EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

毎日杯・日経賞・タイガース・高校野球

2010年03月27日 | 競馬

 久しぶりに競馬の話題を。今日阪神競馬場で行われた毎日杯は東上最終便にふさわしいメンバーが揃いました。良血と言われ、前走でも致命的な不利を受けながらも勝利したルーラシップを筆頭に、ディープの近親でデビュー2連勝中のリルダヴァル、共同通信杯2着のダノンシャンティーなどこれまでのトライアルと遜色ないメンバーとなりました。レースは中団から見事な末脚を繰り出したダノンシャンティーが重賞初勝利。前走でも末脚の破壊力は際立っていましたが、ここでもやはり1枚違う末脚でした。フジキセキ産句であれだけの切れ味を発揮するということは距離には少々不安もありそうですが、皐月賞に行くのか、マツクニ厩舎の出世街道と言えるNHKマイルからダービーという路線へ進むのか注目されるところです。マツクニ&安勝とのコンビで毎日杯と言えばキングカメハメハが思い出されます。G1でも注目したい1頭です。しかし、この馬にしても若葉S2着のヒルノダムールにしてもいずれも年末のラジオNIKKEI杯のメンバーは今思えば豪華メンバーだったんですね。去年はG1馬3頭を生む出した伝説の新馬戦が有名になりましたが、今年は伝説のG3となるような気がします。

 ルーラシップは内々で少々苦しい競馬だったように思います。出遅れもあり、まだまだ幼さを残す面もあるのかなという印象。皐月賞出走は叶いそうにないので、ダービーへ向けて頑張って欲しいものです。3着のリルダヴァルは休み明けながらも好走しました。やはり素質馬なんでしょう。賞金的に皐月賞は微妙でしょうからこっちもダービーへ向けてトライアルへと言ったところでしょうか。最後に直線で故障を発生したザタイキ。予後不良という最悪な結果になり馬はかわいそうですが、落馬した武豊騎手の状態も気になるところです。かなりの個所を骨折しているようで、皐月賞騎乗も絶望的なのではないかと思われます。そうなるとあの馬の鞍乗は誰に?と思わずにはいられません。あるいは武豊のことだから驚異的な回復で皐月賞に間に合うのかなどなど今年のクラシックはいろんな意味で楽しみが増えそうです。

 日経賞の方はロジユニヴァースの復帰戦として注目を集めました。ダービー以来ということもあり馬券的には最初から外してかかり、勝ったマイネルキッツを買ったまでは良かったのですが、如何せん2着馬を買っていなかったもので撃沈。天皇賞へ向けてマイネルキッツは好発進と言ったところですが、ダイヤモンドS勝ちのあの馬がいるので、天皇賞連覇は厳しいかもしれません。ロジユニヴァースは敗れたとはいえ僅差の6着。天皇賞は距離微妙という感じがしますが、出てきて欲しいものです。

 さて今日はスポーツ盛りだくさん。高校野球も熱戦が繰り広げられていますが、山陰のピカソの問題発言で注目を浴びる21世紀枠。今日もその代表である徳島県立川島高校が第2試合に登場。相手は昨秋の明治神宮大会の覇者大垣日大。通常であれば大差がついても仕方ない組み合わせですが、序盤から川島が善戦して、一時はリードを奪うなどまさに21世紀枠とは思えない戦いぶりでした。問題発言など色々と物議を醸し出す21世紀枠ですが、そもそも箸にも棒にも引っかからないような弱いチームは選抜されておらず、今でこそチーム力がついた大垣日大も初出場は21世紀枠での出場でした。春の選抜はあくまでも“選抜”であり、秋の大会の結果で出られるというものではないことは昔から決まったものであり、21世紀枠に負けたから云々という問題発言は勢い余って出てものであっても教職に就くいい大人が発言するものではありません。こんな監督が率いたチームでは中国大会№1でも1回戦で負けて当たり前と言えるでしょう。選抜の意味がわからない監督が率いているんですからルールがわからず野球をしているようなもんです。チームとしてはピカソだかなんだか知りませんが、辞めてもらって良かったのではないかと思います。ピカソには川島や向陽の戦いぶり見て、野球は選手を集めれば勝てるというものではないということを思い知って欲しいものです。

 さて選手を集めなければ話にならない方の野球はというと、すっかり阪神タイガースに一員になった城島の活躍で今日もタイガースは激勝しました。城島のサヨナラホームランなんて画に描いたような展開になるとは…やはり持っているものが違うということなんでしょう。金本にしても同じことが言え、よそから来る人は違いますな。阪神生え抜きであんなスター選手最近では思い当たりません。新庄がスターだったという人もいるでしょうが、実力的に城島や金本の足元にも及びません。やはり日本一になったあの85年のメンバー以来スター性のある生え抜きは出ていないということなんでしょう。唯一スター性があった今岡も放り出されてしまいましたし…ロッテで頑張っているようですね[E:happy02]しかし、城島のサヨナラホームランという劇的な勝利があって勢いがつくのはいいですが、2試合とも先制されて、さらに今日は逃げ切りに失敗しての結果だけに、このままでは長持ちしないという気がしないでもないです。勢いを継続させるには打つ方だけでなく、緻密な守りの野球を展開していく必要もあると思います。まぁ何にしても巨人を独走させない面白い野球を今年は期待したいものです。


ダイナマイト打線復活か?

2010年03月27日 | 野球

091004hanshin8247  トップ画像は甲子園行きノンストップ特急。リアルタイムで運転されたものではありませんが、いよいよプロ野球が開幕し、この列車が運転されるシーズンが到来しました。甲子園では高校野球が行われているため、プロ野球仕様の臨時特急運転はまだ少し先になります。昨日の阪神‐横浜の開幕戦は京セラドーム大阪にて行われました。阪神なんば線もさぞにぎわったことでしょう。京セラドームの観客輸送は阪神の独占とはなりませんが、JR、地下鉄との分担率はどれぐらいなんでしょうかね。阪神なんば線開業後の輸送状況が気になるところです。

 鉄道の話はこれぐらいにして、昨日の開幕戦。仕事のためテレビ観戦はできず、途中までカーラジオにて観戦しました。いきなり横浜に3点を先制されて、今年もダメかと思われましたが、ここからが新ダイナマイト打線の本領を発揮。天敵三浦がいないことも功を奏したのかもしれませんが、まさに怒涛の攻撃で一気に逆転。エース岩田不在で先発陣に不安を抱えるだけに今年は打線の援護が十分でなければ優勝どころかAクラスも厳しいと思われます。打線は水ものだけに破壊力よりも得点力が欲しいところもありますが、2010年のタイガース打線に期待を抱かせる攻撃が昨日は見られたように思います。問題としては投手戦となったときの得点力。打つだけでなく、足をからめた攻撃ができるかどうかが今年のポイントと言えます。先にも書いたように打線は水もの。打てないときは打てません。打てなくても点を取る野球ができるかどうかが打倒巨人への一歩と思えます。そう考えると今の打線に赤星がいれば…と思ってしまいます。足のある新人藤川や大和、上本あたりの台頭を期待したいところです。