節気は小満、生命が満ち満ちてくるころ。草木も花々も、鳥も虫も獣も人も日を浴びて輝く季節です。八十二候は、初候「蚕起きて桑を食う」。蚕が一杯桑を食べ、ぐんぐん育ち、美しい絹糸となる繭を紡ぐのです。戦前の日本では主要産業であった養蚕業では、この季節桑の葉を摘み、蚕に与える季節でした。
なにかどことなく内側から力が湧いてくるような季節のように思います。鳥も鳴き、虫も飛び始めます。大きな蜂が羽音を立てて身の回りを飛び始めました。
この季節は女王蜂が飛んでくるそうです。そこで、3年来愛用しているハニートラップ「ハチ激取れ」を家の周りにセットした。連休後半に遊びに来ていた二人の息子も協力してくれた。以前設置した時には、気持ちが悪くなるほど山盛りに蜂が捕獲出来た。まだあんまり威力を発揮した形跡はないが、なんとなく安心である。数はともかく女王蜂が捕獲できることを祈っている。