桂枝雀 、いまさらながら惜しい人だなぁ、としみじみ思う。
この人の芸はもう独特の世界観で面白いし飽きない、天才ゆえにウツで亡くなった、惜しい。
上方落語でも米朝とこの人は別格。
で、枝雀の「地獄八景亡者の戯れ」はとりわけ本当に誠に実に面白く、約1時間の長尺ながら飽きることがない。
で、こんな話。
鯖を食べて食当たりで死んだ男が冥土で伊勢屋のご隠居と再会するところから始まり、三途の川下り、六道の辻、賽の河原、閻魔の庁などおなじみの地獄の風景を主人公が入れ替わりつつ描写し、地獄行きの判決が下った4人の男があれやこれやの手で鬼を困らせる下りまでを描く。通常のサゲ「大王を飲んで下してしまう」は、漢方薬の大黄にかけているが、馴染みにくいこともあり、枝雀は「嘘をついたら地獄で閻魔大王に舌を抜かれる」という警句を踏まえたサゲに変えている。
この話はかつてのNHK朝ドラ「チリトテチン」の師匠「徒然亭草若」(渡瀬恒彦)の十八番話。
さて、スマホで一番気に入ったのは、ねっころがりながらYoutubeを楽しめることで、この話もyoutubeから。
ところで鯖を食べて、、、なんてのは人事では無いなぁ。
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三途とは 仏教の経典では「無間地獄」の様相、、つまり 火途/血途/刀途(地獄・畜生・餓鬼の三悪道)の苦しみを云います。それが期限無く 延々と続く 恐ろしい場所を指すとか。
死んだ後に この様な世界に行かないように 生きている間に 五悪の戒を犯さないようにしたいと思います。釈尊 一代の肝心は法華経に在り また法華経において 修行の肝心は 経典の二十八品の中の「不軽品」に記されているそうです。
普通に生きて来ましたんで閻魔の前でびくびくすることも無いとは思いますが、一応免罪符を買うお金くらいは貯めたいもんです。
地獄の沙汰も金次第、とは洋の東西を問わず。