遅いことは猫でもやる

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嬉しい反応

2011-05-27 10:39:31 | 

この前のブログで佐伯泰英のエンタテイメント小説のことを取り上げ、最後の一行に
「最近この著者は時代小説、「密命」「吉原裏同心」などで人気を博していると聞くが、一度読んでみたいものである」と書いたら、それを読んでくれていた知人から電話がかかってきた。

「私もこの作者を愛読している。吉原裏同心シリーズ全巻を持っているので、良かったら読まないか」とありがたい言葉をかけてくれた。勿論「渡りに船」とばかりお願いした。以前にもメキシコ道中のブログを見た友人が、関連のW・ハンコック「神々の指紋」が面白いよと言って貸してくれたことがある。あの時も嬉しかった。

私のブログなど暇つぶしに読んでいただけたらいいな、と思って書いているのだが、こんな反応を示してくれるのは、物凄く嬉しい。コミュニケーションはやっぱり双方向で成り立つのだ。

この本は近々出発する旅行の際の楽しみにしておこう、と考えていた。だが誘惑には勝てず、一冊だけ添えられていた、「居眠り磐音江戸双紙」を読んでしまった。藤沢周平、池波正太郎、とは味わいが違う。剣術の立会い場面の描写が特に面白い。剣道を知っているのだろうか。太刀筋、間合い、心理描写と臨場感あふれる。まさにエンターテイメント小説だ。

年をとると、とかく時代物を好むようになる、と誰かに聞いたがどうしてだろう?
なぜか、気持ちが落ち着いて読める。没頭できる。暫くはこれだけのボリュームを楽しめそうだ。