多分1970年代の前半で、高校生の頃の友人(トシヤと言う名)から紹介されたのが"Green Field:グリーン・フィールズ"。
さっそく4曲いりのレコード(グリーン・フィールズ、グリーン・スリーブズ、遥かなるアラモ、イエローバード:確か¥600位だった)を買いひたすら聞いた。 当時はラジオで流れるポピュラー(洋楽)を聞きかじっては「あれが良いのこれが良いのわいわい」なんてのが日常だった。ビートルズ、サイモンとガーファンクル、PPM、モンキーズ、ビージーズ、、、、
さて初めて出会ったブラフォーの4曲、実は「遥かなるアラモ:green leaves of summer」が一番のお気に入りになってしまった。「GreenLeaves0531.mp3」をダウンロード
グリーンフィールズも良いのだが、「アラモ」の方がテンポと詩が悲壮的なのとそこそこの勇ましさにぐっときてしまい、今でも愛唱歌になっている。(この間も周囲の迷惑を顧みずにカラオケでこれを歌った)
実際ブラフォーのコンサートでこの曲が掛かると、自然と拍手が沸きあがる、北島三郎の「与作」みたいなもんか。
さて、このトシヤなる友人、私にいろいろな影響を与えてくれた。 SFマガジンの購読、SF小説の紹介(アシモフの「銀河帝国の興亡」は彼の紹介で読んだ)、映画の紹介(ベン・ハーはリバイバルを彼と見に行き、隣でがちゃがちゃ解説してくれたのを覚えている、サウンドトラック「愛のテーマ」も借りたかな)。SFも音楽も傾向は違っていた様な気がするが、まぁ気の合う親しい友人だった。
以来、LPレコードからCDとブラフォーを追っかけたが、1980年以降はぱったりと消息が途絶えて、駅の安売りCDの懐メロみたいな存在となっていた。 しかしながら1990年からこの20年間は見事に復活したと思う。
正直なところ、ブラフォーに出会った時(1970年代)には既に過去の存在となっていて、1960年代中頃の全盛期には、
ザ・サベージ (♪いつまでもいつまでも 「itsumademo.mp3」をダウンロード )、
ザ・ブロードサイドフォー(♪若者たち 「wakamonotachi.mp3」をダウンロード 「Inorio.mp3」をダウンロード )
ザ・フォーククルセイダーズ等々、日本の音楽シーンにもいろいろと影響を与えたらしいが、それは知らない。