ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

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プラスチック漂着ゴミは人間の欲望の残骸。プラスチックで海を汚しているのは人間

2016-08-26 | 海洋汚染

 (管理人より)今回、関東から北海道を立て続けに台風が襲いました。暴風であらゆるものが飛ばされて河川に大量のゴミが流出しています。 

台風のあとは海や川のゴミも増えます。大きな川になればなるほどゴミも膨大。 人間は土に還らないものを作り過ぎました。

人間社会のあらゆるゴミが漂着する海岸に唖然とします。その中に「人工芝」というプラスチックのゴミがありました。ゴミとなった人工芝は劣化し、マイクロプラスチックになって海に流れていくということです。そして海の動物たちの口に入ります。

写真家 クリス・ジョーダンさんが参加するMidway Journeyからいくつか動画をどうぞ。

太平洋のほぼ中心に位置するミッドウェイ島。潮流の関係であらゆるゴミが集まってくるこの島では、アホウドリの死骸の胃の中から大量のプラスチックが出てきています。

母鳥から口移しで食べ物をもらう赤ちゃんアホウドリも、小さなプラスチックゴミのかけらを飲み込み、成長途中で死んでしまう・・・・


 

 

 

 

アホウドリの親子がテグスのようなもので絡まっています。口に引っかかってしまっています。この動画の説明には「釣り糸」とあるのですが、よく見ると、どうもキラキラしたものがついたネックレスのように見えます。プラスチックのテグスで、さらにプラスチックビーズがついてるように見えるのです。留め具のようなものも見えました。もしそうだとしたら・・・日本でも趣味でビーズを使ってネックレスを作っている人は多いです。

そういったものが海に流れたら、わざとではないにしても、結果的にこういった野生動物の生死に直結してしまうということになるかもしれません。

私たちの暮らしには様々なプラスチック製品があります。子どものおもちゃ(ブロックなど)スプーンなどもプラスチック製が多い。

それらが流れ着いて、海鳥の巣の周りに・・・ ↓

 

 

使い捨てライターや小さな蓋が出るペットボトル飲料自体をまず買わないこと。これをゴミの始末の問題にすり替えないことが大事だと私は思います。

津波や台風により、ゴミが海に流れて大問題になるということは、東北大震災の際の津波で経験したはずです。生活のすべてが結果的に瓦礫・ゴミになって太平洋に流れて行きました。

私は当ブログで海のゴミについて何度も記事を書いています。

海に浮かぶゴミ、漂着するゴミは全て、人間の欲望の残骸です。

海を汚しているのは人間だということです。

 

川口由一さんの本から引用します(青文字)

環境問題で、間違ったことをしているのは人類だけであり、それ以外の他の動物は、一切間違いをしていません。ここを明確にして、人類の問い直しが必要です。自然界は完全絶妙で、なんら狂ったことなく間違いもなく誤ることもない。問い直さねばならぬのは私たち人間です。自然を守る、地球を癒す等々、それが曖昧であったならだめで、私たち人間の深い正確な問い直しが必要です。

 

自然農にいのち宿りて─目覚め・悟り・成長への道すじ
川口由一
創森社



 

【日本語訳】The ocean is broken海が壊れています オーストラリアのヨットマンの証言~津波瓦礫

【驚愕】tunami debrisで検索したら「海がゴミ箱」になったことがわかった

Synthetic Sea (合成の海~海に漂うプラスチック~)日本語字幕 海はゴミで埋め尽くされそう

海鳥は、無言で私たちに教えてくれています

分解されてなくなることのない溜まる一方の海のゴミ、マイクロプラスチック。日本は世界平均の27倍 

恐怖!歯磨き粉のつぶつぶが歯の隙間から大量に!プラスチックマイクロビーズの危険性を知る



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