goo blog サービス終了のお知らせ 

@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『宇宙の彼方より』 H・P・ラヴクラフト「宇宙の彼方の色」映画化

2025-04-03 17:57:31 | SF

宇宙の彼方より』(カナザワ映画祭:『宇宙からの色』)
DIE FARBE(2010年ドイツ)
 監督:ファン・ヴ
 脚本:ファン・ヴ
 原作:H・P・ラヴクラフト
 出演:マルコ・ライブニッツ
    ミヒャエル・カオシュ
    エリク・ラステッター
    インゴ・ハイゼ
    ラルフ・リヒテンベルク

 ■ストーリー■
 1975年、ジョナサン・デイヴィスは行方不明の父を探すためアメリカ、まあチューセッツ州アーカムからドイツのシュヴァー=フランケン地方にやってくる。小さな村でアーミンという男に会い父親の手がかりを得るのだった。アーミンはジョナサンに30年前の第2次世界大戦の終戦直後、軍医をしていたジョナサンの父親とアーミンが遭遇した不思議な出来事について話し出すのだった、、。

 ■感想■
 H・P・ラヴクラフトの「宇宙の彼方の色」を映画化したSci-Fi映画。
 「宇宙の彼方の色」はニコラス・ケイジ主演で『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』(2020年)としても映画化されました。
 同じ原作でも、全然印象が違う作品になっています。
 
 
 今作は基本、白黒である”物”だけ紫色に光って出てきます。なんか、白黒の画面も新鮮ですね。物語の時代設定が第2次世界大戦直後なんで白黒で良い感じです。・
 
 
 今作は原典の魅力を忠実に描いた作品という呼び声も高い作品だそうです。
 色んな映画祭で賞を受賞しました。
 【ポートランド・H・P・ラヴクラフト映画祭】2012年
   ベスト・アダプテーション賞 受賞
 【サンパウロ・シネファンタジー】
   SF作品賞、受賞
 【カイフォルニア・ビッグ・ベア映画祭】
   音響賞、監督賞 受賞
 【ニューヨーク・バッファーロースクリーム】
   国際長編撮影賞 受賞
 【モンテビデオ・ファンタスティック映画祭】
   作品賞、監督賞 受賞

 自分は、H・P・ラヴクラフトの作品って読んだコトなくて映画化された作品しか分からない感じです。しかも映画化された作品も一部しか観ていない、、。映画化された作品も原作と違っているみたいだし、、。
 観たことあるのは、『太陽の爪あと』(1966年)、『キャッスル・フリーク』(1995年)、『ヘモグロビン』(ソフト題:『ブレーダー クライチカ』、『潜み棲む恐怖』)(1996年)、『DAGON ダゴン』(2001年)、『ガーディアン 陰・獣・教・室』(2004年)、『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』(2019年)のみという偏った感じの作品です、。
 H・P・ラヴクラフトのファンにしたら、全然観ていない!!とか言われ突っ込まれちゃいますね。
 っていうか、普通のホラー映画ファンから見ても、かなりかなり偏った感じですね、、。

 普通のホラー映画ファンからも『ZOMBIO 死霊のしたたり』(1985年)、『フロム・ビヨンド』(1986年)、『H・P・ラヴクラフトのダンウィッチの怪』(1970年)、『ヘルダミアン 悪霊少女の棲む館』(1988年)、『ヘルハザード 禁断の黙示録』(1991年)も観ていないのか―!!って突っ込まれそうです、、。
 かなり話題になった有名な作品も観ていないです、、。

 原作ではないですが、H・P・ラヴクラフトの作品を題材にしたコメディタッチのSci-Fiホラー『邪神バスターズ』(2010年)は観てました、、。
 有名な作品なんで、いつでも観れると思っているうちに、、こんなコトに、、。

 今作、『宇宙の彼方より』ですが、白黒ということもあって、まるでクラシックな作品を観ているような感じでジワジワ来る恐怖が良い感じです。
 最近の作品は、ハデな見せ場見せ場の連続でもなければダメって感じの作品が多いですが、今作はゆっくりとSci-Fiホラーの雰囲気を感じることが出来るので好きな人は好きなはず、、(好きな人は好きって当たり前か??)

 宇宙に去ったはずの紫色の何かで解決したみたいなんですが、、エンドクレジットを観ていると、、なんか地下で汚染されたままってことですか??

 

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ジ・エンド 終末』 何が原因??

2025-03-06 21:29:48 | SF

ジ・エンド 終末
TO SURVIVE(2014年アメリカ)
 監督:スティーヴン・フォーカー
 脚本:スティーヴン・フォーカー
 撮影:スティーヴン・フォーカー
 出演:バート・カルヴァー
    ラモン・ベイリー
    バークリー・クレイボーン
    グレン・ハーストン
    ジェシカ・マリロ

 ■ストーリー■
 終末世界、家族を事故で失った元警官のジョナサンは町の教会にいたときにデヴィンの家族と出会い避難所で過ごすのだった。しかし、その後略奪者が現れ娘のシェリーをたてにされ武器を捨てるよう脅され争いが起こりデヴィンの父親が退場、、デヴィン、シェリーと旅を続けることに、、。
 途中、略奪者に拘束されたグループと合流し、略奪者たちを倒し一緒に過ごすが、食料がつきかけてきたたため南の方角を目指すことにするのだった、、。

 ■感想■
 製作費5万ドルの低予算ポストアポカリプス映画。
 監督のスティーヴン・フォーカーは、日本では今作のみ公開されていますが、一般作品やコメディなど数多くの作品を監督しています。
 このブログで取り上げるような作品だと、Sci-Fi映画”Fu×Ab”(2023年)、スリラー映画”Overdue”(2019年)、”Into the Valley”(2023年)”House on Rockingham”(2024年)などを監督しています。
 
 今作ですが、製作費5万ドルとは思えないほどしっかりしています。
 もちろん、低予算バリバリな感じですが、製作費5万ドルにしては、音楽と撮影がしっかりしているのかなぁって思うんですが、どうでしょう??
 顔のアップが多いのは少し気になっちゃいましたけど、。

 ところで、食料品が尽きて教会に戻ったときに、デヴィンの父親の遺体が無くなっていたんですが、あれはどういう意味だったんでしょうか??
 食料品を取りに行ったあと、車の荷台に缶詰が少ないのはなぜ??
 せめて、荷台に缶詰たくさん積んでくれているシーンがあっても良かったのでは??
 ガソリンがなくなって、近くの町にガソリンを補給しに行った主人公ジョナサンとデヴィン、絶対に何か事件に巻き込まれると思ったら、何事もなく無事に補給できるって、、。製作費5万ドルなんで、そこで見せ場を作れなかったんでしょうね、、。

 今作は、なぜこんなことになってしまったのかという説明とか一切ないです。映画が始まったときには、すでに世界が崩壊状態ということですが、、そんな理由は勝手に想像してね、ポストアポカリプス映画たーくさん観てるでしょ、、ってコトですよね、。
 アクションシーンの迫力が全然ないんですが、実際は素人が略奪者になったらこんなもんなんでしょうね、、。
 全員がジェイソン・ボーンみたいに強かったらおかしいですもんね、、。
 あと、アメリカなんで、略奪者たちも、主人公たちも銃で武装しているんで怖いです、。アメリカでは銃が普通にありますからね、。主人公も元警官って設定なんで銃の扱いもうまくて、撃ったら当たりまくり!!

 なんでこんな世界になったのかは少しだけ気になっちゃいました。主人公のナレーションや、せめて登場人物の会話で出せば良かったのに、、。原因を想像させるのが今作の魅力の1つ??

 エンドクレジット込みでランニングタイム75分と短いので、観るのが楽でした、、。あと10分くらい短くても良かったとは思いますが、、。

 音楽が壮大だった度    ★★★
 低予算にしては良かった度 ★★★
 盛り上がらない度     ★★★

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ダーク・センス』 予知能力危機一髪!

2025-03-02 17:17:30 | SF

ダーク・センス
DARK SENSE(2019年イギリス)
 監督:マグナス・ウェイク
 脚本:ジェフ・ヂュプティ=ホルダー
    アリスター・ルースフォード
 出演:シェーン・オメーラ
    ジェームズ・ロビンソン
    ジム・スタージェン

 ■ストーリー■
 予知能力を持つ8歳のサイモンは神父が退場させられることを知り、教会に行き神父に逃げるよう伝えるが信じてもらえず、その場に犯人が現れ神父は退場。犯人はサイモンを殴りその場を去るのだった。
 14年後、サイモンは母親の面倒を見ながら誰ともかかわらないようにして生活していた。ある日、14年前の犯人がまた事件を起こすことを予知するが警察は信じてもらえなかった。そして4日後に自分が襲われる予知をするのだった。
 サイモンは超能力を使い、MI5職員チャトハムのスマホを借りMI5に連絡、MI5に自分が予知能力があることを知らせるためスティーブ・ブレナスの証人保護を依頼するのだった。また、サイモンは元SASのスティーブ・ブレナスに連絡をとりボディガードを依頼するのだった。
 
 □■□少しネタバレしてます□■□
 ■感想■

 予知能力他の超能力を持った青年サイモンが遭遇する事件を描くスリラー映画。
 こういう作品だと、犯人がけっこう重点的に描かれることが多いですけど、今作は主人公のサイモン!サイモン!サイモン!犯人!サイモン!犯人!
 って感じ、、。

 主人公のサイモンですけど、政府職員から気づかれないようにスマホを借りたり、幻影を見せたり、予知能力以外の超能力があるのに、その能力を自由に使えない、、。

 犯人もなぜサイモンにこだわるのか良く分からない、、。犯人も超能力者で、サイモンとテレパシーとかでつながっているという設定でもあれば別ですが、、。そんな設定はまるっきりないですからね、。
 

 なぜ、犯人は今頃になってサイモンにこだわる??
 それも14年も経ってから、。サイモンの説明ではどうやら拘束されていたみたいですけど、具体的に説明はないまま、、。

  映画の後半で分かるんですが、サイモンは過去につながりがった人物のことはわかるみたいですね、、。握手したりとか、。
 B級の低予算の作品ですけど、けっこうしっかり作ってあって、十分楽しめる作品になっていました!!これだけ面白ければ超合格!!

 主人公サイモンですが、超能力が自由に使えないっていう設定なのでピンチになっちゃいますが、ボディガードに雇ったスティーヴを触っただけで気絶させたりすることは出来ちゃう!!
 最後の方では、超能力が少し覚醒して犯人は大変なことに、。

 MI5はサイモンのこと、どうなっても良いやみたいに扱ってましたけど本物の超能力者なんだから大事にしないと、、。
 
 サイモンとスティーヴのコンビ、チャトハムを入れてトリオ??けっこう良いチームなんでシリーズ化して欲しいくらいです。
 1970年代のアメリカのTVムービーのパイロット版みたいな雰囲気で最後良かったです!!
  
 こういう面白い作品があるから、未公開のB級作品をつい観ちゃうんですよね、、。

 シリーズ化して欲しい度     ★★★★
 犯人の印象、薄すぎ度      ★★★
 なんで今さら犯人やってきたの度 ★★★

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『OSIRIS オシリス』 怪物が強すぎ、、。

2025-02-17 18:18:34 | SF

OSIRIS オシリス
SCIENCE FICTION VOLUME ONE THE OSIRIS CHILD(2016年オーストラリア)
 監督:シェーン・アビス
 脚本:シェーン・アビス
    ブライアン・カチカ
 出演:ケラン・ラッツ
      ダニエル・マクファーソン
    ルーク・フォード
    イザベル・ルーカス
    テムエラ・モリソン
    レイチェル・グリフィス

 □■□ネタバレあり□■□
 ストーリー、けっこう(かなり)先まで書いちゃいました!観てから読んで下さい。
 感想でも最後に触れてます。

 
 ■ストーリー■
 第1章 インデイアナ州
 ケイン・サマーヴィル中尉は、トリニティ星系の任務中、単純なミスで事故を起こし部下のほとんどが退場してしまった 事故は薬物使用のためと疑われたが証拠がなく、パイロットの功績が認められ罪には問われなかった。そんな家族と離れて暮らす父親ケインに会いに娘のインディがやって来たのだった。
 そんなとき、凶悪犯を収容する刑務所が破られ囚人が脱走、また怪物が人々を襲っている事件が発生していた。怪物はラグドと呼ばれ新たな惑星の植民地化に軍事利用するため人工的に繁殖させたものだった。組織は脱走した囚人が危険な第6級生物兵器に感染しているとニセの情報を流し、銀河系を守るため惑星そのものを破壊しようとしていた。ケインの上司が秘かに真実を話してくれたため、首都にいる娘のインディを助けに基地を脱走するのだった。
 飛行艇で基地から脱出したケインは脱走した囚人サイ・ロンブロックと出会い、協力しながら首都を目指すのだった。
第2章 政略結婚
 オヴィール刑務所では囚人たちが厳しい環境に置かれていたがサイたち囚人仲間は独房から抜け出す計画を立て食堂で争いを起こすのだった。
第3章 猛獣の調教師
 ケインとサイは山にある密売品の取引所を目指すのだった。密売品の取引所のバーでケインはトラブルを起こすものサイによりバスを手に入れることに成功するのだった、、。
第4章 明白なる運命
 囚人サイは仲間のヴィムがラグドにされ、その後自分もラグドにされようとしたが、そのとき仲間の手配で刑務所を無事脱出、刑務所ではラグドが放たれ刑務所は大混乱に陥るのだった。
第5章 長き道のり
 武器を入手したケインとサイは首都を目指すのだった、、。
第6章 始まりの罪
 サイが2年前に起こした事件が描かれるのだった、。
第7章 1年後
 事件から1年後、惑星に調査に2人が降り立つのだが、、。
 
 ■感想■
 シェーン・アビス監督&脚本のSci-Fi映画。
 前回、シェーン・アビス監督『INFINI インフィニ』(2015年)を記事にしたので今回は同じ監督のSci-Fi映画を記事にします。
 『INFINI インフィニ』を観たときもSci-Fi映画が好きなんだろうなぁ、、と思ったんですが、今作を観てより一層そう思うようになりました。
 時間軸が行ったり来たりしちゃうんですが、、その必要性があったかどうか、、。
 また映画全体を7章に分けているんですが、、その7章に分けたのも、、。効果的とは思えないんですが、でも監督&脚本家のシェーン・アビスは章に分けたかったんでしょうねぇ、。
 あと、第1章がやたら長くて第2章とか第6章とかすごーく短いんですけど、、。
 
 惑星を支配している組織も、なんであんなコトしているのか、、。囚人を改造していたってコトですよね、。
 ばれたら、大事件になっちゃうってわかってるのに、堂々とやり続けてるって、、危機管理能力が低すぎるのでは??あんな怪物を作っても、対応できる惑星そんなに多くないのでは??いうこと聞かない怪物ってことですよね、。

 囚人が怪物を刑務所から解放しただけで、こんな惨状になっちゃうんだからいくらなんでもひどすぎ!!

 と、突っ込みどころもありますが、メジャー作品でなくこれだけのSci-Fi映画になっていれば十分です!!
 空中戦あったり、怪物との市街戦あったり、色んな小道具もSci-Fi映画的でSci-Fi映画ファンなら、かなり楽しめるはず!!多分。
  満足度はすごーく高いです!



 娘のインディを助けるものの結局、植民地惑星を破壊した組織側が勝利しちゃった感じだし、良く考えなくても暗い作品ですよね、。登場人物退場しまくりだし、、。この暗さは1970年代のSci-Fi映画みたい、。
 あえて、説明しなくても良いケラン・ラッツ演じる登場人物サイの過去とか、、観てて暗い感じに、。
 凶悪犯が送られる辺境の惑星の刑務所に来ちゃてるし、、。
 
 2017年の【オーストラリア・映画TVアカデミー賞】のヘアー&メイクアップ賞にノミネートされました。

 Sci-Fi映画度                             ★★★★★
 1970年代度           ★
 インディ以外退場か怪物に度 ★★★★★

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『INFINI インフィニ』 ハッピーエンディング??

2025-02-16 12:21:29 | SF

INFINI インフィニ
INFINI(2015年オーストラリア)
 監督:シェーン・アビス
 脚本:シャーン・アビス
 共同脚本:ブライアン・カチア(ノンクレジット)
 原案:ブライアン・カチア
    シェーン・アビス
 出演:ダニエル・マクファーソン
    グレース・ファン
    ルーク・ヘムズワース
    ブレン・フォスター
    ルーク・フォード

 ■ストーリー■
 23世紀に入ると、全世界の95%の人々が貧困層になり、そのため大勢の人間が惑星開発や軍事、宇宙探査などの危険な仕事に就いた。宇宙への移送は物質を信号に変換、伝送するスリップストリーミングで行われた。中枢神経にAPEX装置を埋め込まれた志願者が宇宙へと送られた。スリップストリーミングには高い致死率データ汚染の危険がともなっていた、。
 銀河系の最も離れた基地”インフィニ”では揮発性の高い危険な燃料用の鉱物オーパスがあり、調査官モントリー・リースを派遣したが、リースを連れ戻そうとしたが自らAPEX装置を破壊、地球上のどこかへペイロードをつなぎ危険な物質を伝送しとうとしていた。また、リースを救助に向かった西基地の部隊はインフィニから戻ってくるものの隊員たちは正気を失い凶暴化、撃ち合いを始めるのだった。感染症を阻止するためロックダウンする基地から西基地のウィット・カーマイケルは不正テレポートでインフィニへと向かうのだった。
 危険な物質の伝送を阻止するため、またウィットを救助するため東基地から部隊が派遣されるのだった。インフィニでは制御室に隠れていたウィットと接触することができ、インフィニでは凶暴化した作業員が襲ってきたことが分かるのだった。

 □■□ネタバレあり□■□
 今回はラストについてネタバレしてます。観てから読んで下さい。
 ■感想■
 オーストラリアのSci-Fi映画。
 監督のシェーン・アビスは、吸血鬼、狼男映画『シャドウ・ワールド』(2007年)、Sci-Fi映画『OSIRIS オシリス』(2016年)を監督しています。
 製作総指揮では『ビギニング』(2015年)、『ベター・ウィッチ・アウト クリスマスの侵略者』(2016年)に関わっています。
 
 
 すごーくマジメなSci-Fi映画でした。
 字幕で設定の説明があるんですけど、、Sci-Fi映画が好きなんでしょうねぇ、、。
 瞬間移動できちゃうって、超便利すぎなんですけど、、。
 インフィニの基地では凶暴化する人間たちが襲ってくるので、てっきりゾンビ映画系??と思ったんですが、全然違ってました、、。
 設定とか、すごく頑張っているのに、、なぜか中盤からどこかで観たコトあるような感じの作品に、、。
 『エイリアン2』(1986年)とか『遊星からの物体X』(1982年)みたいな感じがしなくもない、、。2作品のようにエンターテイメント度高くないですが、。
 
 大体1,600人の人間が犠牲になったような惑星なら、開発を中止してすぐに撤退しないと、、。
 結局、オーパスは地球に来ちゃうし、、。伝送をストップした意味がなかった??
 まぁ、オーパスがどんな感じで人類に影響を与えるかは、今作の終わり方ではわからないですが、、。

  話の流れから考えて、みんなオーパスに複製されちゃってますよねー、。
 主人公だけは、おちついて冷静だったから、なかなか感染していなかったみたいですけど、、。
 地球でオーパスに寄生されて、凶暴化した人類同士が争うんでしょうか??
 表面上、救出部隊のみんな、以前の意識持ったままみたいですし、、主人公も奥さんのところに帰れてハッピーエンディングみたいな終わり方になってますけど、ホントにハッピーエンディング??
 でも、雰囲気的にはハッピーエンディングなんでしょうねえ。
 

 カーク・ダグラスが生き残ってハッピーエンディングに見えて、実は全然ハッピーエンディングになっていない『悪魔が最後にやって来る!』(1977年)のアメリカ公開版みたいな感じではないですが、、。

 そのあたりのコトはみんなで話あってね、、ってことなんでしょうけど、。
 このハッキリしない終わり方、なんか、フランス映画みたいなヨーロッパ的な感じの展開、、。オーストラリア映画ですが、。

 監督&脚本のシェーン・アビスはSci-Fi映画が好きなんでしょうね、、多分。
 
 Sci-Fi映画度                ★★★★★
 このあと気になっちゃう度          ★★
    スリップストリーミングが良く分からない度  ★★ 

 

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『インデペンデス・デイ2021』 S.W.AT.vsエイリアン

2025-02-06 23:06:56 | SF

インデペンデンス・デイ2021』(WOWOW題:『アンノウン・アタック 未知からの襲撃』)
ATTACK OF THE UNKNOWN(2020年アメリカ)
 監督:ブランドン・スレイグル
 脚本:ブランドン・スレイグル
    マイケル・マハ
    ソニー・マハ
 出演:リチャード・グリエコ
    ロバート・ラサード
    ジョリーン・アンダーセン
    タラ・リード
    ダグラス・テイト

 ■ストーリー■
 ロサンゼルスで、麻薬取引現場にヴァーノンたちS.W.A.T.のメンバーが突入する。激しい銃撃戦の末、任務のメインターゲットのハデスと呼ばれるミゲル・アギーレは逮捕することに成功するものの、今回の逮捕のための手引きをした潜入捜査官ミルズは退場してしまうのだった。
 その後、チャッツワース、ゲーツキャニオン付近で電波障害が起き、パトロール警官は現場で落下した人工衛星のようなものを発見するのだった。そして、その場でタコのような謎の生物に襲われパトロール警官は退場してしまうのだった。
 S.W.A.T.は、ハデスを郡刑務所へ移送する任務にあたっていたところ、彼らの前にエイリアンが現れて、、、。

 ■感想■
 すいません、、ストーリー、けっこう先まで書いちゃいました!!
 『キラーファング・アタック』(2014年)、『スペース・エクスペンダブルズ』(2019年)のブランドン・スレイグル監督の描くSci-Fi映画。
 ブランドン・スレイグル監督の作品なので、ハードルをかなりさげて観たのが良かったのか、けっこう普通に観れました、、。
 こういう作品を撮る監督にとって、期待されないって逆にプラスに作用する??

 期待しないで観るって、こういうZ級1歩手前みたいな作品を観るときはけっこう大事なことだったり、、。
 期待して観たら、怒るか、ガッカリしちゃうレベルですけど、期待していなかったのが良かったのか、、
 エイリアンの姿がけっこう良い!!
 巨大な宇宙船が迫力ある!!
 ちょっとしたところが全部良く見えてきちゃいます!!!


 犯罪者の移送するS.W.A.T.と、地球に人間の血を求めてやてきたエイリアンの戦いを描いていますが、エイリアンの戦いがメインなのか、犯罪者を逮捕して移送するエピソードの方がメインなのか、バランスが悪くて中途半端!!
 ハードルを下げて観ても気になっちゃうかも、、。
 このバランスの悪さ!!

 かつて、開拓時代??エイリアンが地球を襲いにきたエピソードとかも、なぜ、そのエピソード??必要??みたいな、、。
 そのエピソードを作品の中に入れたかったら映画の冒頭に持ってきた方がバランスが良かったかも??
 
 ブランドン・スレイグル監督の作品の低予算の作品に、期待しちゃダメダメと思って素直に観れました。

 と、けっこうひどいコト書きましたけど、今作は2020年アメリカの【ショックフェスト映画祭】で長編作品賞、俳優賞(ブランドン・スレイグル)受賞、俳優賞(リチャード・グリエコ)受賞、監督賞にノミネートされてます。

 リチャード・グリエコ演じるS.W.A.T.のヴァーノンの病気のエピソード必要??とか思ったいたら、そこが実は後半生きてくるという伏線になっていて超ビックリ!!
 うー、ちゃんと伏線回収!!
 これだけで感動しちゃいました!!
 ブランドン・スレイグル監督のこと見直しました!!個人的に評価上がっちゃいました!!

 低予算ということで、大事な場面が説明もなく飛んで観てる側が、想像でシーンを補完しないといけないですけど、、。
 それを言ったら、アーウィン・アレンの動物パニック映画の大作『スウォーム』(1978年)で、巨大な冷蔵庫に逃げ込んだマイケル・ケインとキャサリン・ロスが外から扉を閉められ絶体絶命のピンチ??と思ったら、次のシーンでは病院で目覚めるなんてコトありましたからねーーー。
 あれほどの大作でも、そんなことあるんで、気にしちゃダメですよね、。

 犯罪映画度    ★★
 エイリアン映画度 ★★
 アクション映画度 ★★★★

 リチャード・グリエコ出演昨観るのは『マギーQ マンハッタン・ミッドナイト』(2001年)以来。
 それ以外の作品だと『ティーンエージェント』(1991年)、『デモリショニスト』(1996年)、『トレイン・ジャック オリエント急行』(2000年)くらいしか観たことがないかも??
 
 『デモリショニスト』は日本語吹替音声つきでブルーレイ発売してくれないですかねー??VHSソフトの吹替音声とTV放映時の吹替音声は同じだったんでしょうか?? 

VHS後、ソフト化されてないです。

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ザ・クリエイター 創造者』 世界観と映像がSci-Fi度、満点!

2025-01-31 22:54:07 | SF

ザ・クリエイター 創造者
THE CREATOR(2023年アメリカ)
 監督:ギャレス・エドワーズ
 脚本:ギャレス・エドワーズ
    クリス・ワイツ
 原案:ギャレス・エドワーズ
 出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン
    ジェンマ・チャン
     渡辺 謙
    スタージル・シンプソン
    アリソン・ジャネイ

 ■ストーリー■
 古くからロボットが進化したパラレルワールド。AIも開発され時間が経ち、AIは進化外見も人間に近づき人々の生活に入り込んでいた。しかし、AIが反乱を起こしロサンゼルスで爆発が発生、この出来事をきっかけにして欧米ではAIを拒否する一方、ニューアジアではAIを受け入れ共存していた。
 AI根絶を目論むアメリカは、AIを開発するニルマータという人物を見つけるために特殊部隊員ジョシュアをニューアジアのニルマータに近いグループへと潜入捜査をさせるのだった。ジョシュアは長い潜入捜査で妻マヤを得て、ニルマータに接近しようとしていたが、アメリカ軍はAIを破壊するための大型の飛行物体ノマドと特殊部隊を接近させていた。
 ジョシュアは、まだニルマータの情報が無いことを伝えるが、特殊部隊はグループを急襲、グループのAIを破壊していくのだった。マヤはジョシュアが潜入捜査官であることを知り、その場を去っていくのだった。ノマドはAIとマヤの跡を追い彼女たちの元へミサイルを投下するのだった、、。
 5年後、、ジョシュアはアメリカ軍からかつて住んでいたニューアジアの地区に強力なAIの兵器があるから破壊するよう命令されるのだった。しかも、マヤはまだ生きているという情報を得るのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 しかも、今作をほめていません、面白かったと思った方は読まないで下さい。
 
 ■感想■

 ギャレス・エドワーズ監督のAIが進化した世界を描くSci-Fi映画。
 冒頭の世界観の説明の映像でビックリ!!
 20世紀にはすでにロボットが発明され人間の代わりの色んな労働させられている世界が紹介されます。
 しばらくすると人間の顔(正面からだけですが)をしたAIが作られた映像も、、。
 
 現実の世界の未来を描いているんでなく、ロボットが20世紀には人類と共存した世界の未来の出来事を描いてます!!
 

 自分は、今作の設定は、世界中で人類がAIと戦っている「ターミネーター」みたいな世界観の作品と思っていたので、、想像と違ってました、。

 突っ込みどころ満載ですが、、エンターテイメント映画なんで、目をつむるしかないんでしょうねぇ、。
 
 今作を楽しめるか、楽しめないかはそのあたりが重要なポイントでしょうか??
 自分は、あまり映画の突っ込みどころに気がつかない方なんですが、、
 今作は目立っちゃってるのかも??

 まず、今作の世界なんですが、欧米諸国とニューアジアはAIの件で対立している世界なんですが、アメリカ軍?はノマドというアニメにでも出てきそうな巨大な飛行要塞みたいなものをニューアジアの空に飛ばしています。領空侵犯とかいう発想はないんでしょうか??敵対している相手の飛行物体が領空に入ってきてミサイル(爆弾?)を投下しちゃうんですから、、。
 それを言ったら、勝手に特殊部隊送ってやりたい放題ですが、、。

 あと、マヤが生きてるって情報ですけど、、あの爆発で生きている??って。
 スペクターのブロフェルドかー??って思わず思っちゃいました、、。ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー時代のブロフェルドですが、、。

 まだ、あって、ジョシュアが、かつての仲間のドリューに、兵器であるAIのアルフィーを調べてもらうシーンなんですけど、、
 ドリューがジョシュアに「アルフィーは成長する、いずれ遠隔操作の力も強くなる」って説明するんですが、、なぜ、そんなコト少し見ただけでわかるの??ドリューって天才科学者だったんでしたっけ??

 他にも、いろいろありそうですけど、、自分はこの3点は自分でもちょっといくら何でも、突っ込ませたいから??って思っちゃいました。

 ニルマータの正体についても、なんの説明もないし、、マヤの父親って関係なかったの??
 ジョシュアは潜入捜査中に気がつかなかったのかッーー??

 あと、映画の冒頭、狭い家の中で仲間に潜入捜査官だって言うジョシュアって、、絶対にマヤに聞こえちゃうと思わないと、、。コメディじゃないんだから、、。

 なんか、最後も飛行物体ノマドが墜落して終わりって、、、何も解決してないのに感動的な最期風になってましたけど、、、どういうこと??アメリカ軍また作るでしょ、、。
 アルフィーがいるから、もう簡単には攻めてこないよってコトかもしれないですけど、、。

 でも、何も考えずに観るなら十分楽しめる作品にはなっています!!133分だれることなく観れますから、、。

 と、文句みたいなの書いちゃいましたけど、2024年の【サターン賞】のSF映画作品賞とヴィジュアル/SPFX賞にノミネートされました。評価されてます、、。
  

 ギャレス・エドワーズが、Sci-Fi映画のジャンルの作品が大好きなのは、良く良く分かりました!! 

 

 

 

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ガタカ』 今ごろ観ました、、。

2025-01-19 12:02:28 | SF

ガタカ
GATACA(1997年アメリカ)
 監督:アンドリュー・ニコル
 脚本:アンドリュー・ニコル
 出演:イーサン・ホーク
    ジュード・ロウ
    ユマ・サーマン
    アラン・アーキン
    アーネスト・ボーグナイン

 ■ストーリー■
 近未来、遺伝子工学が発展し優秀な遺伝子を持った者だけが「適正者」とされていた。DNA操作された「適正者」は優秀な人間とされ、自然妊娠して生まれた者は神の子として「不適正者」とされていた。自然妊娠して生まれたヴィンセントは、虚弱体質で寿命30年と診断されてしまう。両親はヴィンセントの件もあり、弟アントンはDNA操作された「適正者」として産むのだった。
 適正者の弟には何をしても勝てないヴィンセントは、ずっと勝てなかった遠泳で勝負をして勝つことが出来るのだった。ヴィンセントはその後宇宙飛行士を目指すのだが、「不適正者」として宇宙飛行士になるための就職することさえできず希望の無い生活を送ることに、、。

 ■感想■
 アンドリュー・ニコル監督&脚本のSci-Fi映画。
 公開当時、かなり話題になったのに、、観ていませんでした。
 今作1997年の作品で、日本公開が1998年。観たのが2025年、、、。 
 今作も「いつか観よう、いつか観よう、、」と思っていたのですが、、それが「いつでも観れるよねー、、」になり、それが「メジャーな作品だから、あとで観よう、、」になり、、気がついたら2025年になっていました、、。

 いくら何でも、「いつか観よう」レベルでないですね、、。
 25年もしないと観ないのか―??
 そんなメジャーな作品、自分的に少なくなさそうなのが怖いです、、。

 今年になってブログの記事を更新しているので、いろいろな作品を観ないとと思いやっと観ることに、。
 
 
 いかにもSci-Fi映画ファンが喜びそうな作品で、映画祭でいろいろな賞を受賞やノミネートされました。
 いくつかあげると、、
 
 【ジェラルメル・ファンタスティック映画祭】1998年
   審査員特別賞 受賞
   観客賞    受賞
 【サターン賞】1998年
   音楽賞         ノミネート
   コスチューム賞     ノミネート
   ホームビデオリリース賞 ノミネート(1999年)
 【シッチェス・カタロニア国際映画祭】1997年
   オリジナル音楽賞 ノミネート

 今回記事を書くんで調べたら、色んな映画祭賞にノミネートされてました。アカデミー賞(美術賞)やゴールデングローブ賞(音楽賞)にもノミネートされていました。


 アンドリュー・ニコル監督の作品、今作は観ていませんでしたが、今作以降の『ロード・オブ・ウォー』(2005年)、『TIME タイム』(2011年)、『ザ・ホスト 美しき侵略者』(2013年)、『ドローン・オブ・ウォー』(2014年)、『ANON アノン』(2018年)とけっこう観てました、、。『シモーヌ』(2002年)は観ていませんでしたが、、。
 
 なぜ、今作は観ていない??
 
 少なくとも2000年くらいまでには観ていたかったです。個人的にアンドリュー・ニコル監督の評価がすごく上がったのに、、。
 
 ところで、今作って地上波のゴールデンタイムの映画枠で放送されたことってあったんでしょうか?
 今は、ゴールデンタイムの地上波の映画枠そのものが「金曜ロードショー」しかないので放送しようもないですが、2010年くらいまでは各局あったので放送されても全然おかしくないと思うんですが、、どうだったんでしょう??
 1990年代以降のTV放映とか、全然ノーチェックなのでわからないんですが、、。
 TVの映画枠で放送していても、観たかどうかは分からないですけど、、。

 清掃員が怪しいと思う刑事の件や、腕から血液をとって検査するとか、いろいろと手に汗握るようなことが起きて飽きさせません!!大したコトではないかもしれませんが、、本人にとっては一大事!!
 ランニングタイムも106分とすごく観やすい長さで良いです!!
 Sci-Fi映画が好きな映画ファンは要チェックかも??

 ユマ・サーマンとの件はあれだけだったんですね、、。そこで妙に盛り上がらないのも良いです!!

  Sci-Fi映画度               ★★★★★
 恋愛要素度         ★★
    刑事がしつこかった度 ★★★

アンドリュー・ニコル監督作品

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ボルテスVレガシー』 どこまでも原作アニメに近く、

2024-12-16 00:38:37 | SF

ボルテスVレガシー
VOLTES v LEGACY(2023年フィリピン)
 監督:マーク・A・レイエス
 脚本:スゼッテ・ドクトレーロ
 出演:ミゲル・タンフェリックス
    ラドソン・フローレス
    マット・ロザノ
    ラファエル・ランディコ
    イザベル・オルテガ

 ■ストーリー■
 宇宙より巨大な宇宙船で“ボアザン帝国”が地球を責めてきた。各国はボアザン帝国の空飛ぶ円盤に対して応戦するが、歯が立たずピンチに陥ってしまう。ボアザン帝国率いるプリンス、ザルドスは圧倒的な勝利のため空飛ぶ円盤以外にも強力な“ビースト・ファイター”を出撃させるのだった。
 その頃、ボアザン帝国の侵略を事前に察知していたリチャード博士とマリアンヌ博士は5人の若者に特殊訓練をしていた。5人の若者、スティーヴ、マーク、ビッグバート、リトルジョン、ジェイミーは5機のボルトマシーンで出撃、合体して巨大なロボット”ボルテスV”で迎え撃つのだった、、。
 
 ■感想■
 日本のロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」を実写映画化したフィリピンのSci-Fi映画。
 原作は日本の1977年のTVアニメですがフィリピンではすごーく人気がある作品ということで実写化され90話のシリーズになりました。
 今年10月に劇場公開した作品を、宇宙最速放送ということで12月16日にBS12でTV放送されました。

 宇宙最速放送って、こういううたい文句つけるセンス、大好きです!!

 冒頭、地球に攻めてきたボアザン帝国と各国の戦いのシーンがちょっと日本の特撮番組なみのCGなのと、残酷なシーンがないのがちょっとだけ物足りない気がしないでもないんですが、、、もともとフィリピンのTVドラマだからしょうがないですよね、、。

 今作を観た感じだと、本当に「アニメでなくそのまま実写化しちゃったんだー」みたいな印象です!!
 アニメ版の1話と2話をまじめに映像化しちゃったーーみたいな。
 ここまで、愛されて「超電磁マシーン ボルテスV」のスタッフもびっくりしているのでは??

 キャラクター、特にボアザン帝国のプリンス・ザルドスのかっことかって、アニメ版のプリンス・ハイネルのまんまだーー。
 アニメでは普通だったのに、実写にすると違和感がないこともないです、。

 監督はアニメ版が大好きとのことで、自分流のアレンジはないとのことですが、本当に好きなんでしょうねぇ、。
 原作のアニメ『超電磁マシーン ボルテスV』は1年くらい続いたイメージがあったんですが、この記事を書くんで調べたら40話でした、、。
 途中で、主人公たちがボアザン星まで行っちゃう展開になったので、当時は、なんか急展開みたいな感じがあったんですが当初から考えられていたみたいですね、、。

 関東ローカルネタですが、今だと東京MXで90話のTVシリーズを20話に再編集した超電磁リスペクト版を火曜日に20時から放送中ですが、(知りませんでした、、)、2025年1月3日から、BS12でも毎週木、金、26時から放送するとのコトです!!

 等身大のヒーローが活躍する原作でなく、巨大ロボット物をリメイクするなんて、、フィリピンですごーく人気あるんでしょうね、、。
 前回の記事と内容、被っちゃいますけど、国家の次に有名な歌が「超電磁マシーン ボルテスV」の主題歌って!!

 日本の1970年代のロボットアニメが好きで、実写版も観てみたいっていう映画ファンにおすすめ!!

 日本のアニメって、「キャプテン翼」はもちろんですが、、その他のアニメも人気がすごい作品がいくつか!!
 「UFOロボ グレンダイザー」もフランス(フランスでのタイトル”Goldrak”)や中東で大人気でした、、。
 イタリアでは「UFOロボ グレンダイザー」以外にも「鋼鉄ジーグ」がすごい人気で、ガブリエーレ・マイネッティ監督は『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(2015年)というヒーロー映画を撮りました、、。

 「UFOロボ グレンダイザー」なんて、日本よりフランスや中東の方がリピート放送されているんでしょうねぇ、、。

 日本で昔のアニメファン以外の人に「UFOロボ グレンダイザー」「鋼鉄ジーグ」って知ってますか??って聞いたら、「わからない」っていう答えばかりなんでしょうね、、。 
 
 

 

 

 

 

 

アニメ版のリンクです。

 

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『バズ・ライトイヤー』 本格Sci-Fi映画すぎでは??

2024-12-13 21:34:57 | SF

バズ・ライトイヤー
LIGHTYEAR(2022年)
 監督:アンガス・マクレーン
 脚本:ジェイソン・ヘッドリー
    アンガス・マクレーン
 出演:声の出演(オリジナル版)
    クリス・エヴァンス
    キキ・パーマー
    声の出演(日本語吹替版)
    鈴木 亮平
    今田 美桜
    山内 健司
    りょう
    三木 眞一郎
    銀河 万丈
    沢城 みゆき

 ■ストーリー■
 故郷の星への帰還中の宇宙船”S.C.01.T.S”は未知の惑星を発見し、調査することに。スペースレンジャーのバズ・ライトイヤーは上官のアリーシャ・ホーソーンとフェザリンガムスタンは惑星に降り立つがその惑星の生物が敵対的であるため調査を断念し、故郷の星へ帰ることにするのだが、、。
 
 ロン・ハワード監督のコト、ほめてないので、ファンの方は読まないで下さい!!
 ロン・ハワード監督の作品もほめてないです。監督作が好きな方も読まないで下さい!
 

 ■感想■
 「トイ・ストーリー」シリーズのアンディが大好きな映画という設定のSci-Fi映画。
 今年9月27日、日本テレビの「金曜ロードショー」で放映されました。

 ディズニー、ピクサーのアニメ映画って観るのが後になってしまうので「金曜ロードショー」の放送の方が早くなってしまいます!!
 
 『ズートピア』(2016年)や『アナと雪の女王』(2013年)、『アナと雪の女王2』(2019年)は劇場に行ったんですが、、。
 実写の作品でも『くるみ割り人形と秘密の王国』(2018年)、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023年)はまだ観ていないです、、。
 
 「スター・ウォーズ」シリーズの多くは劇場に行ったんですが、、。
 「スター・ウォーズ」シリーズで、劇場に行かなかったのは『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年)です、、。
 監督がロン・ハワードかぁ、、
 ディズニー映画の監督としては良いのかもしれないですけど、、「スター・ウォーズ」の監督??
 それだけで、観る意欲がかなり低くなってしまって、、。

 もともとはあまり好きでなかったブライアン・シンガー監督ですが、その後、多くのZ級映画や大作でもあまり面白くない作品を観たんで相対的に評価が上がりました!!だから、『X-メン』(2000年)のブライアン・シンガー監督の方が『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』を1000倍監督して欲しかったです、、。

 『白鯨との闘い』(2015年)も期待通りの作品でした、、。悪い意味で、、。
 あくまでも個人的な意見ですけど、ロン・ハワード監督っていうと、とにかくそのまま撮る職人監督っていうイメージです。職人監督って言ってもピーター・ハイアムズ監督のような良い意味でなく、、雇われただけのただ無難に映画を撮るだけの監督って印象しかないです、、。
 ダン・ブラウン原作のシリーズは監督のせいではないと思いますが、、。

 まぁ、メジャーな大作を無難に撮れるっていうのは才能なんでしょうけど、、。 

 またまた、いつものように関係ない作品のことばかり書いています、、。しかも、今作に関係ない監督けなして、、。

 で、話題を今作に戻すと、、。
 「トイ・ストーリー」のアンディが好きだった映画っていう設定必要だったでしょうか??
 子どもだったのに、今作が好き!!って、アンディはすごーくSci-Fi映画が好きだったってコト??
 なんで、こんな本格的なSci-Fi映画っぽく、作っちゃたんでしょう??
 もっと、もっと単純なストーリーで良かったのでは??
 『スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー 帝王ザーグを倒せ!』(2000年)みたいな作品で良かったのでは??
 

 と思ったんですが、、世間的には、今作、すごーく評判良いみたいです、、。
 多くの映画ファンの方は、そんなに宇宙を舞台にしたSci-Fi映画のこと好きだったんですね、、。
 しかも、宇宙Sci-Fiだけでなく、時間Sci-Fiの要素まで、、。

  宇宙Sci-Fi度             ★★★★★
  時間Sci-Fi度             ★★★
  アンディはSci-Fi映画すきだったろう度 ★★★

 Sc-Fi映画好きだけど、ピクサーだから観てないっていう映画ファンは、観た方が良いかも??

 

 

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『マッドロード マックスフューリー』 マーク・アトキンス監督のマッドロードシリーズ

2024-12-05 23:18:11 | SF

マッドロード マックス・フューリー
ROAD WARS MAX FURY(2024年アメリカ)
 監督:マーク・アトキンス
 脚本:マーク・アトキンス
 出演:ヴァーノン・G・ウェルズ(ヴァーノン・ウェルズ)
    ヘルカマル・ブリート・カウル
    チャンドニー・シャー
    リンジー・マリー・ウゥソン
    ジェイス・ウォーレン
 
 ■ストーリー■
 水を確保するために住民を退場させたシェーンはグループから追放されるが、無法者集団ノーマッズと手を組みジェームズを亡き者に、、。
 ジェームズの娘のグレタとナオミの姉妹は、ジェームズからグループの仲間のサラとイーゴンに託され育てられるのだった、、。
 姉のグレタは立派な戦士のように育つが、妹のナオミはちょっと抜けているところがあり、弓の矢を無くしたままにしてしまっていた。グレタとナオミは、矢を探しに行くが、ノーマッズはすでに生存者がいることに気がついていた、、。



 ■感想■
 『マッド・スピード』(2015年)のマーク・アトキンス監督の”マッドマックス2”系映画。
 『マッド・スピード』の原題が”ROAD WARS”だったから、同じ世界観、スピンオフってコトでしょう!!

 『マッド・スピード』のときは『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015年)が公開されたころだったので、『マッドマックス フュリオサ』(2024年)に合わせて作られたんでしょう、、。

 でも、『マッド・スピード』の方が100倍しっかりした作品です。
 『マッド・スピード』は製作費100万ドルで、決して高い製作費でなかったのに、、。
 『マッド・スピード』は亜流でも”マッドマックス2”系の作品を撮ろうというのが見えましたけど、、今作は、便乗するためにあっという間に作ってしまったかのような印象を受けちゃいます、、。
 
 「何もない場所で、2週間くらいの撮影期間で撮ったの?」
 みたいの、せまい空間の限られた登場人物しか出てこない、、。

  今作の製作費と撮影期間はどれくらいだったんでしょう??
 映画の冒頭に映し出される映像は『マッド・スピード』のときの映像でしょうか??大作の映像かと思っちゃうくらい、今作とギャップが、、。

 大体、ヴァーノン・ウェルズ演じる今作の悪役のシェーンを退場させないで、追放にするから10数年後にこんなコトになっちゃうんでしょ、、。
 スラッシャー映画で、犯人に止めをさせるチャンスがあるのに、逃げちゃう登場人物くらい、、、どうしようもない、、。

 自分は、基本的に「マッドマックス2」とか「ニューヨーク1997」系の作品はけっこう好きなんですけど、、今作はあまり好きになれなかったです、。
 『カーバイオレンス』(VHS題:『マッド・ファイター』)(1983年)
 『ニューヨーク2019』(ソフト題:『サイボーグ・ハンター ニューヨーク2019』(1984年)
 『ブロンクス・ウォーリアーズ』(VHS題:『ブロンクス・ウォリアーズ 1990年の戦士』(1982年)
 TV放映時の吹替音声つきでBlu-ray発売してくれるメーカーさんがいるとウレシイんですが、、。
 全部、80年代のイタリア映画でした、、。

すごく製作費と時間がかかっていると思います。

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ザ・ドメスティックス』 近未来でも明るく、、

2024-11-04 00:54:13 | SF

ザ・ドメスティックス
THE DOMESTICS(2018年アメリカ)
 監督:マイク・P・ネルソン
 脚本:マイク・P・ネルソン
 出演:ケイト・ボスワース
    タイラー・ホークリン
    ソノヤ・ミズノ
    ランス・レディック
    ケイデン・ワシントン・ルイス

 ■ストーリー■
 ウィルス(細菌?)によって世界中の人間のほとんどが死滅した世界。生き残った数少ない人々は細々と生活することに。
 世界が壊滅する前、離婚危機にあったマークとニーナの夫婦は、ニーナの両親と連絡が取れなくなったことでミルウォーキーまで行くことに、、。
 2人は、ミルウォーキーまで行くために武装したギャング、略奪者が暴れまわる世界へ出ていくのだが、、、

 ■感想■
 Amazonプライム配信のポストアポカリプス物。
 
 低予算の作品かと思いきや製作費900万ドルのちゃんとした作品でした、、。
 日本に住んでいると、これで900万ドルもかかるのかぁ、、。って思っちゃいますが、アメリカでは900万ドルしかかかってませんよ、、。って感じなんでしょうねぇ。。
 ケイト・ボスワースや、日本でもTVドラマ「ティーンウルフ」や「SUPERGIRL スーパーガール」他でのクラーク・ケント役で有名なタイラー・ホークリンの出演料でいくらかかったのか気になっちゃいます、、。
 この2人の出演料だけで、製作費の何%だったんでしょう??
 
 ソノヤ・ミズノやランス・レディックも出演してるので、主演者のギャラがけっこうかかってますよねー、、。
 
 監督は2021年のリメイク版の『クライモリ』のマイク・P・ネルソン。

 物資が豊富だからなのか、こんな世界でも、そんなに食料、ガソリン、水とかに困ってなさそうです、、。1980年代にイタリアで作られた”マッドマックス2系作品”くらい適当な感じが、、。

 食事のあと「肉をどうしたんだ??」みたいなセリフと、その肉の正体とかが示唆されますけど、、せいぜいそれくらい。
 食料や燃料もあるので、当然武器、弾薬も豊富、、。
 主人公の夫婦も、全然そんな風に見えなかったですけど、武器(弾薬)とか豊富に持っていそうでしたもんね。「食料と弾薬を交換しよう」って提案してましたもんね、、。

 主人公のマークがドライバーで刺した人間がいましたけど、不死身すぎでは??ちゃんと止めを刺さないマークが悪いんですけど、普通は生きてないでしょ、、。
 
 本当に目指したのは、1980年代のイタリア映画??(ほめすぎちゃいました、、)
 これで、乗る車が、『マッドマックス2』(1981年)や『マッドライダー』(1983年)に登場するような車みたいなデコレーションした車だったら最高だったのにッ!!

 自分は基本1980年代のイタリア映画のポストアポカリプス映画が大好きなので、こういう映画大好きですけど、それでも、画面が明るくて、ギャングでない普通の人たちは、みんな陽気な感じの人って印象を受けちゃいます、、。
 
 ポストアポカリプス度 ★★
 簡単に退場しまくり度 ★★★★
 みんなノンビリ度   ★★ 

 

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『スーパーマンリターンズ』 ついつい今まで観てませんでした、、。

2024-11-03 22:21:25 | SF

スーパーマンリターンズ
SUPERMAN RETURNS(2006年アメリカ)
 監督:ブライアン・シンガー
 脚本:マイケル・ドハティ
    ダン・ハリス
 原案:ブライアン・シンガー
    マイケル・ドハティ
    ダン・ハリス
 出演:ブランドン・ラウス
    ケヴィン・スペイシー
    ケイト・ボスワース
    ジェームズ・マースデン
    ペリー・ホワイト

 ■ストーリー■
 クリプトン星が破壊される前に追放されたゾッド将軍を始めとした3人の囚人たちとの戦いのあと、スーパーマンはクリプトン星の残骸を求め地球を離れる。何も発見しないまま宇宙から帰ってくると地球では5年の歳月が経っていた。
 5年の間にロイス・レーンは新たな恋人がおり、母親となっていた。また、レックス・ルーサーは法の不備をつき、仮釈放となり新たな犯罪を企てていたのだった、、。


 □■□『スーパーマンリターンズ』が好き!面白い!と思っている方は読まないで下さい!□■□
 
 ■感想■
 2006年のスーパーマン映画。
 リチャード・レスターが監督した『スーパーマン Ⅲ電子の要塞』(1983年)はどうやらなかったコトになっていて、当然、『スーパーマン4最強の敵』(1987年)もなかったコトに、、。
 クリストファー・リーヴがスーパーマンを演じたシリーズ2作目の『スーパーマンⅡ冒険篇』(1981年)の続きのようです、。
 
 自分は、クリストファー・リーヴがスーパーマンを演じたシリーズでは、3作目の『スーパーマン Ⅲ電子の要塞』が1番好きだったりして、、。
 リアルタイムに近い時期に観た『スーパーマン』や『スーパーマンⅡ冒険篇』も観た直後は、すごく面白いと思ったんですが、、時間が経つとともに、ユルめな3作目が1番好きに!!
 

 1作目も2作目も、当時としてはけっこうシリアスなDCコミックス映画だと思ったんですが、『バットマン ビギンズ』(2005年)(とそのシリーズ)や『マン・オブ・スティール』(2013年)以降のDCコミックスの映画化作品と比べると、ゆるすぎーな感じ。
 
 どうせ、コミックの映画化作品なら『スーパーマン Ⅲ電子の要塞』くらいまでユルい感じで作って欲しかったって思っちゃいました。超豪華な家族揃って観られるファミリー映画みたいで好き!!

 で、作り直しの3作目ということなんでしょうけど、、なぜ、1981年の2作目の続きを2006年に製作しちゃったんでしょう??
 もちろん、もっと早く作りたかったんでしょうけど、、ノリはまさに、1978年の1作目、1981年の2作目と同じようなノリ、、。25年も経って続きを作りたかったんでしょうか??
 レックス・ルーサーの悪だくみのノリも1980年代みたいで、全然ついていけませんでした、、。

 この古臭さは確信犯的なモノなんでしょうか?

 クラーク・ケントは5年間も出社しないで、会社も良く雇用続けてくれましたね、、(あれ、この説明ありましたっけ??)

 登場人物の誰にもついていけない、、でもロイス・レーン(レイン??)は現代的なキャラな気も。

 せめて、2006年頃に観ちゃえば良かったんでしょうけど、、こんなメジャーな作品、いつでも観れると思っていたら、そのうちTVの映画劇場で放映して、そのときも観ないでいたら、ずーーと観ないままに、、。
 そのうちと言っても2008年にはTV朝日の「日曜洋画劇場」で放送されたので、けっこう早めの放送でした、、。
 その後も、日本テレビ「金曜ロードSHOW」、TV東京の「午後のロードショー」とか地上波で放映しまくり、、。
 ちゃんと調べてないですけど、その他にも放映しているでしょうか??

 「いつか観よう!」と思っているのなら、地上波で放送されたときに観れば良いのに、それでも観ていなかった!!
 
 本当に「いつか観よう!」って思っているのか??状態

 2006年に観ていたら、それでももう少し面白いと思えたのかもしれませんが、、最近やっと観たので、、、面白くなかった、、。

 「なんで今さら続編?」今さらって言っても公開されてから18年経っちゃてますが、、。観ていなかった自分が悪いんですが、、。
 
 やっぱり映画も観る旬がありますよね、、。

 でも、映画にとって、観るまでに10年とか20年とかってそれほど長い期間でも無い気も、、。
 10年後に観ても、20年後に観ても、面白い映画は面白いですからね、。

 ケータイ電話、スマホで日常生活が変わっちゃって、スマホが映画に出てこないことで、少し古いかもって感じになる作品はありますけど、、。
 昔は電話がなくて困るとかっていうシチュエーションありましたもんね、、。

 感想どころか、全然観ていませんでしたっていう記事になっちゃってます!! 

 

1作目

2作目

リチャード・ドナーカット版

自分は3作目が好き!!

シリーズ4作目

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『THE WITCH 魔女 -増殖-』 シリーズ2作目

2024-02-29 00:36:02 | SF

THE WITCH 魔女 -増殖-
THE WITCH PART 2 THE OTHER ONE(2022年韓国)
 監督:パク・フンジョン
 脚本:パク・フンジョン
 出演:シン・シア
    パク・ウンビン
    ソ・ウンス
    ソン・ユビン
    チン・グ

 ■ストーリー■
 社員旅行のバスが山の中の空き地に入り、突然ガスがまかれ1人の女性がバスから連れ出されるのだった。そのバスは運転を誤って崖から落ちたということになるのだった。
 その後、、研究所アークが襲撃を受け壊滅状態になるが1人生き残った少女が血まみれのまま林の中を歩いていくのだった。道路に出た少女はギャングに連れ去られようとしていた牧場主ギョンヒを乗せたライトバンにすれ違い、目撃者ということで車にむりやり乗せられるのだった。ギャングは少女をからかうのだが、怒りを買ったギャングたちは少女に半殺しの目にあうのだった。少女はギョンヒとともに町へむかうのだったが、、。

 □■□ネタばれあり!□■□
 普通にネタバレしてるので観てから読んで下さい!

 ■感想■
 2018年の超能力Sci-Fiアクション映画『THE WITCH 魔女』の続編。
 昨日、前作の記事を書いたので今日は続編を記事にします!!

 続編は、そうなったの、、、??と思っていたら、2023年5月に日本で劇場公開されました、、。
 前作から5年も経っちゃいました、。自分が1作目を観たのが2019年ですが、結局、続編の今作を観たのも劇場公開から1年近くあとの2024年に観たので5年後に、、。
 本国では2022年に公開されたようなので4年なんですが、、。
 
 前作が”続く”みたいに終わったので、どうなるんだろう??
 と思って観始めたら、ヒロインが違う!!
 「え、え、どうなっちゃったの??」
 
 最後の方に前作の主人公もちゃんと出てくるんですが、、。
 前作のヒロイン、ジャユンが、今作のヒロインの少女を探すように依頼したグループを間違えたとしか言えないにでは、、??
 このグループがトンデモなグループだったので、こんな大騒ぎになってしまったのでは??
 
 あと、今作でヒロインの少女と親交を深める牧場主の姉妹ですけど、、この姉ギュンヒの判断が悪すぎでは??
 遺体がなくなっていたので、続編登場するのかもしれないですけど、、、。それにしてもライトバンに乗っていたギャングとか、自分の牧場を狙っているヨンドゥとか、どう考えても自分や弟を狙ってくるのは分かっているのに、日本のホームドラマの主人公のような優しさで接してるのはなぜ??

 みんな、少女に頼んで早めに退場させちゃえば良かったのに、、。

 ヨンドゥが牧場を襲ってくるシーンで、少女にコテンパンにされるシーンありますけど、みんなスゴスゴ逃げて行くんですが、あきらかに何人かはどうかなっちゃってますよね、、。あれで生きてるなんてコント??それとも、あの人たちも超能力者??
 
 前作のヒロイン、ジャユンが身体が治ってからゆっくり少女を探せばこんな大騒ぎにならずにすんだのでは??
 
 今作は3部作とのことなので、3作目も楽しみにしてます!!
 3作目はいつ観れるのでしょうか??

 3作目が早く観たい度         ★★★★
 ジャユンが頼む相手間違えたのでは度 ★★★★
 ギュンヒの対応が甘すぎ度      ★★★★

 

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『THE WITCH 魔女』 シリーズ1作目。

2024-02-28 23:57:56 | SF

THE WITCH 魔女
THE WITCH PART 1 THE SUBVERSION(2018年韓国)
 監督:パク・フンジョン
 脚本:パク・フンジョン
 出演:キム・ダミ
    チョ・ミンス
    チェ・ウシク
    コ・ミンシ
    パク・ヒスン

  ■ストーリー■
 特殊能力を持つ子どもたちが集められた施設から逃げ出した少女ジャユンは牧場で倒れてしまうが、牧場主の夫婦に拾われ実の子のように育てられるのだった。そして、10年後、ジャユンは記憶がない高校生になっていたが、認知症を患う育ての母親の治療費を稼ぐため、優勝賞金目当てでオーディション番組に出演することにするのだった。オーディション番組で手品を披露したことで、彼女を追う組織に追われることになってしまうのだった、、。

 ■感想■
 スーパー人間を描く韓国のSci-Fi映画。
 お、面白い!!
 面白すぎ!!
 韓国映画、面白い映画がたくさんありますよねー。。
 日本でも、コミックやアニメならすごく面白い作品があるのに、映画になるとこういうちょっと荒唐無稽なアクション系のSci-Fi映画ってあんまりないような気が、、。
 日本映画あまり観ないから、自分が知らないだけかもしれないですが、。
  

 続編の『THE WITCH 魔女 -増殖-』(2022年)を観たので記事にしようと思ったら、前作の『THE WITCH 魔女』を記事にしていなかったので記事にします。

 冒頭の特殊な施設はSci-Fi映画的な印象ですが、あとはミステリー映画的な感じで進んでいくんですが、ジャユンを追っていた組織が家にやってくるあたりから怒涛の展開!!
 アクションに次ぐアクション!!
 ついでにサイキック系の超能力まで、、。

 中盤から後半にかけての展開は、全然想像できない系な感じに、、。
 下手なミステリー映画より、よっぽどビックリ、驚けました!!
  
 今作は色んな映画祭で賞を受賞、ノミネートされました。
 【ファンタジア国際映画祭】2018年
   主演女優賞(キム・ダミ) 受賞。
 【大鐘賞映画祭】2018年(韓国)
   新人女優賞  受賞。
   女優賞(キム・ダミ)、VFX賞、助演女優賞(コ・ミンシ) ノミネート                        
 【青龍映画賞】2018年
   新人女優賞(キム・ダミ)  受賞
 【ソウルアワード】
   新人賞 受賞
 【釜日映画賞】
   新人賞 受賞
 【ロンドン アジア映画祭】2018年
   ライジングスター賞 受賞

 2019年にDVDがリリースされたので、すでに観た映画ファンも多いと思いますが、まだ観ていない方はストーリーとか全然知らないで観た方が面白いのでなるべく情報を得ない方が良いと、、。
 
 2018年に作られ、続編はどうなるのかな??と思っていいたら続編『THE WITCH 魔女 -増殖-』(2022年)が2023年5月に公開されました、、。ちゃんと製作されていたんですね、、。3部作で考えていたらしいですが、良く1作目で終わっちゃうような作品も少なくないですからね、、。まぁ、どんなシリーズでも、1作目のヒット次第というコトなんでしょうけど、、。

 Sci-Fi映画度     ★★★
 アクション映画度 ★★★★
 ミステリー映画度 ★★

 アクション映画系のSci-Fi映画ファン必見!!

このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする