ボゴタの空港
本日はコロンビア・ボゴタからヴェネズエラ・カラカスへの移動日。am11:30発~pm14:00着のフライトは定刻通りだった。ネット情報によるとヴェネズエラは政情不安で現在カラカス市内は市民デモが頻発し、暴動に近い騒ぎになっているという。加えてイミグレーションの係員が、何かと難癖をつけ賄賂を要求してくるという。
家内のスマホには外務省から「危険に遭遇することがありますから、不要不急の旅行は見合わせてください」とのメッセージが入っており、不安に拍車をかけていた。入国審査書は表裏とも詳しく書かされ、チェックイン時には「ヴェネズエラから先にはどこへゆくか」と聞かれた。
しかしそれくらいで、女性係員は思ったより親切で片言の日本語も話し、フレンドリーだ。戦後70年間の日本の平和主義がじんわりと効果を上げているのだろうか。
空港で遼馬が出迎えに来てくれていた。6ヶ月ぶりの再会である。ちょっとはにかんだような笑顔が眩しい。懐かしさに浸っている間もなく、ホテルまでの15分の車中で遼馬が切り出したのは、プエルトオルダスへの移動手段の変更だった。
カラカスの政情不安で航空会社がフライトをしなくなったので、代替便が手配できない、夜行バスで行こうと思うがいいか。と言うものだ。良いも悪いも他に代替手段がないので、そうしなければ翌日以降の予定が大幅に狂う。
了解してホテルに着いた。
ホテルには今回も旅を一緒する義弟夫婦が先に着いており、とりあえずレストランへ行き旅の安全を祈りビールで乾杯。いよいよここから遼馬と一緒の南米旅行=飲兵衛旅行がはじまる。スタートからいかにも南米らしいアドベンチャー旅行の様相を見せてきた。
久しぶりの遼馬との再開
殆ど使わなかったホテルの部屋