弘法大師空海さま「御誕生1250年記念法会」に向けて（１）

本年、令和５年６月は、弘法大師空海上人（お大師さま）が香川県の善通寺にご誕生されて1250年を迎える。

真言宗の各本山や地方寺院等においては、その慶事を祝う多くの記念行事が予定されていて、勝福寺においても６月１２日（月）から１８日（日）までの一週間、慶祝の法要や御茶会など、ご参詣の皆様の良い思い出になるような行事を行わせていただければと思っている。

行事の内容について、既に決定しているものもあれば、決定しつつあるものもあり、WEB勝福寺やGikoohの日替わりﾌﾞﾛｸで随時紹介させていただきたい。

 

今日は出来上がったばかりの一枚のイラストをご覧いただこう。お大師さまの『御遺告』に、

 

「五、六歳の頃、夢に常に八葉蓮華の中に居坐（こざ）して諸仏と共に語ると見き」

 

と書かれていて、このイラストはその時のご様子を想像して描いて貰ったものだ。お大師さまが幼年期より秘めていた仏さまへの畏敬がよく表現されていてGikoohは大変感激してるところだ。絵を描いて下さったのは、様々な影響を考慮してネット上でのお名前のご紹介はしないけれど、勝福寺の多くのイラストを手掛けていただいている。

このイラストを始め、他に３種類を一つにした「栞」を現在制作中で、この度の参拝記念の一つになる予定だ。

写真は境内から望む日没の風景（17:38）。穏やかな気候の1日だった。