権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

映画「グッドナイト・ムーン」

2015-08-26 09:40:10 | 映画

録ダメしといた映画をみたら”当たり”にばったりと。
映画のタイトルは「グッドナイト・ムーン」 。
ストーリはリンク先を見ていただくとして、ジュリア・ロバーツ&スーザン・サラントン&エド・ハリスの3人芝居、いやほとんどが女優二人の”睨みあい”の様な映画。
話は三角関係何だけども、先妻との間の二人の兄弟と先妻(スーザン) と新しい妻候補(ジュリア)の三角なんで内容は見事なホームドラマ。ハリウッドのこういうドラマは時々びっくりする位良質なのがあって、これがまさしくそれ。
  
でもこんな映画は間違ってもわざわざ見に行こうとはしないだろう、だから出会うのはテレビ。
テレビで出会った当たりの奴は、「マーサの幸せレシピ」「私の中のあなた」そしてこれ。」 

二人の掛け合いで最も印象的なシーン。
ジュリア:「私が一番恐れていることは、アンナが花嫁衣裳着て私が傍にいて、『ママが居たら』と言われることよ!」  (継母だから)
スーザン:「私が一番恐れていることは、それを言われないことよ!」  (先妻で実の子供のことだから)
うなる様な見事な脚本(翻訳か?) と演出と演技で見事!!

ただ、この邦題「グッドナイト・ムーン」は頂けない、ひねりすぎで何の脈絡の無い、ここは素直に「ステップマム(継母=原題)」で充分。

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映画「血と砂」

2015-08-20 18:14:25 | 映画

監督が岡本喜八さんということもあって本日は池袋の新文芸座に出向いて、「血と砂」を鑑賞。
 いやもうこの映画は何とすばらしいことか!(感激して目頭が熱くなった!)
先日は「日本のいちばん長い日」で喜八映画を堪能したが、これも劣らず素晴らしい、まぁこちらの方は虚構としての”素晴らしさ”であるが。
北支戦線を「聖者の行進」を演奏しながら行進する若き軍楽隊、もうこれだけでも十分に痺れるアイデアであるが、戦争と音楽を旨くかみ合わせて、三船敏郎さんの恰好良い颯爽とした曹長や常連の佐藤充さんらも絡ませて最高の娯楽と戦争風刺を実現している。
この監督さんは「独立愚連隊」「独立愚連隊西へ」なんかでも娯楽と軍隊風刺を旨いこと映画にしている。
これを映画館で堪能出来たことは誠幸せの一言に尽きる。 

この映画、富士の裾野辺りのロケなんで造りが少しチープ、でもモノクロ画面が旨くごまかしてくれている。喜八映画の北支を舞台にする戦争映画はどうも「富士の裾野」が好きな様である。 セットも「独立愚連隊」に良く似ていた。(様な気がする)
印象的なセリフとして、伊藤雄之助演じる持田一等兵が銃殺された若い士官を葬る時にもらす言葉「靖国には行くんじゃないよ、他の神様にいじめられるから」。(このセリフがこの映画の反戦思想を物語っている)

なおもう一本(併映)も音楽を絡めた戦争映画「戦場にながれる歌
団伊玖磨の原作「陸軍軍楽隊始末記」を元にしたなかなかの名画なんだけれども、総天然色のためにチープな造りが目立って少々興ざめ。
でも最後に日本軍(捕虜)と米の軍楽隊が「蛍の光」演奏するシーンは感動的だった。 

「血と砂」予告編
 

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映画「日本のいちばん長い日」

2015-08-18 19:02:55 | 映画

勘違いされないように言うと、本日みた映画は1967年公開の「日本いちばん長い日」。
これまでTV放送やらDVD等で何回か見たが、映画館での鑑賞は初めてで、見ていて体がしびれる位感動した。
戦争映画として邦画最大の傑作では無いだろうか。
おおきなスクリーンの映し出される終戦をめぐるドラマが、重厚な役者陣の演技、確かな演出 、そして見事な脚本で描かれている。
さまざまな登場人物とそれを演じる役者さんがいるが、一番のお気に入りは笠智衆さん演じる”鈴木貫太郎”首相、その次が存在感たっぷりの三船敏郎さん演じる”阿南陸軍大臣”。
2時間40分もの長尺作品だが全然時間が気にならない、敗戦国:日本が世界に誇る名作だと思う。

日本のいちばん長い日 俳優名鑑

時間があれば新作「日本のいちばん長い日」 も見てみたいが、映画製作の円熟期(1960年代後半)につくられたこの映画と衰退した現代に製作された映画 、比較するのも可哀そうな気がする。

コメント (2)
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サクラ例会 ~お盆の後で

2015-08-17 23:25:14 | 日記・エッセイ・コラム

本日はOMG氏と久々の「一件目酒場」、総額¥3,218也(二人で)、なんと地味にまとめたこと。
でもそこそこお腹は膨れたし、旨いのや外れや実にバラエティに富んだ内容で、大満足。
本日の一押しは”するめいか天”(¥238)で、二番目が”揚げたて”(¥238:揚げ出し豆腐ですな)
 

スカ一位は”酢漬けイカ”(素直に不味い)、二番目が”セロリ漬” (¥302と高くてしょぼい!)
 

あとは旨くて満足な一品料理たちで、だいたいが¥200~¥300位。
   

最後はお茶して終わり。
   

しかしまぁ¥2000以内(/人)で、新しいメニューを開拓するゾクゾク感、それが成功した時の達成感たるや無い!
(最近特に不足しがちな達成感)
ちなみに本日の成功率はだいたいが60%位、慣れてくると初めて出くわす感動がなくなり段々と素直に喜ばなくなる、我儘なことだ。 

コメント (4)
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こんな日に

2015-08-15 19:38:06 | 日記・エッセイ・コラム

本日は終戦記念日、とにもかくにも日本がスタートした記念すべき日。
戦争はは反対だけれどもその道具には大変な興味があって、とりあえず思想は抜きに現存している帝国陸海軍やその他の航空機をスライドショーで紹介。

写真は知人から借用したもので、自分ならもっとたくさん撮っておいたのにとか思うも、とりあえず借り物なので我慢ゝ。
多分また行くかと思うので、今度はもっと沢山のアングルを是非お願いしようかと思う。
それにしても展示品のスケールたるや半端では無い、こりゃあの戦争は勝てる訳が無い。
敵味方区別無く展示するとか、展示品の内容において我が靖国神社の比では無い、勝者の余裕か。
近々靖国の就遊館でも行って「ゼロ戦」と「97式中戦車(チハタン)」でも見てこようかと思う。 

スミソニアン博物館

なお、音楽はドイツの傑作戦争映画「Uボート」よりメインテーマを拝借。

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墓参り

2015-08-05 19:26:25 | 日記・エッセイ・コラム

ピーカン照りの凄い天気の中、故郷に墓参りに行って来た。
昨年は諸事情で行けなかったため2年ぶりに見た故郷の風景は格別。
     

     

  

段々畑も海も長いこと見ていなかったし、 富士山(表から見る)も久しぶり。
やはり富士山は駿河方面から見た方が稜線がナダラカで美しい様に思える、世話になった山梨県には本当に申し訳無いと思うが。

故郷は遠くにあって思うもの    戯れに母を背負いてそのあまり軽さに嘆いて三歩歩めず 
こんな気分に浸った一日だった。 

一番最後の写真の島は”淡島”といってかつてウルトラQ「五郎とゴロー」の舞台となった所、ここは海洋公園何だけれども未だ行ったことが無い。
(開始から五分後位に登場するエピソード) 

ウルトラQ作品紹介1

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新型PC購入のこと

2015-08-04 19:46:17 | 日記・エッセイ・コラム

先日、山梨の温泉巡りをした時に愛用パソコンを連れて行ったら(商売の話もあったので)、でかくて重くて大変に往生しました。
それからモバイルパソコンを物色していたら、"HP folio 1020"が約3割引きの破格で売りに出ていた、もちろん新品。
二日二晩程寝ずに考え抜いて、どうせカード引き落としなので来月末までに金策を講ずれば良い、などとかなりいい加減な了見で購入ボタンを”つい”押してしまった。
(実際はヘソクリを吐き出すだけの話ではあるが)

   
ともかくサイズはA4並で重さは1.2Kg、スペックはまぁまぁ、アプリ開発用かつモバイルとしては申し分は無い。
この購入費用に現在愛用しているLenovoの売り飛ばしも考えたが、これはこれで手を掛けていることと、やはりそこそこの大きさのPCも机上で使用するには必要だろうと(今度のHPは持ち運びが便利なのと引き換えに画面が小さい) 言うことで使い続けることとした。

さて、新しいPCはすぐにwindows10にUpGradeされて、今現在は新しいOS”10”とイングリモングリ・イングリモングリしている。
その”10”について、
使い勝手は”7”に限り無く近づいており、”8”が失敗だったことが良く分かる内容、これなら素直に使えそう。
しかしながら、他人事ながら、法人用PCのOSはどうするんだろう、と言うのも苦労して”XP”から”7”に移行し終わった所で、またまたOS変更(多くの法人では多大な費用を費やしてPC本体を変更した様だ)などやってはおれんだろうし。 

でも個人としてはこんな道楽も良いかな。 

コメント (8)
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