今回のブータンは西遊旅行社のツアーに乗った。今まで私はツアー旅行は、フレンドツアー、クラブツーリズム、を経験しているが3回目のツアー旅行で初めての旅行社である。中央アジアに強い旅行社だと聞いたがマニア向きだとの噂を聞いてもいた。
旅は何処へ行くかも大事だが、誰と行くかも楽しさに大いに影響を及ぼす。今回も概ね楽しい仲間であった。
添乗員のガイダンス
成田のトランジットゲートで集合といういかにも旅慣れた人の集団という雰囲気であった。添乗員は濱砂さんという若い女性。はっきりものをいう人で、百戦錬磨の参加者を取り仕切る。
メンバーは総勢16名。構成は熟年夫婦4組、一人旅男1名、女7名、参加者住所は関東11名、関西3名、中部2名であった。通関手続きなども皆手慣れたものである。
中には40年来この旅行社を使っているという豪の者や、レバノン、シリア、パタゴニア、などに行っている人もいる。ブータンも40年前に来たことがあるという人や、秘境巡り、海外登山をしている人もおり、多士済々だ。しかも70代の人が大半である。そんな強者揃いのグループでありながら、団体行動はきちんと守るというのは、さすが日本人である。このグループにいると我々などほんの駆け出しにすぎない。
濱砂さん心尽くしの日本食
ブータンの簡単なバッフェ
添乗員の濱砂さんは、時々強い口調でグループの統制を図ろうとするが、一方味噌汁、佃煮、梅干し、海苔などの趣肴品を用意してきたり、同社の他のグループと連絡をとって民間の法要に参加させたり、それなりに奮闘してくれた。
メンバーの中には、少々くせのある人もいないではなかったが、リタイアーした沖縄出身の内科医のご夫婦が、非常に雰囲気を和らげてくれ、グループ全体の調和を保ってくれた。おかげで楽しい旅になりました。