「カッコイイ」を、誤解しないようにしよう。

「カッコイイ」を、誤解しないことです。

「そういうカッコ悪いことはできないよ」と言っている人がいます。
「高校生じゃないんだから、いい歳こいて、そんなみっともないこともできないじゃない？」と話しています。
言いたいことは、わかります。
しかし、カッコつけてチャレンジできないことは、カッコ悪いことです。

先日「この人カッコイイな」と思いました。
その人は、かなりテニスの上手いご年配の方です。
「今さらなんですが、もっとこういう打ち方をしたいと思いまして・・・」と、一生懸命フォアハンドの改造に取り組んでいます。
しかし、だいぶフォームを変えようとしているので、なかなかうまくいかないようです。
ヘンな方向に飛んでいったりして「あらら？すいませ～ん！」とペコペコ謝りながら、「もっとこうかな？」と努力しています。
テニス歴も、僕よりずっと長いはずなのに、積極的に「ここのところがよくわからないんです」「もう少し、こうやったほうがいいんでしょうか？」などと、とても謙虚に、そして熱心に質問されます。
以前に比べると、着実に進歩しています。

カッコイイ人は、成長し続ける人です。
みっともないところを見せない人が、カッコイイ人ではありません。
恥をかいても、前に進んでいける人がカッコイイです。

他人の目を気にしすぎて「そんなカッコ悪いことなんてできない」では、結局何もできなくなってしまいます。
「こういうことをしたいけど、そのために今はこういうことができるんじゃないか？」とチャレンジしていけば、当然うまくいかないこともたくさんあります。
それでも進んでいける人は、カッコイイです。
いくつになっても、前に向かって進んでいける人は成長していきます。

「カッコイイ」を、誤解しないようにしましょう。



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