権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

大菩薩峠(東映三部作)

2012-02-28 21:00:31 | 映画

土曜に知り合いのH氏宅を訪問し、氏から「大菩薩峠」3部作のDVDを借りた。
実は昼食の後でくつろぎながら見ていたら途中で居眠りして見損なった、そんな事情で借り出した。
(結局この日は、滞在時間の半分以上を二人でいびきをかいて寝ていた様だ=昼のワインで酔っ払って)

 さて、この物語はずばりまごうことなき「大河小説」、その結果残念なことに映画はダイジェスト版みたいな造りになっている。でも様々な人間模様が「大菩薩峠」という場所をキーワードに、江戸、京都、伊勢と展開するので結構面白い。
今度時間が出来たら小説を是非読んでみようと思う、そんなお話。

古い日本映画は録音状態が悪く、これも例外無く悪いが、この時代1950年代は映画が娯楽の花形であることが画面からにじみ出ている。画面の隅々までもが精巧に作られていて、大勢のエキストラがみんな演技している、そんな感じ。 林屋木久扇師匠が時々「笑点」で見せるあのせりふ回しがそのまんま、木久扇師匠もこういのが好きなんだとしみじみ思う。

主人公の「机龍之介」なる人物の存在感、眠狂四郎とダブル。
なら市川雷蔵版(大映三部作)のも見てみようか。

そして今年もまた大菩薩峠に登ろうかな。

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土曜の朝

2012-02-25 08:02:10 | 日記・エッセイ・コラム

早く起きた土曜の朝、久々に近くの魚屋街に出向く、天気は雨、寒い。
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こんな鯖が1本750円(¥1100/Kgで680g)でおまけにこの見事なヤリイカの下にあった昨日のやつが2本で¥350(写真のは今朝の分で¥1600/Kgで多分¥400位)。 今晩の〆鯖とヤリイカの刺身が楽しみ。
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Dscf0496_1024この魚屋さんは〆鯖とリクエストすると3枚におろして、塩を振ってくれる。
写真は家で更に塩を振ったところ。 これで2時間冷蔵放置。
後、水洗いして酢に漬けて3時間くらいで完成。
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魚屋の親父が〆鯖の作り方を伝授しようとしたから、
   「こちとらは釣師でぇい」 「じゃぁ、必要ねぇやなぁ」

PS:ヤリイカのゲソはこんな風に炒めたら最高でした。
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桂枝雀の「貧乏神」

2012-02-22 21:04:32 | 日記・エッセイ・コラム

ともかく面白い。 

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YouTube: 【上方落語】 桂枝雀『貧乏神』


話の筋は、
  かみさんに逃げられた男、この男がかなりぐうたらで、見かねた貧乏神が「お前少し働いたらどうだ~」
なんて世話を焼く様になる。 この男調子に乗ってなんと貧乏神にたかり始める、下男みたいに使いまくる、
果ては貧乏神から金をくすねる、、、

この貧乏神が、かなりお人よしで弱気、で、ぐうたら男との対比は絶品。
じっくり聞いても面白いし、ながらで聞いてもゲラゲラ笑える。

桂枝雀、本当に惜しい人だった。
 

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「平清盛」

2012-02-19 21:49:41 | テレビ番組

Dscf0495_1024やはり「平清盛」はつまらない。
衣装だけ見ていればリアルなんだが、脚本が駄目。やはり女流脚本家は駄目。
俳優の力量もあるが、出来の悪い青春ドラマ、これでは歴史背景がもったいない。
せっかく義朝(玉木某)がいなくなったのに。

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「保元の乱」が始まるまで見るのを止めようかと思う。

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桂枝雀の「地獄八景亡者戯れ」

2012-02-16 22:05:13 | 日記・エッセイ・コラム

桂枝雀 、いまさらながら惜しい人だなぁ、としみじみ思う。
この人の芸はもう独特の世界観で面白いし飽きない、天才ゆえにウツで亡くなった、惜しい。
上方落語でも米朝とこの人は別格。

で、枝雀の「地獄八景亡者の戯れ」はとりわけ本当に誠に実に面白く、約1時間の長尺ながら飽きることがない。
で、こんな話。

鯖を食べて食当たりで死んだ男が冥土で伊勢屋のご隠居と再会するところから始まり、三途の川下り、六道の辻、賽の河原、閻魔の庁などおなじみの地獄の風景を主人公が入れ替わりつつ描写し、地獄行きの判決が下った4人の男があれやこれやの手で鬼を困らせる下りまでを描く。通常のサゲ「大王を飲んで下してしまう」は、漢方薬大黄にかけているが、馴染みにくいこともあり、枝雀は「嘘をついたら地獄で閻魔大王に舌を抜かれる」という警句を踏まえたサゲに変えている。

この話はかつてのNHK朝ドラ「チリトテチン」の師匠「徒然亭草若」(渡瀬恒彦)の十八番話。

さて、スマホで一番気に入ったのは、ねっころがりながらYoutubeを楽しめることで、この話もyoutubeから。
ところで鯖を食べて、、、なんてのは人事では無いなぁ。

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スマホ「expria-acro」=アンドロイド

2012-02-12 20:43:11 | 日記・エッセイ・コラム

先週末にFORMからスマートフォンexperia SO-02Cに乗り換えた。
そして本日はPCとにらめっこしながらなんとか使い方を覚えた。
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結論から言うと、かつて愛用したPALMのPDA(Clie)+IPOD+NABIと電話が合わさった何とも盛りだくさんな機械。
これは半端な思いでは使いこなせない。
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で、面白さはかつて愛用したモバイル・ギアみたいなものがある。こうしてみるとこれまで様々なデジタルおもちゃと遊んできたが、これはたいした物だ。 こんなのが2年縛りとは言え約25,000円で手に入るとは。
(約30年前は8ビットのPCが15万円もしてた、もちろんストレージなどは別で。)

一番の拾い物は「RAZIKO」、全国のどこのラジオ放送でもnet経由で聞ける、と言うことは、中日ドラゴンズの試合中継を、名古屋と縁の無い地域でも、ラジオ電波の入らないビルの中でもどこでも聞ける。
もう東海放送1336Khzを聞きに電波を探さなくて済む、今年のプロ野球中継は楽しみだ。

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「ミスティック・リバー」

2012-02-11 08:35:40 | 映画

ミスティック・リバー、「渋さの極み」と言った傑作映画。これで3度目。

クリント・イーストウッドの映画にスカ(はずれ)が無い、最近の硫黄島系の映画は並以下だと思うけれどもそれでも水準を遥かに超えている。
この映画は3人の役者が実に上手く絡んでいて、監督と役者のそれぞれが一流なるが故に生まれた作品だろうと思う。 当然ながら派手なアクションやSFXは無い、それぞれの思惑や過去やこれからの生活といった日常の生活がある事件をきっかけに音を立てて崩れて行く様、それと最後のシーン、「うーーん、名作だ!」

ティム・ロビンス「ショーシャンクの空に」も良かったが、こちらも負けず劣らず良い。

ショーン・ペン=悪役やらせたら超一流の役者だと思う、もしこの人が「007」に出たら是非映画館に足を運ぼうと思う。 (この映画でアカデミー主演男優賞らしいから、「やっぱりな~」。

ケビン・ベーコン=そもそもは「アポロ13」で初めて見たが、悪役ばかりの印象が強くB級映画も多いが、悪役できる役者に大根はいない、と言う定説は確かにありそう。 「スリーパース」゛が印象に残る。
「スリーパーズ」は本作をハッピーエンドにした様な作風でお勧め。

嗚呼、楽しきかな我が録画ライフ。

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至高の食事

2012-02-04 19:42:39 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf0484_1024Muka48昨年暮れに蜂親父さんから頂いたブランド米:武川48号(むかわ=農林48号)、本日食しました。
ご飯と沢庵、この沢庵は義母が自作したもので素朴な味わい、このご飯と沢庵は最高の組み合わせで、素敵なご膳となった。
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このご飯を美味しく食べるためにきつく言われたことは二つ。
 1) とぐ時はやさしく、決して頑固に研いではならない
 2) 水の量は少なめに
水の量は減らしたがまだ多かった様で少し柔らかかった、が、光輝くご飯粒ともっちりした食味に甘み。
ありがとうございました。

PS 分けてあげた知人の感想
   「ねばりがあっておいしい。水少なめは正解。いつも無洗米なので久しぶりに米らしい物を食べた。 」 

   とのこと。

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