権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

オリンパスペン

2010-10-31 20:20:29 | 日記・エッセイ・コラム

その昔、子供の頃、多分小学校の高学年の頃だったと思う。カメラが欲しくて欲しくて欲しくてたまらない時期があった。
親に買ってもらったのはフジペットEE、EEとはエレクトロ・アイの略で、光電素子の起電力を使って絞りを自動調節する子供向けカメラの傑作機であった。シャッター速度は1/60固定で、フィルムはネオパンSS5×5、価格は¥2800だったか。その頃ため息をつきながら憧れたのがオリンパスペン、でこれ。
Dscf2914_1024 Dscf2915_1024 Dscf2916_1024 今でも中古ショップで当時と同じ金額5000円位で入手できるが、これを当時から持ち続けている人は素晴らしいと思う。
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これにEE機構の着いた「オリンパスペンEE」は良く売れた機械で、我が細君が独身の時に愛用していたとのこと。

成人してしばらくしてカメラに興味を持ち購入したのがオリンパスOM1、これは小型の1眼レフとして傑作機だった。続いてOM2を購入、この時は望遠レンズやらモータドライブやらズームレンズ、広角レンズ、ストロボおよびアルミのカメラケースと一式揃えた。
そして子供の写真を撮るには少々不便でコンパクトを愛用する様になり、20年間もの間OM2はタンスの奥に隠れてしまい、荷物を整理した8年前に近所のカメラ屋に引き取ってもらった、御代は一式一万円で、レンズはすべてカビが生えていた。

今猛烈に欲しいのが「オリンパスペン」、もちろんデジタル版。良くぞこの名前を付けてくれた、感謝。
おまけにキムタクが宣伝してないのが良い、おかげでニコンはすっかり魅力が無くなった、オリンパス頑張れ。

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秘境黒部

2010-10-24 18:36:34 | 山歩き

黒部へと誘われた、それもキャンプ。
この時期の黒部は紅葉がすごいらしいとのこと、朝4:30AMに自宅にお迎えが来る。
Dscf2854_1024 Dscf2855_1024 Dscf2856_1024 Dscf2857_1024_4 Dscf2858_1024 Dscf2859_1024 Dscf2860_1024 Dscf2861_1024 Dscf2862_1024 ,
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途中でキノコ狩などをしながらボチボチと奥に歩く、ひたすら重い荷を背負って徳川家康の如く歩く。これは天然のナメコ、夕飯で食すのだが筆舌しがたい旨さ、香やら味やらが栽培物の倍は強い。
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,奥では釣り人が、、、、、そしてこんな岩魚が、、、
,Dscf2873_1024/Dscf2867_1024/Dscf2868_1024Dscf2864_1024//Dscf2871_1024/Dscf2872_1024/

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さて、夕飯。Dscf2876_1024 Dscf2877_1024 Dscf2878_1024 Dscf2879_1024 Dscf2886_1024 岩魚はなぜか捌かれて刺身と塩焼きに。 この刺身は上等の鯛のそれの様な甘みが有り、海の魚に慣れ親しんでいるこの舌をびっくりさせるほどの旨さ。
日はすぐに落ちて、焚き火で暖を取る、寒く長い夜が始まる。
こんな時でも中日-巨人のCS第4戦の経過をiモードでチェック、そして勝を確認。
夜10時頃にテントに3人で就寝、午前2時に全員が何故か起きて焚き火の回りでコーヒーを沸かして飲む。
この時のコーヒーの味は格別、名も無きインスタントコーヒがこれほど旨いとは。
そして朝、天気は曇り。
Dscf2892_1024 Dscf2893_1024 Dscf2895_1024
朝はテントの周りの風景を。
流木が彫刻の如し。
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Dscf2896_1024 Dscf2897_1024 Dscf2900_1024 荷物を撤収して帰路に着く。トロリーバスの乗り場まで90分の徒歩。荷は少しは軽くなったが。

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みずがき山

2010-10-17 18:40:14 | 山歩き

漢字で書くと「瑞牆山」、とても読めない。
Mizugaki かつてこんな絵を見せられて是非この山に行きたいと思っていた。
漸くその機会が来た。

まさしくこの山は「異形の山」、奇岩のオンパレードで、UP-DOWNが多くきつい。
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こんな山の頂を目指してトボトボと歩き始める。 8:45に登頂開始し、11:30頃到着。 しんどかった。

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だいぶきついので、さすがに老の男女はあちこちで休み休み、と、「お兄さんコンキカケー、コンキカケー」と呼びかけれられた。振り向けば厚化粧の昔のお嬢さん、「え?」と言えば、鶏の鳴きまねでも中国語でも無く、「根気あるねぇ?」と言う意味と納得。「お兄さん」の呼びかけは嬉しいけれども複雑な心境。

頂上は見事な奇岩の塊、混んでいること混んでいること。 ここの頂上は見晴らしが真っこと素晴らしい。
足がすくむ思いで撮影し、適当に昼食を取って下山。
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しんどい思いをしただけあって帰りの温泉は最高、因みにこの温泉は「増富の湯」といって、普段も愛用しているフェバライト・スパ。

なお今回のコースは、瑞牆山荘→富士見平→瑞牆山→不動の滝→自然公園→瑞牆山荘。

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朱蒙(チュモン)

2010-10-09 10:29:36 | テレビ番組

T屋の100円レンタルで何気なく(最近は何気に、という使い方らしい)借りたチュモン(朱蒙)、最初はだるくて結構つらかったのが、5話以降に大化けして中毒症状を示す様にまでなった。
以前は「チャングム」ではまり、今は「イ・サン」のTV放映に夢中、そしておまけがこの「チュモン(朱蒙)」。

この物語、簡単に言えば、「十戒=出エジプト記」のモーゼの逸話、大ローマ帝国に反抗するユダヤの「ベン・ハー」の筋立て、おまけに「スパルタカス」のエッセンスを加えた様な歴史劇。
時代は西暦前1世紀の朝鮮、漢帝国に対峙する朝鮮の「プヨ王国(地理的な背景はぜんぜん分からん)」、そこの王子として育てられた主人公が自分の出生の秘密を知り出奔(ここらあたりはモーゼ)、その後は打倒「大漢帝国」を目指して旗揚げ、支援する豪商「ヨンタバル」とくればこれはもうりっぱな韓国製「ベン・ハー」。実際「ベン・ハー」との共通点も多く、
Chumon ・恋する相手が、豪商サイモニデスの娘→豪商ヨンタバルの娘 (BGMもミクロス・ローザの旋律そっくり)
・大ローマ帝国への反抗(失われたユダヤの復活)→漢への反抗(古朝鮮王国の復活)
・敵役がかつての親友メッサラ →兄弟(テス王子)

そして女優陣がすばらしい!(演技では無く器量が)
チュモンに従う仲間は、劉備に従う関羽・張飛・超雲のごとく、三国志的な面白さもある。
あと関心したのは実写が多く、スケールのでかいこと、不満はカンフー映画みたいなチャンバラがちと多いこと。

なにしろ高句麗王国の始祖、まぁ朝鮮統一の大英雄の立志伝で、わが国に例えれば神武天皇の一代記みたいなもんだから力もはいることだろう。この時代の我が日本は、古墳やら土器でしか痕跡が無く、初めて文献に登場するのは三国誌の魏志倭人伝(3世紀)。このときの中国は三国誌の強国魏の曹否(曹操の倅)の代で、このことからも日本は歴史的に立派な新興国。
古代日本のエシュタブリッシュメントが朝鮮伝来との説も多いにある得る話だと思う。

全部で81話、今は30話、どこまで付き合おうか。

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金ヶ岳と茅ヶ岳

2010-10-02 18:09:35 | 山歩き

昨日の中日セリーグ優勝を記念して、茅ケ岳を登ろうと思いついた。
Dscf2826 Dscf2827_1024 先日買ったキャラバン・シューズとザックTRIM25のお試しを兼ねて。
30年程前にもキャラバン・シューズを買って愛用していたが、30年の進歩は目を見張るものがある。
足にはフィットして剛性感有り、グリップは良し、おまけにぬかるみフリーのゴアテックス。良いものをこうた。
登山道入り口から金ケ岳頂上までは約2時間30分で、結構きつい。見晴らしは悪い。
Dscf2810_1024 Dscf2811_1024 Dscf2812_1024 Dscf2813_1024 Dscf2815_1024 ,
頂上から300m(高さ)で携帯に知人から着信が入るも電波状態はやや悪。
地上波だからしょうがないか、ドコモに文句言っても。
金ケ岳からUP-DOWNを繰り返して茅ケ岳へ、約1時間「ゼイゼイ」で何とかたどり着く。そしてもと来た道を引き返すのは面白くないので、別の登山口を目指して下山。
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Dscf2818_1024 Dscf2819_1024 Dscf2820_1024深田久弥さんとか言うこの世界の有名人の終焉記念碑、ここで息絶えたなら本望だろうと思う。
登山家なんてのは堅気の家業じゃないから、布団よりこちらの方が相応しいと思う。
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茅ケ岳登山道入り口にたどり着いてから、結局駐車場(金ケ岳登山道)まで1時間20分位歩いて終わり。
下界から見たら悔しいことに頂上は快晴、地の利はあったが時を利が無い、と言うことかいな。
歩いた距離概ね15Kmでツーリングの走行距離の1/20。 明日の筋肉痛が不安。

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中日優勝の夜

2010-10-01 22:39:45 | 中日ドラゴンズ

今晩、阪神タイガースが広島カープに敗れて、あっけなく優勝が決まった。
?遠い夜空にこだまする、竜の叫びを耳にして、名古屋ドームに詰め掛けた、僕らをジーンと痺れさす?「moe_dra1974.mp3」をダウンロード

昭和49年の10月、中日がどこだかに勝って20年ぶりに優勝を決めた。その瞬間をラジオで生で聞いた時から中日ファンになった。 リリーフの星野の胴上げなんか見てないけれども見た様な記憶すら残っている。
それから10年近く優勝から遠ざかり、近年はぼちぼちと優勝する様になった。
この昭和49年という年は、映画「燃えよドラゴン」でブルース・リーが大ブレークした年で、坂東英二が歌ったこの中日」応援歌はそれいらい詩を換えアレンジを代えて歌い継がれてきた、もう立派なスタンダードですらある。

中日ファンの有名人。
峰竜太、森山周一郎、舟木一夫(昔の歌手)、忌野清四郎(個人)、横田ジュンヤ(SF作家:漢字は知らない)、あれー以外にマイナーが多い。

今晩はニュースをハシゴして、明日の最終戦には斎戒沐浴をしてラジオの前に座ろう。

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マジック1

2010-10-01 08:05:32 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、阪神タイガースが奇跡的な逆転負けで横浜ベイスターズに破れて我らが中日ドラゴンズがにとうとうマジックが点灯した。それも"1"で。 残り試合”1”で。
128420137869416105676_dsc_8228 10月2日(土曜)に中日対ヤクルト@Nドームで、苦手を攻略して決めれば、言うこと無しの週末になるのだが。
(左の様なシーンが再現すればそれも夢では無い!),
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今から25年程前のことか、「マジック」と言うビデオショップが通勤帰路にあり、良く寄った。当時はレンタルショップが盛んにオープンしていた時期で、ここは3坪程度のこじんまりした、映画好きのオーナ夫婦の周りに映画好きの若い衆がごろごろたむろして適当に時間をすごす、そんな店だった。
この店は5年程で閉店したが、一番の思い出は、次の仕入れで「謎の円盤UFO」か「プリズナーNo.6」のどちらか迷っていると相談を持ちかけられ、是非とも「プリズナー」と薦めて入れてもらったことがあった。
その「プリズナーNo.6」は店の常連には人気が無かった様で、3巻目で途切れた。
ちなみにこの店で良く話題に登った映画が「ストーリート・オブ・ファイア」。 好みで無いのでみてない。
この店の談義から再確認した古き良き名画「オズの魔法使い」「禁断の惑星」「ゴジラ」等々。
いずれも後にレーザ・ディスクを買い求めた。

月曜に優勝が決っていたならば、職場の仲間に菓子折りでも振舞おうか、などと思う。

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