信じて、打とう。

テニスが強くなるには、信じることです。

「私・・・なかなか勝てるようにならないんだよなぁ」と言っている人がいます。
こういう人の多くが、自分の打ったボールを信用していないものです。
「このボール・・・ホントに入るのかな？」と、不信感を持って打ったショットは、失敗しやすいです。

信じられないものは、安心できません。
「この人の運転って信用できないんだよなぁ」と思っている人の車に乗ると、めちゃめちゃ疲れます。
力が入っちゃうからです。
でも、信用できる人の運転なら安心です。
リラックスして乗ることができます。

僕はよく「自分が打ったボールを、もっと信用してあげた方がいいですよ」と言います。
すると「そんなこと言ったってさぁ・・・結果がこんなだったら信じられないよ」と言う人がいます。
しかし、信じられないうちは、良い結果が出ないのです。

自分が打ったボールを信用しても、裏切られることもあります。
でも、どうせ裏切られるならば、信じて裏切られる方がいいです。
そこからいろいろ学べます。
最初から「信用できないなぁ」と不信感を抱いていたら、「やっぱりね」と思うだけで終わりです。

僕は、自分のフォームを信じるようにしています。
自分の打つボールは、フォームから生まれます。
だから、信じれるフォームであるために、いつもチェックします。
良いフォームで打てれば、結果として良いボールが打てるようになるのです。
もし、ちょっとアウトしてしまった場合でも「そんなに悪い打ち方はしてなかったけど、少しタイミングが遅れたよね」と、微調整するだけで安心できます。

良いフォームで打つために必要なのは、リラックスです。
リラックスするためには、信じることです。
「フォームが良ければ、結果はついてくる」と、信じて打ちましょう。



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