学校給食の放射性物質検査へ ホームページで公表--県教委、来年度 /山口
県教委は来年度、県内で2施設程度を対象に、学校給食の放射性物質モニタリングを始める。
東京電力福島第1原発事故を受けた対応で、結果は県教委のホームページで公表する。
文部科学省の委託事業。県教委学校安全・体育課によると、県内で学校給食の調理をする2施設程度を選定。
料理は1週間(5食分)ごとに検査機関に送られ、1週間分をすべてかき混ぜた上で放射線量を測定する。
結果は毎週、県教委のホームページで公開。放射性物質が測定可能な値を上回って検出されれば、ベクレル単位で掲載する。
来年3月末まで続け、年間で180食分が対象となる見通し。
県教委では、モニタリングのため、来年度予算に検査委託費などとして183万円を計上。
近く対象とする調理施設を選ぶ。同課では「全国的に学校給食から放射性物質は検出されていないが、県民の学校給食への不安を取り除きたい」と話している。
【吉川雄策】
〔山口版〕毎日新聞 2月25日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120225-00000145-mailo-l35
>検査機関に送られ、1週間分をすべてかき混ぜた上・・・・
1週間分全部かきまぜてしまったら、どの食品、素材が悪かったのか特定できなくなるし、希釈されるし、かりに悪い検査結果が出てももう
食べた1週間の後なので、あまり意味がないですよね・・・しないよりはましだけど。1回は食べちゃうことになる。
税金を183万円も使って検査外注するなら、ゲルマニウム半導体検出器買ってほしいです。
検査機を独自で買って、県で1品ごとに検査してほしいです。
そしてなぜ、検査が来年3月末までなのでしょうか?
原発はいっさい収束していないし、セシウムの半減期は30年。なのに、なぜ、期間限定?? しかもたったの1年!?
給食は、アレルギーをお持ちのお子さんを育てているお母さんにとって、切実な問題です。
3.11以前でも担任の先生によって、受け取り方や理解度が違うので、臨機応変に対応するしかないのが現実。
アナフィラキシーショックのことなど、先生方に正確に学んでほしいし、学校で対応できない場合はお弁当をさくっと許可してほしい。
長年保育士さんをされた方にお聞きしたところ、昔よりずっとアトピーや喘息、アレルギーの子が増えたそうです。
食生活が変わったせいもありますが、加工食品に含まれる食品添加物や、野菜の残留農薬など
飽食の時代の大人世代のツケが、次世代の子どもを確実に蝕んでいる気がします。
そして今、アレルギー持ちでなくても、食品に含まれる放射性物質のことを考えなければ健康を保てない時代になりました。
せめて、給食には、必ず地産地消で、地元の安全な野菜を使ってほしいです。
疎開できていない福島の子どもたちには、給食用に野菜を送ってあげられたらいいのにと思います。
子どもの健康を保つ「絆」のほうが大切なのではないでしょうか?
福島では、出荷停止になっている野菜も多いです。http://yasaikensa.cloudapp.net/special.aspx
危険を避けることは「風評被害」ではありません。
食品の放射能検査データ http://yasaikensa.cloudapp.net/
突っ込みどころはありますが
検査そのものを行ってる自治体が少ないので
これから全国に広がる事を期待します。
松本市はベラルーシ基準を採用し、給食に使われる
食材の事前検査を毎日しているとの事。
ベラルーシで子供の甲状腺癌手術を手がけた市長が
トップだからこそ可能なんでしょう。
本来なら自治体まかせではなく国が取る対策なのに
自治体によって検査値に差がでるとは・・
http://youtu.be/cJu-rU4-Xyk
プロジェクトX 挑戦者たち チェルノブイリの傷 奇跡のメス
1986年4月26日。旧ソ連ウクライナで人類史上最悪の事故が発生した。チェルノブイリ原子力発電所4号炉の爆発。大量の放射性物質が発生、その多くが風下に位置したベラルーシに流れ、間もなく悲劇が始まった。子供たちに甲状腺ガンが多発し始めたのである。現地の病院で手術を受けた子供たちの首筋には、一生消えない大きな傷がついた。その時、一人の日本人医師が立ち上がった。信州大学医学部の外科医、菅谷昭。父は、夜の往診も厭わない町医者。もっと患者と向き合いたい、そんな思いを抱き続けていた菅谷は、大学教授の座を辞し、ベラルーシに渡ることを決意する。ベラルーシでの菅谷のたった一人での闘いが始まった。やがて菅谷の高い手術技術や、患者との交流に心打たれていく若い現地医師たち。いつしか菅谷のアパートに集まり、勉強会が開かれるようになった。菅谷は、彼らに自分の手術技術の全てを伝えた。さらに菅谷は、手術後もガン再発の不安を抱える患者達の家を一軒一軒訪ね、診察を繰り返した。脳裏には父の姿がよぎっていた。そんな菅谷の活動に共感し、菅谷を支えようと奮闘する一人の男がいた。28歳の若手医師、ゲンナジー・トゥールだった。二人は訪問診療を黙々と続けていた。やがて菅谷たちの努力は、ある一つの奇跡を産んだ・・・。人類史上最悪の事故と対峙した、日本人医師と現地の医師たちの5年半に及ぶ闘いを描く。
って一体何なんですかね??
もしかしたら来年4月以降は
「1年検査したから大丈夫です」
という間違ったお墨つきになっちゃって
本末転倒にならないか、不安になってきました。
何年も継続した放射性物質の検査が必要です。
水俣病のときと同じことが全国で行われることになるのではと危惧しています。
??と思ったことは、放置せず追及していきます。
>全国で行われることになるのではと危惧しています。
恐ろしいことです。
水俣病
チッソ「水俣病と工場は無関係」(御用学者が援護射撃)
アスベスト
日本石綿協会「石綿での健康障害、あり得ぬ」
→ アスベスト規制法案が廃案
どちらも被害が報告されてから政府が認める迄に
20年以上かかっています。
そして今。
ただちに影響はない、食べて応援・・・・
御用学者と既得利権に目がくらんだ企業、官僚、政治家が
引き起こした歴時に残る人災がまた増えようとしてます。
小出先生の本を読んだり、こちらのブログを拝見するたび
自分に今できる事はなにか、考えさせられます。