勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

秘鍵大師開眼供養並所祈願法要を厳修

2018-11-12 18:53:43 | Weblog
Gikoohの日替わりで、弘仁9年(818)の戊戌年に都を中心に日本全土を甚大な大旱魃と疫病(伝染病)が襲ったこと、本年平成30年が弘仁9年(818)から20回目の戊戌年であること、更に1200年という大きな節目であることは既に何回か触れさせて頂いた。

今秋、とある御方から、「国の為に祈って下さい」と秘鍵大師の御影をご寄進頂く法縁を頂いた。次回の日替わりで、紹介させて頂こうと思うが、本日、6名の真言行者様と、Gikoohの計7名により勝福寺本堂において、「秘鍵大師開眼並所祈願供養」を厳修した。

秘鍵大師は、般若心経の真理を明かす姿として伝えられており、お大師様御自身が「般若心経」の内証である般若菩薩・文殊菩薩となって心経の教えを示され、「必ず衆生を救う」というご誓願の表れでもある。

Gikoohは日々の修法のなかで、天変地異の活動が活発になる現実を垣間見て、何とか被害を最小限に抑えたい、鎮護国家の為に祈りたいとの思いが膨らむなかで、ある日、本堂の何処かは分からなかったが、法要の内容と、〇〇〇〇の7名で修せと告げられたように感じた。勿論、自分の思い過ごしだったのかも知れないが、名前の挙がった方々と連絡を取らせて頂き、ご協力を仰いだ。

拝む上においては、神仏と(ラジオで言えば)周波数を合わせることが必要不可欠で、送信機と受信機が合致しなければ功を奏すことは困難だ。今日は常にも増してしっかりした手応えを感じ、無事に法要を追えることが出来て非常に有難かった。

勝福寺では本日の開眼供養を機縁に、国家や地域を護るべく、Gikoohが健康である限り更に精進していきたいと思う。
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