暖かい日が続き我が家の庭の梅の木も数日前に開花しました。
春の気配が感じられる一日でした。
▲ 道の駅「近つ飛鳥の里太子」から国道166号を離れて竹内街道に入ります
日本最古の官道として難波と大和を結ぶ重要な道路であった竹内(たけのうち)街道。
飛鳥時代に推古天皇が整備した大道(おおち)がルーツで、現在は国道166号とほぼ
重なり、太子町(大阪府南河内郡)には今も街道情緒を残す町並みが見られます。
▲ 大道旧山本家住宅
▲ 旧今井町役場(今井まちなみ交流センター華甍)
寺内町の街並みが今も残る橿原市の今井町を訪ねました。
今井町は近鉄八木駅から徒歩10分ほどに位置し、町内の民家の多くが江戸時代の
建築様式である格子戸や土壁の様式を保っています。
月曜日ということで観光客はごくまばらでしたが、町屋を利用したカフェやショップ
ギャラリーが点在する街並みです。
▲ 現在も酒造業を営む「河合家」
▲ 町内で最も古い「今西家」
▲ 組紐円文様袋帯
▲ インド二鳥文様袋帯
▲ 酒壺文様袋帯
昨日ご紹介した木屋太の帯の詳細です。
どれも個性的な意匠と配色で帯としての主張があります。
織の着物なら無地の結城紬や段暈しのような無地感覚の紬、染の着物なら
飛び柄やスッキリ系の小紋に合わせて締めていただくとうまく調和します。
老舗機屋である今河織物の帯をご紹介いたします。
風通や御召の着物を発展させた、モダンで洒落た意匠の締めやすい帯が特徴の
今河織物。着物業界では木屋太(きやた)の屋号で知られています。
木屋太の帯のモダンな意匠は、あっさりした紬の着物や
無地感覚の小紋に合わせれば、帯が装いのポイントになってとても素敵です。