権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

今週の出来事

2020-06-26 11:50:02 | 日記・エッセイ・コラム

倅より「父の日」のプレゼントで自転車をもらった。
これがGIOSというイタリア由来のブランドで結構なポピュラーでコスパの高い自転車。(らしい)
イタリアの工業製品ではちと怖いが、台湾製なら安心。

コロナ太り解消で自転車なんてのはどうか?と息子に相談したら気前良く買ってくれた、幸せな父親を実感。
この間、20インチのチャリで自宅~神田事務所まで2時間53分を要したが、これなら2時間30分を切れるかもしれない、その位登り下りが楽。
梅雨が明けたらゆっくりと試してみようかと。

先日漬けた梅が上手い事進行している、8月中旬の天日干しが楽しみだ。
(右側が1週間経過後)

中日ドラゴンズがやはりあかん、たった2日で奈落の底に落ちていつ這い上がれることやら、嗚呼~。
今年も無かったことにしよーっと。

本日は事務所でレイアウト変更。(元の場所,引払い後:新居)

なんやかやでセットアップ完了、何とかここでの日常を取り戻した。

おまけ(夕暮れの大黒埠頭)

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「心の旅路」と諸々

2020-06-22 07:50:05 | 映画

心の旅路
絵に描いた様なメロドロマ、タイトルも”心の旅路”と時代掛っていて普通ならよけて通る、でも最後まで結構楽しんで観れた。
この映画も1943年と言う第二次大戦の真っ最中、こんな時にこんな戦意喪失非国民的映画を認める米国はあらためて凄いと思う。
内容は本当に良くありそうな、記憶喪失した男前の男と彼を世話するこれまた美人が3年間の生活を共にするが、ふと過去の記憶が戻り失った3年間の記憶を制限時間ギリギリまで掛けて取り戻す、といった内容でどこに出しても恥ずかしくない立派なサスペンス風メロドラマ。
男の二重生活(異次元に迷い込んだ様な)と、彼にまとわりつく美女のヒロインとの絡みが何となく安心感があるのと、チラ見させる過去の記憶の断片の散りばめ様が上手くて何だかんだと最後まで見てしまい、それなりのハッピーエンドがまた良い。

〔内容〕
 第一次大戦の後遺症で記憶を失った、仮の名をスミスという男。彼は入院先を逃げ出してさまよっているところを、踊り子ポーラに助けられた。
二人は結婚し田舎での生活で子供ももうけ安穏と暮らすが、出張先で転倒したスミスは、レイナーという実業家の息子であった喪失以前の記憶を取り戻してしまう。
そして逆に、記憶喪失以後のことを忘れてしまった。やがてポーラは、財界で名を成した彼を発見。身分を隠して近づくが、彼には、彼女がかつてともに家庭を営んでいた女性というおぼえはまったくない。それでも、マーガレットと名乗ったポーラは、彼の求婚を受けるのだが……。(出典:全洋画オンライン)

たまにはこんなのも面白い。

翼よ!あれが巴里の灯だ
ご存じのリンドバーグの大西洋横断飛行の武勇伝映画、初めて見たがこれは構成と言うか編集が見事、それに主演のJ・スチュアートも。
決行前夜のホテルのシーンから始まり、セントルイスでの資金集めと特注飛行機製作過程や、大西洋横断中の回想(マラソンのTV中継と同じで派手な見せ場があまりない)と最後まで飽きさせない編集も見事。
これまでも観る機会はあったが、何となく観た様な気になって観ていなかった一作。

夕日の挽歌
地味な西部劇、でも序曲とインターミッションがあるからそれなりの大作だったろうと思う。
雄大な西部の風景は圧巻で、ウイリアム・ホールデンとライオン・オニールのコンビが良いし、派手さは無いが面白い追跡劇だった。
(ただしあまりヒットはしなかった様だ)
監督のブレーク・エドワーズは「ピンク・パンサー」シリーズで知ってたつもりだったが、こんなのもあったんだ。

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「チャップリンの独裁者」とその他諸々

2020-06-21 17:21:15 | 映画

1940年(昭和16年)に作られた(それとも公開された?)この「独裁者」と言う映画、時代背景とともに内容も古臭さを感じさせない風刺映画であり喜劇映画。
例えば「オズの魔法使」と「風とともに去りぬ」も1939年頃の映画でこりゃ文化程度の彼我の差は比較すべくもない。思想的にも技術的にもこの当時の日本では絶対に出来ない映画が彼の国では目白押し、これじゃああの戦争に勝てる訳が無い。
それはさておき、この「独裁者」という映画もやはり傑作、以前はTV放映(吹替え版)で観たことがあったが、字幕で多分ノーカットで観たのは初めて、観たことあるつもりだったのがアテが外れて、こんなことなら名画座に掛った時に観ておくんだったと。

〔内容〕
 18年の第一次大戦末期、トメニア(ドイツ)のユダヤ人一兵卒チャーリーは飛行機事故で記憶を失い入院する。ここまでの痛快なドタバタの中に戦争諷刺を盛り込むタッチは、チャップリン映画に親しんだ方なら想像がつくと思う。さて、それから数年後のトメニアは独裁者アデノイド・ヒンケルの天下で、ユダヤ人掃討の真っ最中。そんな時、退院したチャーリーは生まれ育ったユダヤ人街で元の床屋の職に戻る。

この映画のムッソリーニらしき人物と独裁者ヒンケルの虚勢の張り合いやら地球儀みたいな風船と戯れるヒンケルとか喜劇がなせる風刺が満載、こんなとこも好き。
天才は永遠。

さて、市川崑監督の横溝正史シリーズをこれまたTV放映で観たが、「犬神家の一族」以外はどれもたいしたことは無い。
「女王バチ」「病院坂の首くくりの家」:話が複雑でついていけないし、そろそろ石坂浩二の役者ぶりや角川映画の安っぽさも鼻につき始めた、同じ監督とは思えないのが残念。

 

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2020年の「梅干し」

2020-06-21 15:56:06 | 食・レシピ

今年も梅干しを漬けた。
実は6月の初めに細君の実家で収穫された青梅を追い熟しょうと置いておいたら、熟す前に傷んで全滅。
そんなことから今年の梅干し造りは止めた、と思っていたけどやはり暇つぶしで今年も漬けることとした。
近くのスーパで約2Kgを購入、負い熟したら数個の痛みが出て1776gが目出度く塩漬けになることとなった。


昨年までは大量生産したのであちこちに分けたが、今年は自家消費で終わりそうだ。
 昨年の6月
 一昨年の6月
 2017年の6月(始めた年)

最初は塩漬けだったが昨年からは紫蘇漬けにしてこれがなかなか旨い。
なお塩の量は10%つまり176g、この比率がどうも一番塩梅が良い様だ。

PS: プロ野球が一応開始し、我が中日ドラゴンズは昨日はボロ負け(実は金曜も負けたと思っていた)で今日も駄目だろうと思って速報みたら勝ってる。
  よく見りゃ金曜も勝ってたそれも逆転で、と言うことはこの3連戦で2-1で勝ち越し、何はともあれ今シーズンこれっきりかもしれない貯金+1。
  ともかく最近は1勝の心理的価値が非常に高くて、弱小チーム応援の楽しみ方が漸く分かってきた。

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自転車の陸送

2020-06-18 15:55:10 | 日記・エッセイ・コラム

本日は横浜の自宅から神田事務所まで自転車の陸送。
最近、事務所の長老が事務所近所のマンションに転居、転居祝いにシェアサイクル用としてましな自転車を寄贈することとした。
前から社用車らしきのがあったが、乗るたびに空気を入れるとかの面倒な上に警察払い下げ車両なのでアチコチが痛んでいた。
と言う様なことから、マンションでも事務所でもエレベータで容易に運べる小ぶりで実用的なギア付きでそこそこの信頼度を求めたら、次の様なのに落ち着いた。

自転車は近所の中古屋で9000円位で購入したまだピカピカした中古車、一応6段変速付き20インチ。
これで横浜ー東京間28.8㎞を2時間53分掛かって漸く到着、途中は何やかやの昇り降りがあって結構な運動になった。
(平均速度は約10km/Hr)
意外なことに、車道左側車線にが自転車用に誘導マークがあってそこそこ走り易かった。(最初はしらずに歩道橋を渡ったりして)
 10:26 自宅発
 11:40 京急大森駅通過
 13:19 着
 走行距離 28.8km   平均速度:10km/Hr
到着後、お昼を買いに出かけたら足(それも太もも表側)がつった、これは山歩きした時にも経験したことの無い部位なので驚き。
まぁ面白くも良い経験をした。

そして四人で近くの中華料理屋(台湾系)に行き、楽しくもたらふく御馳走になった。

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とうもろこし

2020-06-17 09:15:09 | 食・レシピ

一昨日予期せぬ宅急便が届いた、適度な重さと大きさ???と思って中を開けたら「とうもろこし御一行様」。
山梨県の農家から取り立て直送のとびっきりの新鮮な奴で、お席亭からの心づくしで m(_ _)m




ここんとこの状況下でとんとご無沙汰中で、久々にお礼かたがた近況などのお話しが楽しく出来た。
山梨県と言うのは農業県で、果物でも野菜でも何でも揃っていて安くて旨い、「とうもろこし」もその例に漏れず旨い。
実は一昨日昨日とお昼はこれ1本で済ませている、その位のボリュームもある。

2018年6月の記事
2015年6月の記事
2014年6月の記事

そろそろと遊びのネタも仕込んであるので、清里あたりに集まってワイワイしたいなぁ~~~。

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「ライムライト」

2020-06-15 07:54:26 | 映画

最近は録溜め映画が捌けなくて苦労している、でそんな中また見事な映画にぶち当たった。
チャップリンの映画は条件(暇があって観る気があって=素直なハッピーエンドは少ない)が揃わない限りは見ない、この「ライムライト」も期待にたがわずの名作だったし、観たらやはり面白い。
137分と尺も長いが、これは劇中劇に結構時間を割いていて、それをチラ観でなく堪能もさせてくれる。
ライムライト”という言葉が気になって調べてみたら、電球が普及する前は舞台照明にしようされた石灰灯(酸素と水素を燃やして棒状の石灰を加熱するややこしい仕組み)のことらしい。後に転じて「名声」。

〔内容〕
 人生への絶望から自殺を図った踊り子テリーを救った老道化師カルベロは、愛に溢れた笑顔をもって彼女を元気づけた。今の彼には、かつての栄光はなく、生活も楽ではなかったが、何故かこの少女を見捨てることはしのびなかったのだ。大切にしているバイオリンさえも質に入れ、彼女の回復を祈るカルベロ。そして彼はそれまで気乗りしなかった舞台にも立つ決心をするが……。(出典:全洋画オンライン)

適当な距離感のある恋愛感情が良いし、劇中劇でバレエをさんざん見せるがこれも良い、おまけにチャップリン自身のボードヴィリアン振りもたっぷり見せてくれる。
ともかく主演、監督、音楽、脚本と何でもこなすこの人は不世出の天才かもしれない、そして彼の映画のリメークは絶対に無理だろうと思う。

Limelight / Terry's theme ライムライト / テリーのテーマ

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ドラマ「雲霧仁左衛門」

2020-06-13 20:49:40 | テレビ番組

先週から見始めて結構はまっている時代劇「雲霧仁左衛門」。
これが原作とは別物のドタバタ時代劇、どちらかと言えば「必殺仕掛人」シリーズに近いドラマ。
でもそれなりに面白いし、プロットは原作に準じているが本物のファンなら別物だ!などと騒いでもおかしくない筋立て。
映画「雲霧仁左衛門」の方が原作に近かったが、それでも小説とは別物だと騒いだファンが居た。
さてこのTVドラマ、主演の中井喜一が見事なまでの風格を出していていつの間にこんな役者になったんだろう、それに脇役もなかなか渋くて良い、ここら辺が楽しく見れるポイントかもしれない。
「仕掛け人」と言い「火付け盗賊検め」と言い雲霧仁左衛門に象徴される頭脳的かつ組織的な「盗賊集団」と言い、池波正太郎先生のキャラクター造りは誠に奥が深い、だから面白い。

最近は年のせいか、時代劇が面白く感じる。特に昔の邦画なんかの「あっ」と驚く名作に行き当たると幸せな気分になれる。

雲霧VS式部 ライバル同士の大勝負!さらに巨大な悪が… 土曜時代ドラマ「雲霧仁左衛門4」予告

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マグロとイルカ

2020-06-09 12:38:43 | 食・レシピ

昨日は5月に続いてこの状況下で二回目の越境、西伊豆に日帰り行。
朝8時に出て、11時頃に現着、それから農作業中の義父を迎えに行ったり、近くのスーパに買い物に行ったりと、それはそれはまめに動いた。
さて、スーパで目にした魚が安いの何のって大きなイサキが一尾500円、大きなカマスが一尾200円とか。
極めつけがこれ。

安くて旨そう、さっそく細君に二個買わせた、1個は職場のボスへのお土産。(なお連絡したらついでに’ワサビ漬け’を買って来いとの下知もあり、これは後で買いに行く)

そして、格好のネタがこれ↓。

実は私も子供時代にはよく食べていたイルカ、クジラの方が上等だったが当時はイルカの方が一般的だったみたい。
赤い身肉は結構血生臭くて(レバーとかブリの血合い肉の様な味)、こってりとした味噌煮で食った記憶がある。
皮つき三枚肉みたいのもあって、これはいつ飲み込むのかタイミングの難しく子供には少々きつかった。
ともかくイルカが家庭料理として普通にあった。
この地(伊豆半島中南部)では醤油につけた干物がいまでも一般的な様だ、価格はマグロが380円に対して798円もするから一応高級品の様。
まぁ味の方は想定できた(さほどに旨いとは思えなかった)のでこちらは買わなかった。

さてクジラ肉はと言うと結構な高級品で、給食のおかずで「クジラのノルウェー風」なるメニューが旨くて結構な人気だった。
今に思えば竜田揚げというのが正解かもしれない。
まぁ田舎だったんで肉は豚のこま切れ肉位で、あとはクジラ肉、そして一般的なイルカと言った風だった。
(牛肉は噂では聞いたことがある存在で、ビフテキ食ったことがあるだけで半年位は自慢できた)

クジラもイルカも食えば海外から野蛮人としてそしりを受ける、でも旨けりゃ食うし不味けりゃ食べない、勝手にさせてくれ。

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「予期せぬ出来事」

2020-06-08 06:44:03 | 映画

予期しないで観たら予期せぬ面白さだった映画「予期せぬ出来事」。
基本は空港ロビーの二日間で、R・バートンとE・テイラー演じる富豪夫妻の愛憎劇を軸に、青年実業家の破産騒動や有名映画監督の脱税騒動を絡ませて、見事な群像劇にしている。
やはりバートンは見事、前半の傲慢で嫌な金持ち実業家から後半の情けない男への劇的な変化が凄い、それに何となくハッピーエンドで終わるのも良い。(多分、ハッピーエンドだと思うが)
どこかで見た顔だと思ったら「マギー・スミス」、ハリー・ポッターの魔法学校の婆さん先生と言えば分かると思うが、こんな時代(1963年)から第一線で活躍していたんだと思うと感慨深いものがある。

〔内容〕
ロンドン、ヒースロー空港のVIPルームを舞台にした、いわゆる“グランド・ホテル”形式の群像劇。ギャンブラーの恋人(L・ジュールダン)と駆け落ちをしようという富豪夫人(E・テイラー)と夫(R・バートン)の愛憎のもつれを核に、濃霧で飛行機が発たないために、会社の吸収合併を免れなくなった青年実業家(R・テイラー)と彼を秘かに想う秘書の奮闘が副旋律的に扱われ、脱税を画策しながら、やはり、出発が遅れてしくじりかける大物映画プロデューサー(O・ウェルズ)と女優(E・マルティネリ)の打算的な関係、加えて、城の維持費のために、フロリダのホテルに社交コンサルタントとして赴任しようという老公爵未亡人(M・ラザフォード)の旅慣れぬゆえの失敗の数々が、そこに喜劇的彩りを与える。

気になったんで調べたら「大空港」はこれから7年後に公開されている、似たような映画だけれどもこちらはもっとスケールが大きくて娯楽作としては上。
この手のドラマ(群像劇)は「グランド・ホテル」にちなんで”グランド・ホテル”形式と言うらしい、この「グランド・ホテル」は以前レーザ・ディスクで持っていて、その内容もかなり面白いものだった、機会があればもう一度観てみたい。

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