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冬の加賀・能登路②

和倉温泉の「松乃碧」に宿泊しました。

「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で36年連続日本一に選ばれた老舗

温泉旅館「加賀屋」グループの中で、最もゆったりと過ごせることで人気の高い

別邸「松乃碧」は加賀屋本館と少し離れた別棟のホテルです。

本館と比べて受入れ客数を制限しているため、チェックイン時も混雑することなく

ラウンジでもゆったりとお茶やお酒をいただくことができます。

▲ 七尾湾を眺めてくつろくことのできるラウンジスペース 

▲ 茶室 得寮庵

個々の茶室は前田家14代藩主、慶寧公の四女慰姫の行儀見習いの場として、江戸

時代末期に建てられた茶室を松乃碧に移築したものです。

事前に予約をすると一服いただけます。裏千家の先生によるお点前でした。

▲ 先附 加能蟹酢

▲ 八寸

▲ 焼物 黒毛和牛

▲ 煮物

夕食は見た目にも素晴らしく、味わっても最高のお料理でした。

▲ 大浴場

七尾湾が一望できる大浴場を貸し切り状態でゆっくりくつろぎました。

▲ 中島ストアー

翌朝、松乃碧をチャックアウト後に七尾市内の中島ストアーに向かいました。

このお店は能登産を中心に新鮮な魚を捌いて刺身として販売することで、地元でも

人気のスーパーです。

9時開店の直後に行きましたが、次々と刺身パックが店頭に並んで売り場が刺身で

埋められていました。

▲ 鮮魚・干物コーナー

▲ 刺身コーナー

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冬の加賀・能登路①

▲ 金沢まいもん寿司 白山インター店

冬の加賀・能登路の旅、初日のお昼ご飯は「地元北陸のネタが食べられる!」と

人気の寿司チェーン店「金沢まいもん寿司」です。

北陸道からのアクセスが良い「白山インター店」は、旅行中に立ち寄る場合には

もってこいの好立地のお店です。

11時の開店時間から間もなくお店に到着し、10分後に席に案内されました。

※金沢まいもん寿司は予約を受け付けていません

▲ のど黒あぶり

▲ あら汁

▲ 白えび唐揚げ

ご当地ネタを中心に注文して、大満足のお昼ごはんでした。

▲ 天徳院

こちらは金沢市内にある曹洞宗の天徳院。

からくり人形と十三参りで有名な寺院です。

十三参りは京都嵐山の法輪寺が有名ですが、ここ天徳院では毎年3月の最終日曜日に

13歳の男女を対象として開催されます。

▲ 石川県立図書館

昨年7月に金沢大学工学部跡地に移転開館したばかりの県立図書館です。

円形の吹き抜け大空間のスケールに圧倒されるデザインで、金沢の新名所になった

建築物です。

▲ 道の駅のと千里浜

金沢から千里浜なぎさハイウェイ経由で和倉温泉に向かう予定でしたが、残念ながら

天候不良のため通行止めに。

道の駅のと千里浜で融雪剤で汚れた車体を洗浄した後、道の駅に出店している人気店

「マルガージェラート」でジェラートを食べました。

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別所温泉(上田市)

▲ 北向観音堂

産地研修会の宿泊は上田市郊外の別所温泉でした。

別所温泉は平安時代からの湯池場として知られ、北向観音堂に代表される

古刹があることから「信州の鎌倉」と呼ばれる温泉地です。

▲ 北向観音参道

北向観音堂は、厄除け観音として古くから信仰を集め、長野市の善光寺と

向き合うように本堂が北を向いていることから北向観音と呼ばれるように

なりました。

▲ 中松屋 山ぼうし庵

宿泊先は江戸時代から続く老舗旅館の中松屋です。

部屋は明治初期に県内一円から材木を集めて建てた当時のままの古民家建築の

客室を選びました。

太い梁を用いた高い天井が広い空間を演出し、ゆったりとした時間を過ごす

ことができました。

▲ 前菜

▲ 信州サーモン

地元の食材を使ったお料理にお酒が進みます。

▲ 大浴場

▲ 上田市街の夜景

最上階の大浴場からは上田市街の夜景がきれいに眺めることができます。

▲ 朝食

品数が多く食べ応え十分の朝ごはんにみんな満足していました。

▲ 上田市中央一番街交差点

旅の最後は上田城址公園を散策した後、信州そばの草笛で昼食をとり、中心部の

中央一番街でお土産を買いました。

中央道を順調に走り18時30分に津に到着、2日間で770㎞の旅でした。

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信州研修会② 小岩井紬工房

▲ 小岩井紬工房(上田市上塩尻)

信州産地研修の二日目は上田市の小岩井紬工房です。

上田で過ごした30年前に何度も通った北国街道沿いにある工房に、今回初めて

見学させていただくことになりました。

もともと小岩井家は養蚕が盛んだった上田で江戸時代中期から明治時代の初期ま

養蚕業を営んでいたそうです。その後、養蚕業から上田紬の製織に転じて現在は

三代目の小岩井良馬さんが手織りにこだわった上田紬を製作しています。

▲ 整経

▲ 様々な色に染められた絹糸(茶系の色は信州特産のりんご染)

▲ 横段に暈しを施した上田紬

▲ 小岩井良馬氏

上田紬は上田縞(うえだじま)に代表されるようなくっきりとした縞と格子柄が

特徴とする丈夫な紬でしたが、最近の小岩井紬工房では、柔らかな縞に暈しを

加えた都会的な無地感覚の上田紬を製作しているということでした。

従来の上田縞の紬だと縞が強調されるため帯合わせが限定的になります。そこで

帯合わせのバリエーションを楽しめる無地感覚のシンプルなデザインを増やして

いるそうです。

▲ リンゴ染の上田紬(左)

▲ 上田城の桜で染めた上田紬

最近では、染料にもこだわり信州の特産品であるリンゴの皮を用いたリンゴ染や

サクラ染の紬を製作したり、織のアクセントとして花織の組織を織りだした紬も

紹介していただきました。

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信州研修会① 岡谷蚕糸博物館

▲ 岡谷蚕糸博物館

今回の産地研修会は、かつて日本随一の生産量を誇った蚕糸王国・信州です。

まず、諏訪湖畔の糸都・岡谷を訪ねました。蚕糸業の最盛期に岡谷は、日本で

トップの生産量を誇る長野県の6割もの生産を担っていました。

この博物館は2014年に製糸工場(宮坂製糸所)を併設する形でリニューアル

オープンした稀有な展示施設です。

▲ 現在日本に唯一残るフランス式繰糸機

▲ 宮坂製糸所の上州式繰糸機

現在、日本で操業している製糸工場は4か所で2社が長野県岡谷市と下諏訪町に

あります。その1社が岡谷蚕糸博物館に併設されている宮坂製糸所です。

他の県外2社は群馬県安中市の碓氷製紙と山形県酒田市の松岡(松岡製糸)。

▲ 自動繰糸機

▲ いろいろな種類の繭

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