blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

6月13日カラスが群れなす生態系生成エリア

2012-06-14 | 農園作り


乾燥小屋の水漏れの様子を見に農園に行くと
水漏れ対策に乾燥小屋の上に
ブルーシートが追加して張られていた。

ハウスから農作業を終えた西さんが出てきた。

ハウスを出るとカラスが群れをなしていた。
カラスの生態系形成エリアになった見沼南部領辻明神下界隈



6月11日 埼玉東部春日部・越谷わらじの会を歩く

2012-06-14 | 共生社会のデザイン
2012年6月30日(土)13:15-15:15に
埼玉県立近代美術館を会場で行われる
境界対談「境界を生き抜く ―自立でも、管理でもなく」 の
打ち合わせに埼玉東部、春日部、越谷に広がる
「わらじにの会」の拠点を栗原先生と回る。


境界対談 の打ち合わせをする
     栗原彬さんと山下浩志さん

「わらじの会」が生まれたのは1978年。
30年以上にわたって障害の有る無し
旧―新住民を越えた活動の推進者山下浩志氏の語りに、
水俣・東北を歩き思索を重ねた研究者栗原彬氏。
二人の会話から、
境界を生き抜く闘争(ふれあい)の身振りが現れます。

 山下さんを囲む鼎談も、越谷の話、水俣の話、
見沼の話が共鳴しあい、
 このまま本番の話にしてもよいような内容でした。
当日はわらじの会秘蔵映像を流しつつ、
猪瀬良一氏等を交えながら、議論を展開していく予定です。
わらじの会の皆様ありがとうございました。by事務局長

生態系ネットワーク形成と言う妄想

2012-06-13 | 風の備忘録 

最近、福祉農園の周りは、
カラスが増え農作物にカラスによる食害が出ている。

苗木栽培と畑作が行われている
トラスト保全1号地エリア生態系ネットワーク形成エリア
さいたま市見沼基本計画に向けた
見沼自然環境調査報告書に以下の記述がある。
トラスト保全1号地エリア生態系ネットワーク形成の方針
・4本の川や水路の間を動物が行き来できるよう、
合流点付近に樹林や草地を整備し、
可能な場所は畑地を水田に誘導する。

・中央分を道路(市道三室野田線)で分断されるため、
道路の下を横断する水路の脇などに、
動物が移動可能な平場を設けるなど等、
生態系の分断を緩和する対策を施す。

生態系の分断とあるが、
何を持って生態系というのか理解できない。
猫がドブネズミが「生態系」とやらの中心にいる
トラスト保全1号地エリア生態系エリア。
ここでは、畑作や苗木栽培は
このエリアにはあってはならないことのようで、
何故このような報告書が出されたのか。
この報告書を作成したコンサルが
この春から他のコンサルに変わった。


6月10日 サバイバルキャン2012トレーニングキャンプ2

2012-06-12 | 農作業

サバイバルキャン2012トレーニングキャンプ二日目

第3農園タマネギ・ニンニクの収穫作業



ジャガイモの試し堀。



見沼・風の学校のタマネギ・ニンニクの収穫終わる。

井戸周りの補修、乾燥小屋の雨漏り対策工事を行う。

武満徹作曲賞受賞した史織さんが5年ぶりの来園。
史織さんが農園へ初めて来たときは15才だった。


6月9日サバイバルキャン2012のトレーニングキャンプ始まる

2012-06-11 | 季節の便り

サバイバルキャン2012のトレーニングキャンプを開催
サバイバルキャンは今年で11年目。
 今年の3月で学生がドカッと抜けたが、
そこに新しいメンバーが入ってきて戸惑いながら動かし始める。
大学生、高校生、そして僕のような人間たちに加えて、
ゲストに負けねえど飯舘の安齋さんが参加。
 9日土曜日は梅雨入りの雨のなか、馬糞搬入。
ずぶ濡れ、馬糞まみれになりつつ、トラック2台分の馬糞を搬入。




 さいたま市のリサイクルプラントが止まってしまったため、
馬糞堆肥は土づくりに必要で、雨中にもかかわらず労働。


 その傍ら、収穫したジャガイモ、玉ねぎなどを使って昼ご飯がつくられ、
晩御飯が作られ、刃物が研がれる。

昼飯・晩飯はハウスに移動となり、また発電機の不調がある中で、
右往左往しながら、動きを考える。
冷たい雨の中、予定調和ではなくて、自然の変化や、
予期せぬ出来事に臨機応変に対応する力をつける。

 夜はハウスで晩飯を食べ、1日を振り返り、そしてサバキャンとはを語る。

今年のサバキャンに参加する人々と、じっくり話ができた。
日常の距離感よりも、ぐっと近づく。
安齋さんが語った飯舘村の状況について、留学生が耳を傾ける。
メディアで聞くのとは違う、行政、医療機関などの対応、
住民の健康状態などの話に、ショックを受けている。
そして安齋さんの話を、母国語に訳して伝えて行こうと語る。

 小さな出会いから、大きな動きをつくりだす。
そのための過渡期。
 これまでの風の学校の10年にとって、
農園は過渡期の場所である。by事務局長


熱中症等に関する安全管理の徹底について(依頼)

2012-06-10 | 風の備忘録 

県より以下の依頼があった

 熱中症等に関する安全管理の徹底について(依頼)

見沼田圃における農業体験等の事業実施に当たり、
日ごろの御尽力に感謝いたします。
さて、このたび、埼玉県では熱中症に関する注意喚起、
予防対策を公表いたしました。
また、県内では急な雨、落雷、突風など、
天候の急変もしばしば見られるところです。
そこで、一般県民等が参加する農業体験の実施時はもとより、
日々の管理業務においても、気象情報にも御注意いただき、
参加者やスタッフに対する熱中症等に関する注意喚起をするなど、
十分な安全管理を図っていただきますようお願いいたします。

 【参考】
○ 熱中症対策に関する埼玉県ホームページ
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/netsuchusyo/5point.html
○ 環境省 熱中症予防情報サイト
http://www.nies.go.jp/health/HeatStroke/index.html
○ 気象庁 異常天候早期警戒情報
http://www.jma.go.jp/jp/soukei/


見沼自然公園の一角に、緑のリサイクルプラント

2012-06-08 | 農作業
blogのアクセツ分析をしていたら、こんな記事を見つけた。
見沼自然公園の一角に、緑のリサイクルプラント

http://www.komatsu-kenki.co.jp/garapagos/cases/refore/09.html

 埼玉県浦和市の見沼自然公園の一角に、
緑のリサイクルプラントがある。
1995年に(財)浦和市公園緑地協会から
業務を委託された株式会社緑栄が、
市内全域の公園、街路樹、
公共施設から出る剪定枝をリサイクルしているのである。

当初はチッパーシュレッダーでチップ化し、
公園内に敷きつめるマルチングに使っていたが、
肥料にすることはできないかと、試行錯誤が始まった。
そして、一次破砕でチップ化したものを二次破砕してオガ粉にし、
これに米ヌカ、発酵菌、水を加えて発酵育成するというシステムを作り上げた。


こうして開発されたのが「リサイクル・オガコ」。
もちろん、堆肥として使ってもいいが、消臭剤にもなるというすぐれものである。
現在は、各種イベントなどで市民に無料配布したり、
野球場やサッカー場の目土として使ったり、
樹木植栽客土に混合したりしている。
しかし、ひとつ問題が出てきた。
市内から集まる剪定枝は、年間3000m?という膨大な量になる。
現在のプラントでは、とても処理しきれない。
なんとか1日の処理量を上げなくてはならなくなったのである。
緑栄の堀江貞夫社長は、新たな破砕機の導入を計画した。



「とにかく、1日の処理量を上げたかったんです。
それでさまざまな機械を検討しましたが決めかねていた。
しかし、稼動性、安全性、部品調達、メンテナンスに不安が残りましてね。
どうしても導入に踏み切れなかったんです。
もちろん、コマツにリフォレという木材破砕機があることは知っていました。
でも、BR200T(重量:21.5t)だとうちのプラントには大きすぎるんです。
そうコマツの方にお話ししたら、
小型のリフォレを開発中だと言うじゃないですか。
それならば、小型が出るまで待とうということになったんです」

緑栄の緑のプラントには、
この4月からBR120Tが導入されることになっている。
BR120Tは、
今年2月から発売開始した新機種であるが、
機械を見て即導入にふみ切った。
剪定枝の100%堆肥化を目指す堀江社長にとっては、
心強い味方が登場するわけだ。
また、二次破砕用にハンマークラッシャの導入も決まった。
二次破砕することで、3~4ヵ月という短期間で堆肥化が可能になるという。



「BR120Tの導入で、生産量の大幅アップが見込め、
また自走式なのでプラント内での使い勝手が良いのではと期待しています。
機械の大きさもうちのプラントにぴったり。
今のところは100%堆肥化が第一目標ですが、
将来的には剪定枝の炭化も視野に入れています。
さらに、草の処理についても考えなくてはいけないと思っています。
少しでも環境循環型の社会に近づけるように、
これからも試行錯誤を続けていきます」


http://www.komatsu-kenki.co.jp/garapagos/cases/refore/09.html

浦和がさいたま市になる前の記事だが
緑のリサイクルプラントはこの春、3月で稼働を止めている。
東電の原発事故の影響による稼働を中止したと聞いている。

見沼田んぼ福祉農園は開園以来14年
この「緑のリサイクルプラント」から、堆肥の提供を受けてきた。
資源循環型農業を行っている見沼田んぼ福祉農園とって
緑のリサイクルプラントの稼働中止は痛手だ。


宮城 角田発米通信 田植え完了

2012-06-07 | 季節の便り

田植え完了

代掻き作業も昨日で終わり、今朝は早朝から田植え作業。
最後の小さい田んぼや離れた田んぼを残していたので、
明日まで田植え作業を予定していたが
全員の協力で夕方まで田植え作業を完了することができた。
 今年も 田植え作業を無事に終えることが出来た。
 全ての人に感謝だ。

 今年は、長男が東京から戻ってきて就農した。

昨年まで、トラクターで代掻き作業を一手に引き受けていた
お爺さんさんだがさすがに86歳。

今年の田植えは、トラクターに乗る事はなかった。
しかし、毎朝5時前には起き、
田んぼの水の調整を一手にやってくれた。
まだまだ、貴重な戦力だ。

 先ずは、田んぼに稲を植えないとお米が出来ない。
 秋の収穫を目指して今まで以上に田んぼに通う。
全ては、美味しいお米を求めて。
春先から、超忙し日々を過ごしてきたが、これでひと区切り。
 草刈り作業も もう少しだ。
アットいうまに 草は伸びる。
田んぼを作らなくなったら、誰が草刈り作業をするのだろうか。
 環境整備だの自然環境を大切に、
などと関心を持っていただく事は、大いに結構。
しかし、口先だけでは自然環境は守られない。
草刈りをするなど、行動をしなければ 
少なくとも人間様が好む自然環境は守られない。


全電源喪失:「考慮不要」作文、安全委が電力側に指示

2012-06-05 | 風の備忘録 
全電源喪失:「考慮不要」作文、安全委が電力側に指示
毎日新聞 2012年06月04日 
21時33分(最終更新 0
6月05日 03時22分)

 内閣府原子力安全委員会の作業部会が92年、
福島第1原発事故
の要因になった長時間の全交流電源喪失について、
国の安全設計審
査指針の改定作業で考慮しなくてもよい理由を
電力会社側に作文す
るよう指示し、
報告書に反映させていたことが分かった。
その結果
、国の指針改定が見送られた。
安全委が4日、
国会の事故調査委員
会から請求されて提出した内部文書を公表した。
...
 作業部会は、専門委員と電力会社員ら計9人で構成。
米国で外部
電源と非常用電源が失われる
全交流電源喪失が起きたのを受け、
1〜93年に「長時間の喪失は考慮しなくてよい」としていた
当時
の国の指針の改定が必要かを検討した。

 安全委によると、電力会社側は当時、
指針改定について
「電力会
社の今後の取り組みに期待するという結論にするのが妥当」
「リス
クは相当低く、指針への反映は行き過ぎ」などと反発。
これを受け

作業部会の事務局だった科学技術庁原子力安全調査室は、
電力会
社側に
「中長時間の全電源喪失を考えなくてよい理由を作文してく
ださい」
と文書で指示した。
東電から
「適切な操作がされれば十分
な安全が確保される」などと回答があり、
報告書にほぼそのまま反
映させたという。


http://blog.goo.ne.jp/fwic3195/e/eb0deb09f95a9847ae846472a54ab980

「長期間にわたる全交流動力電源喪失は、
送電線の復旧または非常用交流電源設備の修復が
期待できるので考慮する必要はない」
「非常用交流電源設備の信頼度が、
系統構成または運用(常に稼働状態にしておくことなど)により、
十分に高い場合においては、
設計上、全交流動力電源喪失を想定しなくてもよい」

19713 月に東電福島第 1原子力発電所 1 号機は
営業運転を開始した。

東電福島第1原発の1号機は
フルターンキー方式でアメリカGE社から納入されたものだ。
1978年10月4日、原子力基本法等の一部改正法が施行され、
原子力の安全確保体制を強化するため
原子力の安全確保体制を強化するため、
旧原子力委員会の機能のうち安全規制を
独立して担当する原子力安全委員会が設置さた。
「原子力安全委員会がこんなバカげた文章を入れた」のは1978年以降になるので
フルターンキー方式でアメリカGE社から納入された
19713 月に運転を開始した東電福島第1原発1号機の
欠陥=脆弱性を合理化するたまめに入れられた文章のように思う。

大前研一氏は「福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか」 H2Oプロジェク
中間報告で「福島原発事故は天災ではなく人災であった」と結論付けている
pdf資料
「福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか」 
中間報告サマリー ⇒ summary_111028.pdf
「福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか」 
中間報告本文 ⇒ interimrepo_111028.pdf
YouTube映像
細野原発事故収束・再発防止担当大臣による記者会見
 ⇒ 会見映像(YouTube) (約30分)
「福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか」 
解説映像(YouTube) (約2時間)

株式会社ビジネス・ブレークスルー|代表大前研一。
東日本大震災および福島第一原子力発電所事故に関するプレスリリース


12年6月3日雨の予報が曇空、最後は晴天の一日

2012-06-03 | 農作業

朝、浦和北ロータリークラブのメンバーが家族連れで
蕗の収穫を楽しんでいた。


カラスに荒らされた麦畑。対策になればと風車を購入



昨年度まで見沼担当だった大塚さんが
ボランティア水田の田植の合間を縫って農園へ挨拶に来てくれた。
今年度トイレを改修する約束だったのだが進んでいないので
その辺のことを聞くと「確認する」と、
異動しても見沼に関わる気持ちはありがたい。

今日はちょっとおしゃれな昼食

昼過ぎに晴れになった。
 

6月2日 見沼フィールドスタディーズ 今日は田植

2012-06-02 | 季節の便り

石井秀樹さん率いる見沼フィールドスタディーズ、

今日は厚沢さんの指導で田植。

5月12日に植えた苗の成長を確認する埼大生たち。

今日は埼大とKO大学の混成チーム 

次回の見沼フィールドスタディーズは
6月12日に福祉農園で土作りを集中して学んでもらう。

カラスの悪戯。今年はこういう被害が多い。

薪割りに挑戦するKOboys。

作業内容
第1農園:夏野菜区画除草、芝刈り、かぼちゃ棚誘引と除草
第3農園:里芋区画除草、玉ねぎ収穫
引き継ぎ
・テグス購入し、
トマトなどの夏野菜区画にカラス除けを張ってください。
 初来園の学生3人はよく働き、
皆自分の意見や問題意識を話せる方々でした。
また一緒に作業したいと思います。
ハーブ園のペチュニアが華やかできれいでした!
雑草の勢いが出始めているので早めの対策をお願いします。

中国から留学生Gさんからお土産を頂く。

「見沼ファーム21」のOさん2ヶ月の闘病生活を終えて
手作りジャムを持って久々の来園
「もう作れないかも知れない」と言っていた。