遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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祈りの島へ(1)

2011-05-21 13:26:56 | 行ってきました



震災より70日以上経った。そろそろ解禁していいだろう。

実は、知人に薦められ、3月に沖縄に遊んだのだが、帰ってきたのが3月11日。
あの大震災当日である。

とても漫遊記どころではなかった。やっとこの頃落ち着いてきたので、ブログに
上げることにした。よかったら暇つぶしにでもお読みください。

まだ肌寒い3/8、セントレアを発って、那覇に。
セントレアでは、JAL整備員3名が、デッキ下で「ご搭乗ありがとうございま
す」という横断幕を掲げて送ってくれた。現場の必死さが伝わってくる。管理す
る上層部はどうなんだろうか?第一線は優秀、上層部が凡庸のパターンでなければ良いが。飛行機は、ほぼ満席。若者が多い。卒業旅行なのだろうか。不景気は何処へ?


球団旗が迎えてくれる

那覇空港は花に包まれていた。「おきなわや」の看板が何故か異国情緒を盛り上
げる。空港前にはプロ野球の球団旗がズラリと並ぶ。ほとんどの球団が沖縄でキャ
ンプを張る。今年はジャイアンツも来たようだ。レンタカーを借りてホテルに向
かう。
サザンビーチホテルへ。埋立の岬にあり、オーシャンビューかベイビューの見晴
らしの良い新しいホテルだ。やはり中国人も多い。通されたのはゆったりとした部屋で、
バスが日本風の湯船である。勿論オーシャンビュー。


ホテルの部屋からの眺望

サザンビーチホテル

今日はホテルで夕食とした。レストランは賑わっていた。バッフェだ。泡盛飲み
放題を頼む。ライブで沖縄民謡が奏でられ、三絃を持った小太りのおっさんが渋い喉を聞かせる。しみじみと行く末越し方を語っているかのようだ。東北地方の唄のように、鼻から喉、頭のてっぺんに抜けてゆくという具合でなく、なにか諦観を感じさせる。むしろネパールで聞いたヒマラヤ地方の調べに近い。神に祈っているようだ。



アルコールですっかりほろ酔い気分になり、千鳥足で部屋に戻る。明日からの沖縄が楽しみだ。