北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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白井の森

2021-10-19 21:06:34 | 札幌

 

幹線道路沿いに見える小さな森。

場所は西区発寒の、地下鉄宮の沢駅の近くですが、以前から何だろうと思っていたので、ちょっと接近してみました。

 

 

 

 

樹種はわかりませんが、一面の緑で、ちょっとした森林浴気分を味わえそうです。

童心に帰って、木を盾にして「鬼ごっこ」なんて楽しいかも。

 

 

 

一角に、一つの碑が設置されていました。

 

 

「ここの原始林は明治の末白井栄磨さんが森を守り木を植えて『今見ればなんのことなき石狩野草木を分けて入りしころを』と詠んで『白井の森』として広く親しまれてきたものを 昭和五十三年都市緑地保全法の指定で市有林となったものです」

と書かれてあります。

白井栄磨さんという方についてちょっと調べてみましたが、検索しても特に情報もなく、図書館で読んだ、地域の歴史に関する本にも、この森と碑に関することは書かれていても、白井さんというのがどういう方なのかという記述には、今のところだけど、出会えていません。

そうか、市有林だったんですね。ならば、安易に「森林浴」だの「鬼ごっこ」だのと考えることはできないというわけか。

以前、道南の八雲町に住んでいたとき、友人達とよく一緒に遊んでいた広場があったのですが、大人になってから久しぶりにそこへ行ってみたところ、なんとなんと、財務省所管の国有地だったということが判明し、そういう土地を取り扱うこともある職業柄大変驚いたのだけど、それに近い驚きがありました。

 

 

ところで、森の奥に、何やら見覚えのある看板が・・・。

 

 

そうなんです。昨日紹介した「Cafe またたび」さんは、接面する「二十四軒・手稲通」から森の中を通って行った所に出入口があるのです。

「発見!タカトシランド」でも、トシさんと、ゲストの大和田伸也さんは、森の中を通ってこちらの入口から入っていきましたが、正に、「隠れ家的カフェ」といったところですかね。

 

コメント (4)
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