EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

阪急京都線朝ラッシュ時

2010年03月16日 | ダイヤ

100316hky9304  阪急京都線のダイヤ改正から3日が経ちました。前回のダイヤ改正と比べると全般的に落ち着いた感はあります。なんせ前回改正では夕方ラッシュ時などは快速急行に利用者が集中して、ピーク時間帯を外した時間帯でも大混雑しているような状態でしたが、今回はそのような混乱は起こっていないようです。夕方ピーク時間帯はまだ乗っていないのでコメントできませんので、とりあえず朝ラッシュ時の早目のピーク時間帯前の状況を少々。茨木市~梅田間の乗車ですが、7時から7時30分の間しばし観察してみました。茨木市発7時台最初の優等は快速です。梅田までは準急と同じ停車駅で、8分前に快速急行が出ている割にはまぁまぁの乗りでした。もっとも快速は9300系での運用なだけに見た目ほどの混雑ではないかもしれません。続く快速急行は同駅7時14分発。これも9300系でした。ピーク前の時間帯だけに9300系を集中して運用しているのでしょうか。混雑率はそれほどひどいという印象はありません。これなら9300系快速急行も十分運転できるという程度のものでした。次の快速急行は7時24分、これまた9300系。こちらはかなりの混雑度でした。以前のダイヤなら準急が運転されていたスジですが、ピーク前とはいえ、押し込みが発生するほどの乗り具合でした。100316hky9302

 そして真打ち登場で7時33分に通勤特急が到着。その前に堺筋準急が待避線に到着して茨木市で緩急接続を行います。堺筋準急の車内も程よく混雑しており、通勤特急の乗り換え客を詰め込み混雑はさらに増した感があります。私はとりあえず通勤特急に梅田まで乗車しました。先頭車に乗ったこともあってか、結構な混雑でした。もっともその前の9300系快速急行が押し込みがあって発車が遅れていたのに比べるとまだまだ余裕のある混雑度だったように思います。茨木市到着がやや遅れ気味で、茨木市から相川手前あたりまでは快走しましたが、そこから先はノロノロ運転。淡路で天下茶屋行きを追い抜く形で通過したものの、先行する普通に頭を押さえられる形で十三までノロノロ運転は続きました。梅田到着は若干遅れ気味でした。

100316hkyibarakishi  通勤特急は女性専用車があるため、実質的な輸送力は7.5両程度といったところで、同車の設定がない快速急行と比べると輸送力が劣ります。同じ9300系使用でも輸送力に差があることは否めませんが、それをもってしても快速急行だと混雑率が通勤特急よりも悪化するのはやはり淡路での堺筋方面乗り換えの需要が強いということなんでしょう。通勤特急と茨木市で緩急接続する堺筋準急の乗りも結構なものがあり、堺筋方面への直通列車の根強い人気を実感する次第です。そういった意味では十三、梅田へは通勤特急、淡路から堺筋方面へは堺筋準急と方面別で電車を設定しているところは評価すべきなのかもしれません。