なんだかんだで、東京オリンピック&パラリンピックも無事に終了しましたが、今日はまず、札幌市内にある、このとおり五輪マークのついた施設の写真から。
札幌市東区に、行政地名ではないのだけど、「美香保(みかほ)」と呼ばれる地域があり、学校をはじめ、様々な施設にその名前が冠されています。
この名前、他の地域の例に漏れず、アイヌ語由来なのかなとずっと思っていましたが、こちらの案内板にあるとおり、人名が由来となっています。
昭和3年(1928年)、この地区の地主であった「宮村朔三」、「柏村忠八」、「大塚藤四郎」の三氏が用地を提供して公園が整備され、三氏の頭文字を取った「ミカオ公園」と名付けられました。
同10年(1935年)に公園は札幌市に寄贈され、公園名に「美香保」という文字が充てられることとなり、それが地域の通称地名となり、現在に至っています。
別な案内板。
ここにもあるとおり、この公園は、昭和47年(1972年)の冬季オリンピック競技会場として使用されています。
冒頭の体育館は競技会場のために、オリンピックの二年前に建設され、現在も、夏(5月~9月)は体育館として、冬(11月~4月)はスケートリンクとして、広く市民に利用されています。
園内には野球場も設置されています。
少年野球チームとかが利用しているのかな。
園内には特徴的な巨木が多く見られます。
北海道大学の構内でおなじみのポプラ並木だそうです。
園内には遊具施設も多数。
あ、これは、先日、北区篠路の「五ノ戸の森緑地」で見つけて、「シンクロナイズドスイミングで足を水面から出している演技のよう」と書いたものと同じですね。
解説板がありましたが、分かるような分からないような・・・。
まあ、子供たちに創意工夫で色々な遊び方を見出してもらうことが狙いなのでしょうかね。
「ソーシャルディスタンス」という言葉が生まれて一年以上経ちますが、最近ちょっと、薄れてきている感がありますね。
ワクチン接種も進んでいますが、基本的な感染対策は今後とも徹底せねばならないと思います。
面積は小さいですが、地域の方から寄贈された「牡丹園」があります。
今度は、綺麗に咲いている時期に来てみようと思います。
野球場は二か所ありますが、こちらの方はナイター設備も設置されています。
小高い山。
私も子供の頃は、こういう場所で遊ぶのが大好きでした。
平日の午後ということもあってか、テニスコートの利用者はいませんでした。
広い公園なので、じっくりと見て歩くだけで結構な時間を要しますが、それだけに、散歩だけでもかなりの運動量になると思います。