ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

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(アスクル火災)「有毒ガス」が出ている時に報じず後出しするメディア。住民はのどの痛みや吐き気・頭痛

2017-02-23 | 公害

(管理人より)火災発生から6日たってようやく鎮火したアスクル倉庫の火災。今回のアスクル火災について、余りにもメディアの誘導がひどいので指摘しておきます。

火災発生時は、どの局の報道でもソーラーパネルや倉庫内の危険物については触れませんでしたが、流石にそれはおかしいという意見がツイッターで拡散したため、少しずつソーラーパネルについても、局が触れるようになりましたが、あくまで表面的な報道で肝心なことは突っ込まないという状態が今もずっと続いています。

そのようなおかしな報道ばかりですが、わずかに問題に触れている記事を引用しておきます。つまり問題が起きている当日に報じられているのではなく必ず後出しで、誘導付きということです。 


アスクル倉庫 再び小さな爆発
02月20日 19時08分 NHK  

オフィス用品の通販大手「アスクル」の埼玉県三芳町にある物流倉庫で起きた火災は、出火から4日がたちました。
20日からは消防隊員が倉庫内に入って消火活動を行っていますが、午後に再び小さな爆発が起きたうえ、保管されているコピー用品など大量の商品が燃えているため、どこで火がくすぶっているのかわかりにくくなっていて、消火活動は難航しています。

埼玉県三芳町上富にあるオフィス用品の通販大手「アスクル」の3階建ての物流倉庫で起きた火災は、2月16日の出火から4日がたちました。
消防によりますと、のべ床面積およそ7万2000平方メートルのうち、これまでに東京ドームとほぼ同じ広さの4万5000平方メートルが焼けたということです。
消防が、けさ、倉庫内を調べたところ、火は上がっていませんが、2階と3階のところどころで白煙が上がっていて、消防隊員が空気を補給できる特殊な機材を持ち込んで消火作業にあたっていました。
しかし、20日午後1時前に3階の南東側で再び小さな爆発が起き、消防隊員が一時、外に避難しました。
さらに倉庫内は広く、保管されていたコピー用紙など大量の商品が燃えているため、どこで火がくすぶっているのかわかりにくくなっていて、消火活動は難航しています。
消防は、引き続き安全を確認しながら慎重に消火活動を続けています。アスクルによりますと、火災が起きた倉庫は3階建てで、のべ床面積はおよそ7万2000平方メートルあり、コピー用紙や文房具など、およそ7万種類の商品を保管していたということです。

1階に通用口があり、トラックが商品の積み込みなどを行うスペースが広く取られていて、商品の大半は2階と3階に保管されていました。
消防が火災を覚知したのは、今月16日の午前9時すぎで、「1階の段ボールから火が出た」という通報でした。
消防によりますと、消火活動が始まったあと、早い段階で1階と2階の天井の一部が崩れ落ち、火は建物全体に燃え広がりました。
さらに、屋上に敷き詰められていたソーラーパネルにも引火したということです。

消火活動は、2階と3階に窓がほとんどないことから、外からしか放水できず、難航しています。消防は火災の翌日から、重機で2階と3階に穴を開けて、内部への放水を始めました。
そして、18日の夜には、いったん2階部分の火を消し止めることができたということです。
しかし、19日の午前0時13分と15分に、3階の南東部分で、保管されていたスプレー缶に引火したとみられる2度の爆発があり、ふたたび火が強まりました。
その結果、これまでに全体の6割以上にあたる、4万5000平方メートルが焼けたということです。
消火活動が長期化している理由について、消防は建物の2階と3階には窓がほとんどなく、外からの放水が難しく、屋上にはソーラーパネルがあり、水をかけると、消防隊員が感電するおそれがあるため、直接、放水することができませんでした。
さらに建物の中の温度が一時、500度に達し、熱で壁がゆがむなど倒壊のおそれもあり、慎重に活動する必要があったとしています。アスクルの物流倉庫の火災で消火活動にあたっている入間東部地区消防組合西消防署の柿島勝巳署長は、20日現場で取材陣に対し「徐々に火が収まっている状況にあると思われ、消防隊員が様子を確認しながら内部に進入して消火活動にあたっている」と現在の状況を説明しました。そのうえで「鎮火のめどは立っていない。近隣の消防の応援をもらいながら、全力で消火活動にあたりたい」と話していました。

 動画で初めてソーラーパネルについてテロップが出ました。ソーラーパネルに放水すると消防隊員が感電する恐れがあるのでできなかったということを記事では認めています。

消火活動の妨げになっていたということです。

しかし付属の動画の内容とWEB記事が全く同じではありません。NHKではこういうことはよくあります。

そして、今日2/23の朝日新聞にはじめて「有毒ガス」について触れていますが、なんというか腰の引けた記事。 

アスクル火災なぜ長引いた 住民「家の中、すすだらけ」
小笠原一樹、佐藤祐生、木村司2017年2月23日04時03分 朝日新聞

 埼玉県三芳町の事務用品通販大手「アスクル」の物流倉庫で起きた火災は、出火から6日後の22日、ようやくほぼ消火された。なぜこれほど長引いたのか。

 「本当に申し訳ありません。初期消火の段階で止められなかった」。22日午後、アスクルの岩田彰一郎社長は、火災が起きた倉庫の近くで報道陣に頭を下げた。

 入間東部地区消防組合によると、火災は16日午前に発生。岩田社長らによると、出火場所とされる1階の北西側角付近は、使用済みの段ボールを置いておく場所で火の気はないという。倉庫内は禁煙で、倉庫区画とは分離されたところに喫煙所があった。

倉庫内では当時、400~500人が勤務しており、男性従業員2人が熱い煙を吸って病院に搬送された。火は2、3階へ燃え広がり、22日午前9時半にほぼ鎮火するまでに、鉄骨3階建て倉庫の延べ床面積約7万平方メートルのうち、約4万5千平方メートルが焼けた。パソコンや文房具、洗剤など約7万種類が保管されていたという。

 消防は完全な鎮火に向け、倉庫の一部を重機で壊し、倉庫内で放水を続けているが、作業終了のめどは立っていないという。

 三芳町は一時、周辺6世帯16人に避難勧告を出し、県によると3世帯10人がホテルなどに避難した。近くの主婦(50)は、ぜんそくをもつ小学5年の長女(11)を同級生宅に泊まらせた。「黒煙で、家の中にいても鼻の中が真っ黒。のどの痛みや吐き気、頭痛もあった。家の中はすすだらけで、布団も買い替えようか考えている」と話した。煙のため、ずっと家にいたという男性は「(火災まで)倉庫の中で何を扱っているか、何も知らなかった。地域に会社をもっと開放してほしい」と話す。

 総務省消防庁によると、倉庫には、消防法施行令でこの規模の倉庫に設置が義務づけられている消火器、屋内・屋外消火栓、自動火災報知設備、誘導灯が備わり、1階の一部にはスプリンクラーも設置されていたという。なぜ燃え広がったのか。

 消防によると、窓や出入り口などが少なく、延焼部分に直接注水するのが困難だった。一時500度にもなる熱気や有毒ガスが立ち込めたり、崩落の危険が増したりしたことで倉庫内に入るのも難しかったという。

 建物の特性も影響した。広い倉庫の随所に商品棚があり、食用油や紙類など燃えやすい物も多かった。19日未明には3階にあったスプレー缶に引火したとみられる爆発、20日午後にも破裂音がして、消火を妨げたという。

 大型倉庫の火災は過去にもある。1991年には東京都足立区の靴の倉庫が4日間燃え、靴やサンダルなど150万足が焼けた。ネット通販の拡大で、都市部の高速道路周辺では今回のような倉庫が増えている。

 東京理科大学大学院国際火災科学研究科の池田憲一教授(耐火構造)は「そもそも可燃物が多く、窓が少ない倉庫の火災は、長期化が宿命だ。火災の感知や初期消火など、消火活動の基本を改めて確認することが大切」という。「火災感知設備の増強、初期消火のためのスプリンクラー強化、消火ロボットの普及などで火災を防ぐことはできる。ただ、耐火設備を万全にすればそれだけコストがかかる。消防や防災の専門家、経営者、倉庫の管理者で、どこまで備えるかを議論することが重要だ」(小笠原一樹、佐藤祐生、木村司)

 

「黒煙で、家の中にいても鼻の中が真っ黒。のどの痛みや吐き気、頭痛もあった。」とありますので、煙を吸い込んだ住民には実際こういった健康被害も出ているということです。

「一時500度にもなる熱気や有毒ガスが立ち込めたり、崩落の危険が増したりしたことで倉庫内に入るのも難しかったという。」とありますので、「有毒ガス」が出ていたことを認めています。どうして有毒ガスが出ている時に言わないのか!

その有毒ガスが煙となって周辺に流れたことには触れていないお粗末な記事。

何が燃えたことで有毒ガスが出たのか、500度になったのかについて書かない。専門家もそこに触れない。

近隣住民は「(火災まで)倉庫の中で何を扱っているか、何も知らなかった。」と語っています。近隣住民も何が燃えているか知らないまま煙を吸わされたということです。

広い倉庫の随所に商品棚があり、食用油や紙類など燃えやすい物も多かった。19日未明には3階にあったスプレー缶に引火したとみられる爆発と記事にあります。

これは明らかに誘導だと思います。食用油や紙類など燃えやすい物、スプレー缶が燃えたと思わせる。実際には、ガスボンベが爆発しています。

倉庫内にはその他の爆発物や劇物、燃えてはいけない化学物質や重金属を含む工業製品も大量に保管されていたこと、それらが燃えてしまったことを言わないなんて・・・・

もはや良心を失っているとしか思えません。どうしても、紙類や食品や化粧品が燃えたことにしたいという意図がバレバレなんです。

さらに、NHKは「異臭がするということで町からマスク1枚支給」と報じました。近隣の中学校長がそうコメントしています。

問題は煙の有害性です。それを「異臭」だからマスクということにしています。

「有害な煙を吸わないようにマスク」と言わないといけないのに。しかも1枚だけなんて・・・

 

これから水質検査、土壌検査をするべきと思います。

本当は県がエアサンプラーを使って、空気を引っ張って有害物質の有無を調べるべきだったと私は思います。

そういうことを県民や市民が行政に要求しないと、命と環境は守れません。

 



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