藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

ナビってもらおう。

2008年02月04日 | テニス
ナビってもらうことが大切です。

「上達するのに、近道なんてないですよね」と言っている人がいます。
どうやら「地道に努力して、自分の力でなんとかするしかない」と思っているみたいです。
僕も、以前はそう思っていました。
でも、ちょっと違ってました。
近道もあります。

「自力で、なんとかするしかない」と思わないことです。
行ったことのない場所に向かって運転するときも「ぜんぜん道わかんないけど、なんとか自力で行ってみるよ」とやると、途中で迷ったり、地図を広げて「今どこだろ?」と調べたりして時間がかかります。
だけど、詳しい人に助手席でナビってもらったら「次の信号を右ね」「この先渋滞らしいから、こっちの裏道でいこう」などと、スイスイいけて早く着けます。

先日、パソコンの操作方法がわからないところがあって、しばらく「自分でなんとかしよう」と説明書を読んだりして調べてみましたが、けっきょくわからずにいました。
そうしているときに、友達から電話がかかってきました。
ためしに「ところでさ、パソコンのこういう操作ってわかる?」ときいてみると、「今パソコンひらいてる?こうやって、こうしてみ」というので、その通りにやってみると、ものの数秒でできちゃいました。
「この悩んだ時間はなんだったんだ?はじめから聞いときゃよかったよ」と思いました。

ナビってもらうことです。
「サーブがうまくなりたい」と思っているのなら、サーブのうまい人を見つけて教えてもらうことです。
「自力でなんとかする」と思っても、気がつかないところはなかなか気づかないし、時間もかかります。
積極的に人に「教えて」とお願いすると、「もっと、肩をこう使っていたらいいんじゃない?」などと、「えっ?そんなこと、今まで考えたこともなかったな」という部分を指摘されたりします。
こういうのが、うまくなるための近道になるものです。

自分で努力することにプラスして、他人の力もお借りすることです。
ナビってもらいましょう。



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