イヤなままに、しないようにしよう。

イヤなままにしないことです。

「楽しくやれれば一番なんだろうけど、イヤなものはやっぱりイヤだよね」と話している人がいます。
でも、そんなこともありません。
イヤなことでも、楽しくすることはできます。
そのコツは、全力でやってみることです。

この人を見ていると、好きなショットの練習は一生懸命やっています。
でも、苦手なショットの練習のときはイヤそうにしています。
「これは、あんまりやりたくないなぁ」といった感じで、全力を出し切ってないみたいです。
これでは、ずっとイヤなままです。

僕は、ボレーが嫌いで、ぜんぜん楽しくありませんでした。
しかし、今はすごく楽しいです。
普段「テニスは楽しくやらないと、うまくならないよ」と言っています。
でも、僕もイヤなものはイヤです。
はじめから、楽しいわけではありません。
イヤなことは、イヤなままにしないことです。
イヤだと、なかなか本気になれません。
ついつい、どこかで力をセーブしてしまいます。
しかし、あえて一生懸命やってみることです。

ボレーが苦手なら、逃げずに一生懸命やってみることです。
むしろ、イヤになるほどやってみたら「本当にイヤになった」ということは少ないです。
たいてい、好きになってきます。
すると、イヤなことが楽しいことに変わってきます。

イヤなままに、しないようにしましょう。



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