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お誂え草履 低反発材の台

低反発材を使用した台と西陣織の鼻緒を組み合わせて作る

お誂えの草履が仕上がってきました。

クッションの効く低反発材を使用したこの草履は、長時間履いても

疲れにくいので、お使いいただいている方から大好評です。

▲パープルグレーの台に白地に源氏香柄の鼻緒

▲薄い紫の台に組紐の鼻緒

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伊勢型紙 中島秀吉(人間国宝)展

▲伊勢型紙資料館(旧寺尾家)

伊勢型紙の人間国宝中島秀吉展が鈴鹿市白子の伊勢型紙資料館

開催されています。

中島秀吉は、1955年に重要無形文化財「伊勢型紙 道具彫」の保持者に

認定されました。今回の特別展には、秀吉の型紙や自作の彫刻刀が数多く

出品されていました。

この特別展は来年1月18日まで、月・火休館。

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霊山(766m 三重県伊賀市)

今日は伊賀市にある霊山に登りました。

山麓にある霊山寺の駐車場から登り始めます。10:03出発。

▲霊山寺本堂

霊山寺は平安時代に伝教大師によって建立された古刹で、桜の季節には

多くの見物客が訪れます。

10:27七合目に到着。朝降った雨が雲となって湧き上がり、山道を曇らせます。

▲直径1m以上のたいこ石 10:49

たいこ石を過ぎると田代池から登るルートとの合流地点9合目に到着します。

最後の石段を登ると山頂広場に出ます。

10:57登頂。山頂は下から押上げられた雲のため視界がききません。

15分ほど山頂で過ごすと、ようやく雲が切れ下界の展望が開きました。

山頂は広場になっており、中央部に観音像の安置された石室があります。

昭和の終わりから平成初頭にかけて行われた発掘調査によって、平安時代の末期に

寺院があったことが確認されました。

11:22下山開始、11:57駐車場に到着しました。

霊山は行程の短いコースということで、今日は出発も遅めでした。

月曜日の山行は誰一人出会うことなくのんびりした2時間でした。

 

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七五三のきもの(三才女児用)

▲絞りに花柄を刺繍で表したきもの

七五三の季節になり、肩と腰の縫い上げのご依頼が続きました。

どちらもお宮参りの時に着た産着です。

三才児の標準的な寸法は、身丈が70~80cm、裄は40㎝前後です。

三才のお祝いは髪置き(かみおき)と言い、女の子が髪を伸ばして

初めて髪飾りを付けます。

帯を結ぶのではなく、被布を合わせるの一般的です。

▲染め分け友禅のきもの

▲可愛らしい草履と巾着

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花雲水

和菓子の叶匠寿庵の創業者芝田清次氏の半生記「花雲水」を読みました。

先日叶匠寿庵「寿長生の郷」の売店で見かけて、この本のことを思い出し

上野図書館から取り寄せてもらいました。

和菓子造りの経験が全くないにもかかわらず昭和33年に39才で和菓子店を創業し

昭和56年には全国百貨店和菓子売り上げの1位、2位、3位を独占するまでに

店を発展させた創業者の自伝は、同店が人気絶頂であった昭和60年に

出版されました。

叶匠寿庵は、その経営理念や丁寧な接客を徹底させた社員教育など

当時の小売業の模範となる名店で、ちょうどその頃、修行先でも話題になっていました。

「大農は草を見ずして草を刈り、忠農は草を見て草を刈り、小農は草を見て草を刈らず。」

この二宮金次郎の言葉が、文中でも紹介されていましたが

修行先の朝礼でもよく耳にしたことが懐かしく思い出されました。

 

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