方不明になる事件の原因も弱すぎです!2人連れの1人が行方不明になったら、探されるの当たり前でしょ。1人だけ誘拐しておいて、残った主人公に帰れ!って。
 
 親友が行方不明になったら、普通、探すでしょ。イヤイヤ、普通じゃなくても探します!
 
 で、誘拐する理由が、コミックよりも非現実的な“アレ”でしょ。 

 今作は、ビデオのパッケージにもちゃんと書いてありますけど『ソウ』(04年)『ソウ2』(05年)とは全然関係ありません!今作は、カナダ映画です。醒めた感じの映像はいかにもカナダ映画です!
 タイトルの「SAW、ZERO」って良いのか、悪いのか、どうなんでしょうネ~?? まぁ、間違って見る人もそんなにはいないでしょうけど、『ソウ』とまるっきり関連性が無いのにあえて“SAW”をタイトルにつける理由があるんですかネ?? 40点
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『リバーワールド』名作の映画化

2006-05-18 02:20:52 | SF
リバーワールド』RIVER WORLD(03年アメリカ)
 監督 カリ・スコグランド
 出演 ブラッド・ジョンソン、エミリー・ロイド、カレン・オルネス

 ■ストーリー■
 宇宙飛行士ジェフ・ヘールはスペースシャトルの帰還に失敗してしまう。事故で死んだはずのジェフが、気がつくと、自分が海の中にいることに気がつくのだった。
 地球そっくりのその場所は、かつて地球で死んだ者たちが生き返った世界だった。そして、ジェフはクジラ座のタウ星からきた異星人モナトから衝撃の事実を聞かされるのだった。地球は彗星にぶつかり2239年に地球が滅んだというのだった。

 ■感想■
 フィリップ・ホセ・ファーマーの「リバーワールド」シリーズ(ハヤカワ文庫)の映画化作品です。映画っていっても、正確にはTVムービーです。
 製作総指揮は『クロウ飛翔伝説』(94年)、『ダークシティ』(98年)のアレックス・プロヤス。監督はウェズリー・スナイプスの社会派アクション『スナイパー』(02年)のカリ・スコグランドです。


 う~ん、TVムービーのパイロット版なのか、いかにも“続く”みたいな最後は、ちょっといただけないですかネ。続きが知りたくなっちゃうじゃないですか!
 って、製作者の思惑にハマッテますネ

 原作は、全然知らないんで、てっきり、この謎の惑星の支配者がバルデバルで、主人公たちが戦い続けるのかな??とか思ってたのに、この惑星に甦ってきた皇帝ネロにやられてあっさり退場しちゃいます。

 皇帝ネロが悪役なのね。と思ってると、またまた最後にビックリ!そうでもなかったのネ。
 
 このラストじゃ、続きが知りたい!まぁ。でもTVシリーズにはならなかったんでしょうネ。
 視聴率が悪かったら、シーズン中でも平気でTVシリーズを打ち切るアメリカTV界ですから。
 

 最近は、あんまり見ない外国TVシリーズですけど、こうやってわざわざ見ちゃうと、やっぱり面白いですネ。
 日本も、こういうSF作品を、2時間サスペンスの枠で放映して欲しいですネ。SFのジャンルなんて、全然映像化されてないんだから!いくらでも映像化する原作があるでしょう!

 82年には、バリ・ウッドの超能力SF作品が、大原麗子、中村敦夫主演で『殺したくないのに 私の中には危険な殺人者がひそんでいた!!』として、NTVの「火曜サスペンス劇場」で映像化されたこともあるんですからネ!不可能じゃないでしょ!2時間サスペンスでSci-Fiをやるっていうのも!

 話がそれちゃいました!『リバーワールド』は、可もなく不可もなくって感じでした!まぁ、時間があったら見てもいいかもネ。これって全然ほめてないですネ。45点
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『奥さまは魔女』変則リメイク

2006-05-16 23:23:40 | ファンタジー
奥さまは魔女』BEWITCHED(05年アメリカ)
 監督 ノーラ・エフロン 
 出演 ウィル・フェレル、ニコール・キッドマン、マイケル・ケイン

 ■ストーリー■
 落ち目のスター、ジャックは往年の人気TVドラマ「奥さまは魔女」のリメイクのTVシリーズで再起をかけるのだった。ジャックは、自分が目立つようにと、ヒロインのサマンサ役に新人を起用することに決める。ジャックは街で偶然イメージにピッタリ(というより鼻を動かせる)イザベルを見つけ、ヒロインのサマンサ役に抜擢するのだった。しかし、なんとイザベルは、本当の魔女だったのです。

□■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 往年の人気TVシリーズ「奥さまは魔女」のリメイクです。
 監督は『めぐり逢えたら』(93年)、『ユー・ガット・メール』(98年)のノーラ・エフロン。自分が見るジャンルの監督さんじゃないですネ。
 出演はウィル・フェレル、ニコール・キッドマン、マイケル・ケイン、シャーリー・マクレーン。

 ウィル・フェレル主演の映画っていうと『エルフ サンタの国からやってきた』(03年)、『俺たちニュースキャスター』(04年)、『ペナルティ・パパ』(05年)と、けっこう見てます。
 日本では、人気は今1つみたいですけどネ。自分はけっこう好きですヨ。

 メディアミックスなのか日本でも米倉涼子主演でTVシリーズ「奥さまは魔女」(04年)が放映されてました。
 日本のドラマは、かつての「奥さまは魔女」を舞台設定を現代の日本にしてのリメイクでしたけど、今回の映画版のリメイクは設定をかなり変えてます。

 TVシリーズ「奥さまは魔女」のリメイクしようとしたら、ヒロインが本当の魔女だったら??って

 「これって、正確にはリメイクじゃないでしょ

 あれ、でも、この方法って『蝋人形の館』(05年)と同じく“ネームヴァリューいただきリメイク”ですネ。
 イヤイヤ、今作の場合、笑いの要素がTVシリーズ“奥さまは魔女”とのギャップをうまく利用してるんで、奥さまの魔女のパロディみたいにも感じちゃいます。こんなリメイク初めて見ましたヨ!

 そんなこと言ったって、自分も見てるんですから、プロデューサーの判断は正しかったんですネ。
 けっこう面白いんだから、思わず「やられた!」って感じで~す。ホントに肩のこらないコメディとして完成してるから許しちゃいます!
 でも、熱狂的な「奥さまは魔女」ファンにはどうなのかな??

 主演のウィル・フェレル、ニコール・キッドマンに加えて、ベテランのマイケル・ケイン、シャーリー・マクレーンが脇を固めてます。

 魔法使いのマイケル・ケインが

 「なんか、魔法にかかってる気がするんだが…」

 ってシーン、笑えましたyo。

 エンドラを演じるシャーリー・マクレーンが、撮影中に魔法使ったニコール・キッドマンを注意するシーンとかも笑えました。
 てっきり魔女なのがバレたのかと思ったニコール・キッドマンの表情も良かったです!

 でも、1番笑えたのが、ニコール・キッドマンの好感度が上がってるのに、自分の好感度が低いのに気がついたウィル・フェレルが

 「『奥さまは魔女』は、ダーリンのことなんか誰も覚えてない!みんなサマンサを見てたじゃないかーッ!

 って、叫ぶシーンです!確かにそんな気が…。ジャックは「なんで、このオファー受けたの??」って感じです。TVドラマのリメイク作る企画のときに気づくべきでしょ。
 ま、そこがコメディ映画の良いところですけどネ。

 ハリウッドのコメディなんで、思ったとおりの展開ですけど、それも安心して見てられます!ランニングタイム103分もちょうど良い長さです!
 時間があったら、ぜひぜひ見てください!68点
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『俺たちニュースキャスター』フェレルはニュースキャスター

2006-05-15 22:48:41 | コメデイ
俺たちニュースキャスター
ANCHORMAN THE LEGEND OF RON BURGUNDY(2004年アメリカ)
 監督 アダム・マッケイ 
 脚本 アダム・マッケイ、ウィル・フェレル
 出演 ウィル・フェレル、クリスティナ・アップルゲイト、ポール・ラッド、ステイーブ・カレル、デビッド・コークナー、ヴィンス・ヴォーン

 ■ストーリー■
 はるか昔、アメリカではケーブルTVが現われる前、ローカル放送のアンカーマンが世の趨勢を極めた時代があった。人々がTVで見たものをすべて真実と信じた時代、ニュースを読むことを許されたのは男だけだった。そして、サンディエゴには誰よりも男らしいアンカーマンがいた。ロン・バーガンディだった。
 チャンネル4の人気キャスター、ロンはある日、美しい女性ヴェロニカ・コーニングストーンと出会う。しかし、彼女はチャンネル4にやってきた新しいレポーターだった。ヴェロニカと意気投合するロンだったが、ヴェロニカはキャスターをやるという野望を抱いていたのだった。

 ■感想■
 ウィル・フェレルが主演のコメディです。脚本もウィル・フェレルが書いてます。監督のアダム・マッケイと共同脚本です。
 監督は『奥さまは魔女』(05年)の脚本のアダム・マッケイです。
 
 ウィル・フェレルの主演映画って『エルフ サンタの国からやってきた』(03年)、『ペナルティ・パパ』(05年)と、けっこう見てますネ。 

 ベン・スティーラー映画に良く出てるウィル・フェレルですけど、今回は、ベン・スティーラーが、ちょこっと他局のキャスターとして出演してます。
 友情出演になるんですかネ。クレジットにのってないんでカメオ出演になるんですかネ??
 クレジットにのっていないといえば、ヴィンス・ヴォーンもクレジットなかったような気が。でも、ヴィンス・ヴォーンはライバル局のキャスター役で、けっこうセリフもあるんで友情出演になるのかな??

 オープニングで「これは実話をもとにしてます」とか言ってますけど、ホント??のわけないか!!
 他局のキャスター同士のケンカで人殺してます!でも、このキャスター同士のケンカのシーンが1番笑えるんで、あんまり記事にするとネタバレになるんで書きませんけどネ
 今作を見る人は、楽しみにして下さい。

 もう1つ、ネタバレなんですけれど、ウィル・フェレルのペットのバクスターが、川に落っこちるシーンとかも笑えました。
 そのあとの電話ボックスで泣きながら電話してるシーンも笑えました!何しゃべってるか意味不明です!!
 
 あと、ラストの動物園のシーンも笑いところですけど、ここもネタバレなんで、作品を見て確認して下さい。
 「ガハハ!」と大笑いできる作品じゃないですけど、ランニングタイム95分退屈しないで、楽しんで見ていられます。

 アメリカンコメディが好きな人は見ても良いかもネ55点
コメント (2)
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『13ラブ30サーティーン・ラブ・サーティ』ジェナ・リンクの結婚

2006-05-14 19:33:56 | ファンタジー
13ラブ30サーティーン・ラブ・サーティ
13 GOING ON 30(2004年アメリカ)
 監督 ゲーリー・ウィニック
 脚本 ジョッシュ・ゴールドスミス、キャシー・ユスパ 
 出演 ジェニファー・ガーナー、マーク・ラファロ、ジュディ・グリア

 ■ストーリー■
 ジェナは、13歳の誕生日に、ささいなコトが原因で隣りの家に住む親友のマットとケンカして、「恋とキャリアの30歳になりたい!」と願うのだった。マットがプレゼントした魔法の粉の影響で、ジェナが目覚めると、彼女は30歳のキャリアウーマンで、人気ファッション誌「ポイズ」の編集者になっているのだった。

□■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 13歳の少女が、ある日、恋とキャリアの30歳になってしまったら??っていうファンタジーです。
 いわゆる少女版“ビッグ”ですかネ?イヤイヤ、過去に行くんじゃなく、未来に行っちゃうジェニファー・ガーナー版“ペギー・スーの結婚”ですかネ??
 
 今作の場合、少女が大人になっちゃうだけでなく、周りの世界もそのまんま、時代もちゃんと17年、時間が経っちゃってます!
 ただ、ジェナに17年間分の記憶がありません。でも、順風満帆に成長したジェナは、ずいぶんとイヤな女性になってます。
 自分はキライです!映画もそういう展開だから、そう思うのが普通なのかな??
 
 少女時代のジェナがマイケル・ジャクソンのプロモーションビデオ「スリラー」を見てるんで
 「時代設定が昔なんだな…」とか思いましたけど、多分、これは、「ジェナが30歳になったら現代ってコトになるんだろうなぁ」って思っていたら、やっぱりその通りの展開でジェナが30歳のときが現代でした。

 主演は、TVシリーズ「エイリアス」、『デアデビル』(03年)、『エレクトラ』(05年)のジェニファー・ガーナー。
 全米では、それなりにヒットした今作ですけど、日本では劇場未公開でDVDスルーになっちゃいました。主演ジェニファー・ガーナーだと、まだまだ、劇場未公開なんですかネ??
 未公開にしておくのがもったいないくらいの面白い作品です!ジェニファー・ガーナーファンは必見ですヨ。少なくとも『エレクトラ』のときのジェニファー・ガーナーよりは、よっぽど良いと思うんですけどネ。(←演技じゃなくて、作品のデキがですよ)

 ところで、ヒロインのジェナが30歳になった初日、会議を途中で抜け出して、そのまんまマットのところに行っちゃいますけど、@KOBA的には、

 「仕事はどうした!仕事は!」って感じです。

映画だし、突っ込んじゃいけないのかもしれないですけど、気になっちゃいましたヨ
 なんか、そういういい加減なところは、香港のラブコメディみたいです。←あ、これは、誉め言葉ですからネ。
 
 こういうラブコメディ系の作品を見慣れてる人には、思ったとおりの展開になるんで安心して見てられます!
 あまりにも、思ったとおりの展開なんで、少しだけさびしい感じもしますけど、まぁ、しょうがないですかネ~。

 ジェナが、プロムの相手と、現代で偶然会うシーンとか少しヤリすぎかな??って感じですけどネ。どこで会うかは見て確認して下さい。

 でも、最後は見ててやっぱり、幸せな気持ちになれると思うので、こういうファンタジーが好きな人は、必見です。
 でも1言、言わせてください!

「歴史が変わっちゃったよ~!」

 でも、別に未来の歴史だからいいのかな??それに、今作ってSFじゃなくてファンタジーだから良いですよネ。固いこと言わないで観ましょう!!65点

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「特捜班CI★5」DVD-BOX第2弾!

2006-05-13 10:15:49 | 映画、DVDに関する雑記
 昨年、2005年のマイニュースベスト1は、なんていったって

 「特捜班CI★5」のDVD-BOXの発売でした!
 

 数あるTVドラマの中でも、@KOBAが最も好きなTVシリーズが、イギリスのTVシリーズ『特捜班CI★5』っていうのは過去の記事で、何回か書き込みましたけど、とうとう第2弾のDVD-BOXが発売になるみたいです!
 
 第1弾のBOXでは傑作エピソードの12話がDVD化されたんですけど、全部で57話もあるんですから、まだまだ残りのエピソードがありますよネ。

 第2弾の発売!とにかく、ウレシイです!

 「特捜班CI★5」は、どのエピソードもスゴク面白いですけど、
オフィシャルサイトによると、今回は投票でDVD化するエピソードを決めるみたいです!

 「うわ~、自分の好きなエピソードって人気あるのかな??」

 かなり、気になります!

 007の新作とタイアップする関係で、マーティン・キャンベル監督の演出したエピソードが3本、DVD化されるみたいです!

 自分的には、ラナルド・グレアム特集とかブライアン・クレメンス特集とかの方が良かったんですけどネ。
 それじゃ、一般の方へインパクト弱いですもんネ!

 「特捜班CI★5」シリーズのファンや「おしゃれ秘探偵」のファンにしか訴えかけないですネ!
 ハマープロの『吸血鬼ハンター』(73年)ファンにも訴えかけるかな??(あ、『吸血鬼ハンター』は監督、脚本ブライアン・クレメンスです!)

 

 自分の好きなエピソードは、ラナルド・グレアムが書いた作品が多いんですよネ。

 ■ラナルド・グレアムが脚本のエピソードは
 
 『恋におちた女優のもう一つの顔
 『男の正義は野生の証し
 『作戦暗号名スージー その女を保護せよ
 『優秀な奴ほどキレると怖いものだ

 もう、このエピソード群を見るだけで、ワクワクしてくるエピソードばかりです!
 ノーテンキじゃなくて、いかにもイギリス製作品らしくのヒネリのあるラストが多いのも特長ですネ。
 
 『恋におちた女優のもう一つの顔』なんか最終回でも良いくらいのインパクトです!
 
 『作戦暗号名スージー その女を保護せよ』も、後味の悪さは『恋におちた女優のもう一つの顔』には負けるものの後味の悪さも最高です!
 
 これぞアクションムービーって感じです!
 
「特捜班CI★5」のこういうエピソードを見ると、アメリカンなノーテンキな展開で、悪党たちが捕まって、ヒーローやヒロインはみんなハッピー、ハッピーなんてドラマが子供向けの紙芝居に思えてきちゃいますヨ!

 これが、劇場作品ではなくて、イギリスのTVシリーズだ!っていうんで、もうビックリです!あまりにもハードなアクション描写で、イギリス本国でも、地上波では再放送できないみたいですけどネ!もう「特捜班CI★5」最高です!


 ■ブライアン・クレメンスの脚本のエピソードは

 『盗みのプロの行先はどこだ!!
 『白い粉をまきちらすボクシングの英雄
 『黒人差別の張本人は誰なんだ!!
 
 等々いろいろ他にも書いてますけど、傑作エピソードばかりです!まぁ、ブライアン・クレメンスは、このシリーズのプロデューサーですからネ!

 ■他にも、デニス・スプーナーが脚本を書いた
 
 『原子爆弾は真夜中にセットされた
 『裏切り者は秘かに闇の彼方に葬れ!!
 も傑作エピソードですけどネ。
 
 特に『原子爆弾は真夜中にセットされた』のアイデアは劇場映画なみのアイデアです!
 そんなこと言うと
 『恋におちた女優のもう一つの顔
 『盗みのプロの行先はどこだ!!
 の2作品は、劇場映画のアクション映画10本分のヴォリュームですけどネ!モチロン面白さもですヨ!
 
 その他『ウィークエンドは静かな方が楽しいもんだ』で、ギャングに職業聞かれたドイルとボーディが「公務員」って答えるのも笑えました!


 ちなみに、すでにDVD化されたエピソードで言うと
 『影武者の影武者 じゃ本物は誰だ!』の脚本がラナルド・グレアムです。
 『ミックスダブルス殺し屋VSボディガード』の脚本がブライアン・クレメンスです!

 もうこのエピソードでも、2人の脚本書いた作品の面白さがわかるってもんです!う~ん、今から楽しみです! 
コメント (2)
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