
▲ 風伝颪(ふうでんおろし)との遭遇

7時前に自宅を出発して、紀勢道から国道42号線を経て311号で熊野市紀和町を
目指して走っていると、熊野古道の風伝峠の近くで偶然にも風伝颪に遭遇しました。
風伝颪は10月~3月の寒暖差にある日の翌朝に発生することがあるといわれていま
すが、めったに遭遇することのない自然現象です。

▲ 紀州鉱山跡(道の駅 板屋九郎兵衛の里より)

▲ 10:09 布引の滝の展望台の上にある登山用駐車場(6台程度)
道の駅から30分ほど林道を進み、出発から3時間以上かけてようやく登山口の
駐車場に到着。この時は風伝峠で見た雲に覆われていたため、曇り空の中の出発
となりました。

▲ 10:13 保全林コース(右)との分岐
かつては整備されていた保全林コースは、階段状の木組みが崩れてかなり荒れて
いるためロープが張って通行止めになっています。

▲ 12:14 一族山山頂(800,5m)
途中で谷筋に下りて道を間違いましたが、稜線に出る頃には雲が切れて晴天となり
2時間で一族山に登頂。

山頂からはわずかな展望ですが紀和町を見下ろすことができました。

▲ 眼下に北山川

▲ 13:26 日本の滝百選に名を連ねる布引ノ滝
往路は同じコースで山頂から稜線に下りた後、足早に1時間で下山。
3時間の孤独な山行の後、名瀑布引ノ滝を眺めて湯ノ口温泉に向かいました。

▲ 湯ノ口温泉(550円)
紀州の名湯、湯ノ口温泉には平日にもかかわらず県外ナンバーの車もあり、そこ
そこの賑わいでした。温泉でゆっくり温まった後、熊野川の右岸(和歌山県側)を
下流に進み、お土産のさんま寿司を新宮で買って6時前に帰宅。
行き帰り3時間の運転となりましたが、充実した紀州路の山行でした。