ふるまご呉服店
三重県津市上浜町2丁目62
電話(059)228-3996
和風生活 かやくごはん
信州そばの名店 刀屋(上田市)
長野県上田市のそばの名店「刀屋」に30数年ぶりに訪れました。
作家の池波正太郎が「真田太平記」を執筆時に好んで訪れた名店として当時から
地元では広くその名が知られていました。
1988年から3年間、上田市に住んでいましたが、その時以来の訪問です。
今では全国区の人気店となり、ほとんどが県外からの来店客でした。
月曜日の午後3時前にもかかわらず店外のベンチで順番を待つことになりました。
当時では考えられないことですが、今では順番待ちが当たり前のようです。
▲ もりそば(普通) ¥750
刀屋で一番人気の盛りそば。そばは太くてコシがあり、しっかり味わうことができ
噛み応えがあります。
そばの量が多いことも刀屋の特長で、普通盛りで通常のお店の大盛り以上ですから
女性なら小盛りで十分です。知らずに大盛りを注文すると、店員さんからその量の
多さを確認されることになります。
▲ 呈連寺(上田市中央北)
遅い昼食の前に、上田在住時にお世話になったゆたかやの堂平会長のお墓参りを
済ませました。
染帯が入荷しました
▲ お太鼓の柄
黒地の猫柄の染名古屋帯が入荷しました。
ピンと尻尾を突き上げたシャム猫が愛らし帯です。
▲ 前腹の柄
白磁色の綾織長井紬(山形県)とコーディネイトしてみました。
都会的なシンプルコーデをして美術館へのお出掛け、その後のお食事は
イタリアンビストロでワインなんて・・・どうでしょうか?
竺仙のゆかた(綿絽)
昨日ご注文いただいた竺仙の綿絽ゆかたです。
白地に鉄線が立湧に沿って染められた上品な大人のゆかたで、以前にブログでも
紹介しましたがテレビCMに取り上げられた柄です。
7月に丸亀製麺の新製品「肉ぶっかけ」のCMで女優の上戸彩さんが着用
していました。
2月の竺仙新作展でこの柄を注文した時には、CMに採用されるという
情報が全くなかったのでテレビを見てびっくりしました。
▲ 八重山花織の半幅帯
沖縄県石垣島の工芸品である八重山花織の半幅帯をコーディネイトしました。
鉄線柄の挿しい色である水色にリンクさせました。
同様に挿し色の黄色もコーディネイトしてみましたが、こちらの水色の方が
しっくりまとまりました。
いつ(5)の世(4)まで末永くという意味の琉球文様が織り込まれています。
美しいキモノ 2022秋
▲ 身仕舞道具小紋(野口謹製)
20日に発刊された季刊誌美しいキモノ(P40とP167)に掲載された
きものが現在当店に展示されています。
「紬と小紋の新着こなしというコーナーで紹介されているこの小紋は
化粧品やかんざしなどの身仕舞道具を全体にちりばめた柄で、京友禅の老舗
野口が生地を指定して地色を鳥の子色(薄い黄茶色)で染元の岡重に依頼した
手挿し友禅の別注品です。
▲ P167
▲ P40
▲ 鴇色で指定したふるまごオリジナル
当店はこの身仕舞柄の小紋を鴇色(トキの羽のような薄い淡い紅色)に指定して
3月に製作を依頼しました。
櫛やかんざしなど伝統的な道具文様を優しい色目で染め上げた、非常に愛らしい
きものに仕上がっています。店頭にて現物をご覧いただくとこのきものの良さが
もっとよくご理解いただけると思います。
躍進の会
京都の老舗問屋千切屋の月初催事の案内状です。
会長・社長の就任を記念した「躍進の会」というタイトルで、特別企画として
人間国宝展、田畑喜八展、新作振袖展が設けられた催事になっています。
9月はいよいよ秋本番の商戦に向けて、全国の有力小売店の来場が見込まれ
久しぶりに賑わいの予感がします。
▲ 就任記念品として得意先に配られた丹波ワイン
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