ふるまご呉服店
三重県津市上浜町2丁目62
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和風生活 かやくごはん
イブネ(1,160m)朝明コース
▲ 6:13 朝明駐車場出発
鈴鹿10座で唯一踏破していないイブネに初チャレンジしました。
イブネに登るには、鈴鹿スカイラインの武平峠から雨乞岳を経由するコースと
滋賀県側から東近江市の甲津畑からのコース、そして今回の朝明渓谷コースが
ありますが、どれもロングコースとなるため躊躇していました。
この日は晴天で日照時間も長い6月であることから、ロングコースを歩くには
最高のコンディションとなりました。
5時過ぎに自宅を出発して、朝明駐車場(500円)には3番手で到着しました。
▲ 伊勢谷
▲ 7:13 根の平峠
この分岐で間違って左(御在所岳方面)に進み10分のロス。
正しくは直進(西)して杉峠へ向かう道で、かつて織田信長も通ったという
旧千草街道です。
▲ 根の平峠から上水晶谷・杉峠方面に
▲ 7:58 コクイ谷出合 ※杉峠は徒渉して直進右岸へ
根の平峠からここまで愛知川源流の古道を順調に歩き、コースタイム通りに
2時間弱でコクイ谷出合に到着。
ここで進路に迷いましたが、先行者と共に徒渉して正規ルートに入ることが
できました。
▲ 9:05 杉峠
3時間弱で杉峠に。
▲ 杉峠のシンボルツリー
立ち枯れの杉がシンボルとして堂々と立つ杉峠。
▲ 杉峠から望む雨乞岳(1,238m)
▲ 綿向山(1,110m)
360°の展望が効く杉峠からは目の前の雨乞岳や綿向山、東には御在所岳
鎌ヶ岳など鈴鹿の山が一望できます。
▲ 9:30 佐目峠
杉峠からは見通しの効く稜線歩きとなり快調に進むことができ、イブネが
近づくにつれて苔ゾーンに入ります。
整備されたようなとても歩きやすい道がイブネまで続き、高木がないので
見晴の良い丘のような地形です。
▲ 苔の中から生まれたシダの赤ちゃん
▲ 9:55 イブネ(1,160m)登頂
「鈴鹿の奥座敷」を呼ばれる苔の台地が広がるイブネは、鈴鹿の他の山とは全く
雰囲気が異なり、別世界に迷い込んだような印象をうける場所です。
▲ 御在所岳(1,210m)
▲ 鎌ヶ岳(1,161m)
▲ 10:03 イブネ北端から望む釈迦ヶ岳(1,092m)
▲ 10:13 クラシ(1,145m)
ロングコースの折り返し地点のクラシ山頂。
出発からちょうど4時間かかりましたが、苔むした別世界の絶景が山歩きの
疲れを感じさせないぐらいです。
▲ イブネから伊勢湾方面を見下ろす
通常は復路ではスピードアップして一気に下るのですが、4時間歩行の疲労が
徐々に足に効いてきたためペースダウン。
コクイ谷出合から千草街道を引き返し、やっとこさで根の平峠に到着。その後
は痛む左足を引きずるようにして13時37分に駐車場に帰着しました。
「やはりイブネは遠い」と思い知った7時間超えの山行に疲労困憊でした。
オハイ・頂山周回コース
▲ 7:52 九鬼コミュニティーセンター(旧九鬼中学校)出発
当初の予定では滋賀の霊仙山を計画していましたが、晴天ながら強風の予報が
出ていたため、温暖で風の影響がないオハイに変更しました。
東紀州の尾鷲市九鬼崎の人気景勝地オハイ(大配)を頂山経由で周回しました。
旧九鬼中学校の観光駐車場は20台程度のキャパがありますが、週末には満車と
なることが多いので早めの到着が無難です。
▲ 8:49 頂山手前から望む八鬼山と尾鷲湾
晴天で気温が上がったこの日は、歩き初めてしばらくすると汗が一気に吹き
出したためTシャツ姿での登山となりました。
山頂手前の直登を登りきる熊野古道が通り西国一の難所といわれた八鬼山と
尾鷲湾が正面に現れます。
▲ 8:52 頂山山頂(398m)
登山開始から1時間で今回ピークの頂山に登頂。
木々に覆われているため展望はほぼ効きません。
▲ 9:09 ハカリカケ岩
このハカリカケ岩まで来ると熊野灘の絶景が目の前に広がります。
▲ 9:28 頂山分岐
目的地のオハイ(大配)には左に進むべきところを何を勘違いしたのか右に進み
15分ほど下って間違いに気づきました。
不覚にも20分以上のタイムロスにどっと疲れがきました
▲ 10:09 古田キャンプ場跡
温暖な東紀州では桜の開花も早く、五分程度の花が開いていました。
ここからは一気に下って海に向かいます。
▲ 10:18 オハイ到着
▲ オハイブルーの魚群
断崖絶壁からエメラルドグリーンの海が広がる九鬼の秘境スポットとして最近
テレビでも紹介されたオハイ(大配)の絶景に、ここまでの疲れが一気に吹っ
飛びます。
▲ 柱状節理の断崖絶壁
▲ この川の流れがオハイに注ぎます
復路は九鬼崎遊歩道をゆったりと歩き九鬼漁港に下ります。
▲ 12:06 九鬼漁港
▲ 12:11 旧九鬼中学校に帰着
春の陽気に一気に桜も開花した日の充実の山行となりました。
途中2回コースを見誤りタイムロスをして4時間を超えましたが、心地よい
疲れに満足できました。
春の雪山 藤原岳(1,144m)
▲ 8:03 大貝戸登山口出発
藤原岳に咲く春の花、セツブンソウやフクジュソウを見るために花の多い孫太
尾根コースで登る計画を立てていましたが、週末の降雪で花が雪の下に隠れて
いるとの情報から一般的な大貝戸コースに変更しました。
登山口の駐車場は8時の時点で4割程度の駐車率でした。
▲ 9:30 8合目
7合目の手前から積雪で滑りやすくなったので、アイゼンを装着しました。
冬の藤原岳は8合目から一気に積雪量が増えます。踏み跡を外すと膝上まで
ツボ足を取られるので、いつも以上の疲労感があります。
▲ 10:15 藤原山荘(避難小屋)
8合目から続く約45分の登り道に疲れ切ったけれど、山頂が見えたので休まず
一気に頂上を目指しました。
山頂直下はまさに雪山。
積雪が膝下まであるので、踏み跡をしっかりたどって登っていきます。
▲ 10:35 藤原岳登頂
出発から2時間半、山頂は無風で雪と青空のコントラストが見事な春の雪山と
なりました。
▲ 御在所岳(1,212m)方面
▲ 御池岳(1,247m)
▲ 伊吹山(1,377m)
▲ 踏み跡がなく綺麗な雪面にはシュカブラが見えます
山頂からの下り道はスピードアップして12時過ぎに下山。
4時間ちょっとの充実の雪山でした。
綿向山(滋賀県日野町1,110m)
▲ 日野町のシンボル綿向山(1,110m)
関西で最も人気のある冬山、綿向山に登りました。
▲ 8:12 溶けた雪でドロドロの第2駐車場
8時過ぎに御幸橋駐車場に到着すると第1駐車場は満車、平日とはいえ人気の
高い冬の綿向山は6時半までの自宅出発が必須だと思い知らされました。
晴天の予報で、例年のこの時期に比べてかなりの込み具合です。
▲ 9:13 雪がしまって歩きやすい5合目手前の登山道
登山道に積雪があり、いつもより早く3合目で軽アイゼンを装着しました。
▲ 9:20 5合目小屋
1時間ちょっとで5合目小屋を通過すると、山頂まではあとひと踏ん張りです。
▲ 9:35 7合目
7合目から先の冬期登山道は、雪の付いた木々の間をほぼ直登で一気に登ります。
結構息が上がってきますが、雪山の美しさにシャッターを切りながら楽しめます。
▲ 10:01 綿向山登頂
多くの人で賑わう山頂は、心配された風もなく青空が広がり絶好の雪景色となり
ました。正面の鈴鹿の山はもちろんのこと伊勢湾までハッキリ見渡せました。
▲ 雨乞岳と鎌ヶ岳
▲ 青空に映える霧氷
山頂から竜王山方面の北尾根からは関西有数の絶景が広がります。
▲ くぐると幸せが訪れる「幸福のブナ」
▲ 雪山感満載の北尾根
シャッターを押す指先が凍えてきたため、これ以上先に進むことなく下山。
一気に駆け降り11:21に駐車場に到着。第3駐車場にも止められない
路駐車あり、登山者の多さを物語っていました。
今年初の雪山は天候に恵まれた3時間の充実した山行となりました。
▲ 大河原温泉かもしか荘(800円)
▲ 商売繁盛・選挙の神様「若宮神社」
下山後は土山町の大河原温泉かもしか荘で汗を流し、隣接する若宮神社に
参拝して帰りました。
初登山 入道ヶ岳
▲ 7:46 キャンプ場の駐車場を出発
今年の初山は鈴鹿の入道ヶ岳。椿大社の初もうでを兼ねた山登りです。
天気予報通りの快晴で絶好の登山日和、最も登りやすく山頂まで最短の二本松
コースを歩き始めると徐々に体が温まり上着の必要がなくなりました。
▲ 8:25 5合目滝ヶ谷分岐
山頂へはこの分岐点を右に登っていきます。ここから登りが続き一気に標高を
上げていきますが、日差しを浴びて汗が噴き出してきました。
▲ 9:11 登頂
ほとんど休憩することなく1時間25分で登頂。
▲ 山頂から望む伊勢湾
▲ 鎌ヶ岳(1,161m)と御在所岳(1,212m)
▲ 仙ヶ岳(961m)
360度の大パノラマで鈴鹿山脈の山々が目の前にハッキリ現れました。
冬には木曽御嶽山や白山まで見渡せることが多いのですが、この日は遠方に雲があり
残念ながらアルプスまで見ることができませんでした。
▲ 9:16 池ヶ谷
山頂からいったん下ってこの湿地帯を右に進み奥宮へ。
▲ 9:24 椿大社奥宮
奥宮への参拝は2012年以来、2回目です。
奥宮から北の頭を経て、井戸谷を下るコースで下山しました。
▲ 下山は井戸谷コース
▲ 10:18 下山
2時間32分の天候に恵まれた快適な初山行となりました。春を思わせるような
暖かい陽気に多くの登山者が訪れ、出発時点では先行車が2台だったのに10台
近くに増えていました。
▲ さつき温泉
下山後は鈴鹿市のさつき温泉で汗を流して充実の初登山を締めくくりました。
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