権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

ネットオークション考(その2)

2023-02-28 17:28:59 | 日記・エッセイ・コラム

先日オークションで入手した不良ズームレンズ、本日ビッグカメラ修理センターから約20000円(二万円)の修理金額提示が有り、修理を断念。
一応15,000円を閾値としていたのでここは勇気を持って撤収。(この間の「スタトレ・ピカード」のエピソードは「撤収:disengage」だった。)
さて勇気を持って撤収した「レンズ」は以下の様な売り込みに引っ掛かったもの。

そしてこの業者が出品していた品物一覧。

その後ヤフオクの中を適当に散歩するとこの業者だけでなく、似た様な(良く読まないと分からない)ジャンク品が多数出品されていた。
普通の人(いわゆる個人)はタイトルに「ジャンク」と表示するのだが、業者は決してこの様な表記をしない。
さてそんなこんなで粗悪品をつかまされたが、これは自己責任なので文句は言えないが評価はそれなりにしてあげた。

このオリンパスの14-42㎜のパンケーキ・ズームはかなり故障が多い様で、ネットでも分解動画があったり、ヤフオクで修理済み品なるものを見つけた。
やはり交換レンズいう小さな容積内にズーム機構やらフォーカス機能やら機械・電子の精密品を組み込むから無理があるのかもしれない。

同じ商品(別の出品者)でジャンク品らしき物を発見し、早速質問したみたが回答は次の通り。

「本体がないため動作確認ができません。ただ、表面に傷などはないため使用できるかと思います。入札の際は、注意事項をよくお読みの上、よろしくお願いします。」
この回答では誤解する人が多いことだろうと思う。
(個人出品者はたいていの場合「動作確認できないのでジャンク品とします」とか記載する)

それでもヤフオクは面白い。

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ネットオークション考

2023-02-23 17:23:24 | 日記・エッセイ・コラム

「ヤフオク」を20年以上前から利用している、要らない物を売ったり趣味性の強い品物を中古で手に入れたりとかして300点ほど商いをして来た。
これだけ売り買いしていると極まれにスカをつかまされることがあり、先日見事に引いてしまった。
カメラのレンズで、外観美品とのうたい文句で良く見ると動作確認してないから現状渡しとのこと、で、それが故障品だった。
この世界は自己責任なのでうらみつらみや文句を言っても始まらない、ただただ自己責任。
(実はかなり安価に購入できたのでラッキーと喜んだんだが)

最初のが先日落札したOM-Dでこれは普通に使用できる当たり品、レンズも落札品で14~42㎜ズームで当たり品。
次の画像が外れ品のズームレンズでこれは入院した。
(症状↓)

さて、オークション、これまでの経験からプロ(たいていはリサイクルショップ)が不良品を動作不明品とかとイツワって売るケースが多い様だ。
たいていは「当方は製品に知識が無くて動作確認しておりません」などとうたっている、今回引っかかった品はやはりカメラ機材を扱うお店らしいが前述の様な記載があった。
これは完全に嘘だと思う、それは出品している同製品で「動作確認済」と記載しているのがあったので。
(グダグダ未練がましいことを言ったのはやはり腹を立ててるからかなぁ。)

約20年以上前のこと、お世話になったO氏の弟さんが亡くなり、遺品の真空管(沢山)やら真空管ラジオ3台などの処分を頼まれた。
ラジオはGE製とかで多分5級スーパーだと思うが、AMラジオの分際でとても暖かい良い音を鳴らしたが、結局は1台10,000円位にしかならなかった。
真空管は不良品か完動品かが不明のためジャンク品扱いで出品し、たいした金額にならなかった様な。
今から思えば真空管は秋葉原あたりに持っていけばもっと高値で売れたかも知れないなどと後悔してるが、当時はまだオークションを始めた頃なので何でも良いから出品したかった時期でもあった。

昨年は家を整理してたら昔のファミコン・ゲームのパッケージが沢山出て来て、まさかの思いで出品したらたいした金額では無いが見事に売れた、誰かが有効利用してくれると考えただけでも楽しい。

ネットオークション、自分にとっては只のゴミかも知れない物が他人にとってはお宝になることもあるし、その逆もあるので結構’世の為人の為’になり有意義で楽しい。

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「招かれざる客」

2023-02-20 10:25:45 | 映画

その昔にリバイバル上映(多分渋谷パレス座)で見たことがある映画。
ビデオなぞが復旧するかなり以前の昔はリバイバル上映しか見る機会がなかった、そしてこの「招かれざる客」はその時点(多分1970年代後半)ではすでに古典的な扱いだった。
当時この映画を見た動機はずばり「スタンリー・クレイマー」に惹かれて、「渚にて」「ニュールンベルグ裁判」「ケイン号の叛乱」「おかしなおかしなおかしな世界」とかのファンだったので。
さてこの映画は約2時間の間たいした盛り上がりも無しに舞台劇の様に淡々と話しが進むが、退屈しないどころか映画にすっかり引き込まれてしまう不思議な魅力の作品。(実は役者陣の力と監督の力量がなせる業だろうと思うが)
キャサリン・ヘップバーンとスペンサー・トレイシーがとても渋くて、トレイシーの最後の演説?はこの映画をすごく良くまとめている。

〔内容〕
世界的にその名を知られる黒人医師ジョン(ポワチエ)はハワイで知り合った白人女性ジョーイ(C・ホートン)と人種の壁を越えて結婚を誓い合い、互いの両親の許しを得るためサンフランシスコのドレイトン家を訪れる。最初戸惑っていた母も、娘の喜ぶ様子を見て次第に祝福する気になるが、だが父マットはそうはいかない。彼は人種差別反対を自ら経営する新聞の論調としてきたが、いざ自分の娘が黒人と結ばれるとなると心境は複雑だ。やがて、ジョンの両親プレンティス夫妻もかけつけるが、彼らも息子の相手が白人とは知らされていず愕然とする。けれども、彼の母も何より子供の愛を信じた。
そしてマットは自らの決断を語り始めた、、、

(出典:全洋画オンライン)

なお「招かれざる客」という単語はある時期のわが国で一種の流行語になった様な記憶もある。
因みにこの映画の原題は「GUESS WHO'S COMING TO DINNER:誰が夕食に来るか考えてみろ!」、うまい邦題!

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ピカード(シーズン3)

2023-02-19 08:21:16 | テレビ番組

この16日に「ピカード・シーズン3」が始まった。
今度はのっけから宇宙船がバンバン出てきてシリーズ予算の半分位を初回に突っ込んだ様な印象すらある。
ごくまれにしかTNGを見ていなかったのでそうそう馴染みの顔は無いがこのシリーズ(と言うかスタトレの看板付きSFドラマ)は芯の通ったストーリーが金太郎飴みたいにはずれが無い。

毎週木曜に新作が配信されるそうなので当分は楽しみが続く。

Star Trek: Picard | Final Season Sneak Peek | Paramount+

過去記事(昨年5月)
過去記事(昨年3月)
過去記事(2020年2月)

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やすらぎ寄席@愛宕1丁目

2023-02-16 23:39:53 | 演芸

本日は三遊亭御一門の会、皆初めてみる様な顔触れ(当方素人故に一握りの有名どころしか知らない)ながら面白かった。
どうやら円楽のお弟子さんたちだと思う、トリは楽之介師匠の「死神」でこの一門の得意ネタではなかろうか。
  〔1月の会


噺は
前座「ヤカン」:前座らしく一生懸命なのが好感を持てるがこれからこれから。
竜楽師「時ソバ」:前座噺だと思っていたけど、それはそれは見事な出来ばえでした、真打が演じると違うとしみじみ。
鳳月師「紙入れ」:二つ目でこんな難しそうな噺を良く演じたもんだ。
楽之介師「死神」:これは見事なもんだった。
ところで終演後の福引で一等賞を当てた、ビックリ、数ある景品の中から「三遊亭楽之介師匠の手ぬぐい」を選んだ、多分お得意周りに配ったものだろうと思うが縁起もんだろうから良かった良かった。
最後に、同行した元大部屋役者でラーメン好きの社長さんと新橋で博多ラーメンを食って散会。

次は一か月後の談志一門会、こちらも楽しみでこれは月例になりそうだ。

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新しい中古カメラ(OM-D)

2023-02-11 22:31:29 | 日記・エッセイ・コラム

ヤフオクでオリンパスのOM-D(ボディ)をかなりの安価で入手、以前からファインダー付きのこれには興味があったがかなり高価だったのであきらめていた。
ここに来て中古品の数が増えたことや経年からヤフオクでも数多くの出品があり、今回強気で落札。
今朝到着して早速動作確認したら電源が入らないので、これは粗悪品を掴まされたかと色めきたったが、無事動作してほぼ完動品で「ホッ」とした。
(電源SWがPENとは全く違う場所と形状)


隣家の梅、メジロが止まっていたけども殺気を感じたのか撮れなかった。
残り2枚は事務所のベランダ(=喫煙所)から見た東京の風景で電信柱が多い所。
今現在結構忙しくて本日は元締めと一緒に出勤。
先週末は研修会の講師(日当5000円:準備に3日はかかるんだけれども)、今週末は試作品の披露で宿題を山ほど頂いての今日。

かつて(多分40年以上前のこと)の愛機はオリンパスOM-2 、OM-1を下取りに出して購入したもので、昔からOMシリーズには強いシンパシーを感じる。
なおzuikoの新型レンズもヤフオクで手配中なので、かなり安価にセットが実現できそう。

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「笑点」と春風亭一之輔師匠

2023-02-09 11:09:46 | お仕事

「笑点」の新メンバーに春風亭一之輔師匠が加わるとの報に接して少々がっかり。
その理由はかつては大ファンだった「笑点」もTVバラエティ化が激しくて全然見なくなって、本格的寄席芸としての「落語」の良さに目覚めて春風亭一之輔師匠というのは最近のベスト5との思いもあって。
その昔は立川談志が司会でなかなか毒のある面白いTV番組で、この辺は「朝まで生テレビ」と同じで、自分が齢を重ねて趣味嗜好が変わったのか、はたまたこれらの番組内容が堕落したのかは分からない。
もともと毒のある語り口の一之輔師なのでお茶の間向けにカンナで削られなければ良いが。
何十年も前の「笑点」での思い出の一場面、立川談志が司会、座布団運びが石井 伊吉(いしい いよし:毒蝮三太夫)」、ゲスト大会の林家三平(現職の父親)が座布団をもらって「石井さん、僕ウルトラマン毎回見てるからね」とお礼?を言ったのが忘れられない。そして先々代三遊亭円楽師は「湯上りの男」がキャッチフレーズだった様な気がする。
2020年5月の記事

【落語特選】春風亭一之輔 セレクション


春風亭一之輔 10日間連続落語生配信 第2幕 第四夜

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「木を植えた男」

2023-02-03 22:45:54 | お仕事

本日は昔の仲間(故K氏との縁のある仲間)で肉会食して昔話に花を咲かせた。
つい昔を思い出して、武勇伝を。
今から20年以上前にとある商品開発で相当シンドイ思いをしていた頃、毎晩の帰宅は深夜1時で月ごとにソフト開発とビデオ・チップ開発(LSI)と海外ベンチャーが開発していたシンセサイザー・チップが月変わりでトラブルが発生、発売時期が1年延期となった。
(実はそもそも出来もしない発売時期を設定したのが問題だったが、大東亜戦争開戦前夜の様な状態だったんで黙って従うしかなかった)
まぁそんな時期に一人で食事をしながら深夜放送(TV)で遭遇して圧倒的な感動を受けたアニメが「木を植えた男」、窮地に陥ったら結構チカラをもらえる話だと思うので自信を持ってお勧め。
(幸いユーチューブで観れそうです、御多忙ならばウィキでもストーリは見れます。)



【字幕:対訳】 木を植えた男 【1/3】


さて本日の肉会食で焼き方奉行(肉は飲み物と同じ、肉のおかずにご飯を食べると言う御仁)をお任せしたコン氏が片付けたコムタン・クッパの残骸、見事なまでに始末してお店冥利に尽きると言う物。

 

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