朝からずっと雨模様で静かな1日になった。今も連載コラムの記事を書いているのだけれど、出来上がるまで日替わりはお休みに。しばしお待ちを。
写真は、どこにでもある野草。緑が綺麗で部屋に映える。お金は使わなくとも、随分と心を豊かにしてくれる。
午前中はお寺で法事があった。今日は人数が少なかったことと、昨日の花祭りの際に使用したお抹茶と茶菓子が若干余っていたので、お客さんの目の前でGikooh我流のお点前を披露した。これが案外気楽で良かったのか、「もう一服いかがですか?」とお尋ねすると喜んでおかわりされ、こちらも安心出来た。お客さんの一人が「和尚さん、私はお茶席が好きだから色々なところへ足を運ぶけれど、ここのが一番美味しいわ」としみじみ言ってくださり有難かった。
Gikoohはお抹茶の所作はよく分からないけれど、湯の温度とか量とか、勝福寺の水(井戸水)に合う抹茶をチョイスしているので、自分で言うのも何だけど、美味しいお抹茶を点てることには少々自信がある。でも、いつかはちゃんと習いたいと思っている。
午前中はお寺で法事があった。今日は人数が少なかったことと、昨日の花祭りの際に使用したお抹茶と茶菓子が若干余っていたので、お客さんの目の前でGikooh我流のお点前を披露した。これが案外気楽で良かったのか、「もう一服いかがですか?」とお尋ねすると喜んでおかわりされ、こちらも安心出来た。お客さんの一人が「和尚さん、私はお茶席が好きだから色々なところへ足を運ぶけれど、ここのが一番美味しいわ」としみじみ言ってくださり有難かった。
Gikoohはお抹茶の所作はよく分からないけれど、湯の温度とか量とか、勝福寺の水(井戸水)に合う抹茶をチョイスしているので、自分で言うのも何だけど、美味しいお抹茶を点てることには少々自信がある。でも、いつかはちゃんと習いたいと思っている。
勝福寺では朝から灌仏会「花祭り」を行ない、大勢の方々にお参り頂けた。お釈迦さまのご生誕を思いながら準備とか片付けをしながら、有難い行事に関わらせてもらっているなと感じる。
午後から、ブルーレコード編集長の米田さんが「Gikooh初、連載コラム」が載ったブルレコ4月号を持って来山された。花御堂のお釈迦さまに甘茶を掛け、お茶席でいっぷくのお抹茶を差し上げ、その後しばし色々なお話をした。実際に刷り上った紙面で自分の文章を見ていると何だか恥ずかしくて照れくさかった。決して上手な内容とは言えないけれど、色々な諸角度から社会を垣間見て展開するように心掛けようと思っている。
毎月3万部、約500箇所のショッフを中心に公共施設などにも配布されているそうなので、機会があれば是非、生のブルレコを手にとられてご覧のほどを。
今度の5月号の〆切が近づいているので、明日は原稿を書こうと思っている。
午後から、ブルーレコード編集長の米田さんが「Gikooh初、連載コラム」が載ったブルレコ4月号を持って来山された。花御堂のお釈迦さまに甘茶を掛け、お茶席でいっぷくのお抹茶を差し上げ、その後しばし色々なお話をした。実際に刷り上った紙面で自分の文章を見ていると何だか恥ずかしくて照れくさかった。決して上手な内容とは言えないけれど、色々な諸角度から社会を垣間見て展開するように心掛けようと思っている。
毎月3万部、約500箇所のショッフを中心に公共施設などにも配布されているそうなので、機会があれば是非、生のブルレコを手にとられてご覧のほどを。
今度の5月号の〆切が近づいているので、明日は原稿を書こうと思っている。
先週は何かと用事が重なった1週間だった。
週が変わって、今日は明日の花祭りに向けて準備をしている。4月8日は「灌仏会」。お釈迦様のご生誕を祝う花祭りだ。WEBのtopページに意味を少々書いている。
Gikoohが地味な性格だからか、勝福寺の花祭りは派手ではない。でも、その意味合いを重んじている。お釈迦様がお生まれになられて35年の後に仏教が開かれるわけだけれども、やがて中国、日本に伝わり、現在なお脈々と仏教が伝えられているのは、まさしくお釈迦様のご生誕と普遍の教えがあったからなわけで、私達仏教徒にとってはかけがえのない記念日だ。
そして、花御堂に安置したお釈迦様にお花を供え甘茶を掛ける意味とか、右手と左手の形の意味とのか、生まれてすぐ七歩あゆまれた伝説の真意とか、「天上天下唯我独尊」という言葉の深さなど仏教徒に限らず是非知って欲しいと願っている。
とき:4月8日(火)朝8時半頃から午前中
場所:勝福寺本堂
当日は甘茶のお接待等もあるので、ご近所の方は勿論、遠方の方もどうぞ。
週が変わって、今日は明日の花祭りに向けて準備をしている。4月8日は「灌仏会」。お釈迦様のご生誕を祝う花祭りだ。WEBのtopページに意味を少々書いている。
Gikoohが地味な性格だからか、勝福寺の花祭りは派手ではない。でも、その意味合いを重んじている。お釈迦様がお生まれになられて35年の後に仏教が開かれるわけだけれども、やがて中国、日本に伝わり、現在なお脈々と仏教が伝えられているのは、まさしくお釈迦様のご生誕と普遍の教えがあったからなわけで、私達仏教徒にとってはかけがえのない記念日だ。
そして、花御堂に安置したお釈迦様にお花を供え甘茶を掛ける意味とか、右手と左手の形の意味とのか、生まれてすぐ七歩あゆまれた伝説の真意とか、「天上天下唯我独尊」という言葉の深さなど仏教徒に限らず是非知って欲しいと願っている。
とき:4月8日(火)朝8時半頃から午前中
場所:勝福寺本堂
当日は甘茶のお接待等もあるので、ご近所の方は勿論、遠方の方もどうぞ。
写真の酒は、中田酒造(倉敷市呼松)の大吟醸「極至・中汲」。Gikoohの生家、安楽院の近くで作られている。まったりとして凄く香り高く、本当に気品高い代物だ。上等な冷酒(現在は呼松の酒屋で1本5千円也。かつてはプレミアがついて1本10万円を超えたこともある)なのでいつもは口に入らないけれど、年に1度ほどは飲みたくなる。
今日は如常の1日。来週は花祭りや、法事、研修会と行事が続くので、今週は出来るだけ掃除をしたり寺務仕事を進めておきたいと思っている。
今日は如常の1日。来週は花祭りや、法事、研修会と行事が続くので、今週は出来るだけ掃除をしたり寺務仕事を進めておきたいと思っている。
早いもので新年度の4月に入った。新たな環境に身を置かれる方々、どうぞご健勝を。
Gikoohは勝福寺に平成11年4月に入山した。住職歴は9年目になり、大分と地元の様子が分かりつつも、まだまだ若輩の域を出ない。でも当初から心掛けていることは、どんな立場になろうとも驕りや高ぶりの心は持たないでおこうと思っている。中途半端な人に限って表向きは低姿勢でも、本心は何か教えてやろう、自分の考えから何かを悟れと言わんばかりに浅い考えを露呈し世間を迷わそうとする傾向を見受けることもがあるけれど、それは見苦しいし飽きてしまう。こんな人、どの世界にでもいると思う。
Gikoohは小学時代校の折に、掛かりつけの町医者の先生から「人間はのぉ、40歳過ぎまでは個性をあまり出さずにとにかく学べぇ」みたいなことを言われたことがある。早熟の折に個性を出して万が一に道を誤るよりも、とにかく年配の方や先人の言うことをよく聞いて根を養う、ということだと理解している。34歳になった今、やるべきことはまだまだ沢山ある。
Gikoohは勝福寺に平成11年4月に入山した。住職歴は9年目になり、大分と地元の様子が分かりつつも、まだまだ若輩の域を出ない。でも当初から心掛けていることは、どんな立場になろうとも驕りや高ぶりの心は持たないでおこうと思っている。中途半端な人に限って表向きは低姿勢でも、本心は何か教えてやろう、自分の考えから何かを悟れと言わんばかりに浅い考えを露呈し世間を迷わそうとする傾向を見受けることもがあるけれど、それは見苦しいし飽きてしまう。こんな人、どの世界にでもいると思う。
Gikoohは小学時代校の折に、掛かりつけの町医者の先生から「人間はのぉ、40歳過ぎまでは個性をあまり出さずにとにかく学べぇ」みたいなことを言われたことがある。早熟の折に個性を出して万が一に道を誤るよりも、とにかく年配の方や先人の言うことをよく聞いて根を養う、ということだと理解している。34歳になった今、やるべきことはまだまだ沢山ある。