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『影なき爆殺魔』 「雨影の爆殺魔」映画化

2024-01-16 22:41:07 | ミステリー

THR3E 影なき爆殺魔
THR3E(2006年ポーランド、アメリカ、イギリス)
 監督:ロビー・ヘンソン
 脚本:アラン・マッケルロイ
 原作:テッド・デッカー「影の爆殺魔」(扶桑社ミステリー)
 出演:マーク・ブルカス
    ジャスティン・ワデル
    ローラ・ジョーダン
    ビル・モーズリー

 ■ストーリー■
 優秀な学生ケヴィン・パーソンは運転中に爆弾魔から謎かけの電話がかかっくる。ケヴィンは、あわやのところで危機一髪、車から脱出するのだった。その手口から今回の事件は、謎かけ殺人鬼「リドルキラー」の仕業だと思われた。しかし、「リドルキラー」が標的にするのは有名人なのに、なぜ今回一般人のケヴィンが狙われたのか理由が分からなかった。
 3ヶ月前に「リドルキラー」に弟を殺された警察の心理分析官ジェニファーは、今回のケヴィンの事件の捜査に執念を燃やすのだった。一方、ケヴィンは幼馴染にサマンサと独自に捜査を始めるのだった。そんなとき、「リドルキラー」はケヴィンに”罪を告白しろ!”と言ってくるのだった。
 ケヴィンは少年時代に、町を追い出した少年のことを思い出すのだった。

 ■感想■
 テッド・デッカー原作「影の爆殺魔」(扶桑社ミステリー)の映画化作品です。 
 今作はTV東京が海外の作品で日本では劇場未公開の作品をDVD化していく「TX-V」レーベルシリーズの1本です。今作が「TX-V」レーベルの第1弾の作品でした。
 TX-Vの企画かどうかわかりませんが、TV東京発売の作品をあげると、、
 第2弾以降タイトルだけ書くと『Dark Floors ダーク・フロアーズ』『NOISE ノイズ』『MAGIC AND THE WAR OF DRAGONS 魔法戦士と竜の騎士団』『ダークネスナイト』『ガーディアン』『THE BOXER ザ・ボクサー』『VANGUARD』『A TIME 0F WARタイム・オブ・ウォー  戦場の十字架』『CODE;GENE コード;ジーン』『2 ROOMS トゥー・ルームス』『ミリタリー大作戦 シュミット教官大暴れの巻』『氷の素肌 ネイキッド・シンドローム』『ミッドナイト・トレイン』『クリスマス・キャロルの大冒険』。

 当時、DVDレンタル店で良く見かけた作品と、全然気づかなかった作品と色々。
 どんな作品かわかる範囲で書くと、、。
 『Dark Floors ダーク・フロアーズ』(2008年)はフィンランド、アイスランドのホラー映画。
 『NOISE ノイズ』(2007年)はティム・ロビンス、ブリジット・モイナハン、ウィリアム・ハート出演のコメディ。
 『MAGIC AND THE WAR OF DRAGONS 魔法戦士と竜の騎士団』(2008年)はマーク・アトキンス監督作。
 『ダークネスナイト』(2007年)は「シャークネード」シリーズのマーク・C・フェランテ監督のホラー。
 『2 ROOMS トゥー・ルームス』ブリタニー・マーフィ主演のサスペンス映画。

  
 自分的には、原作がちゃんとある作品を映画化した『影なき爆殺魔』、北欧映画『Dark Floors ダーク・フロアーズ』、ファミリー映画『クリスマス・キャロルの大冒険』以外はもう少し変わった作品のラインナップだと良かったのに、、。と思っちゃいます。
 50本、100本もリリースするなら全然良いんですけど、、少ししかしないなら、話題になりそうな作品をラインアップした方が良かったのでは??
 例えば、、あくまでも例ですが、2008年くらいの作品だと
 マイケル・ケイン主演の犯罪物『狼たちの処刑台』(2009年)
 ケン・フォーリー主演のゾンビ映画『ゾーン・オブ・ザ・デッド』(2009年)
 1980年代のスラッシャー映画リメイク『スプラッター・ナイト 新・血塗られた女子寮』(2009年)
 みたいな作品とかだったら、すごーく良かったのに、、。
 

 今作『影なき爆殺魔』は、製作費240万ドルのハリウッド的な感覚では、低予算の作品です。
 でも、ポーランド映画としてみるとけっこう240万ドルという製作費はけっこうお金がかかってるのかもしれないです。ロケはポーランドで行われました。
 小説版のあらすじをちょこっと読んだときに、犯人はすぐにわかったつもりになっていた作品です。
 なので、映画化した今作でも油断して観ていたら、違う方向に進んでいくので、「おかしいなぁ」と思っていたら、全然違ってました、、。
 
 ”予想、大外れ!!”

   正確には、半分くらい当たってました、、。、みたいな感じです。正確にはハズレなので、厳しい試験なら0点かな??

  もう少しリドルキラーの凶行が描かれていたら良かったかもしれないですね、、。
 
 実は、原題の”THR3E”にヒントがあるんですけど、気がつくわけがない、。でもタイトルで堂々とうたっているんだから、フェアと言えばフェアですね、、。
 見せ方もあるので、もっとミステリー映画が得意な脚本家と監督だったら、もっと、もっと面白くなったのに、、。
 本当はリメイクして欲しいくらい、、惜しい。


 ミステリー映画度         ★★★★
 ほとんどの人が騙されちゃうかも度 ★★
 もっと評価されてもいいかも度   ★★

 

原作は扶桑社ミステリーで上下巻の長編です。

 

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