藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

隙のあるプレーをしよう。

2006年04月23日 | テニス
テニスが強くなるには、うまく隙をつくることです。

「うわぁ~ダメだぁ・・・私、隙だらけなんだよねぇ・・・」と言っている人がいます。
この人が「うまい人って隙がないんだろうなぁ・・・コーチも本気で試合するときは、隙を与えるようなまねはしないんでしょ?」と、聞いてきました。
「いやいや~!そんなことはないですよ!完璧な人なんていませんから・・・っていうか、マジでプレーするときほど、わざと隙をつくりますねー!」と言うと、「はぁ?」とポカンとした顔をされました。

前に、友達と飲みにいったとき、女性陣がかたまっている方では、恋愛トークが盛り上がりをみせているようでした。
男性陣サイドでは、会社のグチがはじまってきたので「こりゃ長くなりそうだな~」と思い、さりげなく恋愛トークの方へ割り込んでいきました。
どうやら議題は、「告白する派か?させる派か?」ということのようです。
「告白されるんじゃないんだな~」と思いながら、様子を伺っていました。
「私は絶対告白させる派だなー!」と豪語する人のコメントに、妙に「なるほどね」と感心しました。

「告白させるってさぁ・・・どうすんの?」と質問すると、「狙った男にうまく隙をつくって、誘い込むんだよー」と、何やら不敵な笑みを浮かべています。
「隙をつくるって・・・どうやんの?」と聞くと、「フッフッフ・・・知りたい?まぁ私くらいになると、いろんな技があるんだけど・・・そうだなぁ・・・たとえば、いつもは明るく振る舞ってるんだけど、あるときわざと暗そーにしてみるんだよ・・・そうすると、たいてい心配してくれるんだよね!そこで、ちょっと心の傷みたいのをアピッて隙を見せると、たいてい食いついてくるんだよね~・・・こっからは私のペースでいけるのよ・・・フフフッ」と、勝ち誇ったように語っていました。
「・・・マジか!なんか詐欺師みたいだなぁ・・・気をつけないと・・・確かそんな感じで獲物を捕まえる虫いたよね?・・・なんかちょっと汚くない?逆トキメモかよ!」とツッコミを入れると、「うるさい!」と怒られました。

「わざと隙を見せる」というテクニックは、実は僕もよく使います。
上級者と試合をするときなどには、かなり頻繁にやります。
上級者ほど、「どこかに隙はないかな?」と、相手を観察しているからです。
相手の人に気づかれないように、シレッと網を張っておくようにします。
例えば、ダブルスで前衛のときに「まさかストレートに打ってくるとは、思ってもいないですよ」というフリをしていて、密かに待っています。
相手が「隙あり!」とストレートのパスを打ってくると、「引っかかったな!」とニヤリとします。
こういうトラップを仕掛けられるようになると、テニスもさらに面白くなってきます。

わざと隙をつくってみましょう。



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