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ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

安岡洋上風力反対集会に参加。巨大風車20基建設予定の安岡の海を眺め、貝殻を見つめる。

2013-12-22 | 風力発電は危険

私は、本日下関市の安岡地区で開催された安岡洋上風力反対集会に参加しました。近隣住民のみなさんが集まっておられました。その様子を報告します。

●集会は本日で2回目。最初の集会は30人位集まった。現在署名は4000筆を超えた。

●ほとんどの人がこの風力発電に気づいていない。計画が下関市民に秘密にされているかのようだ。

●地元の海が好きで自宅を新築するのを子供と楽しみにしていたのに、このような計画を知り、いろいろ調べて危険性を知った。子供の未来を心配している。

●地元で海が見える土地を購入し、長生きしたいと思っているのに、このような計画を知り驚いた。不動産の価値も下がる。

●近くの風車立地地域で「牛の乳が出なくなった、オスの牛が交尾をしなくなった」「2重サッシにしても眠れない」という話を聞いた。ゴーストタウンになってしまう。

●署名を集めているとき「原発よりましじゃないか」という人がいた。

●遠くに立てればいいじゃないかという人がいるが、建設会社は計画より沖に変更するようなことは考えていない。

●野鳥の調査が始まっているようだが、建設会社の外注。

●風車建設予定地域の近くに住んでいない人というのは、計画に賛成してしまうため、多数決自体がよくない。

●いろいろな活動の提案。人手が足りない。 草の根に署名活動など頑張る必要性。

●ホームページができたので知らせていく。http://yasuoka-wind.jimdo.com/


私は山口県内の海岸線の浜辺を貝殻の採集をして回ったことがあります。日本海側と周防灘側では貝の種類が違います。長門の海岸や角島は貝殻の種類が多く、微小貝を多数採集できました。見島で大変希少なユリヤガイを見つけて興奮したことがあります。

周防灘側には秋穂の東まで行きましたが微小貝はみつけることができませんでした。人工ビーチとかテトラポットがあったり、コンビナート地帯だったりすると、生物多様性が失われてしまいます。浜辺を自然のままにしておかないと小さな小さな貝類はいなくなります。安岡の浜辺には5ミリ程度の微小貝の貝殻はありませんでしたがこういった貝殻はありました。(下画像)

安岡の浜辺で拾った貝殻↓ シドロガイ ツメタガイ タカノハガイ キンギョガイ キサゴ (違ってたらすみません)

自然界は人間だけのものではありません。風車を海の中へたてれば、海の生き物への影響、海鳥への影響もあります。

安岡海岸沖合には貴重な生物がいる(アカウミガメ・カブトガニ・ウナギ・トビハゼ、カラスバト・コクガン・ヒシクイ他)そうです。

よく、「ちゃんと場所を選んで立てればいい」という人がいますが、それはご都合主義と思います。人間が住んでいないようなところに風車をたてれば、ものすごい自然破壊になるし、道路がすでにあるようなところにたてれば必ず人家がある。日本にたてていい場所などありません。

今でさえもう自然をいためつけている状態なのにその上、固定買取制度を利用した売電のために、海を、生き物を、人の暮らしを犠牲にする必要があるでしょうか?電気は足りています。

 

 

実際に建設予定地を見て驚きました。住宅密集地にものすごく近い!一番近いところで500mです。そして2~3km圏に病院と学校!そこに20基も!

 

 

 

 


「安岡沖洋上風力発電建設に反対する会」HPと反対集会(12/22) 

2013-12-21 | 風力発電は危険

安岡沖洋上風力発電建設に反対する会のホームページ   より転載

「安岡沖洋上風力発電建設に反対する住民集会」開催のお知らせ

私たちは風力発電が安岡沖に建設されることに強く反対し署名活動を行ってまいりました。署名は相当数に上っていますが、さらに一人でも多くの方に反対の会の存在を知っていただこうと、このたび下記の要領で、風力発電建設反対について、話し合いの会を開催することにしました。多くの方のご来場をお待ちしています。

日時:平成25年12月22日(日曜日)、午前10:00から12:00

場所:下関市役所安岡支所3階講堂

※駐車場が道路拡幅工事により狭くなっております。できるだけ公共交通機関でのご来場をお願いします。

 


  


あのちゃんのマンガでよくわかる風力発電の嘘!風車に夢とかロマンは要りません。

2013-12-16 | 風力発電は危険

 

 

 


 


 

 

 

 

市民発電所はどこへ行くのか? 風車編 PDF

 

 

 

 

 


 (管理人より) 

冴え渡るあのちゃんの漫画です。今、再エネ問題のマンガでは間違いなくナンバーワンのクリエイターさん。私は書籍化すべきと思ってます。

あのちゃんブログも超オススメです!再エネの欺瞞について漫画で解説。太陽光パネルの欺瞞もわかりやすいので次の記事にあげようかな。

あのちゃん ディストピアなう

私たちが生きてる時代はディストピアだよね、ほんとに。テレビや映画の世界ではないよ。

 

白黒バージョンはチラシに活用しやすいようにお願いしました。

●山の風車建設計画には 山バージョン PDF版DLはこちら→風力発電はいらない!   

●洋上風車建設計画には 海バージョン PDF版DLはこちら→洋上風車はいらない!

さらに

市民がやればいいと勘違いしてる人には PDF版DLはこちら→市民発電所はどこへ行くのか?風車編

漫画の裏に刷ってもいいね!10個のQ&A  風力発電がいらない10の理由       

PDF版
JPEG版
JPEG 低画質版  

お友達に配っても、自宅冷蔵庫、実家冷蔵庫、トイレに貼ってもOK!

さあ、プリントアウト! 

 


下関・安岡沖の洋上風力発電に対する周辺住民の反対意見を読む (2)バードストライク問題

2013-10-31 | 風力発電は危険

http://www.wbsj.org/activity/conservation/habitat-conservation/wind-power/wind-plants-construction-pj/fureshima_120511/ 日本野鳥の会 HP より

長周新聞 2013年10/25

 下関市にはすでに32基、豊浦町に10基もあり、騒音被害が出ている様子。「ジェット機が飛ぶような音」とは・・・・

   https://www.facebook.com/shimonoseki.smartcity  より 

 

 青年会議所主催のスマートシティのイベントには、知事選候補者だった飯田てつなり氏も出席。チラシ表には洋上風力も書き込まれており、飯田氏も 「大規模な」洋上風力発電を推進しています。チラシに使われている写真が、選挙の時と全く同じでした。にもかかわらず、脱原発市民に対して「洋上風力を止めなければいけませんね」と言われているというのはどういうことでしょうか?私には理由がわかりません。

昨年の知事選挙で山口県内の脱原発を目指す市民は、そのほとんどが飯田氏を応援しました。なぜかわからないのですがその人達の中に、一定程度、「大規模の再エネはだめ、地元で市民が行う小規模の再エネなら素晴らしい」と思い込んでいる市民達が存在します。

「小さい風車は感じがいい」「地域で市民が小規模の再エネをするのは大切」など直接聞いた事があります。

小規模であっても、その数が増えれば、結局は工業製品ですから総量は同じこと。使えなくなればゴミです。小規模の再エネもデメリットは変わらないのに、「自然エネルギーがなければ脱原発できない」と信じ込んでいるようすが、脱原発市民と実際に話してみてわかりました。

「原発よりまし」「自然エネルギーは世界の流れ」というトークを信じきって、脱原発市民はグループで、あるいは個人で活動しています。

そんな脱原発市民が大規模風力である洋上風力をやめてほしいと、飯田氏に言うと「止めなければいけませんね」と市民に合わせて言うのはなぜなのでしょうか?

日本が国策として大規模風力発電を行うしくみ(電力買取制度)を作ったのは飯田氏本人です。ならば言ってることと矛盾します。仕組みを作っておいて反対するなんて、どう考えてもおかしな話。

だけど、それを脱原発市民は指摘しません。以下は2013年3月22日の週刊金曜日の記事です。「風力・太陽光発電を加速する必要がある」と言われています。

私が驚くのは、「ドイツでは風車で売電して儲かっているから、うるさいという人がいない」という一文でした。

それなら原発だって「原発でお金が儲かれば、健康被害が出ても放射能は危ないという人がいない」という論理と同じではないかと思います。

このような考え方の人が脱原発できるのだろうか?と疑問を持ちました。私は正直これを読んですごく悲しくなりました。直接ご本人にお会いして話した印象と違う考え方・・・・残念です。

私が名前を挙げてこのようにブログ記事にしたのは、飯田氏が選挙の候補者だったからです。知事選、そして国政選挙の立候補者であった人の発言は、少なくとも一般の人よりは社会的な責任が問われると私は思います。

  

私は以前に宇部市のコミュニティパワー会議(飯田氏のISEP主催)の中継をIWJで見ましたが、バードストライク問題について話題になりましたがまったく納得のいかない内容でした。

海外ではそのほかの鳥の事故の際の死亡数とあまり変わらないという話でした。しかも、希少種がいる地域はゾーニングしてそうでない地域と分けるという案が出されて、それも「何か違う」と私は思いました。鳥は飛びますので、分けて風車を立てたところで意味がありません。希少な鳥だけでなく生態系にとってはすべての鳥が大事だと思います。命に種類で差をつけてはいけないと感じます。

以下の動画をご覧下さい。バードストライク問題については16:45~ 

 

風車の設置は安定した風が発生するところになるわけで、そこは同時に風を利用して飛ぶ猛禽類やカモメ類の生息地と重なります。風車のブレードの先端は時速150km~300kmに達します。遠くから見るとゆっくり回ってるように見えても至近距離だと目視できないスピード。

コウモリが風車に近づいただけで大量死するとは知りませんでした。バードストライク問題ということで鳥のことしか考えていなかった自分が恥ずかしくなりました。

日本自然保護協会HP 風力発電所建設問題より

   

日本における鳥類の風力発電施設への衝突事故死の発見事例 http://www.wbsj.org/press/pdf/100210_case.pdf

海の近くの風車では海鳥も犠牲になっています。

日本野鳥の会山口県支部、(公財)日本野鳥の会は、下関市安岡沖の大規模な洋上風力発電施設建設計画に関して要望書を提出しました。 添付資料を見ると、カンムリウミスズメもいました。

http://www.wbsj.org/activity/conservation/habitat-conservation/wind-power/wind-plants-construction-pj/wind-p-shimonoseki20110623/

  

 体や羽が風車のブレードで切断されてしまった鳥。体を強打されて死んでしまった鳥。近づいただけで死んでしまったコウモリ。

 

 

私たち人間は、電気のために、このように生き物の命を奪い、生態系を壊していいのでしょうか?

鳥の命が粗末にされ、次は人の命も粗末にされます。

環境省が「鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き」を出してますが、防止策はただ一つ。

風車を作らないこと。それだけです。


下関・安岡沖の洋上風力発電に対する周辺住民の反対意見を読む (1) 

2013-10-31 | 風力発電は危険

長周新聞 2013年10/23 記事より

 

 


記事を読むと、安岡には風車の2km以内に病院、学校、住宅が有り、シャドウフリッカー・低周波・騒音についても懸念されています。以下の動画をご覧下さい。日中このような影が毎日視界に入ってきたらと思うと恐ろしいです。いくら儲かったとしても失われた健康は戻ってきません。

 

低周波は聞こえなくても空気の振動で体調が悪化する人がいます。風切り音など聞こえる騒音の問題もあります。

 

 

 

 

 http://nanzumn.web.fc2.com/fusha/fusha.html  より

 

 

 


風車のメンテナンスは地上100mから宙吊り命懸け、原子炉ダイバー1回の潜水で4.5mSvの被曝

2013-08-03 | 風力発電は危険

 

 (管理人より)

私は風力発電設備のメンテナンスについて調べました。 家庭用の扇風機ですら、古くなったら火を噴いて火事になったりします。 羽もいたむと、より音がしてしまう。

風力発電の風車のブレードは巨大です。そのメンテナンスもまさに命懸け。バンジージャンプも真っ青。

http://www.hokutaku-co.jp/ropework.html より

作業員の人が地上100mの風車のてっぺんからロープ一本で宙吊りになって風車のプロペラをチェックしていました。

このような命懸けの労働が必要となります。 落ちたら確実に死にます。 かんたんに風力発電を推進する人は、このような危険な労働が必要となることを知っているのでしょうか?

★風力発電を推進する人は、自分はロープで宙吊りになって風車の羽を検査する労働はしません。

 

 


★原発を推進する人は、自分は危険な被曝労働をしません。

原発の被曝労働に対して 「それなりのお金をもらってるんでしょ?」と平気で言う人がいます。 実態がわかってないばかりか、すべてがお金で解決するという間違った認識。

そういう人が原発を生み出してきたし、増やし継続もさせてきたわけです。 下記サイトもご覧下さい。

【被曝】被曝者の治療が凄まじい!体の内部を破壊する放射能の恐ろしさ!!【原発】

 

http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-32.html  より

原子炉水に潜る外国人作業員



――外国人がいるという話が・・・

 いるね。それは日本の法律より基準が高いから。日本人ではできない仕事を、外国人に任せる。
 ダイバーもいた。ダイバーというのは原子炉水に潜る。原子炉には、水が張ってある。あの中に潜っていく。
 その人がその後どうなったかまでは知らないけど、俺的には自殺行為だね。

――何のために潜る?

 原子炉の中にもたくさんパイプが出ている。また、シュラウドのひび割れのも問題もある。その検査や修理なんだけど、燃料を全部抜いて、水も全部抜いて、除染をしてからとなったら、莫大な金額がかかる。
 だから、潜ってくれる人がいて、例えば、「ここの面が溶接面だからずっと潜って下まで見てくれ」ということをやってくれたら、安くつく。日当を例えば50万円を払っても、その方が安い。
 おれは頼まれてもいやだね。日本人はやらないというか、法律上やれない。だから、どこの原発でも、定期的にそういう外国人が入っているはず。

――外国人とは?

 アメリカ人。ただ黒人であるとは限らない。黒人でも白人でも。
 たんぶん、原子炉メーカーのGEの下請けとか、そういう人だと思う。
 技術は必要ないね。潜水の技術ぐらい。 
 放射線の知識もそんなにいらない。放射線の知識をいくら持っていても、浴びる線量は変わらないんで。
 まあ俺たちがやっていたことは、大体、毎日のルーティンだから、それほど危ないなあということはない。
 だけど、他人がやっていることで、自分が想像もつかないことをやっているとなると、「うわー、あの人たち大丈夫なのかなあ」と思う。

http://jsuga.exblog.jp/15131856

原子炉へ潜るダイバー

 現在各国の電力会社は世界で442基の原子炉を稼働させているが、原子炉の運用にあたって1970年代から原子炉の中へ潜水するダイバーを必要としている。ダイバー企業の中には原子力発電所のダイバー潜水を専門に行っている企業があり、ある企業では250人のダイバーのうち、5人の女性ダイバーが所属している。ダイバーの養成はシアトルにあるDivers Institute of Technologyが行っている。
 通常のダイビング企業では石油・天然ガス採掘フィールドで活動しているがこれらフィールドでの作業では何カ月もの長い期間の乗船を伴うが原子炉での潜水(nuclear reactor diving )は拘束期間が短い、給与が高い、さらに任務が特殊でやりがいがあることも魅力なようだ。 これまでの作業実績として全米国内、台湾、韓国、ダイバーの作業現場となる原子炉は深さ10~25m、幅3.5~6m、透明な水中。(※ダイビングの訓練プールのようなものだ。)
ダイバーチーム:例として12名のダイバーチームで任務により約1ヶ月間、基本はダイバー1名、テンダー(水面上でホースさばきなど)1名、ダイバーの任務:水中のステンレス配管など部品の交換、落下物の回収など(場合により 5分以内の制限時間での作業もあった。)ダイバーの装備:ヘルメット潜水器、冷水ウエットスーツ(しばしば50℃を超える高温もある)、グローブ、ウエイトシューズ、給気・通信・監視TVホース、
1ダースもの線量計(膝、腕、背中、胸、足、手の甲など)を着用。
ダイバーの被爆制限:ダイバーは年間年間2,000ミリレム未満を基本とする。やむをえずの最大上限5,000ミリレムまで(アーカンソー原子炉では1回の潜水で450ミリレムの被爆を経験。)」

   ※450ミリレム=4.5ミリシーベルト http://onodekita.com/Files/20120930curir.pdf

http://blog.goo.ne.jp/mykaito/e/61a11eb887c772b5ca12063fa6256070

※ソースは消されていますが、原子炉に潜った人は失明するということもネット上で見受けられました。


 震災がれきや放射性廃棄物を燃やせという人は、自分は放射能汚染された焼却灰を焼却炉の中に入ってかきだす労働はしません。

 

関連記事

震災がれきを燃やしていた新門司焼却工場で焼却灰の中に作業員が転落死亡!  

焼却炉の作業は命懸けです

門司署が、新門司焼却工場作業員の死因は窒息死と発表


 

脱原発運動をするということは、自然を守り、労働者の命を粗末にする原発に反対することです。人間を不幸にする技術に反対することです。

脱原発市民が風力発電に賛成することや、放射性廃棄物焼却に賛成することに、私は矛盾を感じます。

「しょうがない」ですましていいのでしょうか?

原発より「まし」なのでしょうか?

「原発に代わる自然エネルギー」という言葉、ほんとうでしょうか?

非人道的な電気をつくる技術ではありませんか?

「データは新しくなった」とか、「低周波が出ない改善された」風車とか、いつかきた道ではありませんか?

これらのことはインターネット環境にない方には、知りようがありません。

ネット環境にあっても時間をかけて検索をかけて調べなければ気づきません。 

みなさんはどうお考えでしょうか?

 


三ツヶ峰ウインドシステムについて。【動画】オーストラリアABCTodayTonightより風力発電の問題点

2013-08-02 | 風力発電は危険

風力発電は海外でも問題となっています。動画はオーストラリアABCTodayTonightより風力発電の問題点。ニワトリが黄身のない卵を産むなんて驚きました。

さて三ツヶ峰ウインドシステムについての第一回山口市環境審議会(平成24年8月)の議事録がネット上に公開されていましたのでご紹介します。

株式会社ジャネックスによる風力発電事業計画(案)について

http://www.city.yamaguchi.lg.jp/cms-sypher/open_imgs/info/0000014754.pdf  より抜粋転載

 

 

 

   

 


 

ジャネックスは、審議会の中で

この間の東北の地震、東北にもいろんな事業者さんが風車を建てていますが、風車が倒壊したとか、壊れたとか、そういったのは挙がっておりません。ですから、かなり地震等には強度等含めて、強いのではないか、と思っております。

と答えています。

正直驚きました。宮城・岩手内陸地震 があったのが2008年です。地震で山一つ崩れたことは、記憶にあるはずです。なのに活断層・土砂崩れなど調べてないんですね。もし、この山に風車があったらどうなっていたのでしょうか?

「想定外」になるのでしょうか?

地震で山が消えたことを思い出す!↓ 

日本は地震の活動期に入ったので、正直私はもう風力発電を山や海に作って欲しくないです。山は崩れる、海は津波。原発と同じく、作らないことが防災だと思います。

民間企業の安全、大丈夫です、儲かりますよという口車に乗ってはいけないと私は思いました。

この審議会をうけて、経済産業省の風力部会にあげられています。

経済産業省 

http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/shingikai/600/12/24fy/241022/241022.html

環境審査顧問会風力部会 配布資料(平成24年10月22日)

http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/shingikai/600/12/24fy/241022/241022-3-2.pdf

審査書案(一式)(PDF形式(4.16mb))  より

環境影響評価方法書 補足資料 平成24年10月22日 風力部会資料

http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/shingikai/600/12/24fy/241022/241022-3-40-4.pdf

 

https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%9C%8C%E9%98%BF%E6%9D%B1%E3%80%80%E4%B8%89%E3%83%84%E3%83%B6%E5%B3%B0&ie=UTF-8&ei=oFr8UfPbLMTJkQWK9IDoAw&ved=0CAoQ_AUoAg

グーグルマップで見ても位置的によくわかりませんでした。だいたいこのあたりかなと思います。

 

http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2012/11/241130-2.html

2012年11月30日

経済産業省

 風力発電事業に係る環境影響評価方法書(35件)について審査した結果、電気事業法第46条の8第1項の規定に基づき、電源開発株式会社他計17社に対し、平成24年11月30日付けで環境保全の観点から勧告を行いました。

株式会社ジャネックス「三ツヶ峰ウインドシステム発電事業環境影響評価方法書」に対する経済産業省の勧告http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2012/11/241130-2-26.pdf

第二 回山口市環境審議会(平成24年12月18日)の議事録

http://www.city.yamaguchi.lg.jp/cms-sypher/open_imgs/info/0000019462.pdf

 

 

(管理人より) 参考資料  この度の豪雨は1時間に 138.5ミリ でした!これから常態化するのかもしれません。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130729/waf13072911590012-n1.htm

 

 

 

 

 この議事録には、発言者は「委員」としか書いてないので誰かわかりませんが、推進する方向の発言しかないです。海の方に作れとかバイオマスという話まで出ている始末!

白滝山の例が出ています。業者は「きんでん」。きんでんは 関西電力グループの会社。風力もソーラーもあります。

 

白滝山。下は航空写真。

 https://www.google.com/maps?f=q&q=34.303051,131.023284

工事中の写真が掲載されているサイト⇒http://eomai.exblog.jp/6205968/

こんなふうになってしまうんですね。ポールも太い。

ツイッターから転載させていただきました。

山口県内の風力発電を実際に見に行った知人の方から直接情報をいただきましたので転載します。

白滝山では動物が移動し 人里へ降りて来るそうです。

山をえぐり取り大きな道を作って 設置されていました。

大河内温泉の風力発電(風車)の方では「風力発電反対」と貼り紙した家もありました。

頭痛がする、騒音で夏も窓を開けられない、「設置後 問題があったら対処します」と言っていたのに設置後は出張所をすぐに閉鎖しクレームにも知らん顔…なども聞きました。

 


山口県の集中豪雨被害で考えた。風力発電はいらない。三ツヶ峰ウインドシステム計画に疑問

2013-08-01 | 風力発電は危険

管理人からのお願い 最後までどうか読んでくださいますようお願いします。m(_ _)m

 http://mainichi.jp/graph/2013/07/28/20130728k0000e040094000c/025.html  より 

記録的な豪雨により発生した土砂崩れで押し流された民家=山口県阿武町福田上で2013年7月28日午後5時21分、本社ヘリから野田武撮影 

 山口県の萩、阿武町、阿東町で記録的な集中豪雨があり大きな被害が出ました。http://matome.naver.jp/odai/2137502878188265201 

土砂崩れ、河川の氾濫、線路の水没。ゲリラ豪雨の恐ろしさを見せつけられました。家ごと流されている映像を見ていて自然の脅威に震え上がったわけですが、これからも天候が不安定となり、このようなことが起こることは予想されるので、中山間地の耕作放棄地にソーラーパネルや、山の尾根に風車の発電設備なんて到底無理、設置できないとすぐに思いました。

 実は今、阿東町に風力発電の計画があります。 

電力開発のジャネックス(福岡市)が、山口市と島根県吉賀町で出力4万キロワットの風力発電所の建設を計画していることが7日、分かった。2017年4月の運転開始と中国電力への売電を予定している。

山口市の阿東、徳地地区と島根県吉賀町の柿木地区にまたがる山の尾根に、出力2千キロワットの風車20基を建設する。風車は直径85・3メートル、高さ119メートルで、総事業費約140億円を見込んでいる。15年4月に着工し、2年後の完成を目指す。建設用地は公有林と民有林。西中国山地での風力発電所としては、ソフトバンクや三菱商事などが出資するグリーンパワーインベストメント(東京)が15年1月の運転開始を目指す浜田市の風車29基、出力4万8千キロワットに次ぐ規模となる。(中國新聞から)

「三ツヶ峰ウインドシステム発電事業」のことで昨年から始まっています。

経済産業省に環境審査顧問会風力部会というのがあってそこが国策としてすすめています。本当に国策で進めて大丈夫なのかと思いました。原発を日本中に54基も作った時と同じようなシステムで進められています。

40年近く組織を持たず反原発運動に関わってこられた山田征さんのお話をお聞きください。動画の下は内容おこしです。

 

風力・太陽光は「自然エネルギー」という言葉が使われているが、それらを電気に変える道具は工業製品。

風車は小さなものでもポールが70m、羽が30m、合わせて100mの高さ。 

羽の中はベニヤ、強化プラスティックでコーティング。石油の塊のようなもの。 

30mの羽が30tの重さ。3枚の羽をとめるナセル部分に50tの発電機。ポールが数百t。巨大な金槌を逆さに立てるようなもの

それを支えるには、倒れないように40m四方深さ10mの穴を掘る。

 

南アルプス連峰に丸紅子会社が60基の風車を建てる計画があり、地元の反対運動に加わった。

40m四方、深さ10mの穴を掘るため、10tトラックで740~750台分の残土が出る。山の尾根に風車を建てるので、下から10t車が往来するための道をつくり、穴を掘るための作業場を作るという自然破壊が起こる。

1つの穴を掘るのに10t車、700台で谷を埋め立ててその代わりに2000tのコンクリートを流し込む

参考 想像してみよう! 生コン車二千数百台分のコンクリートが山に流し込まれることを

風車は1基2基ではない。日本に約2000基の風車。この状況が日本中にある。

 

風車は原発と同じで外部電源がないと回らない。

風車を回す風速は5、6m/s~24m/s。30t、40t、50tの巨大な羽は自分では回らないので外部電源で回す。風車が自力で発電できる風速は12m/s以上(台風並みの風)。

冬場以外は風が吹かないためほとんどが発電しない状態。風車が止まってるのはカッコ悪いということでゆっくり同じ速度で通電して回している。風で回っているのではない。業者から聞いた話。外部電源の方が多いから赤字。黒字はない。

風車一本は1億円~5.5億円。

民間が建てる場合、国の補助金が1/3、市民団体や行政が建てる場合1/2。補助金を目当てに建てることがほとんどなので風車が回ろうと回らまいと関係がない。

http://www.kankyo-business.jp/subsidy/wind/?page=2

http://www.kan-kei.co.jp/hojo.htm

 羽が落ちてもそのまま。収支決算をオンブズマンが要求しても行政の場合は出すが民間は出さない。行政がどこで風力発電をやっても黒字になっているところは皆無。

木を切って、山をくずして、風車を建てる静岡県 三筋山 東伊豆町、東京電力の管轄。
野火止の保安林を切って21基の風車を作る計画。 
地元民はすでに18基ある風車により、振動、騒音、低周波で気が狂いそうになる。風車病。
最初、知事は反対に賛同したが、福島原発事故によってわきあがった自然エネルギーブームにより、やむをえず保安林を切ることに答申を出した。
中国企業が水を求めて日本の土地を買っても木は切らない。
日本企業は風車推進のために木を切りまくる。

行政刷新会議での自然エネルギー(風車やソーラーパネル)を促進するための提言。
保安林(防潮林、防風林、防風林など)、国有林(国定公園)、農地に建造物を建ててはいけないという規制を緩和。

http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-seido/meeting/2011/energy/120202/item16.pdf

http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-seido/meeting/2011/energy/120202/item10.pdf

  

 


 暴風で?発電用風車の40mの羽根3枚落下 三重

テレビ朝日系(ANN) 2013年4月8日(月)13時19分配信
 三重県津市と伊賀市にまたがる高原にある風力発電施設で、風車の羽根が落下していたことが分かりました。
 羽根が落下したのは、三重県の青山高原にある風力発電施設「ウインドパーク笠取」の19基ある風車のうちの1基です。鉄塔から長さ40メートルの羽根3枚が落下し、支柱が曲がりました。強風のため、羽根が落下したとみられています。施設を運営する中部電力の子会社「シーテック」によりますと、この風車は2010年12月に運転を開始し、耐用年数は17年となっていました。また、最大瞬間風速70メートルに耐えられる性能だったということです。 

 

 “45トン”がポッキリ!風力発電所の風車が落下2013.03.14 11:49

 京都府伊根町にある風力発電所で、重さ45トンある風車の先端部分が折れて落下しました。京都府は、老朽化が原因とみて詳しく調べています。 京都府によりますと、落下したのは支柱の先端部分のプロペラと発電機などで、重さは約45トンです。近くに住宅はなく、この落下によるけが人はいませんでした。

この風力発電所は2001年に運用が始まり、法定の耐用年数は2018年11月です。異常を感知した12日夜から落下が発見された13日朝までに、特に強い風は観測されていませんでした。京都府は、金属疲労で折れた可能性が高いとみて詳しく調べています。

 


山田征さんのお話を聞き、私は自分でも、自然エネルギーについていろいろ調べていました。

放射性廃棄物拡散を反対するために、調べて追求していったら、まず木質バイオマス発電の危険にぶつかりました。そこには自然エネルギーの補助金、循環型社会形成の交付金がたくさんついていて今いろんな自治体が群がるように計画しています。

風力発電も国策で補助金をつけて日本中に建てられていたのです。補助金に関してはこれからも調べていきますが、

これはまさに、電源立地交付金で、田舎の自治体の人をお金で黙らせ、日本中に原子力発電所を拡大していったシステムと同じだと私は気づきました。

結局ゼネコンが儲かる大型公共工事にもなっているし、ヘリコプターで山の上から撮影した画像を見ると、自然破壊そのものだなと思います。山が木を切られて、保水力を失い、さらにまた洪水になってしまうのではないかと懸念します。

つい最近、こんなに風車の羽や発電機などの落下事故が起きているなんて知りませんでした。風車病などの低周波被害も思ったよりもはるかに深刻です。恐怖を感じました。

参考 http://iinoakazonae03.blog77.fc2.com/blog-entry-5874.html

自然破壊した上に、何億円もかけて耐用年数が17年しかない発電施設なんて、経済合理性もないと私は思います。

原発より 「よりまし」 かどうかの判断材料にしていただきたいと思います。