勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

今日は初不動

2020-01-28 18:27:53 | Weblog
6日ぶりの日替わりに。Gikoohのこの時期は毎年、星供の準備を進めるにあたり、各人様の祭祀星を割り出したり、御札や御守の内札を書いたり、その間には来客や所用も多いので、就寝は深夜になっている。

今日は朝9時より護摩供を修し、その後は本堂掃除。後ろで一緒に拝まれていた方から「祈願札が39枚」と聞いた。祈願札の数量についてGikoohは詳細を把握していないけれど、随分多くなったなと有難かった。護摩の霊験については、各人様のプライバシーを考慮して控えるけれど、何らかのお蔭を受けられている方が多く、信念を持って護摩を修しているGikoohにとっては行者冥利に尽きると思う。一方で課題もあり、現在は換気設備もない本堂での修法であることと、護摩壇もかなりミニサイズなことから不自由を工夫しながらの修法であることなど、願いが叶えられるものなら「護摩堂を建てたい」と特に最近感じる。

護摩堂があれば、色々な意味で自身の気も高められるので、更に威力も増してくるだろう。Gikoohの不徳さ故に、護摩堂建築の兆しはないけれど、Gikoohの生涯には今後もないかも知れないけれど、お大師様の一弟子として、人々の幸せの為に精進してきたいと思う。
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