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小紋で作る長羽織

これから冬が到来しますが、年末年始をはじめ、新年会に初釜、成人式など

この季節が一年で最もきものを着る機会が多くなります。

街中で、またテレビでもきもの姿が目につく季節だからこそ

きもののお洒落を楽しみたいものです。

そこで、ご提案するのが長羽織です。

長さはちょうど膝が半分隠れるくらいが、見た目にも格好よく、

また機能的にも動きやすい寸法です。

▲ 花地紋の生地に薄いグレーで縞模様を染めた小紋着尺

ここでは、最近ご注文いただいた無地感覚のスッキリした柄行きの長羽織を

ご紹介いたします。

遠目には無地に見えますが、近づくと花地紋と縞模様が何とも言えない

品の良さを感じさせます。用途も幅広く、お洒落着として絣模様の紬や

総柄の小紋だけでなく、付下げや無地のきものなどに合わせてドレッシーに

装うこともできます。

同じ羽織物でもコートとは違って羽織は室内でも脱ぐ必要がないので

きものとの取り合わせ次第では改まった場所でも着用できます。

▲ 羽織の裏地には「福を呼ぶ」フクロウの柄

▲ 二色使いの組紐に蒔絵の球が付いた羽織紐

薄い色目を選んでいただいたので、秋から冬、そして花見の季節まで

愛用できる出番の多い羽織になります。

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京都うまいもん巡り

▲ 山田コロッケ店

大徳寺の茶会の後はお楽しみのうまいもの巡りとなりました。

まず、地元の人が「京都一おいしい」と絶賛するフライ専門の山田コロッケ店

昭和35年創業のこのお店は、北野天満宮一の鳥居から徒歩3分の一条通商店街の

はずれにあります。

揚げ物メニューも50種類ぐらいはあり、お弁当も注文できます。

オーダーしてから揚げるため、揚げたて熱々を食べることができます。

持ち帰り用には新聞紙でしっかり包んであるので、購入して3時間後に

家で食べた時にもレンジで温める必要がありませんでした。

▲ スコッチエッグは1個180円

今回はこの他に140円のライスコロッケを買いました。

 ▲ とようけや山本

続いて上七軒のとようけや山本で豆腐を購入。

この日は寄せ豆腐です。

最後にフルーツパーラーのクリケットに寄りました。

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大徳寺開山忌法要

▲ 献茶式

毎年11月22日には京都紫野の大徳寺で開山忌法要が執り行われます。

法要に当たり茶道三千家が交代で献茶式をするのですが、今年は表千家不審庵の

担当であったため初めて参加することとなりました。

開山忌法要は10時開始で、しばらくすると献茶式が始まりました。

運よく法堂の中に入場でき、光栄にも而妙斎家元の献茶式のお点前を間近で

拝見することができました。

▲ 総見院 そば席(晦日庵 河道屋)

法堂での開山忌法要が2時間近く続き、大変寒い思いをしたためまず初めに

そば席に駆け付けました。

河道屋のあんかけそばは、冷えた身にはとてもやさしく添えられた湯葉揚げと

ともに美味しくいただきました。

▲ 瑞峯院 副席(長生庵) 菓子は二条駿河屋製

▲ 拝復席 聚光院(不審庵) 菓子はとらや製

今回の茶会で一番感動したのが、聚光院の書院の床の間の壁画です。

残念ながら写真を撮っていませんが、色鮮やかな紺碧の背景に流れる力強い滝。

千住博氏の作品でした。この滝の画は書院の襖全面に描かれているようですが

茶会用にすべて無地の襖に取り換えられていました。

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竺仙干支手ぬぐい「千社札」

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第69回正倉院展

13日(月)第69回正倉院展の最終日に奈良国立博物館を訪ねました。

前日にNHKEテレの日曜美術館で正倉院展の見どころを再放送されていたため

思いついて出かけました。

午後からの入館でしたが、チケット売り場でも混雑することなくスムーズに

進みました。さすがに展示ブースには人だかりができていましたが、問題なく

見学できました。

▲ ミュージアムショップで購入した正倉院文様の手ぬぐい

出典は鹿草木夾纈屏風(しかくさききょうけちのびょうぶ)

夾纈(きょうけち)とは、「文様を彫った二枚の板の間に布帛を挟み、

きつく締めつけて染め上げるいわゆる板締め染めのこと。

文様は白く染め抜かれ、布の折り目から対称に展開するのが特徴。」
 
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