早朝、この時期はほぼ日課となっている筍堀をしようと思ったら、息子も起きてきて一緒に山に入った。平均して毎日7~8本、採ったらすぐに料理をし来山された方や職人さんにお土産代りに持って帰って頂いている。
さて、如常の1日。午前中は京都から仏具店の方がご来山、掃除、色紙と短冊の整理をした。昨日、林鶴山を書いたのだが、Gikoohが林さんのお宅をお邪魔するとその都度色紙や短冊を頂いている。その中でも特に気に入った図柄をGikoohは傑作と称し、この10年間選りすぐりのものを大切に保管、飾っている。それを、先日から季節ごとに分けて整理する作業が続いてる。林さんの画は、水墨画の南画である。画題は今の季節だと、「麦穂に雀」とか「あやめ」などが多い。身近な画材は、それを見る人の心を解きほぐし、和ませる。林さんは木工職人で、画は余技という。「私は木工の作品では商売をするが、余技は一切お金を頂かない」。これは昔から一貫されているけれど、その考え様には心を打たれるものがある。世には本業からも余技からも、目をぎらぎらと光らせて商売をしている人もおられるだろう。その理由が良いことか悪いことかは、神仏が決めることなのでGikoohには分からない。ただ、中途半端な作品や絵が多く、美意識をくすぐるような本当の優れたものがあまり世に出なくなっている。Gikoohは林さんのファンだから書くのだけど、余技と謙遜される南画は、鳥肌が立つほど上手く心を鷲掴みにされる。
さて、如常の1日。午前中は京都から仏具店の方がご来山、掃除、色紙と短冊の整理をした。昨日、林鶴山を書いたのだが、Gikoohが林さんのお宅をお邪魔するとその都度色紙や短冊を頂いている。その中でも特に気に入った図柄をGikoohは傑作と称し、この10年間選りすぐりのものを大切に保管、飾っている。それを、先日から季節ごとに分けて整理する作業が続いてる。林さんの画は、水墨画の南画である。画題は今の季節だと、「麦穂に雀」とか「あやめ」などが多い。身近な画材は、それを見る人の心を解きほぐし、和ませる。林さんは木工職人で、画は余技という。「私は木工の作品では商売をするが、余技は一切お金を頂かない」。これは昔から一貫されているけれど、その考え様には心を打たれるものがある。世には本業からも余技からも、目をぎらぎらと光らせて商売をしている人もおられるだろう。その理由が良いことか悪いことかは、神仏が決めることなのでGikoohには分からない。ただ、中途半端な作品や絵が多く、美意識をくすぐるような本当の優れたものがあまり世に出なくなっている。Gikoohは林さんのファンだから書くのだけど、余技と謙遜される南画は、鳥肌が立つほど上手く心を鷲掴みにされる。