藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

自分の持っている才能に、気づこう。

2006年04月29日 | テニス
テニスが強くなるには、自分の持っている才能に気づくことです。

「あの人はいいよね~!あのくらい背が高かったら、上を抜かれることも少ないし、サーブも入りやすいのになぁ」とか、「あの人くらい力があったらなぁ・・・私もあのくらい腕力があったら、ちょっとぐらい打点が遅れても、パワーでなんとか返せちゃうのにな~」などと言っている人がいます。
こういう人は、だいたいその後に「はぁ・・・いいなぁ・・・私にもこういう才能があったらな~」と、ため息をついています。

できないことに対して、「私には才能ないから・・・」とガッカリしないことです。
「背が、2mくらいまで伸びないかな」とか、「片手で100kgのバーベルが持ち上げられるくらいに、マッチョにならないかな」と思っても、そんなのムリです。
他人と比較しても仕方ありません。
体格も、性格も、そもそも人間自体が違うからです。
相手の人を参考にして、できそうなことを吸収していくことは大切です。
でも、絶対できないことに対して文句を言っても、意味ないのです。

「できない」ということも、才能です。
できることだけが、才能ではありません。
できないということを、武器にしていくことです。
なんでもかんでも、完璧にできる人なんていません。
あれもこれもと、なんでもやることもできないのです。
可能性を広げていくとは、広く浅くと、まんべんなくやっていくことではありません。
「ここだ!」ということを絞って、深く掘り下げていくことで、可能性は広がります。

「できない」ということには
・ 練習量がまだ足りてない。
・ やるべきポイントが間違っている。
という理由があります。
この場合の「できない」は、「このポイントは間違ってるよ」というメッセージです。
これに気づいて、できることを掘り下げて、追求していくことが大切です。

マイケル・チャン選手は、背が低いというハンデがありましたが、最後まで諦めない精神力の強さや、フットワークの良さで世界のトッププレイヤーになりました。
ブラッド・ギルバート選手の試合をみると「なんでこんなにボールの遅い選手が勝っちゃうのかな?」と不思議に思うほど、パワーよりも戦術でトップにいました。
ステファン・エドバーグ選手は、ストロークはヘタッピでしたが、ボレーのスペシャリストで世界ナンバーワンになっていました。

「できる」ことと「できない」ことの才能は、1人ずつ違います。
自分と他人とは、違う良さがあるのだから「背が高くてズルイ~」などのように、文句を言わないことです。
それよりも「あんな高いボールをとれるなんて、マジでスゴイね!」とか「あんなボールを腕の力で返せるなんて・・・ホント凄いね!」と、ほめてあげられることが大事です。

「できない」ことも、才能です。
「努力するとこは、ここじゃないんだよ」というメッセージです。
これに気づくから、できること、できそうなことのイメージがハッキリしてきます。
「できない」という才能に気づき、できることを活かしていきましょう。
それによって、オンリーワンプレイヤーに成長していきます。

自分だけの才能に気づき、自分だけのプレースタイルを作っていきましょう。



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