(管理人より) 引き続き 太陽光発電設備の台風被害の様子をお知らせします。
「市内の会社の屋上に設置されたソーラーパネルが強風によってクレーンごと飛ばされたということです。それが落下し、近くにあった電柱をなぎ倒した」
ソーラーパネルが落下して電柱が折れたなんて!
ちょうど、立ち入り禁止のロープで建物の名前が見えませんが、「岩手ビルテック」です。
場所:Google衛星
場所:ストリートビュー データが2013年のものなので岩手ビルテックの倉庫?が、現在と違います。
岩手ビルテックの社屋が建て直されている。新築して屋根にソーラーパネルを乗せたのだと思われます。3年もたっていないかもしれません。
フェンスもぐちゃぐちゃ。電柱も折れましたから、弁償しなければならないのではないでしょうか?
メガソーラーは、台風の強風に耐えられる構造になっておらずむしろ、風を受け止めるような形状だそうです。車をひっくり返すような地を這う瞬時の強風に耐えられない。しっかり架台に固定しても、パネルが破損するという構造上の弱点について、ツイッターで電気主任技術者の方に教えていただきました。
建物の屋根の上にあればなおさらのこと強風で飛んでいくでしょう。
飛ばされたのは7枚で1セットになっているようですが、こういう比較的小さいサイズの太陽光パネルは、普通の住宅にも設置されていると思います。
つまり、台風、竜巻、暴風といった気象状況では、日本中どこでも起きる可能性があるということです。
追加でもう一つ 福島中央テレビより(リンク切れ)
2016年8月23日 12:05 台風9号通過 いわきなど大雨と強風の被害
下神白の復興公営住宅では、落下した太陽光発電のパネルが車3台に当たる被害
下神白の復興公営住宅はできたばかりです。
下神白団地(いわき市)の現場進捗状況 を見るとこの公営住宅の屋上にはソーラーパネルが設置されています。下は駐車場。
あなたの駐車場の周りに太陽光パネルがありませんか? 見えない位置に設置されているかもしれませんよ。
台風の時に飛んできて車に当たる可能性もあるということです。
ε=(・д・`*)ハァ…