藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「でも?」と、考えてみよう

2008年02月16日 | テニス
「でも?」という発想を入れてみることです。

「私、あの人嫌い」と言っている人がいます。
好き嫌いはあって当たり前です。
ただ、嫌いだからといって、全否定するのはマズイです。
「なんで嫌いなんですか?」ときいてみると、「だって、あの人ヒドイんだよ!イヤ~なロブばっか打ってくるし、ラインぎりぎりのビミョーな球は、必ずアウトって言うし」と怒っていました。
だけど「わかるけど・・・ちょっともったいないな」と思いました。

僕は、かなり好き嫌いがある方です。
好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌いです。
しかし、好きなものが全部好きかというと、そんなこともありません。
逆に、嫌いなものが全部嫌いということもあまりないです。
たとえば「トマトが嫌い」といっても、全部が全部というわけではないです。
「トマトジュースは大嫌いで飲んだら気持ち悪くなるんだけど、トマトケチャップは大好き」という感じです。

いくら嫌いといっても、全部を否定するのはもったいないです。
僕は嫌いな人からも、いろいろ勉強させてもらっています。
たしかに、取りにくいロブばかり打ってくる人は嫌です。
しかし、そういうロブを打てるのはすごい技術です。
「そっかー!こういう感じのロブって嫌だな」とわかることは、自分にとっていろんなプラスになります。
ビミョーな球を「アウト」って言われたら、「おいおい!今のは入ってたんじゃないの?イモってんじゃねーよ」と思います。
もし、本当にラインにかかっている球を、アウトとコールするのはフェアプレーに反します。
こういうのはよくないので「嫌い」でいいと思います。
だけど「こういうのはよくないことだけど、なんとしても勝ちたいという、勝ちへの執念という点は尊敬できるよね」といった、自分のプラスになることは吸収したほうがトクになります。

同じことの中にも、いろんな部分があります。
「でも?」と考えてみましょう。



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