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単衣のきもの②

単衣向きの小紋に夏の名古屋帯をコーディネイトしました。

▲ 手描き蝋纈小紋(西原)

竪縞と緯縞を交互に配した江戸小紋でいう万筋のような縞文様です。

パッと見は型染に感じますが、フリーハンドの蝋描きで表現した京染の品です。

2番目の写真が実物に近く、くすみのある青磁の地色です。

▲ 横段文様紗名古屋帯(ふくい)

シンプルな柄行きが都会的な帯を合わせてみました。

金銀糸だけで横段に模様を配したシャープな雰囲気がかっこよく着こなしたい

方におススメの帯です。貴重な夏の名古屋帯は老舗のふくい謹製。

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単衣のきもの①

6月からは衣替えできものも単衣になります。

温暖化が進んだことから、カジュアルきものの場合は5月の連休が

明けると単衣を着る人が多くなっていますが、茶道の世界では暦に

倣って5月中は袷を着る方もあります。

▲ 光悦縮緬(伊と幸)単衣用無地

単衣用に織られた竪にシボのある楊柳生地は、立体感がありサラリとした

肌触りが特徴です。この楊柳生地を白生地専門メーカーの伊と幸では

「光悦縮緬」と呼びます。

▲ 雪輪文紗名古屋帯(ふくい)

夏用の紗の名古屋帯をコーディネートしました。

薄い水色地の雪輪文様です。涼やかさを表すために夏の柄として雪輪や

雪の結晶が多く用いられます。

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美しいキモノ掲載柄

▲ 美しいキモノ2021春号の掲載柄

京友禅の名門「工芸キモノ野口」は、桃山時代の小袖や古裂を蒐集し、現在

でもそのコレクションを意匠の参考としてオリジナルきものや帯を製作する

創業280年を誇る老舗です。

その野口で今年初めて別誂えの製作を依頼しました。そのきものとは2月に

発刊された美しいキモノ春号で女優の吉田羊さんが着用している飛び柄の

小紋で、当店好みの色に変更して注文しました。

▲ 仕上がった別注品(葵と桐散らし小紋)

掲載品の飛び柄小紋の現物は地色の緑味が少し強かったため、地色をスカイ

ブルーに変更して、柄の差し色も少し変えて発注したのが4月。

およそ50日かけて先日見事に仕上がってきました。

▲ 二葉葵

▲ 五七の桐

▲ 唐織の名古屋帯(藤原)をコーディネイト

無地場が多く洗練された上品な柄行きの小紋なので、格調高い宝尽くしの

名古屋帯をコーディネイトしてみました。

お茶会やパーティーの席にふさわしい装いですが、コロナ禍の現状では

着用機会が奪われているのが残念です。

ワクチン接種のスピードアップが期待されますが、少しずつ出口が見えて

きたようにも感じるこの頃です。

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庭のアジサイ

例年よりずいぶん早い梅雨入りから1週間ほど経過しますが、庭のアジサイが

見事に咲きました。

梅雨の中休みの晴天の今日、朝日を浴びて花が光り輝いています。

紫と水色のアジサイが咲いています。

▲ ウインドウにも造花のアジサイ

▲ 竺仙のかげろうゆかた「アジサイ」 ¥48,400

かげろう生地は竪に隙間を作り透けた感じの涼感があふれる仕上がりです。

薄い水色地が涼やかさをさらに演出しています。

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麻のれん 新入荷

▲ 円相 ¥8,800

麻素材の涼やかな暖簾を店頭に飾っています。

夏に涼感を演出するインテリアとしてお使いいただければと思います。

▲ 格子繫ぎ ¥8,800

▲ 夏の花 ¥8,800

 

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